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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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”今日はわたくしの誕生日、心を込めてうたいます!” きよしさん、真心の歌声とトーク、そして最高のパフォーマンスをありがとう。

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”今日はわたくしの誕生日、心を込めて歌います!”
2016年9月6日、きよしさんの39歳のお誕生日にコンサートが開催された上野学園ホールのエントランスロビーに飾られた「みれん心」の全身ボードに力強く、そう書かれていました。

昼夜ともオープニングから、きよしさんの嬉しさといったら!
夜の部では連獅子の衣装に身を包んだきよしさん、鳴り響く和太鼓に誘(いざな)われるようにして舞台に設らわれたステージの上に登場し、「男花」のイントロが流れだすと、右手でサーッと紙吹雪を自身の前方にふりまかれたのです。
ア・ザ・ヤ・カ!
きよしさんの感動が伝わってきて、じんときたのでした。

連日のハードスケジュールで疲労されていないはずはないのに、1曲、1曲パワフルでエネルギッシュな歌声を聴かせてくださり、とりわけ「ひばりの佐渡情話」、そして「白雲の城」では、昼夜とも、陰影がより濃く深くなったことを感じて、われを忘れそうになるほどに感動したのです。
きよしさんが歌声を、静かに揺れる水面に反射する日の光のように、キラキラと優しく輝かせてくださったので、その響きのあまりにも細やさ、豊かさにふるえるような感動を味わったのでした。

きよしさんのこの歌唱に、わたしは何よりのお祝い返しをいただいた思いがしたのです。
そして、この感動や感謝の思いを一生忘れないと思った瞬間、ああ、だからブログをわたしは書いているんだ。
きよしさんの歌声やトークはもちろん、その一挙手一投足、まなざしさえをも一生心に刻んでいきたいから、このブログを書いているということをあらためて感じたのでした。

以下は昼夜、おりまぜで印象的なことを書いてみたいと思います。
まずは、こちら、きよしさんがメッセージを書いてくださったボードの画像をアップしますね。

イメージ 1


昼の部のオープニングトークで、朝、ひとりで広島の街を散策し、原爆ドームにいらしたことをお話しくださり、
「(原爆)ドームにもいって、平和を祈らせていただきました。
今日は1曲、1曲、平和への願いを込めて歌わせていただきます」とおっしゃられたその言葉に、きよしさんの歌の力をいただいて、わたしも一緒に祈らせていただこうという思いがわいて、すでに胸がいっぱいになったのです。

夜の部ではバースデーを皆でお祝いさせていただいたあと、
「今朝、(原爆)ドームにひとりでいって、祈ってきました。あの場所にいったときは、僕、必ず祈ります。
世界が平和であってほしいのはもちろんですが、ひとりの人間の中の平和こそが大事だと思うんです。だから家庭を大事にしたり、身近な人を大事にしていきたいですよね。
やっぱり、意味があって、誕生日の日にこの地でコンサートをすることになったと思いますから。
今日は平和の祈りを込めて、最後まで歌わせていただきます」
とお話しされてから、「素敵なバースデー」を歌ってくださいました。

きよしさんがおっしゃったこの昼夜の言葉に、わたし、この人に一生ついていきたいと思ったのです。
もちろん、もうずっと前から、そう思っているわたしではありますが、でもあらためてそう思った瞬間だったのです。
この日、”ふれあいコーナー”で当選された方が、きよしさんに出会ったとき、”この世にこんな素敵な歌手がいるなんて”と思ったことをお話しされると、ステージに西寄さんと正座していたきよしさんは恐縮され、思わず立ちあがってお辞儀をされたのですが、客席の皆は、その言葉に一様に大きくうなずいておりました。
そう、ファンの数だけ出会いがあるわけですが、でも出会いの感動は”この世にこんな素敵な歌手がいるなんて”というひとことに尽きるのではないでしょうか。
お誕生日のその日にそんな言葉が飛び出したのも偶然ではないように思えてきたのです。

わたしが前回参加させていただいたコンサート(丸亀市民会館を)から、セットリストや構成は大きくは変わりませんが、「望郷酒場」の初披露、バースデーをお祝いするコーナー、9月27日(火)にリリースされる「みれん心」の新カップリング曲によるD、E、Fの3タイプの紹介(「おじいちゃんちへいこう」は生歌唱)が加わっていました。


さて、まずはバースデーをお祝いするコーナーのことから。
村田英雄さんの「人生劇場」を歌いおえると、村田さんになりきりすぎて憑依(笑)したかのような表情とポーズをとられると、村田さんの口調でお話しされたのです。
そこに司会の西寄ひがしさんが登場すると、今度は美空ひばりさんの真似(笑)。
「誕生日だから、いろんな人が出てきちゃって(笑)」
と茶目っ気たっぷりに笑うきよしさんでした。

西寄さんの音頭でみなで、”お誕生日おめでとう!”と祝させていただいたところで、HKピュアリバーの皆さんが「HAPPY BIRTHDAY」のイントロを奏でてくださり、みなで歌わせていただいたのです。

そこにバースデーケーキが運ばれてきました。
背の高い2段の真っ白な生クリームのデコレーションケーキで、2段目の上に色とりどりの39本のローソクとバラの花をかたどった飾りがついていたでしょうか。1段目の上(2段めの裾ということになりますえ)には赤や緑のチェリーのシロップ漬けがあしらわれ、
HAPPY BIRTHDAY 
氷川きよし
9.6

と、チョコで書かれた白いプレートが前面に。
1段めの裾にはまずカットフルーツがぐるりと周囲にめぐらされ、ケーキが置かれた大きな長方形のトレーにはユリ、胡蝶蘭、バラが飾られていたのです。

きよしさんは、「お金、使わせてすみませ~ん」と恐縮されておりました。
舞台の照明が消えると、39本のローソクの日がゆらめいている様子がくっきりとうかびあがったのです。
きよしさんはシルエットでしかみえませんが、大きく息を吸って、
フッ!
昼夜とも39本のローソクを一気に吹き消され、昼の部ではトレーの蘭の白い花びらまでが舞い落ちてしまいました。

そこで、ふたたび”おめでとう!”といいましょうと西寄さんが段取りしてくださっていたので、もう一度お祝いの言葉を皆で述べさせていただいたのです。
きよしさんは、
「39歳は3,9.サンキューですから。感謝の1年にしたいですね。
誕生日は感謝をする日でもあると思っているんです。父と母が出会って、僕をこさええくれて、育ててくれて。18歳で親元を離れて上京しましたけれども、39歳まで生きさせていただけて、皆さんのおかげで歌ってくることができて、ありがたいですね。
今、新しい歌の世界がふえることが楽しいんです。
デビュー当時、老若男女の方に顔と名前を覚えていただくことが目標でしたが、それは今も変わりません。
そして常に挑戦することが大切だと思っています」

”19歳になりました~”とおどけていらした往生際の悪い(なんて、ごめんなさい!)きよしさんでしたが(笑)、西寄さんに、”39歳になった心境”をきかれると、そんなふうに飾らない言葉で語ってくださったのです。

きよしさんは、お誕生日は感謝をする日でもあるという思を作家の先生にお伝えしてつくっていただいた「素敵なバースディ」を、”お祝い返し”に歌ってくださいました。


イメージ 2


つづいて、9月27日(火)にリリースされる「みれん心」の新カップリング曲によるD、E、Fの3タイプの紹介コーナーとなり、音源をながしてくださり、きよしさんご本人が音源にあわせて歌っている”ふり”をされたるというスペシャルコーナーでした。
きよしさんは1年の前半に演歌路線、後半はリズム歌謡路線の曲をリリースされることが多くなっていますが、今年は「みれん心」をじっくり歌いたい思いが強くあったそうです。
CDをすでにもっているのにさらに購入して応援しているファンのことも気にしてくださっていたようで(おともだちや知人にプレゼントして宣伝活動に役だっていますけれども)、それならばと新たなカップリング曲をさらに加えることを実現させてくださったであろうことを、この日のきよしさんのお話から感じていました。
だって、きよしさんたら会話のなかで、”話をつけて”とか、”僕も戦いまして”とおっしゃっていたのですもの。
「1曲を長く歌ってみたいという思いがありましたし、『みれん心』ももっと歌ってあげたいなって。そうしたら歌の主人公も喜んでくれるような気がするんです」
とさらに言い添えておられました。

そして、具体的にカップリング曲をながして、きよしさんがコメントされたのです。
Dタイプのカップリング曲「木曽路 着流し 気まま旅」は”時代物”、あるいは”道中もの”といってもよいようですが、主人公は”大きなお店(たな)の次男坊で、タイトルそのままに”気まま”。
「わがままな主人公で、僕、嫌いです」
と夜の部では超ホンネ発言(笑)。
でもながれてきた音源のきよしさんの歌唱はカラッとしていて魅力的でした。
そんな”ホンネ”をきいてしまうと、今のところ、そんなふうに感じている主人公を、きよしさんがどんな風に表現して歌ってくださるのかものすごく楽しみになってきますね。
歌っていくうちに気持ちが変わっていくこともあるでしょうし、まさに奥深い歌の世界ですね。

そしてわたしも個人的に期待大の
Eタイプが「Jewel(ジュエル)」。
せつなくて、あたたかくて...。
きよしさんの愛あふれる歌唱にうっとりしたのです。
そして、今後、生で「Jewel(ジュエル)」を聴いたとき、わたしはどうなってしまうのかしら?
と、そのときのことを想像して胸がキュッとしたのでした。
「バラードなんですよね。愛を歌ったすごく素敵なラブバラード。
松田聖子さんの『あなたに逢いたくて』が大好きなので、その”氷川きよしバージョン”をつくってくださいと発注して(笑)、できあがった曲です。
自分の愛する人に歌ってあげたいと思う曲をつくってほしいと思ったんですよね。
僕も恋愛することはあります」
きよしさんは、誰かを好きになるという人間のもつ美しい思いを歌にしてほしいと思ったのでしょう。
ひとりの人間として誰かを好きになったり、恋する思いは自分にもあるからその美しさや尊さを歌ってみたかったのだという思いをつたえようとして、
「僕も恋愛することはあるんですね、プライベートで(そういう気持ちをいだくことはあるんです)。そこはお許しいただきたいのですが。そういう思いって言葉にできないでしょう?
だから歌にしていただいて、歌でつたえたいと思ったんです。
みなさんも好きな方に歌ってさしあげてください」
とおっしゃってから、
「耳元で」
と一言。
なんだかドキドキしちゃいますね。

ちなみに夜の部では、音源をながしながら、マイクを実際にもって歌っているようにふりまでつけていたきよしさん、西寄さんに思い切り近づいて、その耳元で歌うそぶりをされたのです。
西寄さんは全身に射すような視線を浴びたことはいうまでもありません(笑)。
自分の心のうちをつたえようとして、なんて正直なきよしさん。
正直すぎる?
いいえ、そんなきよしさんだから、ますます惚れちゃうんです。

そしてFタイプの「おじいちゃんちへいこう」の紹介では、ピアノ伴奏で生で歌ってくださいました。
「歌っていると、子どもにもどりますね」
とおっしゃっていました。


皆さま、ここまででいったんアップします。
”ふれあいコーナー”と昼夜のエンディングでのきよしさんのパワフルな情熱歌唱のこと、今夜書きますね。
そして、その記事にわたしがきよしさんからいただいた(と勝手に思える)お祝い返しがありましたので、その画像から記事は始まる予定です。
それはきよしさんから、その画像をご覧になる皆様へのお祝い返してもあるのではと、思えてなりません。

予告ばかりでごめんなさい。
羽田から劇場に直行してお芝居を観てから帰宅するので遅くなりますが、一生懸命書きますのでお許しくださいませ。



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