こんばんは。
鹿児島中央駅近くのホテルにおります。
明日、鹿児島県日置市伊集院文化会館から生放送される「NHKのど自慢」の予選を観覧させていただきました。
きよしさんのファンになって以来、一度は経験してみたいことでしたが、こんなに楽しくって感動的なものだったなんて。
予選会にハマりそうなわたしです(喜)。
今回の出場への応募総数は1000通あまり。
そのなかから抽選で選ばれた250組が、歌唱曲のタイトルの50音順に歌っていきました。
ステージにはすでに本番どおりのセットがくまれ、カメラもまわっています。
ゲストがきよしさんとMay.J,さんなので、おふたりの歌唱曲で挑戦されるかたが多いのだろうなと期待していましたが、どの曲をどんなかたがどんなふうに歌ってくださるのだろうとわくわくせずにはいられませんでした。
予選会は途中2回、10分ほどの休憩をとりながら250名全員が歌い終えるのが午後4時半頃、そのあとの審査に1時間くらいという予定をディレクターさんからうかがったときは、結果は当日の楽しみにして発表を待たずに会場を出る気持ちが強かったのです。
でも、250組(10数組ほどがお休みでした)の熱唱を聴いていたら、周囲にも予選会に出場されたかたが多数いらして、お話ししたりしていたので、ひとごととは思えなくなり、結果発表を待ちました。
審査には九州地区のNHKのしかるべきかた数人に加えて、きよしさんが「NHK歌謡コンサート」などでお世話になっているプロデューサーの茂山さんもいらしていたようで、そのこともわたしには嬉しいことだったのです。
詳細は明日のお楽しみなので、ここには書きませんが、20組36人の方が選ばれ、きよしさんの曲を歌唱されたかたもおふたり出場されることになりました。
鹿児島空港から伊集院町へと向かう空港バスに乗車していたのはわたしひとり。
貸し切り状態で、車窓から満開の桜を堪能させていただきながら、ああ、鹿児島にくることができたんだなあとふつふつと感動がわいてきておりました。
もっと早い便の飛行機に乗ることは厳しかったので、会場に着き次第の見学ということで予選会の時間も調べておりませんでしたが、会場に11時半頃到着すると、会館の前には長蛇の列ができていて、開場したところでした。
バス停から、それらしい建物に向かって歩いていくと、NHKの中継車が停まっているのがみえ、間違いないと歩いていったのです。
合格して出場することになったかたたちは、そのあとリハーサルなどのため午後8時頃まで残り、当日は朝7時45分に集合。その際、グループ出場のかたはメンバーがひとりでも欠けたら失格。
中学生の方は保護者の方がつねに一緒にいることが条件。
お召し物は予選会から変えないこと。
合格したから別のものをというわけにはいかないことをはじめてしりました。
学生の方で制服をお召しなるかたは学校の先生に承諾を得ていただくというようなことなどなど細かな確認事項がありました。
お召し物は予選会から変えないこと。
合格したから別のものをというわけにはいかないことをはじめてしりました。
学生の方で制服をお召しなるかたは学校の先生に承諾を得ていただくというようなことなどなど細かな確認事項がありました。
ディレクターさんが、緊張をほぐそうと、
”泣いても笑っても20組。
右、左、それぞれのかたと、目を合わせてニコッ!
はい、もうそれで家族です。
ここは巨大なカラオケボックスです!”
と、おっしゃった言葉が心にのこりました。
司会の小田切千アナウンサーが登場し、さらにもりあげてくださり、演奏をしてくださるバンドの皆さんの紹介があり、いよいよ1番のかたから歌唱開始です。
20番くぎりで舞台上手下に並び、出演者のボックスシートに順番に着席し、流れにしたがって移動しながら歌唱の順番を待ち、歌いだすと、ころ合いをみて、”ありがとうございました”という女性の音声がながれるので、そこで次のかたにマイクをバトンタッチ。
舞台下手寄りの階段をおりて、最前列にすわっておられるディレクターさんと小田切アナウンサーの前にいき、面接をするという流れでした。
順番が近づいて待機されているかたたちをみて、50音順で、今は”い”だから、あの衣装のかたは、きよしさんの歌を歌う雰囲気のかただけど、どの曲を? と、とてもわくわくしたのです。
こういうときに、あらためてきよしさんの楽曲のバラエティー豊かさや、歌うかたの年齢や性別の幅広さを感じさせられますね。
そして、どの曲もきよしさんの歌唱でこれまで聴かせtいただいてきた大好きな曲だからこそ、歌唱されるかたの思いを、より深く感じられるのだろうなと思ったのです。
こんなにまで”氷川きよし”と、”氷川きよしの曲”が愛されていることを肌で感じて、なんともいえない満たされた思いになったのでした。
そして、20周年のときに、これまでの全部の曲での”HKのど自慢”を開催してくださらないかしら?
上手なかたはもちろん、そうでなくても、”こんなにきよしさんの歌が好きなんです”という思いを歌やパフォーマンスであらわして、きよしさんに恩返しするのってどうかしら?
と、脱線してしまいました。
ごめんなさい。
それでは、以下はきよしさんの曲を歌唱されたかたの印象を書きとめるものになります。
どなたか出場されるかは書きませんが、そのうちのおふたりが出場される予定ですので、サプライズを楽しまれたいかたは、お読みになりませぬよう。
よろしくお願いいたします。
どなたか出場されるかは書きませんが、そのうちのおふたりが出場される予定ですので、サプライズを楽しまれたいかたは、お読みになりませぬよう。
よろしくお願いいたします。
きよしさんの曲で最初に歌唱されたのは「一剣」でした。
袴姿の女性のかたで、剣を曲にあわせて振る演出も加えられていました。
つづいて、もう1曲、”い”ではじまる曲。
さあ、おわかりでしょうか?
そう、「愛しのテキーロ」でした。
オヒゲが素敵でダンディな男性が、腰をシェイクして歌唱され、エネルギッシュなダンスに会場もわいたのです。
白いシャツの襟元にスカーフを巻き、さりげないオシャレも魅力的だったのです。
だんだん、股旅姿の扮装をされたかたの歌う順番が近づいてきて、曲目はそろそろ”お”に。
となれば、その曲は?
「大井追っかけ音次郎」でした。
丁髷のカツラをかぶり、4人のかた(ご家族でしょうか?)がきよしさんのお名前や曲名をプリントしたおそろいのTシャツを着用。”祭”のハチマキをまき、扇子を手にもりあげておられました。
そして、そして、いよいよ、”き”ではじまる曲にはいりました。
もう、がぜん期待が高まりますよね(喜)。
トロピカルな柄のアロハシャツをお召しになったグループのかたが登場し、「きよしのズンドコ節」を歌唱。
メインボーカルの男性のシャツは黄色で脇をかためる女性4名はオレンジ。
さらに女性の皆さんはピンク色のポンポン(房)を振り、靴はゴールド(男性は白のデッキシューズ)、船長さんのような帽子をかぶっておられて素敵だったのです。
「きよしのズンドコ節」は、さらにつづいて、ご年配のご主人がソロ、車イスに乗ったおばあちゃんときよしさんのうちわをもって応援のおふたりの女性、はっぴを着て息との合った歌唱を聴かせてくださったご夫婦と、計4組が歌唱されました。
着物地でつくった鮮やかなたはっぴを羽織り、タスキをかけた(メッセージが書かれていましたが、残念なことにわたしの位置からはよく読めませんでした)女性が「きよしのソーラン節」。
ジャケットをお召しになり、折り目正しい雰囲気のご主人が「櫻」を朗々と歌唱され、もうこの時点で、わたしの胸はふるふると感動でふるえておりました。
きよしさんの曲をつうじて、ふだんは離れたところで暮らしていて、この日、はじめてあったかたたちの心をこんなに身近に感じることができるなんて...。
きよしさんのファンにならなければ、この場にはもちろん、この地にくる機会はなかったかもしれないことを思うと、あらためて”一期一会”ということを思っておりました。
※伊集院文化会館はワンフロア、座席1200席ほどです。
そして、”さ”はさらにつづいて、やはりとりわけ九州の皆さんに愛されているのですね。
「さすらい慕情」をおふたりのご主人が歌唱され、おひとりはお仕事着をお召しになっていたので、どんなお仕事をされていらっしゃるかたなのか、うかがってみたかったです。
10分の休憩があり中盤戦。
ここで「虹色のバイヨン」を歌われたかたがおふたりおられました。
おひとりは緑色のお仕事着、もうおひとりはベストにネクタイ、メガネをかけて、キリッとしたムードでの「虹色のバイヨン」でした。
”は”ではじまる曲にはいると、またまた、それらしい扮装の皆さんの歌唱順が近づいてきたのです。
武道のお稽古着姿の女の子がきれいなソプラノで「白雲の城」を歌ってくださり、新鮮な響き。
集中するためでしょうか? 武道をするときのように裸足で、お稽古着には苗字や”伊集院”と書かれていました。地元の中学生? あるいは高校生のようでした。
「白雲の城」はもうひとり、薄紫色の着物にベージュの袴姿の女性が歌われました。
そして、”待ってました!”の「箱根八里の半次郎」となったのです。
ヘルメットをかぶりお仕事着のご主人、オレンジ色の袈裟をかけた女性とつづき、背が高く風格のあるご主人が三度笠をかぶり縞の合羽、脚絆、草鞋と本格的な股旅姿で歌唱されました。
2度めの休憩が終わり終盤戦。
”は”はまだまだつづき、”花”ではじまる素敵な歌がたくさんあることをあらためて感じたのです。
星のバルーンを手に、帽子と胸もとのスカーフにも星をあしらって登場された男性が歌われたのは「星空の秋子」でした。
このあとは?
「みれん心」は新曲だから、除外されるとすると?
と考えていたところ、フェイントをつくように(わたしにはですが・喜)、「未来」を歌う男性が!
赤いベルベットのひざ丈くらいのロングコートで、ボタンや縁取りはゴールドでした。
13曲、計21組のかたが”氷川きよし”の楽曲を歌唱してくださったのでした。
(わたしの数えかたなので、誤差があったらごめんなさい)。
今回、いちばんnたくさんのかたが歌唱された曲は、「Let It Go~ありのままで~」になるかと思います。
May.J,さんがゲストということで、英語で歌唱されたり、”松たか子バージョン”と前置きされたかた、デュエットされたかたなどなど8組のかたが歌唱されました。
つづいて多かったのは「365日の紙飛行機」で7組のかたが歌唱。
AKB48の皆さんが歌う「あさが来た」の主題歌ですが、「あさが来た」は今日、最終回だったのですよね。
毎回楽しみに見てきましたが、今日は見ることができないので録画をいれてきました。
あさのだんな様役を演じた玉木宏さんのような雰囲気のかたも歌唱されて、駅までの帰り道でおみかけして、嬉しくなってしまいました。
※ロビーではいろいろな体験コーナーもあり、、
わたしは実際に使用していた”のど自慢の鐘”を鳴らさせていただきました。
以上、駆け足で、予選会の印象を書きとめてみました。
予選会の様子は録画されて、ロビーでもながれておりましたあので、出場がかなわなかった皆さんの歌唱の様子をご覧になることができるでしょうか。
ホテルにチェックインしてから、黒豚料理と白熊をおいしくいただきました。
さあ、明日は、あの舞台に、きよしさんがいらっしゃるのですね。
どうしましょ、なんだか、急に、今頃になってドキドキしてきました。
これまで、仕事が終わるかとか、飛行機に乗り遅れないかとか、別のことでせっぱ詰まっていたものですから、やっと、やっときよしさんのためだけにドキドキするふだんのわたしにもどったということででしょうか。
それではまた明日、お会いできますように。
※旅先での慣れないPCからなので(一応新しいものなんです)、変換の誤りもろもろ、お許しくださいませ。