今夜はNHKホールでおこなわれた「第17回 虹の架け橋 まごころ募金コンサート」の観覧にいってまいりました。
テーマは”明日につなげる日本の名曲”ということで、きよしさんはオープニングから大活躍(喜)。
NHK BSプレミアムで11月5日(日)19時30分~20時59分に放送されるそうですので、お楽しみに!
今回で17回目となった日本音楽事業者協会が主催するこのコンサートは、”音楽を通して被災者の皆さんを元気づけ励まそう”という思いのもと、2001年にスタート。
その年に発生した三宅島噴火による被災者の皆さまの支援をという思いがきっかけになったそうです。
”Save THE MIYAKEJIMA"という副題がいつしか””Save THE EARTH"になり、その活動はひろがってきているように感じます。
今回は昨年4月の熊本地震で被害を受けた熊本県、7月の九州北部豪雨で被害を受けた福岡・大分両県の被災者支援を目的にされていたそうですが、3県の東京事務所の所長さんが来場され、コンサートの前半で贈呈式がおこなわれました。
最後にご挨拶された大分県の所長さんの、
”みんながんばっています。おいしいものや温泉がありますので、遊びにきてください”
とおっしゃった言葉がとくにこころに残ったのです。
まだまだ仮設住宅で暮らす方が多数おられ、解決できない問題ものこっていますが、゛歌にこころを癒され、励まされ、前をむいて歩いていきましょう゛といういう熱い思いがどなたからも感じられ、胸熱くなりました。
所長さんたちも贈呈式の前後は客席もどられコンサートを楽しまれている様子がたまたま目に入り、嬉しい思いになったのです。
きよしさんは開演前の取材のなかで、コメントを求められると、
「歌手としてこうして立たせていただき、微力ですが聞いてくださる九州のみなさんに元気とか励ましを届けたいと思います」とおっしゃったそうですね。
とここまで書きまして、以下(画像の下から)はコンサートの内容にふれるものになりますので、よろしくお願いいたしま
す。
幕があくと、出演者の皆さんが勢ぞろい!
センターの五木ひろしさんの向かって右(左は藤あや子さん)に、紋を染めぬいた白地の着物に袴姿のきよしさんが笑顔で立っておられたのです。
浜口庫之助さんがつくられた「空に太陽がある限り」、「人生いろいろ」(こちらは詩は中山大三郎さん)を皆で歌唱されました。
そしてまずは今それぞれの歌手の方ががんばって唄っている”新しい歌”のコーナーということになり、トップバッターはきよしさん。
紋付き袴姿で、゛新しい歌゛ときたら、もちろんあの曲でございます!
「男の絶唱」を唄ってくださいました。
等身大のきよしさんの思いがこころにしみて...。
”一緒にがんばって生きていこうね”という大きな励ましのメッセージが胸にひろがって、晴れやかな思いになったのです。
数名の方が歌唱されると、今年他界されたアーティストの皆さんを偲ぶコーナーとなり、
おひとりめはペギー葉山さん。
ステージの上方から大きなフレームパネルがおりてきて、そこには在りし日のペギーさんの輝くように美しい姿が
ありました。
きよしさんはコーナーの冒頭で、下手のトークコーナーに登場されていたので、そこで歌唱されるおひとりの大江裕さんにむけて、頭上高く手をあげて拍手されていらして、微笑ましい思いになったのです。
このコーナーのあとで募金の贈呈式となり、皆で「ふるさと」を歌唱したのでした。
つづいて船村徹先生を偲ぶコーナーになり、ステージには船村先生のお写真のフレームパネルが。
そこできよしさんがトークコーナーに登場され、徳光さんに船村先生への思いをきかれると、その素晴らしさを語られ、
そこできよしさんがトークコーナーに登場され、徳光さんに船村先生への思いをきかれると、その素晴らしさを語られ、
「作品自体が僕のこころの師匠でございます」
と結ばれたのです。
きよしさんが演歌に魅せられた「兄弟船」は、船村先生が作曲されたのですものね。
そして、平尾昌晃先生を偲ぶコーナーでは、五木さんが、゛今日あるのは平尾先生のおかげです゛と、先生とのエピソードをお話しされたのですが、フレームパネルの平尾先生のお写真があまりに素敵で。まるで話しかけてきてくださるように感じられて、せつない思いになりました。
最近、家入レオさんがハマっている昭和のヒット曲としてとある番組で紹介されていた「二人でお酒を」も披露されたのですが、平尾先生の作品だったのですね。
きよしさんは、このコーナーには登場さされませんでしたが、オリンピックが開催された昭和39年にヒットした曲のコーナーに鮮やかな紫色のスーツでと坂本九さんの「明日があるさ」を唄ってくださいました。
さっそうとボックスステップを踏まれての楽しい歌唱。きよしさんが演歌に魅せられた「兄弟船」は、船村先生が作曲されたのですものね。
ちなみにこのコーナーに移る前に、「ふるさと」を歌唱された皆さまが舞台袖に戻ろうとされ、きよしさんは上手の方に進みかけると、城之内早苗さんだったでしょうか? ”あっちですよ”というふうにきよしさんにお声をかけてくださり、きよしさんは進路変更され(笑)、さらにそのままいったん下手袖に入るべきなのか蛇行され(笑)、徳光さんと紀香さんがいらっしゃるトークコーナーに進まれたのでした。
歌唱されるとき以外は思いきり自然体のきよしさんですね(喜)。
そして、きよしさんはまだ衣裳替えされていなかったので、ここではどの曲を唄ってくださるのかしら?
と、わくわくしていたのですが、
なんと!
「王将」を唄ってくださったのです。
なんて素敵な歌唱なんでしょう。
その歌唱にひきこまれたわたしですが、歌唱は1コーラス。
ああ~、もっともっと聴きたい~。
大きな感激とともに、そのままフルコーラス聴かせていただきたかった~という余韻がのこったのです。
でも、そのあと、五木さんがギターを携え、ギターリストの斉藤功さんとともに登場され、「男の友情」を歌唱されるたところで、きよしさんもステージに。
五木さんのお隣にセッティングしてくださったイスにすわられ、五木さんが、
「天国の船村先生に届くようにがんばって唄いましょう」
とおっしゃると、きよしさんは天を仰ぐような仕草を何度かされ、そこで五木さんと斉藤さんによる「別れの一本杉」のギター伴奏が奏でられたのです。
きよしさんは、つぶやくように、語るように唄いだされ、その歌唱にわたしは魅せられておりました。
陰影濃く、響く”氷川節”のなんてここちよい響きだったことでしょう。
こころのささくれが癒されていくのを感じていました。
2コーラス目は五木さんが唄われ、結びのフレーズはきよしさんも一緒に唄われたのです。
歌い終わるときよしさんは五木さんと視線をかわして静かに微笑まれると、その場で立ちあがり、ていねいに五木さんと斉藤さんにお辞儀されました。
そして、五木さんと斉藤さんがギターをおろされると、3人並んで船村先生のお写真に深々と一礼。
この日の歌唱と演奏はきっと船村先生に届いたことでしょうね。
2コーラス目は五木さんが唄われ、結びのフレーズはきよしさんも一緒に唄われたのです。
歌い終わるときよしさんは五木さんと視線をかわして静かに微笑まれると、その場で立ちあがり、ていねいに五木さんと斉藤さんにお辞儀されました。
そして、五木さんと斉藤さんがギターをおろされると、3人並んで船村先生のお写真に深々と一礼。
この日の歌唱と演奏はきっと船村先生に届いたことでしょうね。
最近、家入レオさんがハマっている昭和のヒット曲としてとある番組で紹介されていた「二人でお酒を」も披露されたのですが、平尾先生の作品だったのですね。
光丘翔太さんがバートナーでしたが、そこに岩佐美咲さんも(喜)。
キーが男性おふたりに合わせたものだったので、思いきりかわいいソプラノで花を添えてくださったのです。
きよしさんは、高く高く(大げさでなくどなたよりも!)手を掲げてふってくださっていました。
優しさの輪がますます広がりますように!
それにしても今日は終日雨降りで、気温も低く12月のよう。
ぶるぶるしてしまう寒さでしたが、皆さまの熱唱にこころぽかぽか、足取り軽く帰宅しました。
明日は市原市市民会館でおこなわれるコンサートにいってまいります。