もう、きよしさん、なんでそんなに唄えるの!
もう、もう、もうっ!
茨城県立県民文化センターでおこなわれたコンサートの昼の部での「イヨマンテの夜」を聴いていたときのこと。
あまりにも素晴らしい歌唱への嬉しさと驚きに、感嘆の声を発したわたし。
それは、”おお”とも”ああ”とも”きゃあ”ともちがっていて、なんて書き表したらよいのかわからない、こころの底からわいてきた思いにことばがつられてしまった声でした。
ドラマティックな歌唱にときにのめりこむように、そしてまたその声量に圧倒されのけぞりながら聴かせていただいたその曲のラストのロングトーンの最後の最後で、今一度ドキッとするほどに強く声を発さられたので、どうしてそんなことができるのだろうと、驚愕せずにはいられなかったのです。
お隣にすわっているお友だちのKさんと顔を見あわせて、”すごいっ!”とうなずきあって、
そして、不謹慎に思われるかもしれませんが、そのままステージに走っていって、”もう、なによっ!”ってきよしさんの肩を思いっきりたたきたいような思いになっていたのです。
その歌唱も雄姿もまぶしいほどに神々しい一方で、きよしさんのあたかたかなまごころが近しさを感じさせ、そんな思いにさせてくださったのかもしれません。
そして、夜の部での「男の絶唱」では、深く大きく唄うなかに、時折、こころのなかを吐露するかのような抑えた歌唱が織り込まれ、歌詩がきよしさんのこころとともに立ち昇るのを感じて...。
もう、幾度か聴かせていただいたこの曲を、この日ここではじめて聴くような思いにさせられたのです。
きよしさんのこころが細やかにふるえ、その感情のきわまりをぐっと抑えた激しさに惹きこまれ、”氷川きよし”の30代の10年間の重みに感動して、わたしもまたこころがふるえだし、涙があふれてきたのでした。
あの歌声は”氷川きよし”の魂の叫...。
その歌声はどんなことばよりも雄弁に”氷川きよし”の人生を語っていたのだと思うのです。
忘れられない深く鮮やかな歌唱でした。
皆さま、こんばんは。
深夜の更新です。
昨日は茨城県立県民文化センターでおこなわれたきよしさんのコンサートの昼夜、参加させていただきました。
順調に帰宅したのですが、今日は今日で午前中のうちに仕事で出かけなければならなかったので、それまでになにがなんでも仕上げなければという状況に...。
朝までに大丈夫?
と、いよいよ追いつめられた状況でそれでもなかなか書きだしが決まらず悩みましたが、外が明るくなる頃にはほぼまとまって仮眠をとる余裕もできました。
午後、早朝に送った原稿に゛花丸OK゛がでて。
今夜はホッとしてひと息ついて、届いていた「きよしこの夜Vol.16」のDVDを待ちきれず駆け足でみることもできました。
でもその状況が7日までつづきそうなので、とても個人的な思いですが、先にコンサートでの忘れられない歌唱の感動を書かせていただくことにしたのです。
今夜はホッとしてひと息ついて、届いていた「きよしこの夜Vol.16」のDVDを待ちきれず駆け足でみることもできました。
でもその状況が7日までつづきそうなので、とても個人的な思いですが、先にコンサートでの忘れられない歌唱の感動を書かせていただくことにしたのです。
”ふれあいコーナー”のことは後日あらためて書かせていただきますが、
きよしさんは、明日は長崎県五島市の福江文化会館でおこなわれる「NHKのど自慢」にゲスト出演されますね。
五島市は島なので、放送前日の今日のうちに現地(あるいは最寄りの長崎市内?)に移動されることを、コンサートのなかでお話しされていました。
ということは、今夜はもう長崎の地に、きよしさんはおられるのですね。
以前、長崎公会堂でのコンサートに母と参加してその足で長崎の大波止から船に乗って福江港に行き、2泊して島を旅したことも思いだされます。
「NHKのど自慢」、楽しみですね。
そして、
「今朝、青森から水戸に来ました。
昨日は『新BS日本のうた」の収録で、福田こうへいさんとふたりでスペシャルステージだったんですが、すごく楽しかったんです。
福田さんは歌が素晴らしいんですよね。民謡で”あれ”して(鍛えて)いますから、歌手としても客観的にみさせていただいて勉強になりました。
出逢いはたいせつだなあと思います。
だって人は人によって成長するんですよね。
完璧な人なんていません。
芸能界でも完璧な人なんて誰もいませんでした。
今日も一期一会ですね。
そして、明日は長崎の五島列島にいきます。
日曜日に”のど自慢”があるんですよ。皆さん、みてくださいね」
きよしさんは昼の部でそこまでおっしゃると、
「ありがたいですね~。
でもしんどいっ!」
と思わず本音をおっしゃって。
「白髪も増えて、もう”ビゲン”が何本あってもたりません(笑)」
と(笑)。
もう、大げさなんだから!
と思って聞いていたら、
「2日には博多のどんたくの前夜祭に出させていただきます。
僕、どんたくに皆さんをお連れしたいなあ。
ね、一緒にいきません?
(前夜祭)でコンサートやって、そのあと、一緒にご飯食べてねっ。
”これ、おいしいよ”って。
僕、そういう夢もっています」
と。
そう思ってくださって、さらにことばにしていただけただけでもう、夢見心地!
思わず、”♪何度見ただろう、そんな夢”と、「男の絶唱」の一節をあたまのなかで歌いながら、心がウキウキと踊りだしたわたしだったのです。
そういえば前日の五所川原市での収録の合間にスタッフのかたと会館の外にでて近隣を散策され、つくしがたくさん生えているのをみつけたのだそうです。
「500本くらい抜いて、しめしめと思って...」
とおっしゃっていましたが、ほんとうに500本も?
もしかして、きよしさん、お話し”盛って”おられたでしょうか(笑)。
そして有料放送ですが、チャンネル銀河ではゴールデンウィーク(5月1日~6日)に、”氷川きよしウィーク”という特別編成。過去の番組が放送されることを司会の西寄ひがしさんがインフォメーションされると、
「うわっ、見てほしくないっ!」
と、またも本音がとびだしてしまって(笑)。
「もう~、恥ずかしいんです。
(見るなら)こっそり見てくださいね」
と、きよしさん。
そんなふうにいったら逆効果ですよ~ん(笑)。
堂々と全部、見まくってしまいます。
こちらが番組のPR動画です。
下記は番組HPです。
昼の部の”ふれあいコーナー”で6月の明治座での座長公演の話題になると、
「やっと台本をいただきました。
”なずみ小僧”は二面性があって、町人をやっているときはすごくね」
と言いかけて、
「あっ、いわないほうがいいかっ」
ときよしさん。
もう、そこまでおっしゃってやめちゃうの?
でも、たしかに何も知らない素でみるのがいちばんだなって、いつも思っていますから。
そして、なぜだかこの日は昼夜とも「皆さん、僕の歌、好きですか?」と客席におたずねになったのです。
唐突にも思えるその問いかけに、昼の部ではさらに挙手を求められ、゛なんで今さらそんなことを? 好きでなかったらコンサートに来るはずないじゃない゛というような客席の反応に、きよしさんは嬉しさを隠そうともせず、嬉し気に微笑むと、夜の部では、
「嬉しい~。じゃあ今日は89曲唱います(喜)」
とおっしゃったのです。
すかさず西寄さんが、
「89曲を20数曲に凝縮して唄わせていただきます」
と、フォローされたました(笑)。
それにしても、きよしさん、なぜそんなわかりきったことをお聞きになるの?
゛わかっているけど、何度でも聞きたいよ゛って思ってくださっているの?
それってなんだか恋している人みたい!
なんて。
いっちゃった!
だってわたしたちファンはいつだってきよしさんに恋しているのですもの、ね。
それでは曲目リストは3日にはアップできるように、そのためにも(笑)、まずは仕事をがんばりますね。