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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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「大地の恵み・日本の農業賞 記念コンサート」の観覧にいってきました。おいしいものにも、素敵な人にも、愛と努力に裏打ちされた理由(わけ)があるのですね。

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NHKホールで開催された「第45回 日本農業賞表彰式案&大地の恵み・日本農業賞記念コンサート」の観覧にいってきました。
表彰式が終わって20分ほどの休憩時間があり、開演前には思いもかけないかたの前説があったのです。
入場時にいただいたプログラムをよくみていれば司会がどなたなのかわかったのですが、きよしさんが歌唱される曲目をチェックしたところで満足してしまい、それ以外の項目をよくみていなかったものですから(汗)。

「皆さ~ん、それでは拍手の練習をお願いします」
そのかたは、嬉々として、拍手とトメの合図をされ、皆が、チャッ、チャ、チャ、チャッ! と拍手をすると、
「一度、これ、やってみたかったんです」
と(笑)。
さて、そのかたはどなただったでしょう?
そう、高山哲哉アナウンサーだったのです。
「NHK歌謡コンサート」が今月いっぱいで終わってしまうことが、さびしく思えていたわたしには、ほんとうに嬉しいことでした。

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オープニングはNHK東京自動合唱団の皆さんが左右、それぞれ横一列に並ばれ、その前に出演者の皆さんが勢ぞろいされました。
高山さんが、”氷川さんは家庭菜園をされているんですよね。どんなものを?”
というようなことを聞いてくださると、
「みかんとかさまざま...」
とのお答えをされたきよしさんでした(笑)。

”日本の情景がうかぶ歌のメドレー”(だったかと思います)ということで、
トップバッターはきよしさんでした。
フォーマルな雰囲気の黒(変わり織りでしょうか?)の三つ揃いのタキシードをお召しになっていました。
シャツは白、蝶タイは黒、靴は黒のエナメルです。
歌ってくださったのは、
「達者でナ」でした。
合唱団の皆さんのコーラスもはいって、きよしさんの歌声が朗々と響いて、日本ののどかな風景がうかんできたのです。
プログラムをみたときには、想像できていなかったのですが、”農業賞”にふさわしい幕開けだなあと、きよしさんの歌唱が感じさせくださいました。
「知床旅情」を唯月ふうかさん、「赤とんぼ」をクリス・ハートさん、「あの町この町」を城之内早苗さん、「砂山」を鳥羽一郎さんが歌われました。
クリスさんが「赤とんぼ」を歌っていらっしゃるとき、きよしさんがクリスさんの歌声に身を委ねるように気持ちよさそうに口ずさんでいらしたのです。
わたし、そんなきよしさんをみていると、きよしさんてなんて歌うことが好きなんだろう。そして、きよしさんはどんなときも素敵だけれど、やっぱり歌っているときがいちばん魅力的で素敵だなあとしみじみ感じて...。
こちらまで幸せな思いになるのです。

舞台上手側に前後2列にイスがおかれていて、そこに高山さんはじめ、歌手の皆さんが着席されたのですが、きよしさんの姿がありません。
あれ、きよしさん、どうされたのかしら?
と思ってみていたら、大賞を受賞されたかたをまじえてのトークコーナーということで、
きよしさんは”集団組織の部”で大賞を受賞された”ながさき西海農協 させぼ地区かんきつ部会”の代表のかたをエスコートしながらステージに登場されました。
みかんを育てるエキスパートというjことで、きよしさんのテンションが一気にあがったようでしたが、まずはみかんのむき方をレクチャーしてくださったところで、自慢のみかんがワゴンに載せられてはこばれてきて、試食タイムとなり、皆さん、甘くておいしいと絶賛されていたのです。
きよしさんは、「僕もみかんを育てているんですけれども」と前置きされて、みかんを甘くするコツをおしえていただこうとしたのですが、きよしさんのそのひとことに、
「わたしも”みかん農家”ですというみたいですね~」
と高山さんにうけていました(笑)。
木の下に透湿性のシートを敷いて、7月以降の水のコントロールがたいせつというようなお答えで、簡単にできるようなことではないのですね。
鳥羽さんが、”それだけ手間ひまがかかっているんだよ”とおっしゃっていたのですが、ほんとうにそのとおりですね。

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※ブロッコリー、薬膳カレー・ルー、そしてカリーヌードルを購入しました。

ここで、”花がテーマになった歌”ということで、
「みかんの花咲く丘」を唯月さん、「あじさい橋」を城之内さんが歌唱され、きよしさんの登場です。
コンサート会場のごとくたくさんのペンライトがまたたくなか、歌ってくださったのは、
「あざみの歌」でした。
ピンクと紫の中間のようなあざみの色は、”あざみ色”といってよいでしょうか?
ステージのバックにはあざみ色のライトで描かれたあざみのシルエットがうきあがり、きよしさん自身も”あざみ色”のライトを浴び、その身にまとうようにして切々と歌ってくださいましたが、その歌声の響きは流麗で心洗われるようだったのです。
2コーラスめは3番を歌ってくださったのですが、あらためてその歌詩にも感じいりました。
”♪いとしき花よ 汝(な)はあざみ 
こころの花よ 汝はあざみ
さだめの径(みち)は果てなくも 
香れよ せめてわが胸に”
まで歌われると、
”♪ああ ああ”
という最後の歌詩を、切なさのなかに激しさをにじませて歌いあげ、そのロマンチックな歌唱に、ほお~とため息がこぼれたのです。

次は”個別経営の部”で大賞を受賞されたキュウリをつくっておられる堀越徹也さんが鳥羽さんにエスコートされて登場され、前方席にすわっておられた皆さんがいっせいにうちわをあげて応援されると、
堀越さんが、”氷川さんに負けないように”とおっしゃったので、場内大爆笑でした。
双子の弟さんも加わって、堀越ブラザースのキュウリづくり談義がもりあがったところで、キュウリやお味噌、キュウリのお漬物がワゴンで運ばれてきて、きよしさんは食べやすいように楊枝をさしてくださっていたお漬物を召しあがると、おいしさにその場で小躍りされたのです(喜)。
高山さんがお味の感想をうかがいたいと、
「お漬物を召しあがったかた?」とおたずねになると、
きよしさんは素早く右手を頭上高くあげられたのですが、やっぱりその手指の美しさにうっとりしたのです。
お漬物のお味については、「相当、おいしかったですよ~」と大絶賛されていました。
きゅうりをまっすぐに育てるコツをお話しくださったのですが、なんだか難しそう(笑)。ここでもプロの技はすごいのだなあと思ったのです。
楽しそうにおいしそうに試食されている出演者の皆様に、「(会場の)3000人の”食べたい”というまなざしが痛くないですか?」と高山さんがおっしゃると、またも爆笑となりました。

ここで、”人と人との絆を歌った歌のコーナー”となり、これから歌唱されるクリスさんについて、先月、第一子が誕生されたことを高山さんが紹介されると、おめでとうの拍手がおこって...。
きよしさんも拍手をおくられ、こんなことをいったら失礼かもしれませんが、でも、なんとなくさびしそうにもみえたのです。
すると、「鳥羽さんが氷川さんにひとこといいたいことがあるそうです」と高山さんがきりだされると、
鳥羽さんがあの渋いお声で、「氷川君も早く嫁さんをもらったら」と。
鳥羽さんらしい単刀直入のお言葉に、きよしさんは苦笑され、
そんなきよしさんの様子に高山さんは、
「えっ、当分無理? そんな。いわれ放題でいいんですか? ここはガツンと」
といってくださったのですが、
「僕もほんとうにそう思いますから...」と答えたきよしさんでした。
お嫁さんのことはご縁ですものね。
「じゃあ、これからとりくみたいことは?」
と高山さんが話題をかえてくださると、
「キャベツをやってみたいですね~」とひとこと。
今年、きよしさんは、家庭菜園のほうも忙しくなりそうですね。
ここで、クリスさんと唯月さんが「未来へ」を、クリスさんがソロで「僕はここで生きていく」、「夕笛」を鳥羽さんが歌ってくださったかと思います。

最後は”食の架け橋の部”で大賞を受賞されたオアシス21オーガニック ファーマーズの朝市村の村長さんである吉野さんが城之内さんのエスコートで登場。
このとき、きよしさんは、「みれん心」のジャケットでお召しになっているスーツにお召しかえされていました。
吉野さんは以前されていたお仕事のなかで、こだわって手をかけた野菜をつくってもそれを販売する場所がないという若い農家の方たちの声を聞いて、なんとか販売する場所をつくりたいという思いがあったそうです。
ついに名古屋の街中にあるオアシス21という公園で週1回朝市を開催。
毎回1200人もの人がおとずれ、今では農業をはじめたいというかた達が勉強し研修できる場もつくり、すでに24人のかたが巣立ち、現在11人のかたが研修中ということでした。
真剣に聞き入っていらした、きよしさん、
「氷川さんはいつになく真面目にきいていますが」
と高山さんに話題をふられると、
「よろしくお願いします」
と、吉野さんにむかっておっしゃったのです。
すかさず、”購入者、生産者、どちらとしてですか?”と高山さんがおたずねになると、
「生産者として」ときよしさんが即答されたので、場内大爆笑(笑)。
そんなきよしさんに、「気合のはいり方がすごいですね」とまたまた高山さんがおっしゃって。ますます気合がはいった様子のきよしさんでした。

ワゴンで野菜が運ばれてくると、鳥羽さんが新玉ねぎを豪快にガブッとまるかじりされ(笑)、
「甘くておいしいよ」とほめたのです。
そして、その試食された(笑)新たまねきを、“ほら”という感じで、気さくにきよしさんにすすめてくださると、きよしさんもその新玉ねぎを鳥羽さんほどではないですが(笑)、カリッとひとくち召しあがって、「おいしい!」と。
そして、食べやすくカットされたダイコンを召しあがると、お隣のクリスさんに左手でOKと合図されておりました(笑)。
係のかたがワゴンをさげられる際、きよしさんがワゴンにむかって、「ごちそうさまでした」と、おっしゃった言葉が心に残ったのです。


イメージ 3


城之内さんが「あなたと共に」、きよしさんが「みれん心」、最後は鳥羽さんが「悠々と・・・」を歌われてフィナーレとなりました。
きよしさんの「みれん心」に、たくさんパワーをいただいて、爽快な歌唱に気持ちがスカッとしたのです。

最後は出演が一同が舞台にたたれて、お別れとなりました。
きよしさんは、この日の感想を聞かると、「農業大好きです。今日はいろいろ影響をうけました」とおっしゃっていたでしょうか(笑)。
素晴らしい歌の数々に、トークもりあがり、存分に楽しませていただきました。

※きよしさんの3月10日にアップした”チャレンジ動画”、ご覧になりましたか?
5分間で「みれん心」のポスターを何枚、レコード屋さんのように巻くことができるかに挑戦されるのですが、途中で素敵なアイディアがひらめいたきよしさん。
22日、相模女子大学グリーンホールでコンサートが開催されますが、その際、CD購入特典のポスターのなかに、きよしさんがメッセージを書き込んだポスターを忍ばせておいてくださるのだそうです(喜)。
いいなあ、いいなあ、いいなあ...。
でも、やっぱり当たるのは、わたしのような欲深な人ではなく、当たっても、これ印刷よね?と思うような、奥ゆかしいかたなのではないかしら?

そちらのコンサートにも参加させていただく予定ですが、その前に15日に清水文化会館 マリナートで開催されるコンサートにお友だちと3人で昼夜参加させていただきます。
とてもだいじな仕事が14日にきまったので、明日、あさっては仕事ひとすじ。15日からは、きよしさんひとすじ(嬉)。
今日の、きよしさんの笑顔、そして優しく、ときには真剣なまなざしを思いだすと、力いっぱいがんばれます!





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