Quantcast
Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
Viewing all articles
Browse latest Browse all 770

”僕、皆さんにそばにいてほしいなあ...” きよしさんはラストトークでそうひとこと。於・習志野文化ホール

$
0
0
「1分、1秒、もう二度と帰ってこないこの時間を、皆さんとともにすごさせていただけることに感謝します。
一緒にすごさせていただくこの時間が皆さんのたいせつな命のなかの1ページだと思うと、僕、皆さんの命をお預かりしているような思いになるんです」
習志野文化ホールでおこなわれたコンサート・夜の部でのこと。

「男花」で華やかに幕を開けたコンサートでのオープニングトークできよしさんはそうおっしゃって、
「ありがとうございます。
ほんとうは1軒、1軒、お宅にお邪魔させていただきたい思いなんですが、そうもいかなくて。
今日は、感謝の思いをこめて歌わせていただきます」
と、さらに深い感謝の思いを言葉にされました。

この日はアカペラ歌唱がなんと3曲!
その1曲が「コモエスタ赤坂」でした。
それでなくても、先日の「うたコン」でのきよしさんの素敵すぎる「コモエスタ赤坂」のせいで、頭のなかが”♪デルコラソン”のわたしでしたが、この日のきよしさんの歌唱で”♪デルコラソン”が加速してしまったのです(汗)。
あの日、きよしさんは「コモエスタ赤坂」をはじめてカバー歌唱、それも生放送での放送ということで、歌いおえるまで気が気ではなかったそうです。
それは、放送終了後の”歌のプレゼントコーナー”でもおっしゃっていましたが、
「もう、母のエピソードを話していたのに、気が気じゃなくて、”♪デルコラソン”のことで。
僕、緊張して手がふるえて。こんなふうにマイクが」
と、マイクをもつ手をぐるぐるとまわされると、場内大爆笑。
「そうはみえませんでしたけれども?」
との司会者の西寄ひがしさんの問いに、
「こんなふうにふるえるのを、こうして左手でおさえて、それでもだめだったら足で、ねっ」
と(笑)。
トークも絶好調のきよしさん!
「もう、あたまのなかが”♪デルコラソン”のことでいっぱいだったから」
とおっしゃったでしょうか(笑)。
そんなきよしさんに、
「そんなふうじゃ、”18歳で東京にデルコラソン”になっちゃうじゃないですかっ!」
と西寄さんが即ツッコまれ、トークも絶好調のきよしさんに、西寄さんのフォロー&トークが冴えに冴え、わたしはこの日、笑いのるつぼへと...。

そして、「コモエスタ赤坂」を、1フレーズ、2フレーズ、歌っては、”ねっ!”と、客席の反応をうかがいながら
オリジナル歌唱のロス・インディオスのボーカルの棚橋静雄さんの歌唱をアレンジされ(笑)、これでもかというくらい”ビブラート”をきかせて、声を艶っぽく裏返して歌われて...。
なんと、1コーラスすべて歌ってくださったのです。
もう~、嬉しすぎて、ますます頭のなかが”♪デルコラソン”! とまらなくなってしまいました(汗)。


イメージ 1
”いつもお世話になりありがとうございます。
これからも共々体に気をつけて日々がんばってまいりましょう。”
と書かれています。


セットリスト、衣装、コンサートの構成は、わたしが前回参加させていただいたハーモニーホール座間 大ホールでのコンサート(10/4)と同様ですが、”ハロウィン月間”がよりひろまって、仮装やフェイスペイントをされた方の割合がぐっとましているように感じられました。
魔女に扮した西寄さんはバージョンアップ?
なにか口もとの迫力がましているように感じられたのですが、コンサートの前日、きよしさんがドンキに寄って、西寄さんにぴったりと思って、購入された仮装用の”付け歯”を装着されていたのだそうです(笑)。
例によって、きよしさんがいらっしゃるときはきよしさん中心にみているわたし、西寄さんの口もとをフォーカスしてみていなかったので、次回はじっくりみさせていただこうと思います(笑)。

楽器の話題になると、
「僕、けっこう楽器もっているんですよ」
とおっしゃり、
タモリさんのお宅に招かれて、タモリさんがボンゴを演奏してくださるのをみて、ご自身でもたたいてみたいと購入されたことをお話しされ、
「おかげさまでキーボード(ピアノ)も買ったんです。でも、それほど弾いてなくて...」
五木ひろしさんからいただいたギターにもふれて、
「弾けたらいいなと思うんですが、そのままで...。
僕、結局、歌しかないなあって」
と。
きよしさんのその言葉にほぼ全員が”そうそう!”と共感されたのではないかと思います。
楽器は身近にあればいつでもその音色を楽しめますから、自宅に楽器がそろっているのは素敵なことですよね。

そして、”ハロウィン月間”ということで、10月31日の山形市民会館ホールでのコンサートまで、きよしさんが「ハロウィン音頭」を歌ってくださるので、ハロウィンの仮装での参加大歓迎というおしらせを西寄さんがされ、その流れで、かぼちゃの話題になりました。
「西寄さんは、かぼちゃ好きですか? どんなふうにして食べますか?」
ときよしさんがおたずねになりました。
西寄さんはおしょうゆベースで煮つけたものを召しあがるそうですが、子どものころから”わた”の部分がきらいで、そこはとってしまうのだということをお話しされ、
「きよし君はどうやっって? かぼちゃ好きですか?」
と問いかけられたのです。
きよしさんは、しばし無言になって...。
「じいちゃんは、かぼちゃは嫌いだったんですよ。
あっ、じいちゃんのこと、思いだした。思いだすと喜ぶから」
と、きよしさんは自分自身に確認するかのようにそうおしゃったのです。

そして、
「戦争中、じいちゃんはかぼちゃばっかり食べていたから、そのときのことを思いだすから嫌いだっていってたんです」
と、きよしさんがお話しされると、
「ああ、うちのおじいちゃんもそうでした。さつまいもやかぼちゃはあのとき、一生分食べたって」
と西寄さんもおじいちゃんのことを思いだされて、そうおっしゃいました。
西寄さんのおじちゃんは20年ほど前に他界されたそうですが、そのことをうかがって、西寄さんがライフワークとしてスタートさせた「西寄語り」のなかに、生き生きと登場されていたおじいちゃんのことを思いだして、胸がじんとしたのです。

”ふれあいコーナー”でのおひとりめの当選者は25列におすわりのかた。松戸からお母さま、お姉さまと来場されたそうです。
メッセージに、”実は、はじめまして”と書きだされていて。
きよしさんの大ファンのお母さまの影響で、お姉さまは今年5月のかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールでのコンサートのおりに初めてきよしさんのコンサートにお越しになったということでした。
はじめてのきよしさんに、
”歌もトークも最高です。テレビより100倍素晴らしい!”と大感激&大絶賛でした。

きよしさんもとても感激され、年齢の話題から、
「この間、外で食事をしていたときに、”あっ、氷川きよしさんですか?”って、そのお店に来ていた人にいわれて、”そうです”っていったら、”子供のときからみてましたっていわれたんです。
ね、17年やっているってそういうことなんですね。
ふだん年上のかたとご一緒することが多いので、そういう意識がなくて、ずっと子供のままで。
その、いいんでしょうか?」
と、おっしゃったきよしさんに、
西寄さんが、「きよし君は、それでいいんですよ」
と力強く即答してくださったので、
「それでいいのね」
と安堵されたようでした(笑)。

「僕、女性の親子をみると、『花街の母』を思いだすんですよ、金田たつえさんの」
とおっしゃったかと思うと、
ちょっと”なまり”をきかせて、アカペラで「花街の母」を歌ってくださいました(喜)。
「♪人(スと)にきかれりゃ
お前のことを
年(とス)のはなれた妹と
作り笑顔で答えるわたス~」
という感じだったでしょうか(笑)。

とっても”スてき”な歌唱でした。

おふたりめの当選者は20列におすわりの方。
ご夫妻で来場されていました。
ご主人はカラオケが大好きで、きよしさんの歌オンリーで歌われているそうで、この日が結婚記念日とうかがい、
きよしさんは、「惚れて一生」をアカペラで歌唱されるという贈り物をされたのです。
途中、すすめられて、ご主人も一緒に歌われて、最高の思い出になったそうで、”幸せです。明日からまた精進します”とおっしゃっていました。
今は「木曽路 着流し 気まま旅」を練習されていることをうかがっていたので、
きよしさんは、”カップリング曲”を歌唱されるコーナーで、「木曽路 着流し 気まま旅」を歌われたおり、
最後に、「○○ご夫妻、結婚記念日おめでとうごさいます」とあらためてお祝いの言葉を述べられ、会釈されたのでした。
”ふれあいコーナー”が終わって、歌の披露がつづいてからのことでしたので、きよしさんの優しい心遣い驚き、感動しましたが、当のご夫妻にとっても大きな驚きと感動があったのではないかと想像します。

と、ここまでで、アカペラ歌唱は3曲。
でも、もう1曲、驚きのアカペラがあったことを、このブログを書いていて、思いだしたのです。
それは、「みれん心」でのこと。
「皆さんにも一緒に歌っていただければと思います。
僕は男性キーなので、女性の場合は」
とおっしゃったかと思うと、「みれん心」をひときわ高音で歌いだされ、オペラのような歌唱法で歌声を響かせてくださったので、笑い声とともに、その見事な歌唱に感嘆のどよめきも加わって、もりあがったのです。
西寄さんが、
「氷川きよしは、オペラもいけるんですね」
とおっしゃって、満足気なきよしさん、一度みなで練習をということで、西寄さんが音頭をとってくださったのですが、当のきよしさんが、最初女性キーで歌いだされてから、どのキーで歌ったらいいのか戸惑われていると(笑)、
「普通でいいんです」
と西寄さんが静かにフォローされたのです。

この日もとりわけ”ハロウィンコーナー”で大活躍された西寄さん。
「うたコン」の日は歯医者さんにいってきたと、ご挨拶されたかたたちとの会話でおっしゃっていたそうですが、それにはわけがあったようです。
というのは、8日にまつもと市民芸術館 主ホールで開催されたコンサートからお帰りになられたおり、乗車されていた特急あずさの車中で、歯がとれて、前の方の靴にポンと当たっておちてしまったエピソードをきよしさんの歌唱と歌唱の間のトークのおり、お話しくださいました。
前の席の方に声をかけてとらせていただいたそうですが、その方は、”ポップコーンかと思いましたよ”とおっしゃってくださったということでした。
西寄さん、歯茎がお痩せに? それとも思いっきり堅いものを召しあがっていたのでしょうか?
きっと、そのために歯医者さんにいらしたのですね。

この日は歯の調子もよく、絶好調のきよしさんに負けていない西寄さん。
”ハロウィンコーナー”でも大活躍でした。
きよしさん自らがドンキで購入された”付け歯”を装着された”魔女”は大迫力。
なにやら歯が怪し気に光って(笑)。
「ハロウィン音頭」の後半で、西寄さんのパフォーマンスに笑いの歯止めがきかなくなったきよしさん、ふきだしながらも笑いを噛み殺して、歌唱されたのです。
そして、息つく間もなく「きよしのへっちゃらマンボ」を歌いだされると、早変わりした”ひがみちゃん”が登場。
きよしさんも近づきすぎて、きよしさんの黒い羽にお顔が当たって、またまた大爆笑。
途中、きよしさんがひがみちゃんのウィッグを整えようとして(?)ウィッグの後ろ髪をちょこっとひっぱられたので、またま大爆笑。
もう~、笑いがとまらなくなっておりました(笑)。
きよしさんは、付け歯について、
「あの歯は100年くらい磨いてないというイメージがわきました(笑)。
やっぱり歯は磨いたほうがいいですよね」
とおっしゃっていたのです(笑)。
きよしさんと”ひがみちゃん”のコンビネーションはますますのバージョンアップに、感心しながらまたまたとめどなく笑いが(笑)。

そして、そのあとです。
まだその”大爆笑の余韻”そのままのホールで、きよしさんは、ステージで次に歌う「黒潮海流」に集中され、きよしさんのまとう空気がサッとかわったことを感じました。
笑いがまだとまらないわたし、
涼やかなきよしさんのまなざしをみつめていたら、なんだか、きよしさんの心の声がきこえてきたような気がしたのです。
”まだ笑ってるの?
もう、僕は平気だも~ん”
と(笑)。
きよしさんは笑いがとまらない客席の様子が、きよしさんの歌によって変わっていく様子を楽しんでくださっているのでしょうね。


「一剣」を歌いおえると、ラストトーク。
来場のお礼を言葉にされているうちに、さまざまな思いが心にわいたのでしょうか。
「真心のお手紙やお品をちょうだいしまして、ありがとうございます。
皆さんにお礼を(直接)お伝えしたいという思いがあります。
(手紙はもちろん)電話でお礼をいわせていただいたこともありませんが、ほんとうはお礼をいわせていただきたいのに、かなわなくて。
そのことを思うと、眠れなくなっちゃう。
僕、そういうことが気になる性格だから」
と、きよしさんは心の内をぽつぽつとお話しされたのです。

個々にお礼をつたえることはファンの数をかんがえてみれば物理的には難しいことだと誰もがわかっています。
でも、きよしさんが、コンサートや会報などで、お礼をおっしゃってくださるので、きよしさんに伝わっていることを感じさせていただいているのです。
わたし、今回、きよしさんのお話をきいていて、
きよしさんは、お手紙を読んだり品物を手にされながら、それぞれの贈り主をどんな方なのかなあと想像して、その方に、こんな言葉でお礼を伝えたいなあと思い描きながらうけとめてくださっていることを感じたのです。

「この命をまんべんなく使って生涯、歌ってまいります。
そういう思いにさせていただいたのは15周年のときでした」
きよしさんは15周年記念コンサートや、その年の思い出をよみがえらせながらそうおっしゃってくださったようでした。
そこで、またまた思いがこぼれたのでしょうか。
「僕、皆さんにずっとそばにいてほしいなあ...」
とひとこと。

そして、
「僕もひとりの人間ですが、”氷川きよし”という商品でもあるわけで。
皆さんの心が時代のながれとともに心がかわることも自由でございます。
でも、僕、こうみえて意外と情が深いんですよ」
とおっしゃいました。

個々に会話をかわしたり、直接のやりとりはむずかしいけれど、きよしさんはそのことをしかたないとわりきってなどいないし、自分にはわりきることなどできないのだということを、言葉を重ねて伝えてくださろうとしたのでしょう。
そんなきよしさんに、胸が痛くなり、そして胸の奥がじんじんと熱くなったわたしでした。

きよしさん
少しも心配しないでください。
あなたのこれまでの真心の歌唱と笑顔から、そのお気持ち、しっかりとわたしたちに伝わっているのです。
だから、みな、またあなたの歌を聴きたくなり、あなたに逢いたくなるのです。
それなのに、それでも、まだお心にかけてくださって、ありがとうございます。
そんなあなたに、また感謝の思いでいっぱいです。


※以上、駆け足での更新で失礼します。
明日は伊勢崎市文化会館でのコンサートに昼夜参加します。
Kさんと小旅行気分で出かけますので、そのためにも今日は終日、仕事がんばってまいります。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 770

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>