今日は、明治座さんで、昨日6月2日に開幕した「氷川きよし特別公演」の夜の部にいってまいりました。
今回は初日からすでに2回上演されたので、この公演で4公演目ですが、2部のコンサートでのトークで、”千秋楽までもうすぐです”なんて、余裕トークのきよしさんだったのです(笑)。
お芝居は、これからご覧になる方もおられると思いますのでストーリーにはふれませんが、笑いあり(ありぎ?)、涙あり、スリルあり。
その展開に惹きこまれるばかり。
そして屋根から屋根へと跳びうつり、神出鬼没なねずみ小僧は、いよいよ客席を駆け巡り、ところどころで足をとめてあたりをを見わたされるので、客席のテンションはあがりっぱなしでした(喜)。
”ねずみ小僧”はひとりではなかったという説もユーモラスにアレンジされていて、共演者の皆さまも大活躍!
さらにわれらが司会者・西寄ひがしさんは出番も多く大々活躍されていて、見どころ満載の出来栄えです。
そしてなによりきよしさんが、ひょうきんな演技からシリアスな演技まで、これまでの集大成のような振幅の広い難しい役柄に、誠実に向き合っている様に惹かれずにはいられません。
それにしても、ほっかむりをした”きよし・ねずみ小僧”の立ち姿の美しいことといったら!
見せ場のひとつである殺陣のシーンでは鮮やかな立ち回りをみせてくださり、これから千秋楽にむかって、”きよし・ねずみ小僧”がどんなふうに進化&深化していくのか、楽しみでなりません。
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と、こんなふうに書きだしていますが、もう~、わたし、心穏やかではないのです。
だって、だって、だって、きよしさんの”ねずみ小僧”が素敵すぎるんですもの!
お芝居、面白すぎるんですもの!
そして、2部のコンサートではオープニングから度肝を抜かれて...。
そのめくるめく歌唱に酔いしれて、この日、わたしは、眉根を寄せて熱く熱く「男の絶唱」を歌唱されたきよしさんに魂をもっていかれてしまったようで...。
ことばがでてこないのです。
あの歌い方が、きよしさんがデビューする前、水森先生にスカウトしていただいた歌番組での歌唱を思いおこさせるものにわたしには感じられて...。
今なお、あんなにまですべてをさらけだすかのように、掛け値なしに唄うことができる”氷川きよし”にますます惚れてしまったのです。
もう、どこから、なにから...。
感動のあまり、動転、動揺して、いつにもまして支離滅裂。
ほんとうにごめんなさい。
ほんとうにごめんなさい。
言葉が出てこず、祇園山笠の衣装のことなど調べていたら、こんな時間になっておりました(汗)。
明治座さんのエントランスには、こんな巨大パネルが飾られておりました。
右上に映っている長身のウェイターさんを基準にしていただくと、どれほど大きなものがおわかりいただけるでしょうか?
お芝居のことはこれ以上書くとあらすじにふれてしまいそうなので、以下は第2部の「氷川きよしコンサート2017in 明治座」のことを書きますね。
こちらもセットリストや構成、衣裳にふれるものになりますので、サプライズを楽しまれたい方は、その点、よろしくお願いします。
”きよメール”で、5月30日にリリースされた「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」に収録されている「博多祇園山笠」を歌唱してくださり、その前には山笠にはつきものの「祝いめでた」という博多の祝い歌を唄ってくださる旨をおしらせくださっていましたね。
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それが最高にお似合いで素敵!
期待していましたが、なんとなんと、それらはオープニングで披露されたのです。
長法被(ロング丈の法被)を羽織った素肌の胸元には、”氷川”、”きよし”と両面に彫りこまれた木札(喧嘩札)がかかり、胴には白いさらしを巻き、白いパッチをはいておられました。
きよしさんによればその白いパッチの下は締め込み(ふんどし)だそうで、パッチの前面に締め込みの前垂れがかかっていたのです。
きよしさんによればその白いパッチの下は締め込み(ふんどし)だそうで、パッチの前面に締め込みの前垂れがかかっていたのです。
あたまにはハチマキ、手には黒の手甲、足元は、脚絆と地下足袋を模した白のブーツをはいておられました。
パッチをはくことにしたのは、”お客様がパニックしちゃうから”と配慮からだそうですが(笑)、パッチをはいておられてもなんだかドキドキ、そして日焼けした胸元と白いさらしのコントラストにいっそうドキドキッ!
オープニングからあまりにもまぶしすぎるきよしさんだったのです。
祭り装束のダンサーさんを従えて登場されたきよしさんは勇壮に「祝いめでた」につづいて、「博多祇園山笠」を歌唱されると、オープニングトークになり、来場のお礼をていねいにおっしゃったのです。
ここで、「千秋楽まであと少しです(笑)」と、余裕発言がとびだしたのです。
オープニングの舞台は九州ということで、
「星空の秋子」
「玄海船歌」
を唄ってくださいました。
ステージバックには、金と光沢のある白(もしかしたら白金?)の市松模様に、”氷川”、”きよし”と2列に大きく筆書きされたパネルがかざられていたのです。
☆山笠に興味がある方は、こちらの山笠naviが詳しいです。
ここで舞台は暗転。
司会の西寄さんが登場され、
「「明治座だけの1か月限定のコンサート。最初で最後のスペシャルなコンサートをお楽しみください」
ともりあげてくださると、舞台は九州から花のお江戸へ。
きよしさんは、クリーム色(あるは優しい黄色)の光沢のある織地に、裾にあやめが描かれた着流し姿で登場されました。
帯もあやめにあわせて、紫色に、銀の波文様が描かれているものをしめておられたかと思います。
唄ってくださったのは、
「隅田川」。
そして、「浜町傾げ傘」と唄ってくださいましたが、艶めいて、そこはかとない色気がただよって、うっとりとさせられたのです。
つづいてニューアルバムのなかからというこで、
カバー曲から「なみだ船」
オリジナル曲から「恋の瀬戸内」を唄われ、「恋の~」では、手をかざして、表裏と動かす振りのレクチャーがあり、皆で挑戦、簡単そうで、なかなかあわなくって(笑)。
楽しい展開となったのです。
ここでHKピュアリバ―の皆さんのインストロメンタル演奏。
「きよしのソーラン節」、「あばよ」、「きよしのドドンパ」とつづいて、ふたたび「きよしのソーラン節」で結ばれたのですが、後半、西寄さんが舞台袖から、バンド紹介をされました。
つづいてのコーナーで、きよしさんは鮮やかなバイオレットローズのロングジャケットの三つ揃いのスーツにお召し替えされて登場されました。
ロングジャケットの肩、裾、袖まわりには、細かなスワロフスキーのラインストーン(でしょうか)があしらわれていて、ノーブルな輝きを放っていて、スタンドカラ―のシャツも、ベストも共布で、靴も同色のエナメルでした。
「お祭りマンボ」、
「人生一路」
と唄われると、西寄さんが加わってのトークとなりました。
オープニングの衣装の話題になると、
「千秋楽では、本物のふんどしで出ようかな? 西さんは赤ふんでね」
と、かなり本気の様子のきよしさんに、西寄さんは、”(きよしさんはいいとしても)私はとんでもないです”と遠慮されていたのです(笑)。
そして、
「歌の方が(お芝居より)好きですよね。
僕、歌のほうが好きそうに見えるでしょう?
だって、三度のごはんより歌がすきだから」
と。
さらに西寄さんが、ニューアルバムの素晴らしさと、売れ行きが好調なことをおしらせしてくださると、
「僕、アルバムつくるの好きなんです。
本当は人前に出るのが得意じゃないんで。
ケーキもそうなんですけど、つくったものを喜んでいただけることが好きなんです」
きよしさんは、そんな本音をお話ししてくださいました。
そして、ふるさとで始まり、ふるさとで終わるニューアルバムへのこだわりと、このコンサートで、オープニングで”ふるさと”を唄われた思いをことばにされると、ふるさとの大切さ、さらに親の大切さについてお話しされたきよしさん、思わず、熱くなって、
「親を大事にしないで、誰を大事にするんだよ!」
と男気あふれる発言をされたのでした。
きよしさん、わかっているつもりだけど、でもでも、もっともっとずっと熱いハートの持ち主なのですね(喜)。
ここで、昨年1年間大切に唄ってきた「みれん心」を唄われると、ステージ上手側で、ニューアルバムに収録されているオリジナルの「ふるさと」をアカペラで歌い出され、ステージ中央に歩まれると、ステップにこしかけてさらに歌唱されたのです。
舞台は暗転。
「陽春」のインストロメンタルが奏でられるなか、西寄さんが、”氷川きよし”の歩みを語ってくださいました。
この内容はあらためてこれからの記事で書いてみたいと思っています。
きよしさんは白地の着物に、スカイブルーの袴をお召しになって登場されると、
「きよしのねずみ小僧」
「箱根八里の半次郎」
を唄われたのですが、「きよしのねずみ小僧」でのノリノリの歌唱は気分爽快!
2コーラス目からのめりこんでシャウトするかのような勢いあふれる歌唱の楽しさにゾクゾクしたのです。
きよしさんの”ねずみ”の動きにも大注目です(喜)。
きよしさんは来場のお礼をことばにされると、
「皆さんのおかげです。皆さんがお越しくださるおかげで、こうしてこのステージに立たせていただいています。もしどなたもお越しくださらなかったら、僕はカラオケボックスでひとりで唄っています」
とおっしゃってから、
「今後とも氷川きよしをかわいがってやってください」と結ばれたのです。
そこで深々と一礼されると、新曲の「男の絶唱」について、
「どんなことがあっても、乗り越える、人間だから病気になることもあります。でもビョウキニナッテモ負けないぞという思いが大事だと思うんです」
きよしさんは、泥の中から咲く睡蓮にそんな思いを込めて唄っておられるのだとおっしゃると、
「男の絶唱」を唄われたのです。
わたしは、このときの、1コーラス目のきよしさんの歌唱が忘れられません。
サビの部分を眉根を寄せて、魂の叫びを吐き出すかのような、まさに”絶唱”に心を揺さぶられ、魂をもっていかれてしまったかのような思いが今もしています。
なんて、素晴らしい!
ずっとずっときよしさんの歌唱を聴かせていただいてきて、今そんな思いにさせていただけるなんて。
ファンとしてこれ以上の幸せはありません。
そしてラストは「白雲の城」でした。
前後しますが、ラスト2曲とおっしゃったとき、エーッ!という客席の大合唱に。
「ほんとうですか? じゃあ、あと30曲? もう、皆さんノセ上手だからっ!」
なんておっしゃっていたきよしさんですが、公演は15日までノンストップ(16日が唯一の休演日)なのですもの。
わかっているのに、そうおっしゃって、エンディングではさらに、
「(あとは)夢で逢いましょう」と。
そんなきよしさんこお気持ちがとても嬉しかったのです。
「(あとは)夢で逢いましょう」と。
そんなきよしさんこお気持ちがとても嬉しかったのです。
迎えたアンコール。
きよしさんは、なんとっ!
ゼブラ模様の三つ揃いのスーツで登場されました(喜)。
ゼブラ、シマウマですよ、皆さま!
と、アンコールでまたもわたしは大コーフン!
だって、シマウマがキリンとともに大好きなんですもの。
その造形をみるたびに、この世の奇跡と思うのですもの。
と、それは余談としまして(汗)、きよしさんはシャツはもちほんなんと靴もゼブラ柄!その造形をみるたびに、この世の奇跡と思うのですもの。
それが最高にお似合いで素敵!
ジャケットのエリと、蝶タイが黒のサテンで、ゼブラ柄のパンツの両サイドにはラメ付きのサテンのストライプリボンがあしらわれているのです。
そんなステキすぎる衣裳で唄ってくださったのは、
「きよしの日本全国 歌の渡り鳥」。
そしてラストは、
「きよしのズンドコ節」
でした。
「きよしの日本全国 歌の渡り鳥」では、歌の舞台を明治座に置き換え、部分替え歌にされ、3階席、2階席のお客様に呼びかけてあらためてお礼の思いを歌にのせて伝えられたのです。
わたしは、きよしさんの、”来てくれてありがとう”という思いがさらにつたわってきて、じんときたのでした。
わたしは、きよしさんの、”来てくれてありがとう”という思いがさらにつたわってきて、じんときたのでした。
以上、駆け足での更新で失礼します。
グッズや、スタンプラリーのことなど、これからの記事で書いていきますね。
次回は8日に参加する予定です。
文末に、こんなかわいいキティちゃん、みつけました。
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最後まで支離滅裂で、うかれていて、さらにそのことに開きなおっていて、ごめんなさい。
赤ふんてこんな感じ?
と、ないとは思いつつ、想像したりして(キャッ!)。
と、ないとは思いつつ、想像したりして(キャッ!)。
こんなわたしでよかったら、また読みにいらしてくださいね。