今日は2016年2月2日。
”氷川きよし”が2000年の今日この日に誕生したのですね。
今日からいよいよデビュー17年めに突入!
そして、新曲「みれん心」がこの特別な日に発売されますね。
氷川きよし様、
おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。
これまでもこれからもずっと大好き。
というより、ますます好きになっているわたしですので、
ますます心をこめて微力ですが応援させてくださいね。
今日はコンサートの夜の部に参加しますので、”おめでとう”と”感謝”の思いを、拍手と、”きよしコール”にこめて贈らせていただけたらと思っています。
昨夜、今日のこの日に寄せて、昨年みつけてひと目ぼれした”観覧車のカード”を、きよしさんに贈らせていただきました。
皆をのせて、さまざまな風景をみせて楽しませ、その心を夢や愛いっぱいにしてくださる”夢の大観覧車”は、まさに”氷川きよし”の歌声。
今回は海にうかんでいるアレンジをしていますが、そのまま空を飛ぶこともできる。そんなイメージなのです。
今日は銀座の山野楽器さんに寄り、渋谷で用事をすませてから、中野へと移動しましたが、この最新の”きよ新聞”に描かれているイラスト、きよしさんにそっくりですね(嬉)。
※”きよ新聞”に書かれていたイラスト。
いやん、可愛いすぎますねっ!
ところで皆様は、きよしさんとどんな出逢いをされましたか?
わたしのように、思えばあれが出逢いだったんだなあというような何気ない出逢いをされた方や、
”全身に電流がはしって、これぞ運命の出逢い”というようなドラマティックな出逢いをされた方もおられると思います。
でも、こうして”氷川きよし”のファンとして歌の道を皆様と一緒に歩ませていただいている今、何気ないと思っていた出逢いもまた、”運命の出逢い”だったのだなあと感じるようになりました。
このブログを開設してふたつめに書いた記事(2008年10月8日)、よろしかったらお読みくださいね。
「☆出逢い・1999年」
”おめでとう~!!!”
デビュー記念日をお祝いする皆の言葉に、
”ありがとう~~”
と、きよしさんはマイクをあつかっていることを忘れているかのように、大きな声で、遠くまでとどくようにゆっくりと力強くおっしゃいました。
2月1日に中野サンプラザホールでおこなわれたコンサートの夜の部でのことでした。
この日は昼の部のあとにワイドショーの取材があったそうで、ほとんど休む間もなく夜の部の開演となったそうですが、オープニングの「男花」から、パワー炸裂!
その熱い歌声が、心の奥にまでじんじんと響いてきて...。
わたしは1曲1曲に、きよしさんとのこれまでの思い出がよみがえってきて、胸がいっぱいになったのです。
ちなみにセットリストはわたしが前回参加した1月19日のウェスタ川越でのコンサートと同様です。
ここで、ちょっとマニアックな話題になりますが、今のきよしさんの歌唱やパフォーマンスの鮮やかさに聴き惚れ、見惚れながら、その歌い方や発声、ごく自然な動きにも、ああそう、きよしさんはデビューのときから、こんなふうにためて歌っていたなあとか、この仕草は変わらないなあと、自分らしさをそこなうことなく、進化させ続けている”氷川きよし”の来し方を
思っていました。
これまでに素敵だなあと感じたもののすべてが、今の”氷川きよし”のなかにちゃんとあって、さらに新たに”素敵だと思わせてくださるさまざまなもの”をうみだしてくださってきたのですから、ますますファンになって当然ですね。
それにしても、どこまで好きになってしまうのでしょう?
自分自身の人生で体験した”好き”のマックスを更新し続けているわたしです。
※CD即売コーナーに飾られていた全身ボードです。
すでに2月2日の日付で書かれていますが、
サインの”し”の”はらい”がのびやかで素敵ですね。
司会の西寄ひがしさんが、中野サンプラザホールのことを、”氷川きよしの歴史をもっとも知るホールのひとつ”と紹介されると、
「23歳のときでした。
はじめてのコンサートをこのホールでさせていただいたんです。
皆さんがチケットを買ってくださってのコンサートははじめてのことでした。
それまでは全国をキャンペーンでまわらせていただいて。
僕、ビールびんの上にのって...」
きよしさんがそう言いかけると、”びんじゃないでしょ(笑)、それだとサーカスになっちゃうよ~”と、どよめく客席に、
「えっ、あっ、そうですね、ええと、ビール箱っていえばいいんですかね」
と、ご自身で(かなり真剣に)フォローされてから、
「キャンペーンで、歌を歌っていたのですが、そのときは電車に乗って移動して、自分で衣裳を持って、アイロンも自分でかけて。あの、シューっていうスチームアイロンですよね」
と、当時の様子をふりかえってお話しくださったのです。
キャンペーンを続けていくうちに、最初は数人だったお客様の数が次第にふえていき、またたく間に人気者になったきよしさんですが、
「僕が歌って、お客様が喜んでくださって、並んでCDを買ってくださって、嬉しかったですよね~。
デパートの広場やイベントスペースでキャンペーンをさせていただいたときに、イベンターの方に、”ここでのキャンペーンで一番のたくさんの人が来てくれたよ”とか、”CDがいちばん売れたよ”といわれて...。
皆が、とても喜んでいたんです。
僕、そのときに、僕にかかわってくださった皆さんがそうやって潤ってっていうんですかね? 潤って喜んでくださるのをみて、僕もまた嬉しくなったんです」
わたしは、きよしさんのその言葉に、22歳のそのときに、もうそんなふうに周囲をみることができていたのだなあと、驚き、そして感動せずにはいられませんでした。
そして、ファンや自分を支えるスタッフのみならず、”氷川きよし”に関わってくださる方たちの思いを受けとめてその瞬間が、プロ歌手としてのまた大きな一歩だったのではないかと感じ入ったのです。
「20012001年7月5日に、ここ中野サンプラザで、初の単独ステージ(“チャレンジステージ”をさせていただきました。
僕が単独でコンサートだなんておこがましいと思いながら、今日まで続けてこさせていただいています」
きよしさんはそうおっしゃって照れ臭そうに微笑むと、
「あのときは、司会の方がつくといわれて、どんな方なんだろう? 気が合うかな?って思っていました。
コンサートの当日に(ようやく)初めて会って...」
と、そこでお隣にいる西寄さんと視線をあわせたきよしさんに、
「私の印象はいかがでしたか? 率直にいってください」
と西寄さんがおたずねになったのです(笑)。
「個性的な方だなーって」
と、西寄さんを見つめながらのきよしさんの言葉に、
「やさし~い!」
と、思わずおっしゃった西寄さんでした。
17年めに突入したことを西寄さんが話題にされると、
「ほんとうにありがたいです。
皆さんの応援してくださる真心にお応えしたいと思って、その思いで今日までずっと歌ってくることができました。
ありがとうございます」
きよしさんはあらためてお礼をおっしゃったのです。
2月8日に放送される「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」(TBS)の収録が数日前にあったそうで、きよしさんは南こうせつさんと「星屑の町」、ソロでは「王将」を歌唱されたそうです。
放送が楽しみですね。
と、ここで、きよしさんがなにやら不審な動きを(笑)。
「歯につまっているものが気にしているととれなくて、忘れたころに出てきて、ねっ」
と説明されるきよしさんに、”いったいなんなんですか?”と”おいさめモード”でおっしゃったでしょうか(笑)。
きよしさんは、涼しいお顔で、「ネギがつまって~」とおっしゃって、さらにくちもとをチュッチュッとされたのでした。
もう~、公衆の面前でそんなことして...。(と以下はは小声で)もう、ますます好きになっちゃう...。
デビュー17年めに入って、ますますファン心をがっちりとつかんでいただいているわたしでした(汗)。
”ふれあいコーナー”で、当選されたおひとりめは23歳の長野県在住の女性。
仙台のご出身で、以前、お話しされたときに、きよしさんの”あごが好き”とおっしゃったことを覚えておられたそうです。
レパートリーをふやそうと、妹さんとカラオケにいったときに、「きよしのズンドコ節」にチャレンジしたのがきっかけで、どんどんきよしさんのことが好きになったということでした。
ひとりぐらしをはじめたところ、部屋に虫がでて、その虫をみて、”いやですね、ばかですね”といってくださっているそうですが、その虫にどう対処したらいいのでしょうかという質問でした。
虫が大好きなきよしさんは、子どもの頃は素手で虫にさわって、かぶれてしまったこともあったそうですが、今、自宅で育てているみかんにアゲハ蝶の幼虫がついてお困りということでした。
と、ここで、西寄さんが、大阪でのエピソードをお話しくださいました。
食事をしていたら、サラダのキャベツのなかにモンシロチョウの幼虫がはいっているのに気づかれたきよしさん、”殺したら、かわいそうだから”とおっしゃって、紙コップに幼虫をいれて、外にはなされたそうです。
西寄さんのお話をうなずいてお聞きになっていたきよしさんは、
「あれが蝶になって、”きよしさん、ありがとう~”っていいにきてくれるかなあって」
とひとこと。
そうですね、春に大阪にいらしたときに、来てくださるのではないでしょうか、ね。
おふたりめの当選者は1階席の男性でした。
35歳、独身ということで、”どうしたらきよし君のようにイケメンになれるんでしょうか? 僕にとって死活問題なので、よろしくお願いします”
というような質問でした。
とても澄んでいてとおるお声のその方に、まず、きよしさんは、ご自身からみて素敵な男性であることをおっしゃってから、
「やっぱり、その人、その人の魅力があると思うんです。
だから、自分らしく。
仕事をキチッとして、職場の人に信頼を得ることって大事ですよね。
ナマイキながらいわせていただきますが、一応38年間生きてきているので。
どうやって内面を磨いて、そして外面もからだを鍛えたりして磨いて」
と、きよしさんがそこまでおっしゃると、西寄さんがなんだか居心地悪そうにされていたのです(笑)。
きよしさんは、
「西寄さんは、バランスがいいんですよ」
とおっしゃったあと、
「二人並んだときに」と(笑)。
これまで、”バランスがいい”と西寄さんをほめておられたきよしさんですが、そのあとに、きよしさんと並んだときにという条件付きだったのですかね(笑)。
なんて。
場内大爆笑でしたが、もちろんそんなことありません。
西寄さん、たのもしくて、あったかそうで、素敵ですよね。
※この案内板にも歴史を感じますね。
”ふれあいコーナー”でもりあがったあとは、2月2日に発売される新曲「みれん心」の話題に。
「話題にしていただきたいですね~。
サビの部分の”♪いやですね、ばかですね”がミソ! おミソなんです。
たとえば、こんなふうにズッコケたときもね、
(と、実際にその場でズッコケてみせてくださり・笑)、”いやですね ばかですね”っていったら、なんだか気持ちが前向になれますでしょう(笑)。
自分自身が励まされると思うんですよ」
と、流行語大賞をも視野にいれた思いをお話ししてくださいました。
きよしさんがお着替えのために舞台袖に戻られると、西寄さんが、きよしさんの”迷言”を披露してくだいました(笑)。
つい最近では、”ああ~久しぶりに、王座のギョウショウにいきた~い”
とおっしゃったそうで(笑)、
「私、瞬時に餃子の王将とわかりまして。
ますます”氷川きよしの通訳”として、変換機能がバージョンアップしていることを感じております(笑)」
西寄さんはトークについては、きよしさんと打ち合わせをしたことはなく、その場の流れで進めていることをおしえてくださると、”まだ時間があるようですので”と、電話でのエピソードをお話しくださいました。
ご存知の方も多いかもしれませんが、オチを知っていても、何度も聞いても大笑いしてしまうのは、西寄さんの話術が素晴らしいからですよね。
「きよしさんは律儀な方ですから、お世話になった方には、すぐにお礼の電話をかけられるんです。
あるとき、”あっ、知らない女の人がでた。それも外国の人で、ヘイ、ユー!っていってる。西さん、どうしよう”とおっしゃるので、とにかく代わってでてみたら、(皆さんこのあとはおわかりですよね・笑)”au留守番サービスです”って(笑)」
場内の大爆笑に、舞台袖から、”西さん、また、そんなこと話して。みんなもそんなに笑わないでよ~”というきよしさんのお声が聞こえてくるようでした。
いよいよコンサートも大詰めです。
きよしさんは、凛々しい袴姿で「一剣」を歌いおえると、あらためて来場のお礼をおっしゃいました。
「月のはじめ、週のはじめの月曜日、日曜日のあとのお忙しい日にお越しくださってありがとうございました。
明日からデビュー17年めに突入しますが、僕が今日まで歌ってくることができたのは、支えてくださる皆さんがいらしたからです。
皆さんがいてくださたから、僕は歌ってこられたんだなあって。
思いおこせば18歳のときに、演歌歌手をめざして上京しました。
高校生のときに演歌をお年寄りの前で歌わせていただいたら、とてもよろこんでくださって、その喜んでくださるのをみていたら、僕もじーんときてうれしくなったんです。
それで、こんなふうに(これからも)お人さまによろこんでいただきたい。(そのために)僕、演歌を歌っていいんだって。
皆さんに喜んでいただけることに幸せを感じたんです。
自分だけがうれしくいても、さびしいですよ。
僕はやっぱり皆さんと一緒に喜んで、ともに幸せになりたいと思うんです。
20周年に向かって、さらに成長していかれるように、がんばってまいります。
応援をよろしくお願いします」
きよしさんがそこまでおっしゃると、待ちきれず堰をきったように”きよしコール”がおこりました。
きよしさんは、”きよしコール”に、うん、うんと目をほそめてうなづいてから、
「嬉しい~、嬉しい~」
とおっしゃり、
「僕、もう30曲くらい歌いたい...」
とつぶやくようにおっしゃったのです。
その瞬間、きよしさんのあたたかな心がますます広がって、わたしは、あたたかなものにふわっとつつまれたような気がして、幸せな思いでいっぱいになりました。
きよしさんは、センターのステージの上にすすまれ、「白雲の城」を歌ってくださいました。
明日からいよいよ17年め。
その歌唱に、歌の道をまっすぐに自分を愛するファンと、支えてくださる方達と手をたずさえて歩んでいこうという決意を感じて、ゾクゾクゾクッ! 武者震いがしたのです。
きよしさん、
あなたのファンになれて、わたし、ほんとうに幸せです。
デビュー17年めに突入、そして新曲「みれん心」の発売、おめでとうございます。
そして、いつも素敵な歌声をありがとうございます。
※2日も夜の部に参加させていただきますので、またご報告させていただければと思っています。
またお逢いできますように。