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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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”ああ、今日はいい日だ”とおっしゃった細川たかしさん。真心いっぱいの「第48回思い出のメロディー」の公開収録に参加しました。

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昨日、NHKホールでおこなわれた「第48回 思い出のメロディー」の公開収録に参加しました。
オープニングは「上を向いて歩こう」を出演者全員で歌い、つづいては水前寺清子さんが「三百六十五歩のマーチ」を歌唱。
出演者の皆さんはそのままステージにのこって水前寺さんの歌唱にあわせて、“ワンツーパンチ”のふりをされ、もりあげたのです。
きよしさんは、白地にブルーグレーのストライプのスーツをお召しになっていました。
記事のタイトルに書きましたが、舞台転換のおり、細川たかしさんが”ああ、今日はいい日だ”とおっしゃるのを聞いて、胸がじんとしたのです。
そして、この番組は、細川さんがふとおっしゃったそのひとことに集約されるように思えたのでした。
萩本欽一さんを総合司会に迎えて、昭和の人気テレビ番組が、NHKで復活というオドロキの展開。
われらが氷川きよしは、ある曲を、天国へと旅立たれた作者の魂に届いたにちがいないと思わせてくださる歌唱を聴かせてくださいました。

放送が8月27日(土)なので、サプライズを楽しまれる方もおられると思いますので、きよしさんの最高に素敵な歌唱と、ある方の歌唱でエキストラ出演されてステージングで魅せてくださったきよしさんのことはこの記事のオリンピックの表彰台の画像(ふれあいホールに設置されています)のあとに、こっそり&ちょっぴり書きますね。





イメージ 1


ふたりの”ちゃん”、欽ちゃんこと、萩本欽一さんと、”とと姉ちゃん”こと高畑充希さんが大活躍。そこに高山哲哉アナウンサーが加わって、、総合司会が萩本さん、司会が高畑さん、高山さんというトリオで進行していきました。
開口一番、「リハとは違うこと、やるからね~」と萩本さん(笑)。
見ているわたしたちには、実際、どこからどこまでがアドリブなのかわかるわけではありませんが、共演者のリアクションに、そのことを感じておりました。
そして、後半、初司会をつとめられた高畑さんが、萩本さんのアドリブについていくのが大変で、変な汗をかかれたとおっしゃったので、やっぱりそうなんだと納得。
そして、そんな萩本さんと自然なやりとりをされた高畑さんに感心したのです。

今回は司会に萩本さんをお迎えしたということで、萩本さんの冠番組がほぼ毎日放送され、週刊視聴率を合わせると100パーセントを超えることから、”視聴率100パーセント男”といわれたエピソードが披露され、その人気番組から、「欽ちゃんのドンとやってみよう」、「欽ちゃんのどこまでやるの!」、「スター誕生」が再現されることに。


出演者は番組HPに公開されていますが、

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番組の中で、萩本さんと、出演者のひとりである堺正章さんを前に、ゲスト出演された小堺一機さんが、チャンスをくださり、勉強させてくださったおふたりが恩人であることをお話しされていたのですが、今回の番組ではあらためて人の恩というものが、どれほど尊いものなのかを感じさせていただくことになりました。
「欽ちゃんのどこまでやるの!」(通称:欽どこ)にレギュラー出演されていた、細川たかしさんが、萩本さんにあらためて感謝の思いを言葉にされ、1回の放送で数フレーズしか歌わせてもらえず、1か月かけて「北酒場」を歌うという萩本さんの演出が大ヒットの追い風になったことをお話しくださったのです。
細川さんはこのステージであらためて萩本さんにお礼の思いと「北酒場」を歌うことができたことに感無量の様子で、”ああ。今日はいい日だ”とおっしゃったのです。
そして、みなさま、そんな萩本さんの恩人が北島三郎さんであることを、萩本さんご自身が北島さんとのトークのおりにおっしゃいました。
萩本さんが坂上二郎さんと組んでコント55号として活動していたとき、日劇の舞台へ出演するチャンスをくださったということでした。



イメージ 3



たくさんの素晴らしい詩や随筆を書かれ、日本語をたいせつにされていた永六輔さんを偲ぶコーナーがあり、萩本さんが永さんと初めて会ったときのエピソードをお話しくださいました。
その思いをうけ、永さんの映像を背にステージにあらわれたのは、われらが氷川きよしでした。
地紋のついたネイビーのスーツをお召しになり、歌われたそのまま曲は、
「見上げてごらん夜の星を」でした。
あまりにも誠実で真っ直ぐな歌声に心が透きとおっていくような思いがしたのです。
忘れられない歌唱でした。
天国の永さんに、“永さん、ありがとう”というわたしたちの思いも届いたのではないかと感じられてならなかったのです。

きよしさんは、一部のトリということで。ステージの照明が消えてもスタッフの誘導を待ってまだ立っておられたのです。
するとその状況をみてとって高山さんが、
“今一度、氷川きよしさんに拍手を”といってくださったので、大きな拍手がふたたびおこると、きよしさんは静かにお辞儀をされ、スタッフについて舞台袖へと戻られたのです。

このあとの休憩時間に、ディレクターさんが後半の説明をされたのですが、その際、
「氷川きよしさん、素晴らしかったですね~。
あのようなシーンで歌うので、リハーサルでもとても緊張されていたのです」
と、楽屋裏のエピソードをお話しくださったのですが、
「氷川さんて、かっこいいですね~

と、感動覚めやらぬ様子でした。

そして、前後しますが、芸道55周年を迎えられた北島さんが「北の漁場」を歌唱されたとき、むせかえるほどドライアイスをたいた雲海にあらわれた、“第55北島丸”に、北島さんとともに、きよしさんも乗っていたのです。
船首の北島さんを支えるように左右に細川さん、きよしさん。
そして、きよしさんの後ろに山内恵介さん、三山ひろしさんも。
まるで“演歌船”の様相に客席もおおいにわきました。
きよしさんはじめ乗組員の皆さんは大漁旗でつくられたようなロング丈の羽織をお召しになっていてのですが、そのかっこよさといったら(すみません、といってもあいかわらずきよしさんしかみていなかったわたしですが・笑)

ラストは「涙をこえて」を全員で合唱。
紙吹雪がうず高く積もったステージに皆様、そろそろとすすまれました。
それはなぜかはみてのお楽しみということにさせてくださいね


以上、これから仕事の準備をして出かけるので、駆け足での更新で失礼します。

明日はいよいよZepp東京での、夏祭りに参加します。
明日は夜の部に浴衣を着て出かけます。

文末に、「涙をこえて」を作詩されたかぜ耕士さんのことを。
かぜさんは永さんのお弟子さんで、この曲が誕生したのも永さんがチャンスをくださったからなのだそうです。
そして、そのかぜ耕士さんからいただいた、きよしさんとの浅からぬご縁についておしえてくださったメッセージもご了解をえてのせさせていただいています。








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