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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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あなたの歌声のおかげで、わたしの心はいつも洗い立てでいられます。

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舞台が暗転すると、漆黒の闇...。
コツ、コツ、コツと足音が近づいてきて、ぴたりと歩みがとまると、足音の主のスラリとしたシルエットがうかびあがります。
悩まし気なメロディーをギターが奏でると、黒をまとったきよしさんにスポットライトがあたり、奏でられるメロディーよりもさらに悩ましくリズムをとってからだをゆらしながら歌いだされました。
そう、「愛しのテキーロ」を。

わたしはここで、、この日、初生歌で披露してくださるという「Jewel(ジュエル)」を、きよしさんがコンサートのなかでどのタイミングで歌ってくださるのか、ピンときたのです。

16日にサンシティ越谷市民ホールでおこなわれたコンサートの夜の部でのこと。
オープニングの「男花」から情熱あふれる歌唱を聴かせてくださったきよしさん、オープニングトークで、
「皆さん、ふつう人間の内臓の温度って36度くらいだと思うんですが、皆さん、40度くらいありませんか? 僕も、(皆さんの熱を感じて)熱くなって、汗びっしょりです」
と、嬉しそうにおっしゃったのです。
そんなきよしさんの言葉にわたしたちはさらにヒートアップ? 40度を超えてしまったかのようにさらに熱くなったのです。

きよしさんが「人生劇場」まで歌われたところで、”ふれあいコーナー”。
先の記事で書きましたが、コンサート前日に、「朝だ!生です 旅サラダ」のロケで、新潟県の佐渡(佐渡ヶ島)へいらしていたことや、これから放送される番組の紹介やその”収録秘話”をお話しくださいました。
”ふれあいコーナー”では、先にFタイプのカップリング曲の「おじいちゃんちへいこう」を歌ってくださり、
そのコーナーではおふたりの方が当選され、楽しいトークを展開されたところで、
「みれん心」を歌唱。
つづいて、Dタイプのカップリング曲である「木曽路 着流し 気まま旅」、
「瀬戸内ブルース」
と歌唱され、「東京音頭」はお休みとなりました。

先日のバースデーコンサートで、「木曽路 着流し 気まま旅」の主人公についてドッキリ発言(ですよね・笑)をされていたきよしさんでしたが、
なんて気持のよい歌唱だったことでしょう。
きよしさんは、”わがまま”だなんておっしゃっていましたが、才覚があるのに次男に生まれた宿命を受けながして、自分なりに前向きに生きている主人公の様子がうかんで、そして、ちょっとプレイボーイ的な側面もみえてきたのです。
そんな主人公に対するきよしさんの気持ちもわからなくもありませんが、でもいざ歌唱されると、”カッコいい”のひとこと!
素敵な歌、そして素敵なきよしさんの歌唱でした。

HKピュアリバーの皆さんが「情熱のマリアッチ」をオリジナルアレンジしたインストロメンタル演奏をされると、この記事の冒頭に書いた「愛しのテキーロ」の歌唱となり、わたしの予想どおり(なんてえらそうですが、きっと皆さまもなんとなくおわかりになるのでは?)、「スーダラ節」までを熱唱。

袴に着替えて、
「一剣」を歌唱されると、ラストトークとなりました。
きよしさんの20周年を見据えての固い決意に、大きな拍手。そして”きよしコール”がおこったのです。
そのコールをその身に浴び、ぎゅうっとうけとめるかのようにしばし立ち尽くしたきよしさんは、ひと呼吸おいてから、”皆さんコール”を返してくださいました。
そして、
「とりあえず、最後の1曲といった雰囲気でお贈りします」
とにこやかにおっしゃると、しばしに沈黙があり、
きりりとした声音で「白雲の城」のタイトルコールをされると、雷鳴委とどろき、白いスモークがたちこめるなか、ステージ上段へときよしさんはステップをのぼられたのです。

そしてむかえたアンコール。
舞台の幕があくと、ステージ上段にLED電飾をあしらったフロックコートをまとったきよしさんのシルエットがうかびあがり、そのブルーの光がなんともいえず優しく発光したのです。
優し気なイントロが聴こえてきました。
そう、ここで、「Jewel(ジュエル)」を歌ってくださったのです。
ステージの照明がパッとつくと、そこにはとろけるようなまなざしのきよしさんがたっていました。

そのささやくような歌声が、甘く優しく響いて...。
なんて甘やかで心地よいのでしょう。
どこまでもどこまでもスィートな歌声に自分の心もとけこんでいくようでした。

”氷川きよしのラブバラード”。
39歳の氷川きよしにしか歌えない、この日、この時の歌唱に、氷川きよしさんは、”わたしの生涯のJewel(ジュエル)”なのだと、はっきりと感じたのでした。

この日、きよしさんに遅ればせながらバースデーカードを贈らせていただいたのです。
きよしさんのおかげで何があっても、いつも“洗い立ての心”になれることへの感謝の思いをわたしなりに書きました。
そして、数日前にみつけてたお花を添えました。
このお花がわたしには“Jewel(ジュエル)”のイメージと重なったのです。
イメージ 1
※カードに添えて贈らせていただいたお花には、
”39歳の1年が感謝にあふれた素敵な年になりますように!”
とメッセージをいれていただきました。


さて、話題が前後しますが、司会の西寄ひがしさんが、このホールでの思い出をお話しくださいました。
きよしさんのコンサートの司会をするために、はじめてこのホールにいらした際、入ろうとしたら、警備員の方に呼びとめられたのだそうです。

「仕事熱心ということなんですけどね。その警備員の方が問い合わせている内容が聞こえてくるんですよ。
“小太りでチリチリパーマの男の人が司会者だっていってるんですが?”って。
最近はおかげさまでそういうこともなくなりました(笑)」
と。
西寄さんはこのホールにいらっしゃると、そのときのことが思い出されるということでした。
今はお顔も多くの方に知られるようになりましたし、司会者の自信や磨かれあか抜けたたオーラを発しているのでしょう。
西寄さんと一緒に大笑いさせていただきながら、その成長に拍手を贈りたい思いになっていました。


そして、この日の“ふれあいコーナー”でのおひとりめの当選者は2階席におすわりの東久留米から姉妹でお越しになられた方。
歌謡ポップスチャンネルのプレゼントコーナーで3万円の旅行券が当たったそうで、きよしさんも驚かれていました。
少し前、黒ウーロン茶の懸賞できよしさんも応募したのですが当たらず、マネージャーさんは、みごと黒毛和牛が当たったことをお話しされました(喜)。

当選された方は、自分なりにできる応援をという思いで、きよしさんが出演された番組、記事が載っている雑誌などに、きよしさんの素晴らしさを必ず書き添えて懸賞に応募したり、アンケートに参加されたりしているとのことでした。
そのことを、お聞きになったきよしさんは、
「どんな力がはたらいたとしても、一人一人の思いは(それよりも)大きな力になると思っています。
僕も(皆さんに)背中を押していただいて、がんばれます。
ありがとうございます」
と、お礼を言葉にされたのです。

おふたりめの当選者は1階31列にお座りの21歳の方。
81歳のおばあちゃんと一緒にお越しになり、用紙にはおばあちゃんの名前を書かれていたので、呼びかけると、おばあちゃまがお返事されました。
亡くなられたご主人もきよしさんのファンだったそうです。
大宮でのコンサートにも来てくださるとのこと。
「一緒になにか歌いましょう?」
とのきよしさんのリクエストに応えて「きよしのズンドコ節」を歌ってくださることに。
はりきりモードのきよしさんは、なんとイントロを効果音入りですべて口三味線!
スペシャルな展開となりました(嬉)。
前半はきよしさんが当選者の方たちをリラックスさせようとして歌詩の“散る”を出だしから3か所わざと“ツル”と訛って歌われたので、
歌いおえると、
「ツル(鶴)が3羽、でました~」
と西寄さん(笑)。
歌の共演がいっそう楽しいものになりました。

※以上、駆け足での更新で失礼します。

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