こんばんは。
昨夜の「うたコン」、ご覧になりましたか?
布施明さんときよしさんが歌唱された「マイウェイ」、とてもとても素晴らしくて...。
まだ感動さめやらずのわたしです。
布施さんの”極み”と表したいような1コーラス目の歌唱をうけて、きよしさんはどんなふうに2コーラス目を唄いだされるのだろうと、息を呑む思いでその第一声を、待ったのでした。
きよしさんは、布施さんの歌唱をうけとめ、まるで語るかのように繊細にそして色鮮やかにその歌声を響かせながら唄われましたね。
その歌声は深くこころにしみこんでいって...。
そして、後半のサビの部分にむかって、きよしさんがあふれる思いを昂まらせるようにして唄われるその歌唱にいっそう惹きこまれたのです。
そこで、あのおふたりのデュエット!
終演後のアトラクションでのトークのなかで、その日のリハーサルで、きよしさんが高音パート、布施さんが低音パートを唄われることが決まったのだと、きよしさんがお話しくださったので客席からどよめきがおこっていました。
布施さんとは以前、「シクラメンのかほり」を歌唱されたことがありましたが(2016年10月22日放送の「ミュージックフェア」)、歌を愛し、そして歌に愛されているおふたりだからこそ、歌をとおして瞬時にわかりあえるのでしょうね。
朝、新聞のテレビ欄をみて、「うたコン」で、布施さんとコラボされる曲が「マイウェイ」としり、布施さんの十八番でもある「マイウェイ」で、どんなふうに”氷川節”が布施さんの歌唱と響きあうのかしら? と、ドキドキしたのです。
期待の高まりは、きよしさんが歌唱されるそのときまでどんどんましていきました。
ドキドキ、ドッキン、ドキドキ、ドッキン...。
緊張は、番組がスタートしてからいっそう高まっていったのです。
歌唱順をしらされていなかったのですが、ステージの歌手席に待機されているきよしさんの様子の変化(大げさ?)に、これはそろそろ? と感じて、ドキドキ、ドッキンは最高潮!に...。
それは失礼ながら、きよしさんのハートの音でもあったのではないかと思うのです。
さて、以下は作日の時間軸にそって書いていきますね。
放送開始前の番組ディレクターさんによる前説の際、きよしさんが「勝負の花道」を唄われること、そしてそのなかで、きよしさんが客席に背にされ、客席の3000人がきよしさんと一緒にかけ声をかける演出を用意されている旨の説明がありました。
ディレクターさんは、
「まず拍手の練習をします。大変恐縮ですが、皆さん、わたしを氷川さんだと思っていただいて、拍手をお願いします」
とおっしゃったのですが、今ひとつ、もりあがりません(笑)。
「うーん、まだ”半・氷川きよしさん”という感じですね~。ぜひ、”フル氷川きよしさん”になるように、もう一度お願いします」
と(笑)。
そんなディレクターさんの思いに応えるかのように、2回目は大きな拍手がおこりました。
そして、
「氷川さんと3000人の皆さんで、”ア、ヨイショ!”とかけ声をかける、『勝負の花道』スペシャルバージョンです。皆さんのまわりに(かけ声のかけ方を)ご存じの方がたくさんいらっしゃいますので、一緒に練習をしましょう」
と、そんなふうにおっしゃって、きよしさんが歌唱されているその部分の少し前からのCDの音源をながして練習をしたのです。
ディレクターさんは楽しい方で、
「皆さん、宝くじで10万円が当たった感じでお願いします。3億円だと心臓がとまりそうになってしまいますから(笑)、10万円で。ちなみに今のは3000円くらいでしたので、もう一度いきましょう!」
ということで、再トライしたのでした(笑)。
そんな楽しい”猛特訓”の甲斐あって、本番の放送での「勝負の花道」での、皆のかけ声、きまっていましたよね。
そして、そんな皆のかけ声を背にうけてのきよしさんの幸せそうな笑顔!
帰宅して録画をみていたら、客席、そしてそのむこうにいるテレビの前の皆さんとも一緒なんだよ~という、NHKさんの粋な演出に思えて、いっそう感動したのでした。
テレビの「勝負の花道」のタイトルテロップに、”40代のスタートにはずみをつける曲”と書き添えられていて、ほんとうにそのとおりだなあと、嬉しくなったわたしです。
終演後は歌のプレゼントコーナー(アトラクション)。
おひとりめは北山たけしさんでした。
4月4日にリリースされる「津軽おとこ節」を、
「皆さんにいち早くお届けしたくて、発売前ですが、(レコード会社に)許可を得て(笑)、唄わせていただきます」
と、前置きされて唄ってくださったのです。
客席からたくさんの”たけちゃんコール”がまきおこって、嬉しそうな北山さんでした。
そしておふたりめは椎名佐千子さんでした。
普段、私服はほとんどパンツスタイルだそうですが、この日はエレガントなレアスカートをお召しになったので、足元にとても気をつかわれたとおっしゃっていました。
唄ってくださったのは1月24日にリリースされた「舞鶴おんな雨」でした。
下手袖の歌手席のセットのむこうへと戻ってういかれる手前で客席にむかってふたたびお辞儀をされた椎名さんでしたが、歌手席のセットのきわまにある方が待機されているのがみえたのです。
それは、もちろんきよしさんだったのですが、それにしても前に出すぎでは?
だって、客席から見えてるんですけど(笑)。
舞台袖へと戻られる椎名さんと会釈をかわされると、いったん身を隠されたのですが、また際まででていらしているので、”見えてるよ~”という声と、すでに”きよしく~ん”という大歓声がおこっておりました(笑)。
そのことに気づかれていない、司会の谷原章介さんと小郷知子アナウンサーは、きよしさんがアトラクションのトリと皆がしっているにしても、このもりあがりはなんだろう? といぶかし気な様子で(笑)、
「それでは皆さんで呼んでください!」
と、谷原さんがおっしゃったのでした。
だって、だって、見えてたんですもの!
アトラクションでその姿がちょっぴり見えただけで、あんなに客席がわいて...、皆、わくわくドキドキ、幸せな思いになったのです。
「今日は緊張しました。布施さんはアメリカの方のように、(”ウェルカム”で)包容力があって憧れます。僕もそんなふうな人になれたらと。
布施さんとは2度めの共演で、以前、『シクラメンのかほり』を唄わせていただいたことがありましたけど、ふだんから、分け隔てのない方で、ほんとうに憧れています。
今日はリハーサルの時に、僕が高音を唄うことに決まったんですよ」
とおっしゃると、突然「マイウェイ」を数フレーズ唄いかけたのですが、
「わっ、タンがからんだ~」
と中断(笑)。
そんなきよしさんの様子は、誰よりも谷原さんに大ウケで、気をよくされたきよしさんは、さらに、
「もう、緊張して、マイクをもつ手がふるえて...」
とおっしゃると、突然「マイウェイ」を数フレーズ唄いかけたのですが、
「わっ、タンがからんだ~」
と中断(笑)。
そんなきよしさんの様子は、誰よりも谷原さんに大ウケで、気をよくされたきよしさんは、さらに、
「もう、緊張して、マイクをもつ手がふるえて...」
そうおっしゃって、マイクをぐるぐるとまわされたのです(笑)。
「そんなふうには見えませんでしたよ」
と谷原さんがフォローしてくださると、
「もう、お別れのお時間ですか?」
とおたずねに。
「そうですね。いつものようになにかおつたえすることは?」
との谷原さんの言葉に、
「そうですね~。身体は調子いいです。花粉症ですか? 僕はすごく大丈夫です」
と胸をはられたのです。
花粉症でお悩みという司会のおふたりのお話をうけて、
「あ、僕もくしゃみはでますよ」
とのきよしさんの言葉に、
「それが花粉症でしょう?」
と、谷原さん、小郷さんがほぼ声をそろえておっしゃったので、場内はもちろん、きよしさんも大爆笑でした(笑)。
「これからも『勝負の花道』を唄っていきますので、皆さん、またCDを゛あれ゛していただいて(笑)、よろしくお願いします」
と、おっしゃると、
「きよしのズンドコ節」を唄ってくださいました。
この日はNHKの構内で工事がおこなわれているため、敷地内(プリンスロードのことですね)での出待ちはできない旨の説明が開演前にもありましたが、あらためて谷原さんもそのことをお話しされ、
「ですので、ここで見納めということで、皆さん、じっくりと!」
とおっしゃり、きよしさんに、うながすようなまなざしをおくられると、
「はい、氷川きよしと申します」
ときよしさんはおっしゃって、お辞儀をされたのです(笑)。
もう、きよしさんたらっ !
きよしさんが、”氷川きよしさん”であることを、その場の3000人全員はわかりすぎるほどにわかっていますよ(笑)。
笑顔あふれるなか、静かに幕がおりて、手を振ってくださっているきよしさんをお見送りさせていただきました。
敷地内で出待ちはできないということは、外での出待ちもお控えくださいということと了解して、帰途に着いたのです。
もともとNHK周辺での出待ちの混乱を避けるために構内での出待ちをセッティングしてくださっていたのですものね。
工事が早く完了してほしいですね。
敷地内で出待ちはできないということは、外での出待ちもお控えくださいということと了解して、帰途に着いたのです。
もともとNHK周辺での出待ちの混乱を避けるために構内での出待ちをセッティングしてくださっていたのですものね。
※以下は話題が少しかわりますが、今、SNSで話題になっている3月11日のテレビ欄、わが家の新聞にもマーカーをひいてみました。
きよしさんがゲスト出演された「のど自慢」をはさんで、前後の番組の内容を縦に読むと、”東北が大好き!”そして、”あの日を忘れないよ”となります。
テレビ欄のむこうにも、それらをつくる方たちがいて...。
その方たちのまごころがつたわってきて、胸熱くなりました。
テレビ欄のむこうにも、それらをつくる方たちがいて...。
その方たちのまごころがつたわってきて、胸熱くなりました。
きよしさん、昨夜の「うたコン」で、こころに深くのこるまごころの歌唱をありがとうございました。
こうしていても、また感動がよみがえってきます。
※昨日はNHKホールの売店で西寄ひがしさんに遭遇!
周囲の方がお席をうかがうと、わたしの席とお近くとわかって、それだけで嬉しくなってしまったわたしでした(喜)。
今日はバリバリ仕事をして、明日は「新BS日本のうた」の公開収録に参加するため長野にいってまいります。
今月はブログをお休みモードにさせていただきつつ、仕事は、日々゛やることリスト゛をつくってがんばっています。
おかげでダラダラしている時間が減り、ある意味メリハリのある日々をすごさせていただいているように思います(喜)。
もちろん無理はせず、からだをきちんと休ませて、いたわっています。
皆さま、また楽しいご報告をさせてくださいね。