今日が仕事始めとなり、午後から出かけていました。
なので、いざ帰宅となったとき、あたまの中は、「演歌の花道2017」のことでいっぱい。
電車もすいていて、スムーズなはずなのに、いつもの帰宅の道のりがとてもとても長く感じたのでした(笑)。
帰宅して、さっそく「演歌の花道2017」の録画をみました~(喜)。
テーマは、”都会の片隅で…”ということで、きよしさんは。「満天の瞳」、「東京流れもの」、「面影の都」を歌ってくださいましたね。
オリジナル曲の「満天の瞳」では、昨年末のクリスマスディナーショーでのアコースティック伴奏での歌唱も思いだされ、「面影の都」ともどもきよしさんのしっとりとした大人の歌唱が心にしみたのです。
そして、「東京流れもの」では、ダークネスなムードがただよって、「新BS日本のうたSP」で歌唱された「傷だらけの人生」の世界観と相通じるものを感じて、うなる思いがしたのです。
「傷だらけの人生」では、影がくっきりとあぶりだされるような歌唱と、ニヒルさがただよう長台詞に、映画のシーンがそこに表出しているかのような錯覚におちいりましたが、あらためて、”氷川きよし”の歌唱の魅力を感じることができました。
どんなに裏ぶれても、泥の中に半身をうずめていようとも、その心は一点の曇りもなく空を仰ぎみ、たとえ暗闇のなかにいようともひとすじの光を見失ってはいない。
ダークネスな世界を歌っても、”氷川節”にはきれいごとではない希望や救いがあふれていることを感じて、心底感動し、この確信のような思いは、新曲になるであろう「男の絶唱」へと、わたしのなかではつながったのでした。
「演歌の花道2017」でのきよしさんの歌唱に、きよしさんからの素敵なお年玉をいただいた思いになったのです。
ところで、、”都会の片隅で…”という今回のテーマをめにしたとき、すぐに思い浮かんだのは、きよしさんのオリジナル曲の「逢えてよかった」でした。
先月リリースされたニューアルバム「新演歌名曲コレクション4-きよしの日本全国 歌の渡り鳥」に収録されている曲ですが、わたし、今、めちゃめちゃハマっているんです。
だって、きよしさんの歌唱が最高に素敵なんですもの!
とりわけ3コーラス目の”♪いつもふたりで これからは”と歌唱される、”これからは”の、あのエネルギッシュな歌唱に、きよしさんの直球ストレートな情熱を感じて。
思わず心がごほころんで、ふふっと笑いがこぼれるのです。
思わず心がごほころんで、ふふっと笑いがこぼれるのです。
今年のコンサートツアーで歌ってくださるかしら?
期待していたいと思います(喜)。
そして、12月25日の放送された、京都市の舞鶴文化会館で収録された「新BS日本のうた」のことを書けないまま年を越してしまいましたが、”元気印!演歌男子4人組”と題して、竹島宏さん、北山たけしさん、清水博正さんとのスペシャルステージは最高に楽しかったですね。
まさかきよしさんが、北山さんと清水さんと”舞鶴ブラザーズ”(メインボーカルは竹島さん)を結成されるとは思ってもいませんでしたので、子どもの頃からなぜかしら”ムード歌謡”好きだったわたしには最高の展開!
竹島宏と舞鶴ブラザーズによる「知りすぎたのね」にわくわくと心躍らせながら聴きいったのです。
前後しますが、スペシャルステージのオープニングは「きよしのズンドコ節」を4人でコラボ歌唱され、それぞれの個性がきわだった楽しいものでした。
ああ、このかたの歌い方も素敵だなあ、上手だなあと思いつつも、やっぱりきよしさんの歌唱を聴くと、”これしかないの!”という思いになり、スッキリ、スカッとするわたしです。
”アイディアを出し合って、いろいろなことに挑戦しましょう”ということになり、
清水さんから”イントロが好きな曲”という提案があり、
きよしさんは三橋美智也さんの「あゝ新撰組」を選曲され、ソロ歌唱を聴かせてくださいましたが、凛々しく、そして、歌い終わったラストでみせてくださった”ドヤ顔”が最高に素敵でした。
このとき、竹島さんが「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」を歌唱されたのですが、このときは”ノリノリ”のダンスパフォ-マンスでもりあげてくださっていたきよしさんだったのです。
竹島さんが”ムードコーラス”を提案されたために、夢の(?)”舞鶴ブラザーズ”が結成され、
きよしさんは、”今日は何の日?”ということで、放送日がクリスマス(収録は11月24日)だったので、”クリスマスソング”を提案され、サンタさんの衣装で登場され、「赤鼻のトナカイ」と「ホワイトクリスマス」を歌ってくださいました。
北山さんは会場が”舞鶴”ということで、”船や港の歌”(だったでしょか)提案されたのですが、ここで、”舞鶴といえば”ということで、きよしさんが、ほんのさわりではありますが、”岸壁の母」を口ずさんだのです。
わたしが親しくさせていただいている、きよしさんの大ファンの方で、きよしさんに「岸壁の母」を歌ってほしいと、もう10年以上、アンケートに書かれている方がいることを思って、いつか聴かせていただきたいと、その数フレーズを聴いてわたしもまた思ったのでした。
きよしさんは、ここでは「港町ブルース」を歌ってくださり、ムーディーで素晴らしかったのです。
来月も「新BS日本のうた」の公開収録に2会場、きよしさんが出演されるそうですので、”氷川節”があらたな世界を”聴かせて、魅せて”くださることを楽しみに、放送を待ちたいと思います。
※以下は余談ですが、わたしはこのとき、竹島さんが歌唱された「港町 涙町 別れ町」という曲をはじめて聴いたのですが、きよしさんにもいつか歌っていただきたいなあと、とても心惹かれ、どなたの曲か調べていて...。
石原裕次郎さんの曲だということがわかったのですが、そのなかで、箱崎晉一郎さんというかつて活躍されていた歌手の方の歌声をYou tubeで耳にして、独特な歌唱に驚いて、その方が数曲のヒット曲をだしたあと、歌唱力は認められながらもその後はヒットに恵まれず、他界されたことをしり、あらためて芸能界の厳しさを感じたのでした。
興味のある方はお名前で検索して、ぜひ聴いてみてくださいね。
次回は”ふれあいコーナー”のこと、そして、司会の西寄ひがしさんのことを書かせていただけたらと思っています。
またお逢いできますように!