「エスカルゴ~♪」
きよしさんはにこやかにおっしゃました。
その響きは、どんなポルトガル語よりも”ポルトガルだあ~”と感じさせてくださる音色でしたので、
きよしさんって、天才なんだなあと、わたし、思ったのです。
”天然”ではなく、”天才”。
声を大にして申しあげます(笑)。
7月28日の丸亀市民会館でのコンサート、昼の部でのこと。
客席にポルトガル人の方がおられることがわかると、“なにかポルトガル語、話してください”と司会の西寄ひがしさんが無茶ぶりされての即座のリアクションでした。
ポルトガル人の方は、茶道の先生と一緒におこしくださっていたそうなので、在住の方なのでしょうか?
ポルトガル人の方は、茶道の先生と一緒におこしくださっていたそうなので、在住の方なのでしょうか?
以前、日本に里帰り中のフランス在住の方と”ふれあいコーナー”でお話しされた折、「ボンジュール」とご挨拶されたきよしさんに、西寄さんが、”ほかになにかフランス語、話してください”とリクエストされると、きよしさんはなんておっしゃったか、おぼえていらっしゃいます?
そう、
「フランスパ~ン♪」
と(笑)。
それぞれのシチュエーションで、それ以上ない最高のアクションを返されるきよしさんに、コントやトークがが苦手だなんておっしゃっていますが、それは内気なだけで、すごい反射神経と、その天才ぶりに驚かされつづけているわたしなのです。
夜の部では、”四国ツアー”千秋楽ということもあり、HKピュアリバーのみなさんを紹介してくださりながら、女性メンバー以外には年齢まで言及(笑)。
男性陣は30歳から56歳まで(女性陣は不明ですよ~ん)の9名、女性3名なのですが、ひととおり、紹介されたところで、きよしさんが、
「HKピュアリバー、総勢8名です!!!」
と、声高らかにおっしゃったものですから、その瞬間、会場の空気が固まるのを感じたのです(笑)。
”何名か数えてはいなかったけど、8名ってことはないんじゃない?”
”ざっとみても8名以上?”
と、そんな空気でしょうか?
もっとも動揺されたのは、西寄さんだったようで(笑)、きよしさんが冗談でおっしゃったのではないことを合点されると、
「12名ですよ。もう、きよし君にはみえていない人がいるのかと思いましたよ」
とフォロー。
きよしさんは、”えっ、そうなの?、そうか~”というように苦笑されていたのです。
そして、そんなきよしさんを、いっそう身近に、そして愛しく感じたのでした。
と、ここまで書いていたら、あの日の暑さがよみがえってきました。
この画像はコンサートの翌日、丸亀城の天守閣にのぼって撮ったもので、赤く丸囲みした建物が丸亀市民会館です。
※丸亀城の天守閣から。
赤い丸囲みが丸亀市民会館です。
昭和44年5月1日に開館した丸亀市民会館は来年平成29年3月31日に閉館。
その最後の年度にこのホールでコンサートを初めて開催されるなんて、ホールに魂が宿っているのだとしたら、ホールが、きよしさんに歌ってほしいと呼んでくださったのではないかと思ってしまうめぐり合わせと感じたのです。
昼の部でのこと。
”女性シリーズ”の話題になり、”丸亀の歌”もという展開になると、
「(♪丸亀ええ~ええ~~ええ~」
と民謡風の節をつけて歌ってくださったのですが、さらに、”丸亀城の夜はふけて”という”お題”を西寄さんがふられました。
すると、
「♪丸亀城の夜はふけて~
丸亀城の夜はふけて~
ああ~、あ~~、あなたに 逢いたい」
と即興で歌ってくださったのです。
ロマンチックな歌声に、即興でこんなに素敵な曲が?という驚きとともに、うっとりさせられました。
前日は西日本放送の「気ままにラジオ」に突撃出演されたことをお話しくださり、
「演歌歌手ですから、そういうこともしていきたいですよね」
と頼もしい発言をされたのです。
”ふれあいコーナー”のおひとりめは、観音寺市から、97歳のお母さまとお越しになった方でした。
お母さまはた4年前から体調をくずされて、お一人での遠出が難しくなってしまったのですが、それ以前は北海道から九州まできよしさんを追いかけての出かけていらしたのだそうです。
今回は地元なのでコンサートに行きたいというお母さまをともなって来場されたのですが、きよしさんが20周年を迎える年には100歳になるので、”その時は(東京に)行きます!”とおっしゃってくださり、きよしさんは、お母さまに2度投げキッスをされました。
わたしは、”きっときっと、またお会いできますね。そして、一緒にきよしさんの20周年を祝させていただけますように。”
と心で念じていたのです。
おふたりめの当選者は男性の方。きよしさんの大ファンの奥様をコンサートに送迎しているうちに、ご自身もきよしさんのことが大好きになったそうで、この日もご主人は比較的後方のお席でしたが、奥様は前列に。
奥様思いの優しい方なのですね。
”大物歌手になっても謙虚さを忘れないきよし君が好きです。
きよし、がんばれ~”
ときよしさんにメッセージを贈ってくださいました。
と、ここでいったんアップしますね。
※7月28日の丸亀市民会館前。
暑かったです~。
※”思い出のコーナー”に、沢田研二さんのサインも!
昭和50年3月30日となっています。
※ブログを書く調子もなんとなくもどってきました。
少しお休みしていたためか、いざ書こうとしたら文体とか語調がなんだかしっくりしなくて、数日あまり書き進まなかったのです。
ごめんなさい。
夜の部のやりとりも書きとめておきたかったのですが、もう少し時間がかかりそうなので、昼の部までを”Part1”としていったんアップします。
そして、あらためて”Part2”として後刻j記事をアップしますね。
今日は午後から、浅草公会堂でおこなわれる「NAGARAグランプリ」の決勝戦大会の観覧にいってまいります。
大阪のお友だちと奈良県立文化会館以来の再会。
そのことも嬉しくて!
今夜はそのご報告をさせてくださいね。