昨夜、福生市民会館大ホールでおこなわれた「昭和の歌人たち」の公開収録にいってまいりました。
JASRAC主催によるトーク&コンサートのシリーズとして、12年をかけて、”日本の歌謡史を彩った作家達”をテーマに開催され、今回で第36回。
このシリーズは最終回ということで、古賀政男先生の特集回となりました。
開演前にJASRAC会長のいではく先生がご挨拶され、昨今の協会や先生へののバッシングも笑い話に変えながら、楽しくわかりやすく活動や方針についてお話しくださいました。
また今回は900席弱の観覧席に1万1千通を超える応募があったそうで、”ここにお越しの皆さんは大変な幸運の持ち主です”と、いで先生はおっしゃったのです。
ほんとうに、わたしも当選できず、Kさんの幸運のおかげで参加することができたのでした。
※入場時にいただいたパンフレットです。
今回の番組の放送は、NHK BSプレミアムで2月11日(日)19時30分から(20時59分まで)放送される予定だそうです。
出演者は五木ひろしさん、大川栄策さん、キム・ヨンジャさん、小林幸子さん、椎名佐千子さん、氷川きよしさん、三山ひろしさん。
ゲストはアントニオ古賀さん。
そして、司会はおなじみの石澤典夫アナウンサーと由紀さおりさんでした。
兄弟弟子である大川さんとアントニオ古賀さんの古賀政男先生のエピソードははじめてしる先生の人間味あふれる素顔や、優しく感受性豊かなそのお人柄に感動したのです。
※福生市民会館の入場口です。
午後4時頃到着するとすでに右横から長い列ができていました。
以下は放送の内容にふれるものになりますことご了解くださいませ。
今回ほど選曲に悩んだ回もないと、番組の冒頭で石澤アナウンサーがおしゃっていましたが、ほんとうに選りすぐりの曲ばかり。
そして、出演者の皆様の熱唱に聴き惚れるばかりでした。
オープニングは出演者全員で、「誰か故郷を想わざる」を唄われ、きよしさんは光沢のあるグレー地に黒の細かな幾何学模様が描かれたスーツをお召しになって満開の笑顔。
皆様のあたたかな歌声のハーモニーにオープニングから一気に幸せな気持ちになったのです。
ステージ下手にトーク席、上手にはギターを抱く古賀先生のお写真と鮮やかなお花が飾られていました。
トップバッターの五木さんが「浜昼顔」を唄われる、先生のプロフィールを司会者のおふたりと振り返り、その名曲の世界をとなったところできよしさんが登場されました。
きよしさんが唄われたのは「サーカスの歌」。
その歌声は哀切にあふれ、優しくこまやかなこぶしがきらめくように響いて、惹きこまれたのです。
その歌声は哀切にあふれ、優しくこまやかなこぶしがきらめくように響いて、惹きこまれたのです。
客席と掛け合うところでは一緒に楽しく唄って盛り上げてくださいました。
美空ひばりさんが古賀メロディーの魅力について語られた音声も流れて。
あらためて詩、言葉を大切にされる古賀先生の楽曲の素晴らしさに客席も等しく感じ入ったのです。
きよしさんはこのコーナーでは「柔」を威風堂々と唄ってくださり、そのさわやかで清新な歌声は感動的でした。
古賀メロデイーの深淵に身も心もひたすような思いになって聴きいりました。
とりわけキム・ヨンジャさんの「悲しい酒」にしみじみと聴き入り知らずと涙がにじんだのです。
白地に五輪の5色の帯が描かれた着流し姿(昨年のコンサートツアーで着用されていたものです)のきよしさんがセンターで歌唱され、きよしさんをはさんで向かって左に下手から三山さん、大川さん、向かって右に上手から椎名さん、小林さん。後半は5人での歌唱でした。
そして、あと数曲をのこすのみとなって、きよしさんはこのなかからどの曲かを唄ってくださるのかしら?
とドキドキしだしてきたのです。
「無法松の一生」は、どなたかしら?
もしかして、きよしさん?
きよしさんに唄ってほしい!
と思いをぐるぐるとめぐらせておりました(嬉)。
さあ、そうしたらそうしたら!とドキドキしだしてきたのです。
「無法松の一生」は、どなたかしら?
もしかして、きよしさん?
きよしさんに唄ってほしい!
と思いをぐるぐるとめぐらせておりました(嬉)。
きよしさんが「無法松の一生」を゛度胸千両入り゛で唄ってくだささることに(嬉)。
水色の着物に紺地に銀糸で模様が描かれた袴をお召しになっていました。
男気あふれる歌唱に場内はヒートアップ!
なんて壮大でドラマティックな歌唱だったことでしょう。荒ぶる魂を勇猛で荒々しく表現しながらも、その奥に秘められた優しさをあぶり出すような繊細な歌唱に、われを忘れて聴きいったのです。
「無法松の一生」という大曲&難曲は、今、現在の゛氷川きよし゛の歌唱の深みと鮮やかさを感じさせる素晴らしいものだと再認識させられたのです。
唄い終えると、大きく構えのポーズをされてフィニッシュ!
そこで客席に向き直ると笑顔になり、深々とお辞儀をされました。
拍手喝采がおこるなか、きよしさんは上手袖に戻ろうと歩み出すと、下手で司会をされていた由紀さんが、思わず、
そこで客席に向き直ると笑顔になり、深々とお辞儀をされました。
拍手喝采がおこるなか、きよしさんは上手袖に戻ろうと歩み出すと、下手で司会をされていた由紀さんが、思わず、
「カッコいい!!」
とおっしゃたものですから、きよしさんは、゛えっ?゛とたちどまって振り向かれて、由紀さんに゛ぺこりん゛という感じで会釈されると照れくさそうに微笑まれ、上手袖へともどっていかれました。。
※きよしさんのプロフィール部分をクローズアップ!
ゲストのアントニオ古賀さんと五木さんとのギターと歌唱のコラボレーションのコーナーとなり、素晴らしかったです。
ラストは五木さんの「影を慕いて」でした。
ここで時計をみると2時間が経っていました。
あっという間に感じられ、また矛盾するようですが、あまりに濃密な皆様の歌唱に、大げさでなく3時間くらい経ったような気がしていたので、両方の意味で驚いたのです。
最後は出演者全員で、「丘を越えて」。
きよしさんが得意の゛唄い出しのフェイント゛をされたので、場内からくすくす笑いがおこって、最後の最後まで楽しかったのです。
ラストは五木さんの「影を慕いて」でした。
あっという間に感じられ、また矛盾するようですが、あまりに濃密な皆様の歌唱に、大げさでなく3時間くらい経ったような気がしていたので、両方の意味で驚いたのです。
きよしさんが得意の゛唄い出しのフェイント゛をされたので、場内からくすくす笑いがおこって、最後の最後まで楽しかったのです。
以上、駆け足での更新で失礼します。
アントニオ古賀さんと大川さんの古賀先生のエピソードや、五木さんとアントニオ古賀さんとのコラボレーションのことなど、こころにのこったことがたくさんありますが、それはまた放送のあとに書きますね。
明日はきよしさんのラッピングパスに乗ってスパリゾートハワイアンズに出かけます。
それでは次回はアロハ気分でお会いできますように!
アントニオ古賀さんと大川さんの古賀先生のエピソードや、五木さんとアントニオ古賀さんとのコラボレーションのことなど、こころにのこったことがたくさんありますが、それはまた放送のあとに書きますね。
明日はきよしさんのラッピングパスに乗ってスパリゾートハワイアンズに出かけます。
それでは次回はアロハ気分でお会いできますように!