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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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”もう抱きしめたいっ!”ときよしさん。”♪ちゅーちゅーちゅー”とステージから飛び出してきそうな迫力にドッキドキでした。

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皆さま、こんばんは。
6月2日にスタートした明治座6月公演「氷川きよし特別公演」も、今日、明日の2日間、3公演を残すのみとなりましたね。
渋谷駅ハチ公口の巨大看板は、本日29日までですので、いきたいと思いつつまだの方は今日いっぱいにぜひぜひご覧くださいませ~。

さて、わたしは39公演めとなる28日の昼の部にいってまいりました。
「きよしのねずみ小僧」を下手で1コーラス、上手で2コーラス唄われて、センターに移動されたところで、もう、もう、どうしちゃったの、きよしさんっ! と声にだしてしまいそうなほどのオーバーアクションが飛びだしたのです。
腰をおとして両腕を左右上下にブンブンッと音がしそうなほど力強くふられていたので、そのままステージからきよしさんが客席に飛び出してきそうで、その迫力にドッキドキ! 体温が一気に上昇したわたしでした。

ところで、”八百八町”ときよしさんが唄っているのを聴きながら、なんとなくはわかった気になっていた言葉ですが、あらためてどういう意味なのかしら? となぜか急に思って、調べてみたら、”江戸中の町々”のことで、江戸幕府の開府当初は三百余町であったものが、江戸中期には千町を超えていたと辞書に書かれておりました。
なるほどですね。

それでは、今回の記事では画像満載で流れに沿って書いてみたいと思います。

さてさて、これはなんでしょう?
そう、19日にきよしさんが久松警察署の一日署長をつとめたイベントで使用されていたパネルですね。


イメージ 1


ロビーに感謝状とともに飾られておりました。

イメージ 2


「なかなかの歌唱力や」
と次郎吉の”こぶしのまわった寝言”をきいて曾我廼家寛太郎さん演じる彦蔵親分のアドリブが飛びだして(笑)。
きよしさんはきよしさんで、おふとんをかけたまま、両腕のみならず両足まで動かして持ちあげてのアドリブの大サービス。
第1部のお芝居もますます息が合ってきて、アドリブがスリリングだったのです。
でも”アドリブ大賞”はやっぱり曾我廼家さんですよね。
次郎吉が差し出した手のひらをみて、手相観に早変わりされたときに、ラッキーカラーの話題をされて、
「特に赤と白! 紅白! 大晦日に唄ってください。『男の絶唱』!」
なんていってくださったんですもの(嬉)。

皆さん息が合ってきて、悪役の皆々さままで、家族のように愛しく思えてきて...。
お芝居が終わったらさみしくなっちゃうなあと、一ファンとしてもそんな思いにさせられたのです。

ところで、皆さま、ブログにずっと書かずにいたのですが、わたし、篠田三郎さんが大好きなのです。
NHKの大河ドラマ「花神」で吉田松陰を演じられていたのですが、わたしのなかでいまだに篠田さんの演じた吉田松陰を超えるものはないと思っていて...。
そんな大好きな篠田さんときよしさんが共演されて、言葉を超えた目と目の演技がますます深まってきて、嬉しくてなりません。
次回、わたしにとっても見納めとなりますので、すべての共演者の皆さまに感謝しながら、皆さまの演技、しっかり心に刻ませていただきたいと思っています。

イメージ 3
※こんな署長さんにだったら、イケナイことして逮捕されたくなっちゃいますね。

2部のコンサートでは、オープニングの「祝いめでた」から絶好調!
つづいての「博多祇園山笠」を唄いおえると、ひときわ大きな声でひと声かけ声(”ヤッ!”というような)をかけたのでした。

来場のお礼をあらためておっしゃると、
「皆さまのおこころに、”確実に”お届けできるように唄わせていただきます」
と、”確実に”に力をこめておっしゃったのです。
そして、その言葉をはるかに超える熱唱を聴きながら、劇場パンフレットに、明治座さんの三田芳裕社長が、
”歌だけでなく、お芝居に対しても誠実に取り組む氷川さんの姿は、多くの人々の心を掴んでやみません。
すてきなお芝居と煌びやかな歌声を、どうぞゆっくりご鑑賞ください”
と書かれていた、”煌びやかな歌声”という言葉が、今のきよしさんの歌唱にふさわしく思えたのですが、その”煌びやかな歌声”という言葉を思いながら、きよしさんの歌声を聴かせていただいていたのです。

これまでの公演をふり返って、「そのときもお越しくださった方?」ときよしさんがおたずねになると、初座長公演をご覧になった方も多数おられたのです。
すると、
「もう、抱きしめたいっ!」
ときよしさんはひとことおっしゃったのです。

そして、
「16年前から少しは芝居は上達したでしょうか?」
と問いかけられると、大きな拍手が起こりました。

きよしさんはその拍手に深く一礼されると、
「日々、ねずみ小僧を演じながら成長して、ここまできました」
とあらためてこの日まで無事に公演をつづけてくることができた感謝の思いを言葉にされたかと思ったら、
「あっ、昨日、夢みたんです。
(広いホールに)お客様が20人くらいしかいないんです。
(どうしようとって思ったところで)目がさめて、夢だって思ってホッとして。
これ(今はゆめじゃないですよね)、現実ですよね」
とおっしゃったのです。

もう、心配性なんだからっ!
でも、いつもそんな思いで、全公演”満員御礼”も、それが当たり前じゃないって思ってくださっているあらわれなのでしょうね。

と、この画像、なんだかおわかりでしょうか?
そうなんです。
”きよし・ねずみ小僧”が、美濃屋さんを出て、客席に降りるときに使う梯子でございます。

ロッカーに荷物を入れていたので、近くで荷物整理をしていて、きづいたのでした。

イメージ 4


司会の西寄ひがしさんが、お稽古から1か月半、きよしさんが日々健康でがんばっておられることを称賛されると、
「もう絶対に、くたばれないって思ってるから」
と、男気あふれる”壮絶な決意”がぽろんととびだしたきよしさんでした。

この日は、西寄さんが、きよしさんの楽屋の前をとおったとき、中から、”パチ、パチ、パチッ!”とお顔や体をたたく音が聞こえてきたのだそうです。
「朝から(気合いれて)すごいですね」
と西寄さんがおっしゃると、”外まで聞こえたの?”という様子のきよしさん、
「からだをこうね、そして顔をこう、ね」
といいながら、お顔をパチンパチンと(汗)。
すかさず、西寄さんが、「お顔は今はやめてください」ととめてくださいました。

そうやって毎公演、気合を入れて、テンションを高めて臨まれているのですね。



イメージ 5
※明治座さん1階の喫茶室・花やぐらのスペシャルメニュー
かねふくさんの明太子と大葉をふんだんに使ってくださっています。


きよしさんの歌唱は冴えに冴えて、アンコールの1曲めの「きよしの日本全国 歌の渡り鳥」では、こぶしをきかせないところまで、くるっと気持ちよくこぶしがまわっていた(ようにわたしには聴こえたのです)きよしさんだったのです。

JR渋谷駅のハチ公口のきよしさんの巨大看板がいよいよ29日までで、そこで大々的に宣伝されている「新・演歌名曲コレクション5-男の絶唱-」が大好評であることをインフォメーションされると、
「自分でいうのもおこがましいんですが、アーティストとして」
といいかけたきよしさん、西寄さんの、”どこがおこがましいんですか?”という言葉と皆の拍手をうけて、
「(じゃあ)もう、はっきりいいます。
アーティストだと思っているので。
アルバムは色々な表現ができるんですよ。遊び心がある曲を入れたりもできますし。
”うまく伝えられないことを歌い手だったら、歌で伝えてみろよ”って。
”悔しかったら、歌で伝えてみろよ”っていつも自分でにいってきたから」
と心のうちをお話しくださったのです。

そんなこと、聴いたら、いやん、ますます好きになっちゃう。
もう、どうしましょ。

イメージ 6
※会期中に一度はいただきたかったのです。
大葉がたくさんのっていて、ゴキゲン!
自分でつくるときの参考にしたいです。

そんな歌への思いを語られてから、「ふるさと」を唄ってくださったのです。
わたし、この曲が大好きです。
そして、「ふるさと」を唄っておられるときのきよしさんも大好き...。
胸熱くなり、そして心癒される素敵な曲に出会えたことに感謝しているのです。

きよしさんは、「きよしのねずみ小僧」を大熱唱されると、「箱根八里の半次郎」を唄われ、来場のお礼をあらためておっしゃると、最近の印象的なできごとであるご自宅に咲いている睡蓮のお話しをしてくださいました。
「睡蓮は泥の中から咲くんですよね。土じゃだめなんですよ。
泥の中から幸せを咲かせられるんですよ。
だからあきらめたら絶対だめ。希望を捨てない。”あきらめ”という言葉はいりません。
僕、(自宅で咲いた)睡蓮をみて、花のなかでいちばんきれいだなって思ったんです。
でも、睡蓮は泥がないと咲かないんですよ。
そんな睡蓮をみていたら、”きよしくん、「男の絶唱」で睡蓮て唄っているでしょ。あんた、がんばんなさいよ”って、話しかけてきたような気になったんです」
と。


イメージ 7
※堺のお友達にいただいた”ねずみ小僧”のハンカチ。
そして、”ねずみ小僧”バージョンの喧嘩札つくりました。

「あと数日しかないんですよね。
精一杯お芝居とステージをつとめさせていただきたいと思っています。
どうかこれからも”氷川きよし”をよろしくお願い申しあげます」
と、千秋楽への思いをお話しされたきよしさんでした。

そこで客席のボードがたくさん揺れると、
”翔け渡り鳥!”
”毎日が自分にとって最高の舞台です”
などなど愛のこもった素敵な言葉ばかり。
きよしさんはひとつひとつ読みあげられたのです。

ちなみに、ひばりさんの歌(現在は「愛燦燦」)を歌唱されると、
”どうもありがと”とひばりさんの真似をされるながれで、大江裕の真似も披露されているきよしさんと西寄さん。
大江さんはこのことをご存じかしら? と思っていたのですが、27日に公演を観に来てくださったのだそうです。

大江さんにぜひ感想をきかせていただきたいですね。


それでは皆さま、またお逢いできますように!


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