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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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”歌手・氷川きよしのテーマは”やさしさ”...。ああ、そうだとあらためて感じた八王子でのコンサートでした。”

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「僕、コンサートのこの場所は居心地がいいんです。
安心するんですよ。
もちろん緊張はしますけど。
氷川きよしとしてデビューしてから、”氷川きよしのふるさと”は、コンサートで、皆さんとすごす時間なんだと思うようになりました。
この場所がずっとずっと永遠につづくように、こころをこめて唄います」

きよしさんは8月22日にオリンパスホール八王子でおこなわれたコンサートの夜の部で、そうおっしゃると、「わたしのふるさと」を唄ってくださいました。

そして、唄い終わってお辞儀をされると、唄われるときにふとすわっていらしたソファに視線をとめられ、ソファをご自身でステージ上手袖にはこばれようとしたのです。
反対側の下手からあわてて司会の西寄ひがしさんがでていらして、
「そのようなこと、わたくしがいたします」
とおっしゃったのですが、きよしさんはどこふく風で、西寄りさんに”いいんですよ~”とういような視線をおくられてると、ご自身でソファを上手袖へとはこばれたのでした。


皆さま、こんばんは。
おかげさまで忙しくさせていただいていて、記事の更新が進まないままでごめんなさい。
早く、書きたいのに~ともどかしく思っておりました。

先に明日はアイプラザ豊橋でコンサートが開催されますね。
参加される皆様、きよしさんと素敵な時間をお過ごしくださいませ~。

わたしは日曜日なのですが、明日は仕事!
でも、月曜日は、プレミアムイベントに当選することができまして、1日オフにして参加させていただきます。
当日、なにを着ていくか、まだきめられなくて、もう、どうしましょ!
いいんです。自己満足の世界なので、ほおっておいてくださいませ。なんて(笑)。

それから、昨日とどいた会報にはクリスマスディナーショーや来年のコンサートの予定、そして「新・演歌名曲コレクション8」のおしらせも!
来年のコンサートツアーは1月24日のウェスタ川越からスタート。
そしてニューアルバムの発売日は10月2日に決定なのですね(喜)。
そして、先に、来月の「うたコン」には、きよしさんは9月11日ご出演とのことでした。

わたしはさらに、チケットの封筒がとどいていて...。
表書きをみると、9月6日のバースデーコンサートの分! 
ドキドキして(震える手で?大げさ・笑)あけたのです。


お時間いただいていましたが、8月22日にオリンパスホール八王子でおこなわれたコンサートの”ふれあいコーナー”のことを書いてみたいと思います。

「僕のサインは右肩上がりなんですよ。
デビュー当時のマネージャーさんのアドバイスもあって。
だから家に飾っていただくと運がよくなります」
この日のコンサートの昼の部でおっしゃっていたきよしさん。
昼の部の”ふれふあいコーナー”では、まだ当選された方に贈られる色紙の準備ができていなかったとのことで、舞台監督さんがステージに色紙とサインペンをお持ちになって、きよしさんはサインを立ったままサラサラと(喜)。
さすがですね~。

さあ、そのできたて(書きたて?)ホヤホヤの色紙をゲットされたおひとりめの方は3階席におすわりの方。
ファン歴15年ということで、明治座さんでの座長公演への激励メッセージを書いてくださっていました。
「精一杯、恋之助を演じて、楽しみたいと思います」
と、声援にお応えになっていました。

おふたりめの当選者は、1階22列におすわりの方。
横浜アリーナでのコンサート(8周年記念コンサート、あるいは「きよしこの夜 Vol.5」ですね!)のとき、きよしさんにこころ惹かれるようになり、立見席でご覧になって、”ファン確定!”となられたそうです(喜)。
そのときの感動を当選されか方があらためておっしゃると、
「僕も感動しました。
(横浜アリーナは)広くて、腰ぬかしました~」
とのお答え。

そして、
「皆さんの前で、”氷川きよし”として唄えることが、いちばんの幸せです」
とおっしゃったのです。


夜の部の”ふれあいコーナー”で当選されたおひとりめは2階席の方。
1年半ぶりのコンサートだったそうですが、初参加となるお母さまをともわれ、、”母と参加記念日”とのこと。
”きよしさんにとってのたいせつな記念日はいつですか? やっぱりデビュー記念日の2月2日ですか?”
というようなことも書き添えておられました。
きよしさんは、少しお考えになると、
「そうですね。やっぱり2月2日ですね。
デビューするまでは、歌手になりたいっていう夢でいっぱいでしたけど、その夢がかなって歌手になったら、今度はヒット曲をださないとっていう重圧を感じるようになりました。
たくさんの大人の方が”氷川きよし”を支えて、動いてくださっているので、僕も結果をださないとって思って」
わたしはきよしさんのそんな言葉をきいて、きよしさんがこれまで、慢心のかけらささえ感じさせることがなかったのはなぜかわかったのです。
どんなにヒット曲をとばしても、輝かしい賞をたくさんいただいても、数々の大舞台にたたれても、支えてくださる方たち、それをうけとめるファンや聴き手の顔が見えていらっしゃるのですね。
自分のために尽力してくださる方たちに、そして応援してくださるファンに、それ以上のお返しをしたいというその一念しか、きよしさんのなかにはないのだろうなと感じて...。
じんときてしまいました。

おふたりめの当選者は、1階25列におすわりの方。千葉県八千代市からお越しの方で、きよしさんが八千代市でデビューキャンペーンをされたときからのファンの方ということでした。
お母さまとずっと二人暮らしをされていたのですが、ご事情があってお兄さまがお母さまをひきとられることになり、とてもさびしい思いをされていることをお話しされました。
きよしさんは、その方のお話しをうけて、先の記事に書かせていただいた、お父さまが先日、歯の治療のために上京されて、きよしさんの家に5泊ほどされた話題となったのです。

「両親にあって、年をとったなtろ感じて、せつなくなることがあります」
とおっしゃって、お父さまとの楽しいエピソードをお話しくださったのでした。

昼夜とも8月21日にリリースされた「勝負の花道」のニューバージョンへの思いを語られていました。

ところであの破った壁のむこうからきよしさんがとびだしてくるようなFタイプのジャケットのビジュアルについて、少し前の記事で、゛あのアイディアを考えられた方は天才!゛と書かせていただいていましたが、その天才の方のお名前がわかりました(嬉)。
そう、「氷川きよし節」をおききになられた方はおわかりですねっ!
天才の方の名前は、゛氷川きよし゛さんでございました。
なんか、もう、さらにさらに尊敬してしまいます。

ジャケット撮影の最後になって、゛殻を破るというイメージで゛と着想されたのだそうです。

話題が前後しますが、
「ニュータイプのカップリング曲を゛どうする?゛ってなったときに、すでに(A、B、Cタイプを)お求めくださったお客様もいらっしゃることを思って。それで、寝ないで考えたんですよ。
ジャズバージョンはどうかな、違うなあとかいろいろ悩みました。
それで、やっと゛ビクトリーバージョン゛がうかんだんてす。
そうしたら、色は黄色だなって思って。
そのインスピレーションで。
あとは3曲を差別化できたらなって」
と、お話しされ、Fタイプの「栄光のゴール」を作詩された仁井谷俊也先生が奥さまの介護をされながらご自身も闘病されていたことをお話しくださいました。
「専制は最後までレコーディングにきてくださいました」
と感慨をこめて先生との思い出を語られると、
「男の峠」
「幻」
「栄光のゴール」
を唄ってくださり、
「皆さんの好きなものはみつかりましたか?
正直3曲ぜんぶ愛していただきたいです」
と結ばれました。


夜の部の最後に、
「来年は20周年を迎えさせていただきます。
今日は、僕が生まれてきた意味はこういうことなんだな~と感じることができた八王子でのコンサートでした」
と、しみじみとした面持ちでおっしゃったきよしさんに、その熱い思いがつたわってきて、胸がいっぱいになったのです。


アンコールの1曲めは「勝負の花道~ビクトリー」!
きよしさんはレインボーカラーの燕尾服とシルクハットをまとって、Vサインを!
鮮やかで力強い歌声でした。
「きよしのソーラン節」
「きよしのズンドコ節」
でもりあがり、最高のエンディングとなりました。


さて、この記事のタイトルに書かせていたいていますが、夜の部のラストコーナーの前のナレーションで、西寄さんが、
「歌手・氷川きよしのテーマは゛優しさ゛なのではないかという気がいたします」
とおっしゃいました。
お母さまを喜ばせたいと、ときに恥ずかしくて押入のなかで唄ったことも、高校生になってはいった芸能クラブで演歌しか教えられないという先生のために演歌を聴いて唄うようになったことも。

デビューしてから、先輩方がよくしてくださることも、後輩が慕ってくださるとこも、皆、きよしさんの優しさゆえだというようなことをお話しくださったのです。

わたしは西寄さんの言葉をききながら、1999年のある日のことを思い出していました。

わたしがお世話になっていた会社のひとりの方が、お友だちがきよしさんと同じ職場で働いていて、お友だちから託されたきよしさんのプレスシートとフォトカードをオフィスの机に飾っていたのです。
苦労してデビューできることになったので、クチコミもバカにならないからというお友だちの思いをうけてのことと事情をうかがいました。

そのときの会話をわたしはなぜか今でもハッキリと覚えているのです。
わたしはこう聞きました。
「そうですか、その人、歌、上手なんですか?」
「それが歌は聞いてないからわからないんです。でも、本当に人柄の良い方なんですって。だから私の友達も何かしたいって」
「そうですか。まあでもデビューするくらいだから歌は上手なのでしょうね」
「そうですよね」
と。

でもその時、わたしは思ったのです。
歌手なのに、歌を聞いたことがなくても人を応援しようという気にさせるこの人(きよしさんのことです)って何者なのかしら? と。
と、同時に人柄がよかったり、優しいことが、芸能界という競争の世界でプラスになるとは、そのときのわたしにはとても思えなかったのです。
あれからもうすぐ丸20年です。

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