Quantcast
Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
Viewing all articles
Browse latest Browse all 770

きよしさん、皆で゛ありがとう゛を言い合える1年をありがとうございました。17回目の「きよしこの夜」は感動と感謝にあふれて幕を降ろしました。

$
0
0
「限界突破×サバイバー」を大熱唱されたきよしさんがステージをあとにすると、ダンサーさんが今度はインストロメンタル演奏にあわせて踊られてもりあげてくださるとステージは暗転。
静かに上手から歩いてこられたきよしさんはブルーローズが描かれたスーツをまとっておられました。

ながれてきたのは「碧し」のイントロ...。
「♪2月2日  これまで歩んできた日々を見渡した...」
と唄いだされたところで、胸に迫る思いがわきあがったのでしょうか。
きよしさんの歌声は涙声になっていったのです。
絶句しそうになるほどのあふれる思いをおしとどめながら、一語、一語、ひと節、ひと節を唄われて...。
その歌声は、きよしさんの魂からあふれだす涙の滴のようにわたしには思えて、ひと節、ひと節がたまらなくたいせつで愛しいものに思えたのでした。

17回目を迎えた「きよしこの夜」の14日・夜の部でのことでした。

きよしさんの歌唱を聴きながら、きよしさんに出逢ってからの日々がよみがえってきて、きよしさんがどんな時も一生懸命で、真心の歌声と愛いっぱいの笑顔のきよしさんに、今日までずっと励ましていただいてきたことをあらためて思って...。
あのときも、このときも、きよしさんはどんな思いを、ときにはその胸に秘めて唄ってきてくださったのだろうと考えたら、きよしさんへの愛しさが涙とともにあふれてきたのです。

「碧し」をつくってくださったGReeeeNさんが、この歌について、
゛2月2日という歌詞から始まる物語、氷川さんの出逢い始まりとこれから゛
 とコメントされていたことも思い出されて、わたしは胸がいっぱいになっていました。

きよしさん、その歌にすべてがあるのですね。
これまでもずっと、言葉にできない思いさえ、歌にのせて、ありのままの思いを届けてくださってきたのですね。
なんて誠実で正直で、そして熱い思いの人なのでしょう。

忘れ得ぬ歌唱を聴かせていただきました。


イメージ 1


14日は昼夜、参加させていただきましたが、夜の部は13日の公演とあわせて4公演目の最後・千穐楽。
きよしさんはオープニングの「じょんがら挽歌」からダイナミックな歌唱を聴かせてくださったので、わたしは圧倒されるばかりでした。

オープニングトークでは一転リラックスされて、
「2日間、4公演。
正直、年齢とともにしんどいとい思うこともあります。
でも、皆さんの拍手と声援にパワーいただいて、ほんとうに励まされて、がんばれるんです。
皆さんのパワー、すごいんですっ!
僕は皆さんのパワーをいただいて、またそれをお返しさせていただいて」
きよしさんはそうおっしゃったタイミングで、来年1月30日にリリースされる新曲「勝負の花道」のかけ声の、”八ッ!”とおっしゃられたかと思います。
もう、きよしさんも相当にハマっていらっしゃいますね(笑)。


以下は昼夜おりまぜて、行きつ戻りつしながら書いてみたいと思います。
コンサートの歌唱された26曲と衣裳、セットについてはこの記事の前の13日の昼の部のについての記事に書かせていただいていますので、よろしかったらお読みくださいませ。
正直を申せば、わたしが参加させていただいた3公演でのきよしさんの歌唱の素晴らしさを書きたい思いなのですが、そのことを書き出したらとてもこのブログ自体におさまりそうもありません。
それほどに素晴らしい歌唱だったことを最初に書かせていただいて、以下はトークを中心にコンサートのことを書いてみようと思います。

さて、14日の昼の部は、限りなく天井に近い席でしたが、あらためてステージ全体、とくに照明の構成の素晴らしさを感じることができました。
きよしさんが「白雲の城」を歌唱されているとき、きよしさんの後方から放射状の真っ白な光が放たれ、その光の輪が回転していくのですが、まるで宙にういているようなきよしさんから後光がさしているかのごとく神々しくスペクタクルなものだったのです。
またステージの端に設置されているステンドグラス調のスタンドはそのフレームの一片が緑色に輝いた時、クリスマスツリーにみえたのです。
それは前席ではわからないことばかりでした。

きよしさんは31枚目のシングルとなる「勝負の花道」が来年1月30日に発売されることをインフォメーションされると、
「僕が新曲を唄うとき、皆さん、緊張されてますでしょ。
きよし君、大丈夫かな~、歌詩、まちがえないかな~って、心配してくださって。
僕、いつもそのまごころを感じて、ありがたさでいっぱいになるんですけど。
でも、今度の歌はお手拍子ものの楽しい歌なので、ぜひリラックスして聴いてください」
と前置きされてから、唄ってくださったのです。
そして唄いおえると、
「ハーッ、さっぱりしたっ! もう、気分爽快です。
希望は自分でつくるものですよね」
と昼の部でおっしゃっていたきよしさん。
夜の部ではさらに、
「希望がなければ希望を、未来がなければ未来を自分でつくればいいんですよ。
全部、自分のなかのことだって僕思うんですよ。
皆さん、一緒にがんばりましょ」
と客席に問いかけるようにおっしゃったので、大きな共感の拍手がおこりました。

そうですね。
きっと、「勝負の花道」は、氷川きよしが全世代に贈る応援歌になりますね。
まだリリース前ではありますが、5000人×4公演に参加された2万人にこれほど好評なのですもの!

昼の部ではトークがさく裂。
「今日、フォーラムに来る車のなかで、上京したころのことを考えていたんです。
あのころは厚手のコートやジャンパーが買えなくて...。
冬でもナイロンの薄手のものを着ていて、寒いな~って思っていたなあって。
でも、今は皆さんのおかげでジャンパーやコートも買えて、あったかくて。
それにお肉も食べられてありがたいなあって。
そういえば、昨日はお肉食べたんですよ。ニンニクも。
あと2公演あるからスタミナつけようって思って。
今日のために」
と。

そして、紅白歌合戦、レコード大賞への出場決定をお祝いしたところで、日本有線大賞受賞を祝させていただいたのです。
きよしさんは、あとになればなるほど、ファンが1本、1本、電話をかけて、”「男の絶唱」”とタイトルをいってリクエストしてもらった結果であることを思われたそうで、
「あらためて責任を感じました。
そして、ここで終わりじゃなくて、始まりだと思いました。
終わりは始まりですから」
と。
そして、
「皆さんでお祝いをしましょう」
と西寄さんがおっしゃると、
「いや、僕のほうが皆さんをお祝いしたいんですよ~」
ときよしさん。
”皆さんから、いや、僕から”というやりとりの末、まずは皆がお祝いして、きよしさんがお返しをされるということになりました(笑)。
皆の、”おめでとう!!”の祝福に、
「ありがとうございます。皆さん、おめでとうございます~。皆さんがますます幸せでありますように!」
とお祝い返しをされると、
「パワー、送ります」
とおっしゃって、
「ハッ!」
と右の手のひらを前にだしてパワーを贈ってくださいました。
やっぱり、きよしさん、ハマってますね(嬉)。

夜の部では、日本有線大賞受賞を祝して万歳三唱をする展開になり、万歳三唱をすると、すかさずきよしさんが、
「皆さん、おめでとうございます。
皆さんが1本1本リクエストしてくださった、皆さんの勲章です!
テレビ放送の最後の年に有線大賞をいただけて、ほんとうに嬉しかったです。
あとになってぐっときました」
と、感謝の思いを言葉にされました。
そしてさらに、
「ここだけの話なんですが、待っているときに、水森(かおり)さんが、゛きよしくんじゃないの?゛っていってくれたんですけど、゛いやぁ、僕じゃない。かおりさんじゃないの?゛って話していて。そのときも、(大賞を)いただきたいという気持ちはあったんですけど、でも(現実的には)自分以外の人が受賞するって思っていたから。
だから発表されたときは信じられなくて。
そうしたらかおりさんが泣かれていて。かおりさんは同じ事務所で僕のこといろいろしってくださっていますから、自分のことのように喜んでくれて。
年も近いので仲良くて。お友だちというかお姉ちゃんみたいな人なんです。
だから僕、抱きしめさせていただきました」
きよしさんは多くの方のまごころに感謝されながら、また新たな1歩を踏み出そうとしているのですね。

夜の部のラストトークでは、すべての感謝をこめて、マイクを使わずにお礼を前置きされると、まずはマイクをとおして、
「今年1年間、有線大賞、レコード大賞、紅白にださせていただけること、今日お越しいただいたこと。
そのすべてのお礼をいいます。
皆様、ほんとうに、
と、そこできよしさんはマイクをさげると、大きくひと呼吸され、
「ありがとうございました~!」
と生声でお礼をいってくださったのです。

そういえば、夜の部で2階席の皆さんとラブコールをかわされていたときのこと。
2階席に向かって手をふっておられるきよしさんに、2階席から大きな、゛きよしコール゛がおこったのです。
きよしさんは嬉しさに目を丸くされると、2階席に向かって大きく投げキッスをされました。
甘いどよめきに、今度は1階席もふくめてホール全体を見渡され、
「皆さん、愛してますよ~」
と。
きのしさんこそのひとことに巻き起こった拍手と歓声に、
「だからか僕のこと、愛してくださいね」
と、きよしさんはつぶやくようにおっしゃったのです。


もう、きよしさんたら、そんなことおっしゃるなんて。
じゃあ、今よりもっともっと好きになってもいいの?
と、思わずこころのなかでつぶやいてしまったわたしでした(喜)。


※駆け足の更新で失礼します。
文末に「碧し」の歌詩を。
詩を味わって、あらためてアルバムに収録されている「碧し」を聴くと、きよしさんのまごころを感じて...。
一緒に前を向いて歩ませていただきたいという思いがいっそう深まるわたしです。

「碧し」
作詩・作曲:GReeeeN
歌唱:氷川きよし

2月2日  これまで歩んできた日々を見渡した
明日君が 隣にいなくても  歩いていけるように

出会いの中 忘れていく景色も  変わらずここにある
君の声が  遠く遠く  離れている時でも

たくさんのこれまで  どれも僕になるよ
たくさんのこれから  僕らを待つだろう

きっとほら僕達は 始まったばかり
これからの日々を いつかの日まで
そしてまた 笑いあって  話せるように
今日は  ただ  本当にありがとう
 
いつからだろう いろんな季節の中  君と過ごしてた
そんな時間(トキ)  ああ  いつまでも続くと思っていた
もしも君が見失いそうになるトキでも
僕があの日のまま 隣に座るよ
 
きっとほら僕達は 始まったばかり
寂しさをこらえ いつかの日まで
そしてまた 泣きながら  話せるように
今日 ただ  また逢う日まで

これから先の僕らをいくつもの涙が
待っているような気がしてるけど
あの日君が僕の隣でただ
笑い泣いてくれた日があれば
きっとその一つが僕を呼ぶだろう
そうか   一人じゃなかったよね
変わりゆく風景に立ち止まり
変わらない君思い出す

そんなトキは また逢いにいくよ

君とほら僕達は 始まったばかり
今日までの 全部連れて  さあ行こう
いつの日か それまでを  笑って泣いて
胸を張って 話せるように
今日は ただ  いってきます

Viewing all articles
Browse latest Browse all 770

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>