こんばんは。
深夜の更新です。昨夜、板橋区立文化会館でおこなわれた「第19回 長良グループ夜桜演歌まつり」の夜の部にいってまいりました。
で池袋から東武東上線に乗り換えて3駅目の大山駅で降りて、会館のある方へと歩いてみたのですが、にぎやかな商店街に出て、ほんとうにこの道でよかったのかしら? と不安に(汗)。
お店がずらりと並んでいるので、案内板も見当たりません。大山駅から徒歩3分ということでしたので、この辺で見えてこなければ、道を間違っているのかもと思ったところで、会館らしき外壁が見えてきたのでした。
商店街の中にあるホールだったのです。
※こちらは公式画像です。実際は夕闇迫る時間帯でした。
周囲にはオレンジ色の会館とののぼりがいくつもたっていたのです。
入場するとたくさんのお花が飾られていて、物販や握手会で大賑わい。
押すな押すなの”アメ横状態”で、わくわくドキドキしてきたのです。
オープニングは、出演者全員で、「東京ラプソディ」を唄われ、華やかな幕開けでした。。
きよしさんは光沢のあるネイビーブルーの三つ揃いのスーツをお召しになり、エリとポケットの上部は黒のサテン、素敵な夜を想起させる出で立ちだったのです。
司会の西寄ひがしさんが出演者をひとりずつ紹介されたのですが、デビューして3か月の辰巳ゆうとさんを、
「生まれたて!」
と評され、きよしさんもデビューして間もなく第1回目に出演されたという話題になったのです。
「ありがたいです。デビューしてからずっと先輩方にあれしていただいて」
ときよしさんがおっしゃると、山川豊さんが、
「あれってなに?」
とツッコまれたので(笑)、
「応援していただいて」
といいなおされ、
「僕もデビューして2か月で1回めに出させていただきました」
と。
そこで西寄さんが、
「じゃあ、ゆうとくんと同じですね」
とおっしゃると、
「はい、状況としては」
と涼しいお顔でおっしゃったので大爆笑となりました(笑)。
そして、
「あのときは緊張して高熱が出て...。
高熱が出てるなか、『箱根八里の半次郎』を唄って、”やだねったら やだね”って(笑)」
と、皆を笑わせてくださったのです。
第1回目の赤羽会館の話題になると、
「覚えてますよ~。緑があって、商店街があって、コロッケがあって」
とおっしゃったので、大爆笑。
前後しますが、山川さんにお世話になったお礼を申しあげた際、”お肉のはいったコロッケをご馳走になりました”という話題が出ていたことをうけてのお言葉だったので、大うけだったのです。
北区ご出身の水森さんがお仕事の都合で、地元の赤羽会館での第1回に参加できなかった話題になると、
「デビューして何年めでござったんですか?」
ときよしさん(笑)。
すかさず西寄さんが、
「江戸時代じゃないんですからねっ!」
と諫めたのです。
田川寿美さんが、
「山川先輩の『夜桜』という曲があって始まったんです。
応援してくださる皆様といい春をすごさせていただいて、さあ、今年もがんばろうって思わせていただくステージなんです」
とおっしゃって、その言葉にじんときたわたしです。
皆様の紹介が和気あいあいとしたトークをまじえて、弾んだところで、西寄さんが、
「それでは『夜桜演歌まつり』ならではのセレクションでお送りします!」
とおっしゃり、スタートしました。
オープニングはこの方!
そう、きよしさんでございます。
「きよしのズンドコ節」を唄って一気に会場はヒートアップしたのです。
椎名佐千子さんが「ソーラン鴎唄」
辰巳ゆうとさんが「北へ帰ろう」
田川寿美さんが「哀愁港」
藤野とし恵さんが「失恋に乾杯!」
はやぶさの皆さんが「瞼の母」
山川豊さんが「アメリカ橋」
岩崎美咲さんが「夢芝居」
水森かおりさんが「鳥取砂丘」
を歌唱されました。
つづいてはスペシャルゲストコーナーになりました。
ひと組めはおなじみのビリケンのおふたりです。
「ビリケン音頭」
「金メダル」
を唄ってくださいました。
15周年を迎えられたとのこと。
息のあったおふたりのハーモニーには癒され、元気が出ます。
15周年おめでとうございます!
おふたりめはささきいさおさんでした。
西寄さんが、
「私が”せえの”といいましたら、”発進”といっていただけますでしょうか」
と呼びかけられ、事前に練習までしたのです。
ささきさんが「宇宙戦艦ヤマト」を唄われる際に、皆で、”発進!”と声をそろえていわせていただいたのですが、唄いおえたささきさんは、とても喜んでくださって、
西寄さんは、
「昼よりよかったそうですよ~」
とおっしゃってから、
「昼はやってないんです」
とセルフフォローされたのです(笑)。
「宇宙戦艦ヤマト」の第4章がつくられ、そこでささきさんがテーマ曲を歌唱されるというおしらせがありました。
「ファンの方が大人になって、その人達がまた新たなヤマトをつくっていくんですよね。
以前より、アップテンポで、50人のオーケストラと同時録音で唄いました。
”また唄ってください”っていわれたら悪い気はしないですよね」
と嬉しそうなささきさんでした。
昨今の昭和歌謡ブームのなか、ささきさんも自分なりにその魅力をつたえたいという思いが強まっているそうで、この日は水原弘さんの「黒い花びら」を唄われました。
水原さんは怖そうに見えますが、とても情に厚い方で、芸能界では先輩になにをおいても挨拶するものだということをおしえてくださったエピソードをお話しくださいました。
後半は出演者の皆さんの新曲コーナーに。
前半は、
藤野さんが「水無し河」
辰巳さんが「下町純情」
岩佐さんが「佐渡の鬼太鼓」
はやぶさの皆さんが「蜘蛛男のダンス」
椎名さんが「舞鶴おんな雨」
を唄われました。
そして、きよしさん、水森さん、田川さん、山川さんが登場されました。
きよしさんの鮮やかな色のスーツが話題に。
ゴールドブロンズとでもいったらよいのかしら? と思っていたら、
「キーマカレー色です」ときよしさん(笑)。
皆様、それでは、きよしさんは、なんともいえない惹きこまれそうな魅惑のキーマカレー色のロングジャケットの三つ揃いのスーツをお召しになっていたと、思ってくださいませ(笑)。
おひとりずつ今後の予定などを西寄さんが紹介されながら進行していったのですが、脱線、脱線、また脱線!
遂に、西寄さんが、
「皆さん、きいてくださいっ。このメンバーまとめるの大変なんですよ~」
と(笑)。
大爆笑のトークが展開したのでした。
西寄さんがそうおっしゃったのも無理はありません(笑)。
きよしさんが「ゲゲゲ鬼太郎」のオープニング曲を唄われていることをインフォメーションされ、
「ひと節唄っていただけないでしょうか」
ときよしさんに唄ってくださるよう、お願いしてくださると、きよしさんがうなずかれ、唄いだそうとした瞬間、どこからか、
「♪ゲ!」
という声がきこえて、きよしさんは目を丸くされ、辺りをキョロキョロ(笑)。
それは、なんと山川さんでした。
出演者の皆さんの方が大爆笑!
田川さんは思わず、”最高や、お兄ちゃん!”とお国言葉でおっしゃっていたでしょうか。
仕切りなおして、きよしさんが唄いだされると、
「あれ、キーが低い~」
とおっしゃって、何分アカペラなので、キーをご自身で調整され(笑)、ワンコーラス唄ってくださり、
西寄さんが、
「いろいろな方が唄っていらっしゃいますが、見事な氷川節になっていますね」
と絶賛してくださったのです。
水森さんの紹介のなかで、先日の「有吉ゼミ」でのケーキの話題がでてきて。
あとでめしあがられたそうで、「おいしかった~」
とおっしゃった水森さんに、きよしさんは、
「どういうおいしさでした?」
とおたずねに。
すると、
「どろどろしておいしかった。
クリームがどろどろしていて」
とのお答え(笑)。
思わず、
「どろどろって、他に言い方が」
と苦笑混じりで仰有った西寄さんに、
「東京からキャンペーン会場の小田原まで運んだんですけど、冷蔵車じゃなかったから」
と真顔できよしさんがおっしゃったのです。
水森さんはそんなおふたりをよそに、
「あの放送のあと、全国各地、行く先々で、”きよしくんのケーキのお味は?゛ってきかれるので、゛どろどろしておいしかった゛って答えています(笑)」
とおっしゃったのです。
とおっしゃったのです。
楽しみですね。
「もう何回やってるんですか?」
とおたずねになると、
「ええと、数回」とのお答え。
そのあとの会話で゛老若男女゛がいえなくて、皆に笑われ、さらに西寄さんに、
「それは19年経ってもいえませんね」
といわれると、
「いえにゃいの。エヘヘヘヘ」
とシュンとしたきよしさんでした(笑)。
「(支笏湖に)潜られたんですか?」
ときよしさんが質問されたので、
「そんなことしたら死にますよっ!」
とぴしゃっと西寄さんがおっしゃいました(笑)。
盛り上げようと思っておっしゃったわけでもない様子のきよしさんに、愉快な思いにさせられたのです。
きよしさんが突然、
「石神さん、僕の知り合いにもいます」
と自慢気に数度おっしゃって。
山川さんが大爆笑。
よほどツボにはまってしまったようで、山川さんはお顔が真っ赤になってしまったのです。
そんなふうに迷走しつつもりあがったところで、おひとりずつ新曲を披露。
きよしさんは、
「勝負の花道」を颯爽と唄ってくださり、
水森さんが「水に咲く花、支笏湖へ」、
田川さんが「春よ来い」を歌唱され、
山川さんが、この日発売されたばかりのニューシングル「今日という日に感謝して」を唄われて、フィナーレとなりました。
ラストはゲストのささきさん、ビリケンさんも加わって、全員でこのコンサートのテーマ曲である山川さんの「夜桜」を唄われました。
田川さんが「春よ来い」を歌唱され、
山川さんが、この日発売されたばかりのニューシングル「今日という日に感謝して」を唄われて、フィナーレとなりました。
わたしも、”来年もまた桜の季節に皆でお会いしましょうね!”
という思いをこめて一緒に唄わせていただきました。
出演者の皆さま、 まごころの熱唱と楽しすぎるトークをありがとうございました。
むずびに...。
この「夜桜演歌まつり」は、日本人の心の歌である演歌を、23区の津々浦々に届け、開催する区のお役にたちたいと、入場料や、出演者のかたが私物やノベルティーグッズを提供してのチャリティーオークション(オークションのほうは現在はおこなっていません)での収益金を開催区に寄付されてきました。
第1回は、きよしさんがデビューした翌月の2000年3月24日に赤羽会館(北区)で開催され、まさに”氷川きよし”の歩みともかさなるイベントのように思えるのです。
この機会に、これまでの開催区をふりかえってみますね。
第1回 赤羽会館(北区)
第 2回 浅草公会堂(台東区)
第 3回 日本青年館(新宿区)
第 4回 日比谷公会堂(千代田区)
第 5回 ティアラ江東(江東区)
第 6回 渋谷公会堂(渋谷区)
第 7回 中野サンプラザ(中野区)
第 8回 メルパルクホール(港区)
第 9回 文京シビック(文京区)
第10回 五反田ゆうぽうと(品川区)
第11回 江戸川区総合文化センター(江戸川区)
第12回 練馬文化センター(練馬区)
第13回 大田区民ホール アプリコ(大田区)
第14回 すみだトリフォニーホール(墨田区)
第15回 明治座(中央区)
第16回 めぐろパーシモンホール(目黒区)
第17回 かつしかシンフォニーヒルズ(葛飾区)
第18回 サンパール荒川(荒川区)
第19回 板橋文化会館(板橋区)
※ちなみに第4回までは夜のみ1回公演で座席も自由席でしたが、第5回から昼夜2回公演で座席指定という現在のスタイルになりました。
残すところ、50音順で、足立区、杉並区、世田谷区、豊島区の4区。
来年はどの区で開催されるのでしょう?
長良じゅん会長のおこころを感じながら、筆をおきます。