5月後半、父が急に、”家のクロスを張替えたい”といいだして、見積もりをして、諸々の準備を進めて7月3日から1週間ほどかけて、クロス屋さんにお願いすることになったのです。
部屋の荷物を移動しなければならないので、腰を痛めていては無理と、あきらめていたのですが、最終日にしていただけるということで、少しずつ荷物を移動して備えたのです。
もともとは他の部屋同様、真っ白なクロスだったので、それ以外考えていなかったのですが、いざ張り替える段になって、クロス屋さんのアドバイスもあって、大きな方針変更をしたのです。
こちらが選んだクロスです。
北欧のテキスタイルデザインで、ニッティポルク(NITTYPOLKU)という名前がついていて、草原の小道、ノラニンジン、クローバー、シダ、忘れな草が描かれています。
この機会に机とイスもチェンジし、荷物を大幅に減らしたいと思っているのですが...。
机とイスが届いて、セッティングしてから、他の家具をもとに戻すので、今はベッドと机だけ。
この空間で数日すごしてみると、このまま部屋から一時的に移した諸々を処分してしまいたいような思いがしてくるのです。
※左下の黒いクマちゃんが以前もブログに登場したことがあります。
今はPCのスピーカーとしてわたしの傍にいてくれています。
これまでの真っ白なクロスからかなりのイメージチェンジとなりましたが、あたたかな色と、たくさんの植物に囲まれていると、それだけで力がわいてくるのです。
天井部分は白にしていただきました。
ここに仮置きしてあるPCと机が入ると一気に生活感がでてきますね(笑)。
おかげさまで腰の痛みもかなりひいてきました。
クロスの張替え無事に終わったので、これからお部屋の模様替えをしつつ家具や物を戻していきます。
わたしにとって7月17日は早めの夏休みのようなものとうけとめておりまして...。
18日から後半戦のスタート、諸々パワー全開でがんばっていきたいと思っています。
そう、なぜ18日から後半戦がスタートかといいますと、
なんて、説明するまでもありませんね(笑)。
きよしさんが生放送される「うたコン」に出演され、なんと島津亜矢さんと”股旅演歌対決”されるのですもの。
ところで歌唱曲目のなかに「旅笠道中」がありましたが、きよしさんはその曲も唄ってくださるでしょうか。
とてもとても個人的なことですが、「旅笠道中」こそは、わたしが、”氷川きよし”のファンになった出逢いの曲なのですもの!
そして唄ってくださるのは2011年の「ファンクラブ限定コンサート以来ではないでしょうか。
当日はNHKホールに観覧にいってまいりますので、またご報告させてくださいね。
さて、2011年のFC限定コンサートの様子を、ブログで読み返していたら、あのときの感動が蘇ってきたのです。
よろしければ以下、ご報告の記事の部分をアップしますね。
(それでも長くてごめんなさい)。
8日、9日の2日間4公演の最後、きよしさんは勢いこんでお話をされました。先月の最初の頃は、声が思うように出ずもどかしい思いをされたこともご自身の言葉で話してくださったのです。私が参加したのは両日とも夜の部でしたが、演歌名曲コレクションの中から、”今、きよしさんがファンに贈りたい曲”の最後に、「いつもみんなで手をつなごう」を歌ってくださった時、歌詩のひとつひとつに心をふるわせ、涙で瞳をうるませながら、感極まって涙声になられもしましたが、それでも、明るくにこやかに歌ってくださったのでした。「皆さん、よかったらお隣の方と手をつないでみてください」歌う前に、きよしさんがそうおっしゃると、皆つないだ手をきよしさんに向けて掲げて振る仕草を自然としていました。その時に、”僕も手をつなぎますね”そんなふうにおっしゃったでしょうか。きよしさん、私たちと同じようにマイクを持っていないほうの右手を掲げて振られたのです。その時、不思議なことに、”あっ、きよしさんと手がつながった”と私は感じたのでした。きよしさんの身体はひとつですから、きよしさんと手をつなぐだなんて物理的には不可能なことなのですが、でもたしかに、そう感じたのでした。歌う前にきよしさんの手と、そして心ともつながっていたのだと、私は思うのです。そして、きよしさんご自身もそのことを感じてくださったからこそ、歌うほどに涙されたのではないかと想像するのです。2000年6月21日に今回、きよしさんが歌ってくださった「旅笠道中」が収録されている 「股旅演歌名曲選 氷川きよし/箱根八里の半次郎」がリリースされています。きよしさんがデビューされた2月2日から半年もしないうちにリリースされているのですが、当時の私は会社勤めでしたので、思うように時間もなく、最初の頃はきよしさんにお会いする機会もなかったのです。そしてテレビやラジオでその歌声を聴いて、素晴らしいなあ、がんばってほしいなあと、そんな気持ちを抱いていたのですが、このCDを手にして「旅笠道中」を聴いた時、この歌の舞台がどこなのかは知らないのですが、突然、子どもの頃、夏休みに家族で出かけた伊豆の山あい、そして木立ちの映像が浮かんで、木々の葉が揺れる音がし、土ぼこりの匂い、ほほを撫でる風を感じたのです。自分に何が起こったんだろう?そう思いました。素晴らしいとか、感動したとか、そういう感情を軽々と超えて、名状しがたい思いでいっぱいになったのです。そしてその時から、きよしさんが私にとって、特別な存在になったのでした。あえて言葉にするなら、”魂の歌手”と言ってもよいでしょうか。私の、まさに運命が決まった瞬間だったのです。きっと皆さまにも、お一人お一人のきよしさんとの運命の出会いがおありかと思いますが、私はまさにその時だったのです。それで、折りにふれ、今のきよしさんの歌う「旅笠道中」を聴いてみたいと願い続けてきたものですから、今回その夢がかなって、涙、涙となり、およそ冷静さを欠いてしまったのでした。きよしさんが今日までずっと歌ってきてくださったことに感謝したことは言うまでもありませんが、私もそれなりにいろんなことがあったけれども、それでもがんばって生きてこれてよかった。そのおかげでこんなに幸せな思いをすることができたなんて、本当によかった。きよしさんから、「お疲れさま! よくがんばったね」とご褒美をいただいたかのような気持ちになったのです。きよしさんをずっと応援してこられている皆さまは、私のようなお気持ちになられたことがおありなのではないかと思います。きよしさんは、9日の夜の部のラストで、やはり自分の言葉で言っておかなくちゃと思ってくださったのでしょうか...。きよしさんにしては勢いこんで早口で、被災地にいらしたことを、”内緒だけど”と何度かことわりながら、お話ししてくださったのでした。そして、「僕も皆さんと同じです。苦しんだり、悩んだりすることもありますし、病気をすることもあります。でも決して一人ではありませんし、苦しんだり悩んだりしたら、それ以上に嬉しいことがありますね。僕は歌を通じて皆さんとつながることができることを知りました。ありがとうございます。これからも氷川きよしと、氷川きよしファンクラブをよろしくお願いします」そうおっしゃって深々と会釈をされたのでした。シリアスになりすぎてはという思いもあったのでしょう。あのリーゼントをアレンジしたヘア(今週の「女性自身」に載っています)のポップさ。そして「陽春」をアカペラ&生声で披露してくださった後、マジシャン風のコスチュームの帽子を取ると、白い小鳥がきよしさんの頭の上に乗っていたのでした。きよしさんは場内のどよめきに、”えへへへ!”という感じで愉快そうにされていました(笑)。コンサート途中のトークでも、小島よしおさんの真似をして”そんなの関係ねぇ!”と、きよしさんはおっしゃって、さらに物まねがとまらなくなると、西寄さんもなぜか”コマネチ”を披露してくださったりという一幕もありましたし、西寄さんが赤いふんどしをお召しになってのお誕生祝いのコーナーも場内大爆笑だったのです。私はこうして数日が経ってみて、何だか、きよしさんのお心を感じたのです。もちろん私の勝手な想像でしかありませんが、”歌への思い、ファンへの思いは熱く深く、切ないほど...。僕のその心のうちをあなたには知っていてほしいけれど、でも、少しも悲しまないで、そして心配しないで。あなたには幸せであってほしい。だからどうかいつも笑顔でいてください”きよしさんの真心と愛のこもった歌声。そして汗と涙と笑いいっぱいのステージを見ていて、そんなきよしさんの思いが感じられたのでした。9日夜の部は4公演の最後ということで、6時からスタートしたのですが終演は9時近くになっていました。きよしさんは心のままに歌い、そしてお話しされたのです。そんなきよしさんの様子から、その場(2200人収容ですので)にいらっしゃれない全国のファンの皆さま、そして被災地でがんばっておられる方たちのことを心においていらっしゃるように感じられたのです。というのも8日夜の部でもそうでしたが、ご近所の方に「氷川がどうかお元気でと。よろしくお伝えください」とおっしゃって、場内は和やかな雰囲気になったのですが、きよしさんはそんなふうに、ご自身の思いや言葉が、ファンからまたファンへ、心ある方からまた心ある方へと伝わっていくのだと思っていらっしゃる様子ですものね。私自身もまた、きよしさんの応援をさせていただく中で、ああ、本当なんだ、伝わるのだと思わせていただいてきたのです。ありがたいことです。「最初ファンクラブは10人の方が集まってくださってスタートしました。10人が100人、100人が1000人、1000人が1万人、1万人が2万人(現在の会員数は多少の欠番があるとしても60000人くらいでしょうか)と、こうして多くの方に応援していただけるなんて、夢のようです」初めて単独コンサートを開催した中野サンプラザは歌手・氷川きよしの原点。その舞台に立って、感慨深く思われたのでしょうか。そのようなことをお話しされたのです。そして、「心はつながっています。離れてもいても距離なんか関係ないんです」そんなふうにもおっしゃっていました。今月23日にリリースされるアルバム「演歌名曲コレクション15~情熱のマリアッチ~」への思いをお話ししてくださり、「寒紅梅」はきよしさんご自身の中にわきあがった言葉がモノローグとして入るそうで、そのナレーションを披露してくださり、そしてアカペラで歌ってくださったのです。”一人じゃない”というきよしさんの熱い思いに、じんときてしまいました。岡山にコンサートでいらしていた時に朝ジョギングをしていて、思い立って、ディレクターさんに電話をかけて、アルバムの内容について感じていること、迷っていることなどお話しされたのだそうです。朝8時過ぎのこと。お隣には西寄さんがいらしたそうです。”もっとこんな思いををのせた歌を作ってほしい。自分の今の心を表現したい。伝えたい”そのようなことを話しているうちに、泣いてしまったそうです。きよしさんの熱い思いを受けてディレクターさんはもちろん、作詩・作曲の先生方にも思いを伝えさせていただいたのでしょう。アルバムには制作に携わったすべての皆さまの真心と愛が込められているのでしょうね。終演後に西寄さんがマイクでお話しされていたら、突然きよしさんが!「皆さん、今日はありがとうございました。お気をつけてお帰りください。どうぞお元気で、お元気でいらしてくださいね。お元気で。お元気で!」まさかきよしさんがお話されるとは思っていませんので、すぐには気付かない方も多々おられ、あれ? きよしさん?”もう、出てきてくれればいいのにねー”とどなたかがおっしゃると、”そうよねー”と皆で顔を見合わせてうなずき合いました。ほんと、家族みたいですねっ。
2011年の思い出もこうして読み返してみると、色鮮やかに記憶がよみがえってきて...。あらためてこのコンサートのDVDを見たくなりますね。