弾ける歌唱!
命のエネルギーがスパークする情熱あふれる歌声!
「真赤な太陽」では、ぐっと歌詩をためてためて、”僕ね、今、こんなふうに唄いたいんだよ~”というきよしさんのこころの声がきこえてくるようで...。
心躍らせながらその歌声に聴きいっておりました。
つづいての「霧の摩周湖」での静けさをたたえながら、次第に昂ぶる激情...。
最後のフレーズの前のブレスもまた歌の一部であるかのように、せつなさを際立たせたのです。
昨日、川口総合文化センター・リリアでおこなわれたコンサートの夜の部にいってまいりました。
日中、川口の気温は34度をこえたそうで、暑い暑い日でしたが、会場に足を踏み入れた途端、さらにさらに熱気がましていて(喜)。
オープニングできよしさんが登場されるその瞬間には気温は40度を超えていたでしょうか?
なあんて(笑)。
冷房が効いておりましたので快適だったのですが、こころは気温40度状態だったのでした。
そんな熱気をきよしさんは全身で体感されていたようで、オープニングのご挨拶をされ、「白雲の城」を唄われる前に、”夏といえばこの曲”というような前置きをされたので、えっ、この曲って夏の曲なの?とちょっとしたざわめきが(笑)。
うしろを向いて上段ステップへと階段をのぼっていかれたきよしさんはそのときどんなお顔をされていたでしょう(笑)。
もちろんふり返られたその瞬間には、すでに幽玄な空気を身にまとわれ、朗々と唄いだされたのですが。
客席の反応をうけとめて返してくださったのはきよしさんと入れ替わりにステージに登場された司会の西寄ひがしさんで、冬にもあうし、どの季節にもあうことをフォローされていました(笑)。
そう、あらためて、「白雲の城」は時のながれとともに、日本の四季のうつろいさえもが描かれていることを感じたのです。
在りし日の松井由利夫先生と会釈をこのホールの最寄り駅である川口駅でかわさせていただいたときの、先生の折り目だたしさと、慈愛にみちたまなざしを思い出しておりました。
※ちょうど逆光になっていました。
文字が反射してしまいごめんなさい。
この日も”リズム歌謡”のコーナーのしめくくりで、西城秀樹さんへの追悼の思いを言葉にされると、「情熱の嵐」を唄ってくださいました。
仙台サンプラザでのコンサートからこうして唄い続けてくださってきていますが、きよしさんが唄われているとき、西城さんが、そして西城さんを愛するファンの皆さんの感動までもが蘇ってきて、わたしの思いとまた重なって一体になっていくような思いになったのです。
西城さんが愛して唄い、多くの人が愛するようになったこの名曲の命が、息を吹きかえす...。
それはやっぱり”氷川きよし”の歌の力なのだなあとしみじみと感じておりました。
”ふれあいコーナー”のオープニングは「勝負の花道」。
全身パネルで着用されているシルバーグレーのロング丈のスーツをお召しになっていましたが、シャツは夏らしウィングカラーの真っ白なシャツにチェンジされていました。
「勝負の花道」を唄いおえると絶好調のきよしさん。
「お世話になりました~」
と結びのご挨拶をおっしゃって、西寄さんをあわてさせたのです(笑)。
きよしさん、言い間違えではなくて確信犯だったようで、そんな皆と西寄さんの反応に気をよくされると、あらためてていねいに来場のお礼を言葉にされ、
「僕が、皆さんにお返しする言葉は感謝の一文字です。
歌を通して皆さんとめぐりあえたことに感謝しています」
とおっしゃると、先のフォローをされたかったのか
「後半もあと2時間近くありますんで」
と(笑)。
えっ、それだとコンサートが4時間くらいになっちゃう? と、またもきょとんとする皆に、西寄さんが、
「4時間の思いを2時間に凝縮しているんです」
と補足されたのです(笑)。
そして、4時間といえば、明治座さんでの座長公演はお芝居と歌謡ショーで約4時間という話題になりました。
※新発売のグッズを購入しました(喜)。
「事務所から”来年もやりますよ~”といわれて。
僕、いただいたお仕事は、”イエス!”っていって(笑)。
ねっ、”イエス! 高須クリニック”」
と笑いながらおっしゃると、
「僕はやるだけやるタイプ。
氷川きよしとして、そのときもっている力をすべてをだしたいと思います」
と、今度はきっぱりとした決意を言葉にされました。
遠くをみるような、真剣なまなざしでした。
作品については、
「オリジナルの作品で、”恋乃介旅日記”。
旅役者の恋乃介が母をたずねて全国をまわるんですね。
お母さんは生きているかどうかもわからくて...。
まだ台本ができていないので、あんまりいい加減なことはいえませんけど」
と、ビジュアルを撮影をされ、きよしさんのなかですでに”恋乃介”や物語のイメージがどんどんふくらんでいるのでしょうね。
※”きよし恋乃介”は、艶やかで美しいですね!
ここで前日、長崎県壱岐市でおこなわれた「NHKのど自慢」の話題になりました。
西寄さんが、
「昨日はのど自慢、お疲れさまでした。壱岐からは昨日もどられたんですか」
とおたずねになると、
「はい。昨日戻りまして。
すごくいいところだったので、皆さんをお連れしたかったです。
一緒に飛行機にのって...。
今回はそれができなかったので、僕ひとりでいきましたけど。
あっ、スタッフはいましたけどね。
福岡空港から船で1時間くらい。
帰りに2580円のビン詰のウニを買いました。
腐らないようにアイスノンでしたっけ?、いれてもらって」
と、ここで西寄さんにアイス飲んが大うけ(笑)。
「保冷剤ですねっ。
もう、アイスノンなんてきいたの何年ぶりだろ。シャンプーハットに匹敵しますよ」
と言いたい放題。
でもきよしさんは”そうかなあ?”という様子で一緒に笑っておられたのです(笑)。
そして、
「昨夜、夕食にウニのバターライスをつくりました。
こまかく切った(みじん切り)ニンニクをバターで炒めて、そこに冷凍してあるご飯をチンしていれます。
バターはチューブのものですので、しぼって。
バターはチューブのものですので、しぼって。
冷凍ご飯は(あらかじめ)レンジでチン!
最後にビンのウニをいれます。
おいしかったです~。
あと、それだけだと炭水化物だけになってしまうので、サラダもつくって。
トマト、きゅうり...。ドレッシングはなんでもいいですよ」
と。
ちなみに昼の部に参加されたお友達から、
ひとり2000円の会費で食事をされ、壱岐の新鮮なお刺身を堪能されたことをお話しされたとうかがいました。
素敵な”壱岐旅”を楽しまれたのですね。
今度、わたしたちをぜひつれていってくださいませ~。
と、ここで、テレビ出演の話題になり、今日7月3日の「うたコン」では某所からの中継なので、内容にはふれられませんでしたが、
「明日の『うたコン』で、”川口のコンサートにきてくださっていたみなさ~ん”って僕、いいます。こころのなかで」
とおっしゃいました。
このとき、”それじゃわからない~”というお声があがったでしょうか(笑)。
きよしさんは、
「その思いをこめて、にこって笑います」
とおっしゃったのですが、おっしゃったそばから、
「笑わなかったらどうなるんですか?」
と西寄さんに。
突然話をふられた西寄さんは、
「そりゃあ、あの人忘れたなって」
と冷たくいい放たれたのでした(笑)。
「ゲゲゲの鬼太郎」のインフォメーションをされ、唄ってくださることになりましたが、そこで、今月25日の「FNSうたの夏まつり」への出演をあらためて西寄さんがおしらせされると、
「僕、今のところ、『ゲゲゲの鬼太郎」の1曲を唄わせていただくことになっています。
『限界突破×サバイバー』も唄いたいんですけど。
(それぞれの持ち時間がありますから)、氷川きよしだけのためにそんなに時間とっていただけないですから」
と。
皆様、放送日までまだまだ日にちはありますので、すでに送っておられる方もおられると思いますが、まだの方はこちらからリクエストしませんか?
”「ゲゲゲの鬼太郎」も聴きたいけど、「限界突破×サバイバー」も聴きたい!”
というわたしたちの熱い思いを番組に送りましょう!
☆下記はFNSうたの夏まつりの番組HPのメッセージフォームです。
※きよしさん直伝の”塩レモン”つくってみました。
”ふれあいコーナー”のおひとりめの当選者は2階席の方。
品川からお越しで、お手製のきよしさんのお人形を持参されていました。
「さしつかえなければ、どんなお仕事をされているのですか?」
ときよしさんがおたずねになると、
”給食業界です”
とのお答えだったのですが、きよしさんは”求職”のほうと思われ、
「お仕事探しの?」
とおっしゃったので、場内大爆笑!
これって狙ってできるものではありませんね(笑)。
6月29日に出演された「ごごウタ」で紹介された塩レモンの話題になって、あらためてつくり方をおしえてくださいました。
「知り合いの女優さんのお宅で食事をさせていただいたときに焼肉に”塩レモン”をつけて食べたんですね。
って、知り合いの女優さんっていうと誰だろうって思われますよね~(笑)。
岸本加世子さんなんですけど、お宅で、バーベキューをして、そのタレが塩レモンだったんですよ~。
どうやってつくるのかきいたら、塩とレモンって(笑)。
それでレモンをミキサーにかけてそこに塩をいれてまぜて、密封できるビンにいれて、冷蔵庫にいれるだけなんです。
※ノーワックスの広島産レモンを3個、昨日川口駅近くのスーパーで購入してバーミックスでつくりました。
さっぱりして、おいしいですね~!
おふたりめの当選者は、1階席におすわりの方。
明日(ということは今日)、目の手術をされるということでした。
”明日は目の手術をします。今日はコンサートできよし君をお顔を焼きつけて手術を受けたいと思っています”
というようなメッセージを書いておられました。
2回にわけて両方の目を手術され、1週間ずつ入院されると書かれていたのです。
きよしさんは、
「”元気になる!”って暗示をかけてがんばっていただけるように」
そうおっしゃると、
「ハッ! ヨイショッ!」
さらに大きな声で差し出す手ジェスチャーも力をこめて、
「ハッ! ヨイショ!」
とエネルギーいっぱいの”かけ声”で励ましてくださったのです。
そのあとは「勝負の花道」の「カップリング曲を唄ってくださるながれなのですが、
なぜかきよしさんが西寄さんをじーっとみつめられて(笑)。
「わたくし、こういとき、司会者になってよかったと思います」
とおっしゃると、「勝負の花道」のさらなる応援の意味をこめて、カップリング曲を昼夜で入れ替えず3曲すべて唄ってくださる旨を説明されました。
きよしさんは、
「もう、半年唄ってきていますからね~。
ちょっと飽きてきました(汗)」
と、本音ぽろん(笑)。
そうはいったものの、
「柔道」
「恋次郎旅姿」
「俺ら江戸っ子浅太郎」
と、とびきり素敵な歌唱をきかせてくださったのです。
このコーナーの最後は「わたしのふるさと」でした。
「あらためてこれまでの歌手人生をふりかえって、氷川きよしのふるさとはどこだろうって考えてみて。
コンサートの皆さんと一緒にすごす時間が”氷川きよし”のふるさとなんだなって。
コンサートのこの場にたつと、僕は”氷川きよし”になれるんだなって思います。
皆さんに、”わたしのふるさとは、きよしくんのコンサート”と思っていただけるようにがんばって唄っていきます」
とおっしゃって唄ってくださった「わたしのふるさと」では、ふるさとの風の匂い、祖父母の優しい声、いつまでもつづくかのように思っていたふるさとの畳に寝転んでいたあの夏の時間...。
思い出して、思い出して...。
そしてその懐かしいぬくもりを感じていたのです。
※わがやのクマちゃんがアイマスクを試着!
きよしさんの”目力(メヂカラ)”はで天下無敵ですね(嬉)。
「ちょいときまぐれ渡り鳥」までを唄いおえると、ラストトークとなりました。
この日の来場のお礼をあらためておっしゃると、
「7月にはいりましたね。
暑い日がつづいていますから、水分をとって元気で(夏を)すごしてくださいね。
10月には明治座公演がありますし、僕もいろいろプレッシャーのある仕事が待っています。
でも、それ以外にもこれからもいろいろな挑戦もしていきたいですね~。
今まで、ポップスコンサートやハロウィンコンサートもさせていただいてきましたけど...。
エイプリルフールコンサートやってみたいですね~。
全部ウソばっかりで(笑)。
コンサートなのに、コンサートをやらなかったり?
うーん、それはひどいですね(笑)。
氷川きよしのコンサートなんだけど、氷川きよしじゃない人がでてきて。
水川(みずかわ)きよしとか(笑)。
そうやって、いろいろ考えるのが楽しいですね~」
と、楽しいアイディアを思いつくままに話してくださいました(喜)。
なんか、すごく期待しちゃいますねっ!
そして、先日の「ごごウタ」での前川清さんの話題をされようとして、
「前川清さんと先日、ご一緒して。
ええと、『ひるナマ』でしたっけ?」
と、客席に問いかけると、すかさず”ごごナマ”と(笑)。
「そう、『ごごナマ』でしたね。
そのとき、前川さんは仕事以外では歌わないっておっしゃってましたけど。
僕もそういう時もありますけど、でも唄うのが好きなので、(仕事以外でもよく)唄いますよね~。
新しい歌もたくさん覚えたいですし」
と歌への思いを話されると、
昨年、日本有線大賞のテレビ放送をする最後の年に大賞を受賞されたことについて、お礼をおっしゃると、
「男の絶唱」
を唄ってくださいました。
イントロのながれるなか、上手、下手、センターと向きをかえ、深々とお辞儀をされてから唄いだすきよしさんの所作から、感謝の思いがあふでてくるのを感たのです。
以上、駆け足での更新で失礼しました。
今夜の「うたコン」、きよしさんは某所から中継とのことですが、観覧に誘っていただいたので、参加させていただきます。
また今夜、記事を書きたいと思っています。
またお会いできますように。