皆さま、こんばんは。
昨夜の「うたコン」、ご覧になりましたか?
わたし、頭のなかで”♪デルコラソン!”のフレーズがぐるぐるぐるぐる...。
もう、きよしさんが歌ってくださった「コモエスタ赤坂」にぼうっとしてしまって(汗)、さらに出待ちでのきよしさんの笑顔があいまって、夢見心地で駅までの道を歩いておりました。
いえ、歩いてというより、ふわふわと宙にういていたような、そんな幸せな夜だったのです。
きよしさんが歌ってくださった「東京の屋根の下」、「コモエスタ赤坂」、素敵でしたね。
「東京の屋根の下」は、演歌名曲コレクション7~あばよ・きよしのソーラン節」に収録されていますが、聴かせていただくのはひさびさでしたので、とても新鮮な響き。
高音部の透明感はもちろんのこと、低音部には深みがまして、ロマンチックな歌唱にうっとりさせられました。
でも、なんといっても「コモエスタ赤坂」です。
あの曲を歌ってくださるなんて、夢にも思っていなかったので驚きと感動でわれを忘れるほどでした。
竹島宏さんと純烈さんのコーラス(竹島さんは2コーラス目はデュエットも)も素晴らしくて、華やかにもりあがりましたね。
きよしさんの歌声の伸びやかさがましていく様子に、純烈さんと竹島さんとの息が合い、歌心がかよいあっていることを感じて、ますます幸せな思いになったのです。
帰宅してからも録画をなんどもリピートして(喜)、その歌声に聴き惚れておりました。
どうして、きよしさんはこの部分で、これ以上ないほど気持ちよく”こぶし”がまわせるのかしら?
もう、今でも大ファンなのに、もっともっとファンになっちゃう!
ファン度がまたまたましてしまったわたしだったのです。
そして、そのとき、きよしさんが歌唱されていた舞台の背景にもようやく気付き(笑)、今回はホールの後方のお席でみていたのに、それでもセットがまったく目に入っていなかった自分に、苦笑してしまいました。
わたし、子供の頃から感動の度合いが強いとそんなふうになってしまうのです。
これは生涯変わらないのだと思う一方、大人になってもそんな思いにさせてくださる”氷川きよし”の歌唱にあらためて驚嘆するばかり。
さて、番組のラストはボックスシートに出演者の皆さんが着席されていましたが、放送が終了すると、今一度ステージに並ばれ、あらためて拍手を贈らせていただきました。
皆さんは大きく大きく手を振られ、下手へと順番にもどっていかれたのです。
そして、”歌のプレゼントコーナー”となりました。
トップバッターは純烈さんでした。
メインボーカルの白川裕二郎さんは、番組の司会をされている谷原章介さんの中学校の後輩だそうで、そのことでもりあがりました。
この記事を書くためにお名前の表記を確認していてしったのですが、白川さんは、大相撲力士から俳優に転身され、現在は純烈のメンバーとして活躍されているのですね。
純烈さんとは、これまでに何度かきよしさんが共演されていたので、親しみをいだいてはいましたが、多才さに驚きました。
純烈さんは、4月から「うたコン」になって以来、初めての出演だったそうで、とても喜んでおられ、「幸福あそび」を歌ってくださったのです。
印象的だったのは、歌唱される前に、ステージ袖におかれているマイクスタンドを各自でステージにはこび、歌いおえると、またそのマイクスタンドをもっておのおのステージ袖にもどっていかれる折り目正しい様子でした。
おふたりめは川野夏美さん。
「九官鳥」を歌ってくださいました。
川野さんも、「うたコン」になってからはじめてのご出演だったそうで、番組でもつたわってきたと思いますが、とても嬉しかったそうです。
”なっちゃんコール”がおこって、川野さんが”はーい!”とお返事されると、こだまのようにそこここで低いお声での”なっちゃんコール”がこまだのように...。
応援される方がたくさんいらしていたのですね。
川野さんがステージ袖にもどられと、司会の谷原さんも橋本奈穂子アナウンサーもまだなにもおっしゃらないのに、夜空の星のようにたくさんのペンライトが一気にまたたいて歓声がおこったので、
「もう~、だれも聞いてないっ! そんなことすると、お呼びしませんよっ(笑)」
と橋本さんが笑いながらおっしゃってから、おふたりで、きよしさんを呼んでくださいました。
このシチュエーションでの司会者おふたりに、その場にいた誰よりも共感されたのは、われらが司会者・西寄ひがしさんだったことでしょう。
そう、お忙しいなか西寄さんも来場されていたそうで、ご挨拶をかわされたお友だちが出待ちのときに教えてくださいました。
ゆっくり走るきよしさんの車を見送らせていただいたら、プリンスロードの反対側のデッキで待機。
かつての渋谷公会堂側の道路を走り抜けていくところまで、お見送りして帰路についたのでした。
以上、駆け足で、ご報告させていただきました。
明日は習志野文化ホールで開催されるコンサートの夜の部に参加させていただきます。
文末に、先のコラージュブックのご報告の記事に、あらたに文面を追加し、メダルカードの裏面の画像も追加でアップしました。このシチュエーションでの司会者おふたりに、その場にいた誰よりも共感されたのは、われらが司会者・西寄ひがしさんだったことでしょう。
そう、お忙しいなか西寄さんも来場されていたそうで、ご挨拶をかわされたお友だちが出待ちのときに教えてくださいました。
きよしさんは「みれん心」のFタイプのジャケットでお召しになっているスーツで登場してくださり、この日、「コモエスタ赤坂」ははじめて歌う曲だったのでとても緊張されたことをお話しされたのです。
「もう、緊張して、手がこんな...」
きよしさんはそうおっしゃって、右手を左右に大きくふるわせてみせてくださいました。
そんなきよしさんの様子に、”あんなに落ち着いて素晴らしい歌唱を聴かせてくださったのに、ほんとうなの?”という様子の谷原さんと橋本さんに、
「もう、マイクがこんなになっちゃって(汗)」
と、実際にマイクをぐるんぐるんとまわしてみせてくださいました(笑)。
わたしたちは素晴らしい歌唱に聴かせていただき、さらにそんなきよしさんに笑わせていただいていますが、きよしさんは、心のなかではマイクがそんなふうにぐるんぐるん回りそうなほど緊張されていらしたということなのでしょうね。
谷原さんが、
「氷川さんはいつもそんなふうにはみえませんが、緊張されていたとおっしゃいますね」
と問いかけてくださると、
「そうなんです。でも、今日は特別だったんです。(「コモエスタ赤坂」は)初めてあれしたので」
と、すっかりリラックスされていたのでしょうね(笑)。
”あれ”がとびだしてきたのです。
「だから、上京したときのことを話しているときもそれどころじゃなくなっていて...。
家にかえってビデオをみたら吹きだすと思います」
と。
きよしさん、ほんとうに”特別に”緊張されていたのですね
そういえば、番組のラストのためにボックスシートにすわっておられるとき、二度ほどその場で大きく肩を上げ下げされている様子がみえました。
あのときは、歌いおえてホッとされていたのですね。
と、”歌のプレゼントコーナー”でのことにもどりますね。
きよしさんはステージのうえであっても、お話しされている方のお顔をしっかりご覧になられるので、お隣のおふたりに向きなおって会話をされていると、
”こっち向いて~”と客席から大きな声がおこって(笑)。
橋本さんと谷原さんが、きよしさんにおふたりの真ん中にたたれるようにすすめられたのです。
谷原さんは、きよしさんが上京されたときのエピソードをお聞きになって、いちばん上のお子さんが15歳なので、あと3年したら、そういう年齢になるんだとじんときてしまったそうで、そのことをきよしさんに話してくださいました。
そんな谷原さんに、上京されたときの心境をあらためて話されたきよしさん、またも”あれ”が飛びだしたので、
”せっかくじんときていたのに、”あれ”とおっしゃったので現実にもどってしまいました~”
というようなリアクションを谷原さんがされると、
きよしさんは、
「抽象的でね。あとは、想像していただければ」
と涼しいお顔でおっしゃったのです。
そうなんですね。
きよしさんの”あれ”は、
”言葉にならないくらいの思いをあえて言葉にしようとして、やっぱり言葉にはおさまらないから、あとは想像してみてくださいね”
ということなのですね。
だから、きよしさんと心が通じていれば、無理に言葉を尽くすよりしっくりときて、共感できるということなのでしょう。
和やかムードで会話がはずんでとまらなくなって(笑)、
「そろそろ歌っていただきましょう」
と橋本さんがしきってくださいました。
歌ってくださったのは「みれん心」でした。
歌いおえると、ステージ中央に谷原さん、橋本さんとともに並ばれて、全方向にむかって手をふってくださり、幕がおりるまで、励ましの言葉をかけてくださっていたのです。
そして、
「夢で逢いましょう!」
と、別れぎわにきよしさんはひとこと。
酔いしれた渋谷の夜となりました。
終演後は出待ちをしました。
プリンスロードはたくさんの人がならんでいましたので、ようやく隙間をみつけていれていただいて、きよしさんを待っていたのです。
渋谷駅までの路線バスがすべてでたあとだったでしょうか。
きよしさんを乗せた車がゆっくりと近づいてきたのです。
そして、プリンスロードに沿って走るために右折したところがみえたのですが、えっ、とまっているの? と思ったほどに、車がゆっくりと進んできたのです。
いつも以上にゆっくりゆっくり、速足で歩いているくらいのスピード感でした。
警備のかたが車をしっかりと誘導してくださったおかげで、きよしさんの笑顔が、手をのばせばとどく距離に...。
”夢で逢いましょう”とおっしゃった、きよしさんの優しい声が耳もとによみがえってきて、夢のような現実の世界でもう一度お逢いできた幸せに胸がいっぱいになりました。
かつての渋谷公会堂側の道路を走り抜けていくところまで、お見送りして帰路についたのでした。
明日は習志野文化ホールで開催されるコンサートの夜の部に参加させていただきます。
よろしければ再度、ご覧くださいませ。
タイミングをみて、書かせていただきますね。
そして、きよしさん、
“♪デルコラソン”
またお逢いできますように!