今日もあっという間に日付がかわって深夜の更新になってしまいました。
「きよしこの夜Vol.16」がいよいよ近づいてきましたね。
12月13、14日の2日間に、4公演開催。
そして、14日にはニューアルバム、「新・演歌名曲コレクション4-きよしの日本全国 歌の渡り鳥—」が発売されます。
店頭には1日早く13日から並びますので、早く聴きたい方は”ぜひフライングゲット!ですね(喜)。
というわけで(大げさ?・笑)、その2日間のすべてをきよしさん一色ですごさせていただくために、休日返上で前日まで仕事に集中しているわたしです。
さて、12月8日に江戸川区総合文化センターで開催された「THE 歌謡祭 2016~歌い継がれる流行り歌~」(BS日テレ)の公開収録に参加させていただきました。
先の記事に前半でのことを書いていますので、この記事では後半のことを。
前半の収録で男性のホープとして、北川大介さん、松原健之さん、エドアルドさんを紹介する際、美川憲一さんと一緒にきよしさんも応援に舞台に登場されましたが、このとき、美川さんがデビュー52年であることから、ずっと歌手として芸能界で歌っていくために必要なことを司会の中山秀征さんが問われたかと思います。
その際、美川さんは、
「謙虚、謙虚よ~っ」
と即答されたのですが、そこでさらに、
「きよし君は謙虚よね~。ほんとうに(デビューのときから)ずっと変わらない」
といってくださいました。
デビューのときからずっとお世話になっている美川さんに、そんなふうにいっていただいて、恐縮しつつも嬉しそうなきよしさんだったのです。
コロッケさんが登場して、千昌夫さん、松山千春さん、細川たかしさん、長渕剛さん(ほか、順不同・笑)のものまねを披露してくださり、場内大爆笑でした。
しめくくりに中村美律子さんが登場され、「河内おとこ節」を歌唱されたでしょうか。
きよしさんも一緒に踊ってもりあげてくださいました。
休憩にはいる前に、番宣(番組の宣伝)用の映像やスチール写真の撮影となり、客席をバックに、”〇月〇日放送”版、”本日”放送版、”あと〇時間”放送版、”このあと”放送版というように(多分そんな感じだったと思います)、こまかく撮りわけておられたのですが、ここで、わたしとKさんほか数名は座席移動のお話をいただいていたのです。
そして15分の休憩をはさんで、2部のスタート。
今度は、司会の中山さんと皆藤愛子さんが客席から登場されたのです。
中山さんは、「歌手の皆さんの気持ちを味わいたくて、花道を歩かせていただきました」とおっしゃていたかと思います。
後半では女性のホープを紹介ということで、
市川由紀乃さん、川野夏美さん、竹川美子さんが登場。
先輩の女性歌手の皆さんが舞台下手でもりあげてくださりながらの歌唱となりました。
きよしさんは、ネオンブルーのジャケットに黒のサテンのパンツ、シャツは白、蝶タイは黒、靴は黒のエナメルという、前半の着流しとはうってかわった出で立ちでの登場でした。
女性陣のホープの皆さんが歌唱されると、正確なテーマを失念してしまったのですが、中村美律子さんが「瞼の母」を歌唱されると、”今、聴きたい歌”というようなテーマでのトークコーナーとなり、きよしさんはじめ先輩女性歌手の皆様が登場されたのです。
下手から、司会の皆藤さん、中山さん、きよしさん、坂本冬美さん、城之内早苗さん、香西かおりさん、中村さんという順番で並ばれていたでしょうか。
さっそくの質問に、
きよしさんは、「瞼の母」と、今、まさにお聴きになられた「瞼の母」をあげられ、”えっ?”という周囲の反応に、
「今ですから、NOW(ナウ)ですから」
と、”当然でしょっ!”という様子でお答えになられたのです(笑)。
つづいてお答えになる方(坂本さんだったでしょうか)が、”そういうことなんですか(笑)?”と、中山さんに質問のニュアンスをたしかめられると(笑)、
「あなたは普通のほうで大丈夫です」
と中山さんがおっしゃったので、客席からも笑いがこぼれましたが、きよしさんは大真面目な様子。
きっと、きよしさんにはその笑いの理由はおわかりにならなかったのではないでしょうか(笑)。
きっと、きよしさんにはその笑いの理由はおわかりにならなかったのではないでしょうか(笑)。
そしてレコードの話題になり、シングルが1枚400円だった時代に子供時代をすごされた方、、500円、600円と価格によってもそだってきた時代がわかるというような話題になりました。
きよしさんも、レコードを知っていますとおっしゃって、”付録についている赤いの”とソノシートのことまで会話がひろがったのです。
ここで、なんとなくうしろにさがってしまっていたきよしさん、性分なのでしょうね(笑)。
中山さんが、
「氷川君、もう少し前に」
と、皆さんに並ぶようにお声をかけてくださいました(笑)。
美空ひばりさんの「真っ赤な太陽」をあげられた方がいらして、ひばりさんの話題に転じると、ひばりさんはブレスをする場所が独特でセオリーとは違っていたことを中山さんがお話しくださり、わたしはとても興味をひかれ、じっくりしらべてみたいと思ったのです。
そして、街からながれてくる音楽を皆が聴いていた時代から、今はイヤホンをして各々がそれぞれの音楽を聴く時代になったという話題になると、きよしさんが歌唱されるときにときどき使用されるイヤホンに注目が(笑)。
反響が大きなホールなどの空間では、発した音の返しも大きいので、
「イヤホンをすると、返しがきこえないから、音がはっこりきこえるんです。でもイヤホンをしていてもちゃんと話はきこえていますよ(笑)」
とおっしゃっていました。
会話はさらにさらにはずんで、関西弁の話題になると、
「僕は福岡出身ですが、関西弁、大好きなんです。キツくいわれるの好きなんです。関西弁て、キツくいわれたあと、ブワーッとやさしさがあるでしょう」
きよしさんはそんなふうにおっしゃっていたかと思います。
すっかりお話しに夢中になってしまったきよしさんは、またまた無意識にうしろにさがっていたようで(笑)、
「氷川君っ! だから、さがりぎだって」
と中山さんが、苦笑されながらおっしゃったのでした。
人前にでるお仕事をされている方で、うしろにさがってしまう方はそうそういらっしゃらないのでしゃないでしょうか(笑)。
中山さんとのそんなやりとりに、”きよしさんらしすぎ!”と、微笑ましい思いになったのです。
きよしさんは、このあと、「みれん心」をドラマティックンに、そしてエネルギッシュに歌ってくださいました。
その歌唱を聴きながら、わたしもまた力みなぎってきたのです。
番組のフィナーレではステージに出演者の皆様が登場され、番組の感想をひとことずつ。
その際、中山さんが、
「今日はトークの時間もたくさんあったので、皆さんのことがよくわかりました。
そして、氷川君が変わっているということもわかりました(笑)」
といってくださいました(笑)。
もう、最高のほめ言葉じゃありませんか、
ね、皆様。
わたし、とっても嬉しくなってしまいました。
※このあたりで曲がるのかしら?
と思ったところに案内が。そんなとき、嬉しくなりますね。
前日7日に生放送された5時間のスペシャル番組「日本の名曲 人生、歌がある」(BS朝日)でも大活躍。
番組のメインパーソナリティーである五木ひろしさんが、”独断と偏見によりますが”と前置きされていましたが、なんと、゛最優秀演歌歌謡賞゛をただひとりいただきましたね。
番組のオープニングが「東京ブギウギ」を全員で歌唱され、47人で74曲を披露ということでした。
きよしさんはオープニングそうそう、皆さんに”お肌がツヤツヤね~”と肌ツヤをほめられていたのです(笑)。
ソロでは「きよしのズンドコ節」と「番場の忠太郎」を歌唱され、五木さんと「別れの一本杉」をコラボ歌唱されました。
衣裳も三変化(ですよね)され、他の歌手の方が歌っておられるときも、バックで一緒に踊ったり歌ったりと、ノリノリ状態でもりあげておられたきよしさんでした。
最後に、”最優秀演歌歌謡賞”の発表となり、
「氷川きよし君!」
と五木さんがおっしゃると、
「えっ、ほんとですか?」
と五木さんに聞き間違いではないかというようにおたずねになったきよしさんでした。
この賞に選ばれた方は、どんなものでも望むものを五木さんがくださるという説明があらかじめありましたが、まったく自分が選ばれると思っていなかった、というより、自分は圏外と思っていたようで、
”なにがお望み?”という、皆のまなざしをうけて(笑)、
きよしさんはこうおっしゃったのでした。
「えっ、......じゃあ、ごはん」
と(笑)。
そして、「ごはん食べにつれていってください」
といい直されたきよしさんに、
”いちばん安くつきました~”
と五木さんはおっしゃったあと、今回は安くついたけれども、きよしさんがお引越しされた際、とても素敵な時計をきよしさんにプレゼントしてくださったことをお話しされたのです(笑)。
最後は「お正月」を皆で歌ってお別れとなりました。
歌番組、きよしさんはますます忙しくなってしまいますが、でもますます増えて広がって、つづいてほいですね。
どちらの番組も”来年もぜひまた!”と心から思います。
きよしさん、日々、素敵な歌唱で励ましてくださり、ありがとうございます。
来週からの「きよしこの夜Vol.16」とニューアルバムを楽しみに、ひきつづき仕事がんばります。