おはようございます。
昨夜、かつしかシンフォニーヒルズで開催された「長良グループ・夜桜演歌まつり」の夜の部に参加しました。
”演歌の活性化”のために、東京都23区を23年間かけてまわるという壮大な企画も今年で17年め。
あらためて、このイベントを企画・考案された、長良じゅん会長のお心を感じる”宴”と感じいったのです。
帰宅して、すぐにご報告をと思っていたのですが、帰宅途中にニュースで熊本で大きな地震がおこったことをしり、帰宅してからテレビの前にすわってニュースをみていました。
被害状況の報道に、どうか被害が拡大しませんようにと祈ることしかできませんでした。
今朝、熊本城の映像を目にして、以前、訪れたとき、きよしさんの「白雲の城」の一節に、”苔むすままの石垣に 栄華の昔 偲べども”という歌詩がありますが、描かれている”苔むすままの石垣”とはこういうものなのだと、熊本城の石垣をながめたことが思いだされました。
今は専門家のかたにお願いするしかない状況で、ただただ案じるばかりですが、被害に遭われたみなさまに、謹んでお見舞い申し上げます。
以下は、昨夜の「長良グループ・夜桜演歌まつり」の夜の部のことを書いていきます。
青砥駅をおりて、徒歩5分ほど。
途中、住宅街をとおって下町の和やかな空気を感じながら歩いていくと、ホールがみえてきました。
エントランス横には、モーツァルト像があり、荘厳な外観です。
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このなかのモーツァルトホールで、開催されたのですが、座席数は1318席。
オーケストラ演奏を主目的にしたホールで、ウィーンフィルの本拠地にあるムジークフェラインザールと同じシューボックス(長方形)型空間を採用し、音響にとことんこだわってつくられているそうです。
とても居心地のよいホールでしたので、きよしさんのコンサートでもうかがえたらなあと思ったのですが、そうでした! 来月5月30日にこのホールで、きよしさんはコンサートを開催してくださるのですよねっ(嬉)。
わたしはそのときも夜の部に参加させていただく予定です。
日本人の心の歌である演歌を、23区の津々浦々に届け、開催する区のお役にたちたいと、入場料や、出演者のかたが私物やノベルティーグッズを提供してのチャリティーオークション(オークションのほうは現在はおこなっていません)での収益金を開催区に寄付されてきました。
第1回は、きよしさんがデビューした翌月の2000年3月24日に赤羽会館(北区)で開催され、まさに”氷川きよし”の歩みともかさなるイベントのように思えるのです。
この機会に、これまでの開催区をふりかえってみますね。
第1回 赤羽会館(北区)
第 2回 浅草公会堂(台東区)
第 3回 日本青年館(新宿区)
第 4回 日比谷公会堂(千代田区)
第 5回 ティアラ江東(江東区)
第 6回 渋谷公会堂(渋谷区)
第 7回 中野サンプラザ(中野区)
第 8回 メルパルクホール(港区)
第 9回 文京シビック(文京区)
第10回 五反田ゆうぽうと(品川区)
第11回 江戸川区総合文化センター(江戸川区)
第12回 練馬文化センター(練馬区)
第13回 大田区民ホール アプリコ(大田区)
第14回 すみだトリフォニーホール(墨田区)
第15回 明治座(中央区)
第16回 めぐろパーシモンホール(目黒区)
第17回 かつしかシンフォニーヒルズ(葛飾区)
※ちなみに第4回までは夜のみ1回公演で座席も自由席でしたが、第5回から昼夜2回公演で座席指定という現在のスタイルになりました。
残すところ、50音順で、足立区、荒川区、板橋区、杉並区、世田谷区、豊島区の6区。
来年はどの区で開催されるのでしょう?
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※かつしかシンフォニーヒルズのエントランスです。
夜の部がスタートする前に、民謡ガールズの皆さんのステージがありました。
いつも一生懸命でかわいくって、でも演奏と歌は本格派!
応援しています。
司会の西寄ひがしさんがタイトルコールをされ、幕が開くと、長良グループの歌手の皆さんがステージに勢揃い。
「東京音頭」を全員で歌唱されました。
きよしさんは、赤と濃紺(ですよね)のストライプの三つ揃いのスーツで登場。
歌いおえて、西寄さんが出演者をおひとりずつ紹介され、きよしさんの番になると、ひときわハイトーンでご挨拶されたので、大うけ。
西寄さんに”晴れやかな声で”といっていただくと、ますます嬉しそうなきよしさん、葛飾区は、「男はつらいよ」の”寅さん”でも有名という話題になると、
「へーテンの寅さん?」
と、ご自身もなにかどこかヘンと思われたのでしょうか(笑)、語尾をあげてそうおっしゃったのです。
すると、速攻、西寄さんはじめ共演者のみなさまから、”フーテンの寅さん”と訂正され、
山川さんには、”ウケねらい? えっ、そうじゃないの”と確認までされてしまったのでした(笑)。
もう、”へーテン”でも、”フーテン”でも、おっしゃりたいことがわかるんですから、それでいいんです。
ね、みなさま(笑)。
”へへへへへっ!”と、ますます楽しそうな様子のきよしさん、みなさんのご挨拶がおわると、
「よろしくお願いしま~す!」
とびっくりするほど大きな声でおっしゃってから、
「イェーイ!」
と客席に声をかけられ、客席もすっかり盛りあがったのです。
ここで、山川豊さん、田川寿美さん、水森かおりさん、きよしさんが歌唱されるコーナーになったのですが、そのコーナーの紹介をしていた西寄さん、ちょっぴり”かんで”しまわれたのですが、そのまますすめようとしかけて、みなの”えっ?”という思いを感じられたのでしょうか?
”すみません。かんでしまいました。そのまま流そうかなと思ったんですけど”
というようなことをおっしゃって、鮮やかに言い直されてのです。
ほんのちょっぴりだったんですもの。そのまま流してくださっても大丈夫だったのに...。
西寄さんも、やっぱりきよしさんに負けず劣らず正直なかたなのですね(喜)。
山川さんが「蛍子」、田川さんが「女ひとり旅」、水森かおりさんが「鳥取砂丘」を歌唱されると、きよしさんの登場。
歌ってくださったのは「きよしのズンドコ節」でした。
力みなぎる爽快な歌唱に、春の到来を感じて心うきうきとしたのです。
力みなぎる爽快な歌唱に、春の到来を感じて心うきうきとしたのです。
続いては市川由紀乃さん、椎名佐千子さん、藤野とし恵さんが登場。
初コラボということで、「真っ赤な太陽」を3人で歌唱してくださいました。
ここからスペシャルゲストコーナーとなり、最初に登場されたのは、グッチ裕三さん、「愛がすべて (Can't give you anything, but my love)」をハイトーンボイスで歌ってくださると、西寄さんとともにきよしさんも舞台にいらして、グッチさんとハグされたのです。
西寄さんがグッチさんのスタイリッシュな衣裳を話題にされると、
「今日はこれでバスに乗ってきました」
と、あっさりおっしゃられたので、大爆笑でした。
もしそんなことがあったら、バスのなかはどんなことになるんでしょう?
想像して愉快な思いになったのです(笑)。
きよしさんの話し方を思いっきりデフォルメして真似してくださって、そのことが嬉しくてしかたない様子のきよしさんでしたが、さらに、グッチさんとっておきの”きよし秘話”が炸裂。
グッチさんがプレゼントしてくださった、きよしさんの名前入りのオリジナル玄関マットが、洗濯して干しておいたら風にとばされて行方不明になったことが話題になると、
「あれは僕の人生の汚点です」
と、きよしさんはうなだれたのです(笑)。
その後、近所を捜索したものの、みつからなかったのだそうです。
”天むす”に添えられている”きゃらぶき”のことを”キャタピラ”、“元気”を“年金”。
”お櫃(ひつ)”を”柩(ひつぎ)”といいちがえてしまった話題を、グッチさんと西寄さんがこれでもかとされて、
さらにグッチさんは、ある日、親しくされている三宅裕司さんから、”きよし君が昼間からやらかしてくれたよ”と連絡(お電話でしょうか)くださったときのやりとりまで(汗)。
「昼間のテレビ番組にきよし君がでていて、絵にハマってるっていう話題をしていたんだけど、”どんな画家が好きなんですか?”って聞かれて、バッハって。
ゴッホといいまちがえたんだよね」
とおっしゃっていたのだそうです(笑)。
その間、ひとこともないきよしさんでしたが、
「計算ができない。読み書きもできない...」
とおっしゃったので、そこまで自虐モードにならなくても? と思った瞬間、
「それでいいの!」
と(笑)。
もう、ちょっぴり心配して、そして、その開き直り(ごめんなさい)のひとことに安心したのでした。
グッチさんはきよしさんのお母さまにお会いになったことがあるそうで、きよしさんのお顔をあらためてみつめる、
「いやあ、似てるね、カツラかぶったらそっくりだよ」
とおっしゃったので、きよしさんは、
「僕は父にも似ているんですよね。先日、福岡の実家に帰ったのですが、やっぱりふたりに似ているなあ、やっぱり親子なんだなって思いましたよね」
とお答えになると、
「じゃなきゃタイヘンだけど」
とグッチさん(笑)。
やっぱり笑いの”キレ”がすごいですね。
グッチさんにめちゃめちゃいわれてしまったきよしさんですが、
「きよしくんは歌がちゃんと歌えるんだからいいと思うんだよ」
と、グッチさん流の最高のおほめの言葉をくださいました。
そして、もう1曲ぜひということで、歌ってくださったのは、「オンリー・ユー」でした。
きよしさんと西寄さんがステージ下手へともどられ、曲のイントロが流れ出し、さあグッチさんの第一声と思ったところで、
”この曲、しってる?”
と、客席にむかって話しかけられたのです。
その瞬間、イントロも中断。
上手袖からもスーツ姿の人たちが登場して、ズッコケ、そこにお着物姿の中村玉緒さんまで飛び出してこられたのです。
でも、でも、いちばんすごかったのは、きよしさんでした(嬉)。
黙々とグッチさんのうしろで、下手から上手へむかって、ころん、ころんとでんぐりがえしを3回(もしかしたらそれ以上?)されたのですもの。
素敵なオープニングからの衣裳のまま、ひたむきに回転されるきよしさん、長い髪がその度上下に揺れていたのです。
わたし、あまりのことに、目の前でなにがおこっているのか、すぐにはうけいれることができずにおりました(笑)。
ちなみに、きよしさんは、昨年は”生まれたての仔牛”になられたのでしたね(笑)。
グッチさんのためとあれば、捨て身になってどんなことも厭わないきよしさんに、
「全部、もってかれた~」
とグッチさんはおっしゃると、一瞬、ちょっぴり嬉しそうに微笑まれてから、「オンリー・ユー」を熱唱してくださったのです。
続いてのスペシャルゲストは山本リンダさん。
リンダさんをお迎えする前に、ふたたび西寄さんときよしさんがステージに登場され、
西寄さんが、きよしさんのお母さまがカラオケで「狙いうち」をよく歌われるという話題をされ、”どんなふうに歌うのかちょっと歌ってみてくださいよ”とおっしゃると、
きよしさんは、歌いながら小さくスキップするようにしてその場をまわられたのですが、
そんなきよしさんの様子に「自転車に乗っているのかと思いましたよ~」とのご感想でした(笑)。
リンダさんは、「どうにもとまらない」、「狂わせたいの」、「狙いうち」と歌唱され、
平尾昌晃先生が作曲し、リンダさんが詩を書かれた「愛に生きて」を歌ってくださいました。
リンダさんは、今年の秋でデビュー50周年になるそうです。
おめでとうございます。
リンダさんは、きよしさんのことをデビューのころからご存知でかわいがってくださっていますが、この日もとてもほめてくださり、さらに、きよしさんがの「狙いうち」を舞台袖でご覧になっていたようで、リンダさんの真似をされたきよしさんの真似をさらにリンダさんがしてくださったのです。
3人目のスペシャルゲストはささきいさおさん。
ここで、きよしさんもアニメの声優さんに挑戦!
ということになったのですが、
ごめんなさい。
ここまでで、いったんアップします。
仕事の準備をして、出かけなければならないので、つづきは、今夜、また書かせてくださいね。
きよしさんが、どんなアニメのセリフに挑戦されたのか、お楽しみに~。
きよしさんが、どんなアニメのセリフに挑戦されたのか、お楽しみに~。
きよしさんはどんな曲を歌ってくださるのでしょう?
それでは、また今夜、お逢いできますように。