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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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”愛がすべて”とおっしゃったきよしさん。そう、氷川きよしは愛のかたまり。愛でできているのですものね。前夜祭イベントはまごころと愛でいっぱいでした。

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「あっという間の1か月でございました。
初日は台風直撃の日で、昼の部1回公演でしたが、たくさんの方にお越しいただき、背中を押していただいて幕をあけることができ、今日の日を迎えています。
ありがとうございます。
先日、握手会(25日におこなわれたツーショット会のことですね)をさせていただいたのですが、そのときに、”この1か月が終わったら、恋之介ロスになりそう。さびしくなっちゃう”とおっしゃった方がおられて。
僕もじーんときました。
皆さんが育ててくださった恋之介という感じが僕にはしています。
またどこかでお会いできたらなと思います」

10月28日の夜の部でのコンサートで、きよしさんは開口一番そんなふうにおっしゃいました。
第1部のお芝居でも、本台詞と区分けができないほどに自然なアドリブを出演者の皆さんがここぞとばかりに炸裂させてくださったのですが、ここでまさかの加納竜さんのアドリブ参戦!
そのシーンではひれ伏しているはずの恋之介も、思わずちらりと頭をあげられて(笑)。
こんなに役者さんのこころを動かす、゛きよし座長゛と客席の皆のパワーに感動したのです。

いよいよ全40公演の39公演目。
”前楽”ということで、客席から熱い拍手と歓声がおこっていて...。
ステージに登場された司会の西寄ひがしさんは、客席を見わたしながら、
「今日が千秋楽みたいですね~」
とおっしゃいました。

きよしさんのお着換えを待つ間、
「今回、初めて共演される皆さんが、口をそろえておっしゃっていました。
”氷川きよしさんのファンの皆さんは日本一”と。
そして、”あんなにお芝居にはいってくるファンの方をみたことがない”と。
それにしても、今日の”やまびこ”はマックスでしたね(笑)」
とあるシーンのことを。
恋之介が大津から江戸へと東海道を旅するとき、かつて”箱根八里の半次郎さん”にお世話になった話題がでて、”やだねったら”ときよし・恋之介さまがおっしゃると、”やだねっ!”と客席から一糸乱れぬ大きな声がかえってくるのですが(笑)、きよし・恋之介さまがそれをうけて、”今のはやまびこかな?”とおっしゃり、もう一度トライするというようなシーンがあるのです。
この日、その”やまびこ”があまりにもそろっていたので、西寄さんは”マックス”とおっしゃっていたのです。

そして、貸切公演やバスツアーでお越しになり、はじめて生の”氷川きよし”をご覧になられた方も多数おられたそうで、そのことを説明されると、
「氷川きよしのファンの輪、ネットワークがさらに広がったんじゃないかと思います。
公演3日目くらいでしたでしょうか。
はじめてご覧になられたんでしょう。浜町の駅で私を見かけたその方は、”西寄ひがし”という印象よりも劇中で演じているお地蔵さんの役の印象が強かったんでしょうね。
”あのう、お地蔵さん”
と、私に呼びかけられました(笑)」
ちなみにここで、場内大爆笑。でも状況がそのひとことでものずごくわかりますねっ(笑)。

「その方は、”初めて氷川きよしさんの舞台を観ました。あれだけ一体感のある明治座の舞台を観たのは初めてです”とおっしゃっていました。
そういえば舞台の上手袖にエレベーターが一機あって、楽屋がちょうどこの舞台の下の2階にあるんです。
エレベータに犬のかっこうのベンガルさん、お地蔵さんのかっこうの私が乗っていて...。
もうエレベーターから笑えるんですよ。
アドリブも本台詞との区分けができないほどですが、板の上にのっていてなにがおこるのかなって、自分自身が楽しいんです」
と。
西寄さんは、役者さん、そして司会者双方の視点からの思いを言葉にされたのです。

きよしさんが、
「愛の讃歌」
を熱唱され、万雷の拍手につつまれながらステージ上手袖にもどられるのを見送られるとき、
「魂の歌声、熱唱、氷川きよし! 日本一!」
とおっしゃったあと、
「いや世界一だな」
とつぶやくようにおっしゃった西寄さん。
まさにファンのこころそのままでした。

わたし、きよしさんが「愛の讃歌」を数フレーズ歌いだされたときに、ステージのきよしさんには聴こえない距離ではありますが、大きな声でなにかをおっしゃた方がいて、
一瞬、きよしさんが歌っているのに? と怪訝な思いをいだいたのです。
でも、その方が、おっしゃったのが、
「うまくなったわね~」
のひとことだとわかった瞬間、じんときてしまいました。
そう、あまりの感動に、こころのつぶやきが声になってしまったのでしょう。
それほどに人のこころを揺り動かす”氷川きよし”の歌声に、あらためて感動が押し寄せ、怪訝な思いは一瞬にして忘れられないできごとになったのです。


そして、袴姿で登場され、「男の絶唱」を歌唱されたところで、西寄さんをまじえてのトークになったのですが、西寄さんが諸々のインフォメーションをされているとき、すでにセットのうしろにスタンバイされていたきよしさんが、上階の席の方に手を振られたので、喚声がおこる一幕もありました(喜)。

きよしさんが”前楽”を迎えた思いを、
「全40公演、今回で39公演。
いやあ...。
ね~っ!
ほんとうにお客様が素晴らしかったなって思います。なによりも!
ファンの皆さんに支えていただいてやってこられました。はいっ!」
とおっしゃると、

「今日は”前夜祭イベント”ということで、なにかありますよ~」
と西寄さん。
きよしさんは、内容をなにもしらされていなかったようで、
「えっ、何が?」
と(笑)。
「このあと、なにかあるんです」
との西寄さんの回答に、
「急に久しぶりの歌とか歌わせられても、歌詩が...」
と、思いっきり”素”のきよしさんでした(笑)。
「いやあ、それだったら事前にリハーサルしていただきますよ」
と余裕の西寄さんに、
「あっ、そうか~」
と、またまた”素”発言(笑)。

10月2日にリリースされたニューアルバム「新・演歌名曲コレクション8-冬のペガサス-勝負の花道~オーケストラ」の話題になると、
「愛がすべてなんですよ。
そのことをおつたえしたいと思っていて」
とのきよしさん。
西寄さんが、”それはそうでしょう”というようにうなずかれると、
「氷川きよしは愛のかたまり。愛でできているんですから」
とおっしゃいました。
ほんとうにそのとおりですね。

そこで、お芝居の話題になると、
「恋之介は氷川きよしのはまり役になりましたね」
ときよしさんの恋之介を絶賛されると、きよしさんの照れ屋さんが噴出したようで、
「素に近いから~」
と、思いっきり”素”の口調でひとこと(笑)。
そんなきよしさんに、
「今のしゃべり方、めっちゃ”素”ですよ~」
と西寄さん。

すると、
「自然体でいきましょうよ~」
ときよしさんはおっしゃったのです。
そして、「徹子の部屋」に出演されたときに、徹子さんが、番組で新曲を披露することをきよしさんが”ライフワーク”と思っておられることをインフォメーションしてくださいますが、そのトークのマネをされて、
「アルバムは僕のライフワークですね」
とおっしゃったのですが、
そこで、
「ところでライフワークってなんですか?」
と、おたすねになったので、目が点に(笑)。
もちろんいちばん驚いておられたのは西寄さんで、
「(ほんとうに)しらなかったんですか?」
と即座にリアクションされたのですが(笑)、きっとニュアンスではわかっておられのですよね。
話のながれて、物知りな西寄さんに、”辞書”に載ってているような内容や語源をおしえていただけたらという期待からの質問だったのではないでしょうか、ねっ。

きよしさんは、
「氷川きよしの歌っている意味をもって歌っていきたいです。心とからだをとおしてつたえていきたいです」
というような思いを熱く熱く語ってくださったのですが、もう~、このときの身振り手振りが激しさをまして...。
ますます飾らないきよしさんに、こころがほっこりしたのです。
そして、ニューアルバムの曲紹介をしながらの、大好評のモノマネメドレー(喜)。
「今日はいつもより長めにやってます。大サービス!」
とノリノリのきよしさんでした。

そこで、
「もうやり残したことはないですか?」
との西寄さんのひとことがきよしさんのハートに火をつけてしまったようで(笑)、突然、数歩後退りされたかと思ったら(笑)、
「♪あ~、あ、あ~、夜~はぁ」
と、右拳をふりあげての五木ひろしさんのマネ、そして都はるみさんのマネまで!
もう~、なにがおこっているのかなと、ある意味夢にも思わない展開に茫然とし(失礼!)、そして笑いがこみあげてきたのです。

そんな楽しいトークがつづいて、そのながれでという感じで、”前夜祭イベント”に。
ステージには、ベンガルさん、山村紅葉さん、曾我廼家寛太郎さん、加納竜さんが登場。
紅葉さんは「男の絶唱」のあとに登場ときいたので、そのイメージで選ばれたお着物をお召しになり、男性陣はカジュアルなスーツ姿で、おひとりずつご挨拶をされました。

最初にご挨拶されたベンガルさんが、
「楽しかったです」
とおっしゃると、
「そういっていただくのがいちばん嬉しいです」
と”きよし座長”はおっしゃったのです。
ベンガルさんは、さらに、
「お客さんの圧がすごくて。舞台にでると身体がうしろにさがりそうになりました(笑)」
と。

紅葉さんは、アフタートークショーではいつもお着物で登場されたそうですが、前日がお誕生日で、
「昨日のお誕生日は皆さんにお祝いしていただいて、氷川さんに歌を歌っていただいて。忘れられない今までで最高のお誕生日になりました。
氷川さんのファンの皆さんから、お手紙やプレゼントをいただいて。
自分のファンクラブの方からよりもたくさんいただだき、感謝しています。
ありがとうございます」
とお辞儀をされたのです。

つづいての曾我廼家寛太郎さんは、きよしさんとの共演が今回で3回目。
西寄さんが、「氷川きよし一座には欠かせないベストパートナーですね」とおっしゃると、
「おそれいります。うふっ!」
とキュートなお返事(笑)。

また、この日、゛皆、芝居がかっておる゛からはじまってのアトリブで客席をわかせてくださった加納さんは、
「いつも共演者にまであたたかな拍手と声援をありがとうございます」
とご挨拶されました。
舞台歴30年との加納さんに、西寄さんが役者目線で、
「今日はいちばんアトリブ飛ばしまくってましたね。
アドリブはいつ考えるんですか?」
と質問されると、
「(舞台に)出る瞬間に考えます」
とのお答え。
さすがですね。
そして、打ち上げで歌唱を披露されたそうで、きよしさんが、
「この間、歌ってくださって。
あの、歌っていただけますか?」
と加納さんにリクエストされると、「レ・ミゼラブル」の一節を歌われ、甘い歌声を聴かせてくださいました。

西寄さんが、きよしさんが紅葉さんのことが大好きでいらしたことをあらためてお話しされると、
「ずっと会いたいと思っていましたから。今回、ご一緒できて嬉しかったです」
と、きよしさん。
紅葉さんはきよしさんのラブコールに、
「末永くよろしくお願いします」
とお答えに(喜)。
きよしさん、よかったですね。

ベンガルさんは毎回犬の扮装で登場されるときに、額に何かしらをつけていて。
きよし・恋之介さまを笑わせてくださいますが、この日はシメジ!
終演後スーパーに立ち寄られ、何にしようかな物色されるとのこと。
これまで、小豆、黒豆、イリコ、しじみ、タコなどなど(笑)。
水気のあるものは水気をとって、まつげ糊でくっつけて、安定するまでは仰向けになっているとの種明かしをしてくださいました。

楽しいトークはつきませんでしたが、そこで西寄さんが、ベンガルさんにお願いして、
゛明日、千秋楽、がんばろう!゛
といっていただいて、全員で゛おー!゛と唱和したのです。
ものすごい熱気でした。

そのまま左右の階段から客席に降りてお帰りになることに。
きよしさんは、舞台の上で西寄さんの横で、お見送りされていましたが、゛ヨイショ!゛、゛うんとこどっこいしょ゛と
かけ声をかけられているうちに、「きよしのソーラン節」のイントロをきよしさんが口三味線で歌われて(喜)。
その勢いで「きよしのソーラン節」を客席の皆が歌うと、それにあわせてきよしさんが口三味線で伴奏を(嬉)。
わたし、こんな幸せがあったのかと思うほどに楽しくて! 嬉しくて! 幸せで!
胸がいっぱいになりました。

「明日へのよい励みになりました」
きよしさんがそうおっしゃると、ふたたびコンサートにもどられ、
「きよしの人生太鼓」を歌われました。

「あっという間の1か月でした。
お客様に熱いバワーをいただいて。
多くの方に支えていただいて、こうしてステージにたって発進することができるのだとあらためて思いました。
残り1日になりました。
また、いつかどこかで、恋之介に会えることを僕も楽しみにしています。
これからも氷川きよしらしく、自分らしく。
形式にとらわれずにこころを大切に。
そして演歌歌手としてデビューさせていただきましたから、人の人情や恩の大切さを現代のスタイルで伝えていきたいと思います」

きよしさんはそうおっしゃると、
「白雲の城」
を歌われました。

アンコールは「星空の秋子」と「きよしのズンドコ節」。
そのラストの1曲まで熱唱が続いたのです。


さあ、いよいよ明日は千秋楽ですね!
最高のフィナーレを迎えられますように。
そして皆でそのまま20周年へと走っていきましょう!


※駆け足の更新で失礼します


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