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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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東京ドームを揺るがすような”きよしコール”につつまれて、ひとり花道に立つあなたにはどんな光景がみえたのでしょう? 美空ひばり生誕80周年記念コンサートにいってきました。

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あれ、きよしさん、なんでこの曲をこんなに高いキーで?
この日、「人生一路」を歌唱されることを、あるコンサートでお話しされていたので、どの曲を歌唱してくださるのか、心構えができていたつもりでしたが、予想もしなかった高いキーでの歌唱に驚き、なぜだかわくわくしたのですが、それには理由があったのでした。
そのことはこの記事のなかで書いていきますが、このコンサートの模様は4月10日(月)午後7時からTBSで放送されますので、サプライズを楽しまれたいかたは、以下はお読みになりませぬよう、よろしくお願いいたします。


昨夜、東京ドームで開催された「美空ひばり生誕80周年記念 だいじょうぶよ、日本!ふたたび 熊本地震・東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」にいってまいりました。
5時30分、ほぼ定刻にスタートし、ノンストップで4時間を超えていたかと思いますが、いよいよフィナーレというところで、以後は写メOKというお達し(大げさ?)があったのです。
もう~、そこでますますテンションがあがったのでした(嬉)。

いよいよフィナーレということで、出演者全員がステージに勢ぞろいされて「愛燦燦」を歌唱されることになり、そのは花道のランウェイというところで、司会の徳光和夫さんが、”ここで皆さまにプレゼントがございます。今から撮影OKとなります。携帯で撮ってSNSで拡散してください”というようなことをおっしゃってくださったかと思います。

そこで「愛燦燦」を歌手の皆さまで歌唱されることになり、この日熱唱された歌手の皆さんがひと節ずつ唄い継いでいったのです。

イメージ 3
※撮影OKでも、さすがに距離があるので、大型ビジョンに映るきよしさんを写メ!


放送で美しい画像をご覧いただけますが、その瞬間の驚きと感動をおつたえできればという思いで、この記事のなかで、ブレブレですが画像&動画をアップしておきますね。


スタートして3時間は美空ひばりさんの生涯をたどりながら、折々の名曲を出演者のかたたちが歌唱されていきました。
歌唱された歌手の方が、ご自身で、なぜこの曲を自分に? と思われたというようなエピソードも多々あったほどに、選曲&人選は趣向をこらしたもので、その歌手のかたをよくご存じのかた、ひばりさんの曲をよくご存じのかた、その双方に嬉しい驚きをくださったのではないかなと感じていたのです。


イメージ 2


出演アーティストは50音順に、
E-girlsさん、五木ひろしさん、AKBグループ(32名)さん、EXILE SHOKICHIさん、華原朋美さん、きゃりーぱみゅぱみゅさん、Crystal Kayさん、ゴスペラーズさん、坂本冬美さん、さだまさしさん、GENERATIONS from EXILE TRIBEさん、清水翔太さん、JUJUさん、天童よしみさん、夏川りみさん、氷川きよしさん、堀内孝雄さん、三山ひろし さん、May J.さん、Little Glee Monsterさん。
映像をまじえて、ひばりさんの52年間の足跡をたどりながら折々の名曲を歌手の皆さまが歌唱されていきました。

ひばりさんが女性専用トイレの普及に一役買われたことや、大部屋俳優さんの最低賃金の保障を映画会社にかけあってとりつけたエピソードなど、徳光さんもはじめておききになったそうで、歌手・美空ひばりの功績とともに、そのお人柄を深くしることができる構成になっていて、”ひばり物語”をひもといていくような思いでステージに惹きこまれていったのです。

イメージ 4


船村徹先生とのエピソードとともに、その楽曲も披露されたのですが、この日は先生の四十九日法要だったのだそうです。
このコーナーで「ひばりの佐渡情話」を歌唱された坂本冬美さんがまとっておられた帯は、ひばりさんの記念館に藤あや子さんとうかがった際、ご子息の加藤和也さんから贈られたもので、ひばりさんが「みだれ髪」を歌唱されていたときにおつけになっていたものということでした。

また「悲しい酒」を歌唱されたさだまさしさんは、
「ひばりさんと同じステージに立ったこともありますが、生きている伝説(レジェンド)だと思っていました」とおっしゃっていたのです。
そして、「真っ赤な太陽」を歌唱されたゴスペラーズの皆さんは、アマチュア時代にこの曲をカバーしたいとアレンジしてずっと唄ってこられたそうですが、キャンペーンで全国各地をまわっていた時代も、この曲をレパートリーにしていたことで、ずいぶん助けられたということをお話しされていました。
「アレンジしているので、そのままではひばりさんに失礼じゃないかと心配したんですが、”そのまま唄ってください”といっていただいたので、そのまま唄わせていただきました」
と「真っ赤な太陽」への思いをお話しくださったのです。

時代はどんどん進んで、いよいよ東京ドームでのコンサートのエピソードが紹介されたのです。
楽屋にはベッドが用意され、歌唱の合間にはベッドで点滴と酸素吸入を施されるという壮絶な舞台裏の様子も明かされました。
1988年に完成した東京ドームのこけら落とし公演でひばりさんは39曲歌唱されたそうですが、オープニングはなかにし礼先生がこのコンサートのために詩を書かれたという「終わりなき旅」で、ラストは「人生一路」だったそうです。
このコーナーではEXILE SHOKICHIさんが、「終わりなき旅を」、そしてやはりこのコンサートのためになかにし先生が書かれた「われとわが身を眠らす子守唄」をJUJUさんが歌唱されたのです。
そして39曲のラストの「人生一路」ということで、きよしさんはロイヤルブルーの三つ揃いのスーツに身を包んでステージに登場されたのです。
ジャケットの襟は黒のサテンのヘチマカラー、ポケットの縁にも黒のサテンがほどこされていて、シャツは白、ロイヤルブルーのジャケットは照明の加減で紫色にもみえたのです。

あれ、キーが高い?
きよしさん、なぜ、こんなに高いキーで?
と、そのキーの高さに驚きつつも、きよしさんの歌声の予期せぬ響きを心地よく思いなぜだかドキドキしてきたのです。
そう、皆さま、それには理由があったのです。
突然大型ビジョンにひばりさんの東京ドームでの映像が映しだされ、唄いだされたのです。
きよしさんが唄うと、ひばりさんが唄い、次第にふたりの声が重なっていきました。
ああ、ひばりさんのキーに合わせて唄いだされたのですね。
わたしは目の前でおこっているめくるめくコラボレーションにひばりさんの魂を感じずにはいられませんでした。
そして、ひばりさんの歌はその歌を愛するすべての人の宝物であり、日本歌謡界の財産ですが、そのなかでもその歌を、そしてその魂を深く濃く受け継ぐ歌手として、”氷川きよし”が存在していることを、そのめぐりあわせと、このコンサートを企画された加藤和也さんはじめひばりさんを愛する作り手の皆さんの”氷川きよし”への期待と信頼を感じて、胸が熱くなったのです。

ラストは五木ひろしさんが登場され、「みだれ髪」を歌唱されました。

コンサートはここでエンディング?
と思ったら、まだまだつづいて、さらにもりあがっていったのです。

「ひばりさんの曲を唄いだしたら、朝まで唄っても終わりません。ここではメドレーで初期の曲を唄いたいと思います。みんな出てきてください」
五木さんはそんなふうにおっしゃったでしょうか。
そこで、天童さん、坂本さんと一緒にきよしさんも登場されたのです。
ここで、きよしさんは「関東春雨傘」を、天童さんが「ひばりの渡り鳥だよ」、五木さんが「三味線マドロス」を歌唱され、、坂本さんが「花笠道中」を唄いだされると後半は皆さんも一緒に唄われ、ステージには出演者の皆さまが勢ぞろいされました。

ここで、ひばりさんも客席の皆さんもご一緒にということで、
「川の流れのように」をひばりさんの歌唱映像がながれるなか、全員で唄ったのです。

イメージ 5
※こちらはフィナーレのときのものです

コンサートはここで終わり?
と思ったら、またもまだまだつづくことがインフォメーションされました。
この日は被災地からも1550人の方を招かれていたそうですが、歌手の皆さんがそれぞれ”一緒にがんばりましょう!”という思いをこめて歌唱してくださることになったのです。

それぞれの歌手のかたがそれぞれの思いをこめて選ばれた曲を熱唱してくださり、1曲、1曲その熱い思いに感動がわきあがっていきました。
そして、そのなかでも、きよしさんはどの曲を歌唱されるのかしら?
という期待でまたもドキドキわくわくしていたのです。

きよしさんは最後から4番めでしたでしょうか?
ゴールドのロング丈のジャケットがキラキラと輝いて、きよしさんの登場にステージは一気に明るくなったようにわたしには感じられたのです。
パンツとベストは黒のサテン、シャツは白でした。
唄ってくださったのは「きよしのズンドコ節」。
きよしさんはどのあたりででしたでしょう?
唄いながら花道をどんどんと進まれていったのです。
突端までいくと、また花道の中央にもどられて、東京ドームを揺るがすような”きよしコール”につつまれてその歌声を響かせてくださったのですが、そのきよしさんの雄姿が、この世ならぬほどにまぶしくて、まぶしくて...。

この日、ソロ歌手で花道で歌唱されたのはきよしさんおひとりでした。
先のひばりさんとのコラボ歌唱とあいまって、わたしにはこのとき、ひばりさんからきよしさんに大きなバトンが渡されたような思いがしていたのです。
そして同時に、きよしさんが最近、折々に”趣味がそのまま仕事になって唄っていますというくらいの気持ちで唄っていきたい”とおっしゃっていることが脳裏にうかんだのです。
そして、昨年のクリスマスディナーショーで唄ってくださった「歌は我が命」でのきよしさんの歌唱も思いだされて...。
感動で胸がいっぱいでした。

天童さんが「珍島物語」を、
堀内さんが「愛しき日々」を歌唱という順番だったでしょうか?
きよしさんの歌唱にぼうっとして記憶が曖昧なことをお許しください。

ラストは五木さんが登場され、「契り」を唄われました。

ここで出演者の皆さまが勢ぞろいされ、「愛燦燦」の歌唱となったのです。
と、そこで、”写メOK”のお達しに、会場からどよめきがおこるなか、「愛燦燦」のイントロがながれて、皆さんが唄いだされたのです。
ひと節、ひと節、それぞれの歌手のかたがメインで唄われて、まさに皆さんでヒバリサンノ名曲を唄い繋いでいかれたのでした。

イメージ 6
※花道の近くではなかったので、遠目ですが雰囲気だけでも。


出演された歌手の皆さんが花道をランウェイされてのフィナーレとなりました。

こちらは24秒と短いですが、動画です。
ワイドショーや番組の放送で美しい画像をご覧いただけるとは思いましたが、そのときの空気をおつたえできればと。




ここで舞っているのは、実は桜の花びらなのです。
髪に桜の花びらがついている歌手のかたもおられるほどたくさんの桜でしたので、わたしも記念にいただいてきました。
一緒に映っているブレスレットはこの日の記念グッズ。
光るので、ペンライトと一緒にきよしさんのコンサートグッズにしたいと思って購入しました。

イメージ 7


4時間を超えるコンサートでしたが、感動でいっぱいです。
ドームという空間で味わったあの空気、そして音の響きに、会場にこられてよかったと感動でいっぱいになりました。
細かなところは放送でじっくり見られるので、そちらも楽しみです。

きよしさんの歌唱と雄姿はわたしの魂に深くきざまれて忘れられないものになりました。

きよしさん、まごころの熱唱をありがとうございました。


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