「なんだか名残惜しいですね...」
きよしさんのその言葉に、司会者の西寄ひがしさんが
「このあと5時からもう一度ありますから」
とおっしゃったのですが、それでも名残惜しさでいっぱいの様子のきよしさんに、”きよしコール”が起こりました。
昨日、池袋サンシャインシティ 噴水広場でおこなわれた「みれん心」の新バージョン(D・E・Fタイプ)の発売記念イベント、午後3時からの部でのこと。
予定時間の30分を優に超え、予定していた曲をすべて歌いおえたきよしさんは、ほぼ1時間後にもう一度イベントをおこなうことになっているのに、そんな様子だったのです。
上下360度、全方向からきよしさんを見つめるお客様に、きよしさんは少しでも近づいて、その歌声と思いを伝えてくださろうとしたので、場内は熱狂の嵐となりました。
※午前11時頃のイベント会場。
午後5時からのイベントの抽選がはじまったところです。
きよしさんは日本コロムビアのスタッフの方に目でおうかがいをしてくださると、スタッフの方が近づいてきて、なにやらきよしさんに耳打ちされたのです。
「それではアンコールにもう1曲歌います。皆さん、どの歌が聴きたいですか?」
と、きよしさんがおたずねになられたので、西寄さんが、
「では拍手をお願いします。『ズンドコ節』が聴きたい方? 「みれん心」が聴きたい方?...」
と、この日のイベントで歌唱された5曲からということで曲目をあげてくださいました。
「『Jewel(ジュエル)』がいちばん多いですね」
との西寄さんの言葉に、
「僕も『Jewel(ジュエル)』が歌いたいと思っていたんですよ。
じゃあ、さっきとは違う歌い方で歌います」
この日、公開リハーサルでも「Jewel(ジュエル)」を歌ってくださったので、この日3度目の「Jewel(ジュエル)」となりました。
※きよしさんはDタイプのジャケットで着用されている衣装で登場されました。
仕切っているギリギリのところまで進んで、階段があるところは階段をおりてきてくださったので、思いっきりの至近距離にどよめきがおこりました。
きよしさんは、せつなさを全身からしぼりだすようにからだをかがめ、掲げたその右手の指先は電流が走ったかのようにふるえたのです。
その声に、その仕草にわたしの心もまたふるえて...。
心の鎧がとけていくのを感じていました。
歌いおえると、きよしさんのうしろの噴水が勢いよく噴きだして、歓声と拍手がいっそう大きなものになったのです。
「皆さん、今日はお忙しい平日に、お集まりくださってほんとうにありがとうございました。
明日からもともどもにがんばってまいりましょう!」
きよしさんはそうおっしゃりながら、くるくると向きをかえながら全方向に何度も手を振り会釈してくださると、いよいよステージ袖へと...。
そのときです。
「皆さん、愛しています!」
と。
胸がじんじんとさらに熱くなりました。
※この日のご案内があちこちに貼られていました。
先に感動さめやらないイベントのラストから書かせていただきました。
以下は当日の時間軸に沿って書いてみようと思います。
わたしはもともと決まっていた仕事が夕方からになったので午後3時からのイベントを観覧できることになったのですが、仕事が夕方からになったのは、午後イチに別のお仕事も急きょいただいて、調整していただいたからでした。
ですので、午後5時からのイベントへには参加できませんが、イベント会場でCDを購入するので、仕事でくじ引きに参加できないけれど午後5時からののイベントにも参加するお友だちのOさんに、日ごろの恩返しになったらという思いで、少しだけがんばっていったん会場に寄ったのです。
※お友だちのために、くじ引きにチャレンジ!
無欲が幸いしたのでしょうか。みごと当たりましたっ!
Oさんにチケットの番号をメールで報告すると、
”夢のような席、本当にいいんですか?”と喜んでいただけて、わたしも大満足でした。
一度、会場を離れて、仕事先に移動して、ふたたびイベント会場にもどったのは午後2時半頃。
もうずいぶんたくさんの人垣ができていたのです。
2時40分頃だったでしょうか?
西寄さんがステージスペースに登場され、進行の説明や諸注意をお話しされました。
開始予定時刻のごご3時の5分前くらいでしたでしょうか?
公開リハーサルということで、きよしさんがステージスペースに登場。
先に画像をアップしていますが、Dタイプのジャケットで着用されている衣装をお召しになっていました。
歌ってくださったのは「Jewel(ジュエル)」でした。
午後3時は観覧スペースの中央にマスコミ席があり、テレビカメラもはいっていたのですが、きよしさんはセンターばかりでなく、ステージスペースの端から端まで、お客様にこれ以上できないというくらいまで近づいて歌ってくださったのです。
歌いおえると、センターで大きく投げキッスをされたので、思わず”キャッ!”と声をあげてしまったわたしでした(恥)。
多分、電飾の看板を掲げた台湾からのファンのかたがいらしたからではないかと思うのですが(笑)。
サウンドチェック諸々が一発OKとなったようで、
「このままいってもいいですか?」
とのきよしさん言葉をうけて、西寄さんが、
「時間もちょうど3時になりました。このまままいりましょう!」
とおっしゃったかと思います。
「このサンシャインの天井を超えるように歌います!」
とのきよしさんの言葉に会場もヒートアップ。
イベントのオープニングは「きよしのズンドコ節」でした。
※ステージ袖近くからみた風景。
お昼の12時くらいの様子です。
「みれん心」
を歌唱されると、今年はこの曲で年末までがんばっていくことをお話しされ、
「年末の大きな番組にもこの曲でがんばっていきたいと思います」
と決意を言葉にしてくださいました。
新たなカップリング曲となる、
Dタイプの「木曽路 着流し 気まま旅」
Eタイプの「Jewel(ジュエル)」
Fタイプの「おじいちゃんちへいこう」
についてお話ししてくださいました。
「Dタイプの『木曽路 着流し 気まま旅』は、時代物、道中ものです。
タイトルは”き”が3つら並んでで韻を踏んでいるんですけれども、作詩のかず翼先生が、”木曽路 着流し きよし旅”はどう? っていってくださったんですが、『ちょいときまぐれ渡り鳥』という曲を歌っておりますので、”気まま”がいいんじゃないかということになりました。
ほんでもってぇ(笑)」
きよしさんが、決まり文句(?)をおっしゃるとくすくす笑いがおこりました(笑)。
その反応に嬉しそうに笑いながら、
「Eタイプはラブバラード!
『演歌名曲コレクション17~最後と決めた女だから』にはいっている『My love~もう一度だけ~』をつくってくださった伊藤薫先生の作品です。
伊藤先生は『ラヴ・イズ・オーヴァー』をつくった先生」
きよしさんはそう言いかけて、
「ラヴ・イズ・オーヴァー」を数フレーズ歌ってくださいました。
以前、大阪でのディナーショーで歌ってくだったそうですが、数フレーズを聴くことができた喜びとともに、いつかじっくりフルコーラス聴かせていただきたいという思いをいっそう強くしたのです。
「『Jewel(ジュエル)』はストレートな愛の歌なんです。
心がある、あったかいカップルがいて。
一緒の部屋には住めないけれども心が通じあっているんですよね。
この曲の歌詩をみたときに(とても感動して)、早く皆さんに聴いてほしいって思ったんです。
だから、皆さんへの思いもこめて」
熱いまなざしで、おっしゃったきよしさんの言葉にハートがドッキン!
その反応を素早く察知された西寄さん、
「皆さん、今夜は興奮して眠れませんね」
とおっしゃったのです(笑)。
※イベントのご案内。
左下、どなたかがこちらをうかがっているようで(笑)。
トリミングしませんでした。
Fタイプの「おじいちゃんちへいこう」については、大好きだったおじいちゃんとの思い出を話してくださり、
「木曽路 着流し 気まま旅」
「Jewel(ジュエル)」
「おじいちゃんちへいこう」
を歌ってくださいました。
まったくタイプの異なる3曲を魅力的に歌唱されるきよしさんを西寄さんが、あらためて称賛されると、
「とんでもないです。
趣味でいるんで」
と、最近、お気に入りのリアクション(笑)。
すると、
「16年間プロでやってます!」
とすかさず西寄さんがおっしゃったので、その間合いに笑いがこぼれたのです。
イベントの前日に放送された「有吉ゼミ」で、パティシエに挑戦された話題になると、これまで、きよしさんがカヌレやシュークリーム茶碗蒸しづくりに凝っていた時期があったことを西寄さんがきりだされたのです。
「カヌレは銅製の型でつくるんですが、型の洗浄が大変なんです。
歯ブラシとか細いブラシを使わないときれいにならなくて、こんなに大変なら(食べたいときに)買ったほうがいいかなって思うようになって(笑)。
シュークリームはなかなかうまくふくれないこともあって、難しいんですよね」
と、話がはずんで、以前、師匠の水森英夫先生と奥様をご自宅に招かれて、きよしさんが手料理をふるまわれたことがあったときのことを話してくださいました。
「茶碗蒸しをつくるのに凝っていたことがありまして。
スがはいらないようにつくるの難しいんですよ。
自宅に水森先生ご夫妻をお招きしたときにも、茶碗蒸しをつくっておだししたのですが、奥様が、”これナマじゃない?”っておっしゃって、火がとおっていなかったんです(笑)」
と、苦笑まじりのきよしさんでした。
でも凝り性のきよしさんは、納得のいくところまではトライしつづけるのだということを西寄さんがおっしゃると、
「生まれつきのあれで、こだわりがすごいんです」
と(笑)。
そして、子供の頃、お母さまと一緒に、炊飯器を使ってケーキ作りをされた思い出もお話しくださったのです。
芸能リポーターの駒井千佳子さんがいらしているの気づかれたきよしさん、駒井さんにお声をかけられ、
「駒井さん、いつもありがとうございます。
大好き! 来世では一緒になりたいっ!」
と、きよしさんがおっしゃると、大ブーイング(笑)。
「そんなふうにいわないの(笑)」
と、オバサマキャラ風におっしゃったきよしさん、
「お姉ちゃんみたいで、それくらいよくしていただいているんです」
とおっしゃったのです。
※3枚収納ボックス(表)です。
このスーツ大好きなので嬉しさ倍増!
でももったいなくて使えません。
そして、イベントのラストは「みれん心」をもう一度歌ってくださいました。
前日のアスナル金山でのイベントのつづきのようで、とてもリラックスしておられることをお話しされていました。
久しぶりだと、きよしさんといえども、緊張されるものだとも。
そして、デビュー半年前からスタートしたキャンペーンの思い出を懐かしく、そして楽しそうにお話しされていましたので、当時に立ち返ったかのように、ステージスペースの端の端まで移動され、階段があるとことろでは階段を数段おりて歌ってくださったのです。
※3点収納ボックス(裏)です。
ここまで歌唱されると、大きな拍手がおこって...。
そこで、きよしさんが、”名残惜しいですね”とおっしゃったものですから、この記事の冒頭のような展開になったのです。
わたしは今回は1回目の自由エリアの後方での見学をして、すぐに仕事先へと移動したのですが、きよしさんとの距離を感じさせられことなく、幸せいっぱいでした。
夕方、2回目に参加したOさんからお礼のメールが届いていました。
観覧スペースの前方をキープできたOさんは、きよしさんとの距離わずか30cmという至福の瞬間を体験されたのだそうです。
それこそが筋書のないその場の空気にまかせたきよしさんの素敵な演出ですね。
Oさんの嬉しさがメールからつたわってきて、わたしもまた嬉しさでいっぱいになりました。
※全身ボード、素敵ですね。
静かそうに見えますが、周囲にはものずごい人でした。
以上、駆け足での更新で失礼します。
今日は、メルパルク東京イベントホールで開催されるコンサート、夜の部にいってまいります。