Quantcast
Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
Viewing all articles
Browse latest Browse all 770

「歌があったから、皆さんに出逢ったんだと思います。歌、ありがとう。皆さん、ありがとう...」 ウェスタ川越でのツアー初日は大成功! そして満員御礼でした~。

$
0
0
「歌があったから、皆さんに出逢ったんだと思います。
歌、ありがとう...。
皆さん、ありがとう...」
そうおっしゃったきよしさんの、少しも迷いのないあまりにも真っ直ぐなまなざしをみつめて、胸がいっぱになりました。
場内には拍手がおこっていたでしょうか?
きよしさんのまなざしに惹きこまれてじつは周囲の様子がどうだったのかよく思い出せないのです。
そこで、きよしさんははにかんで、
「ずっと、皆さん、応援してくれますか?」
と。
わたしはそこでハッとわれにかえって、皆と一緒にありったけの拍手をきよしさんに贈りました。
ウェスタ川越でのコンサート・夜の部のラストトークでのことでした。

いよいよ最後の曲になったことに、”えーっ”という声がこだますると、きよしさんは、
「皆さんに健康でいていただきたいですからね。家に帰ったらぐっすり寝て、また夢で逢いましょう」
とおっしゃいました。
なんて、幸せな瞬間だったことでしょう。

この日は”氷川きよしコンサートツアー 2019~20周年大感謝祭! !~ ”の初日で、昼夜とも約1700席の客席は満席でした。

以下はコンサートの内容にふれるものになるので、サプライズを楽しまれたい方は絶対にお読みになりませんよう!
というのは後半、思いきりのサプライズがあるので、中野サンプラザでのコンサートが来週に迫っているのでここには書かないほうが?と 迷ったものですから。
きよしさんのポスター画像からコンサートのことを書いていきすので、よろしくお願いします。

それから、「うたコン」には2月12日に出演される旨、司会の西寄りひがしさんからインフォメーションがありました。
歌謡ポップスチャンネルさんでの”祝・20周年特集! ! ”のことなど、諸々のインフォメーションは次の記事であらためてさせていただきますが、”プログラムガイド”の画像だけここにアップしておきますね。

イメージ 2


そういえば、”紅白歌合戦秘話”を、”ここだけ”と前置きされ、さらに、「SNSとかダメですよ~。ブログとかTwitterとかされてる方?」
と、客席におたずねになり、”もし書いたら、突きとめますからねっ!”
というやりとりが(笑)。
もう~、きよしさんたら、そんなことおっしゃったらおっしゃったら逆効果っておわかりにならないのかしら?
ね、きよしさんに、突きとめて叱られたくなっちゃいますものね(汗)。
なんて(笑)。
先に、そこでうかがったことは先日スペシャルパーソナリティーをつとめられた「大竹まことのゴールデンラジオ」でほぼお話しされていたように感じましたので、ほんとうは、きよしさんに突きとめられてみたいけど、”許される範囲”で書くことにします(キッパリ・笑)。



イメージ 1


この日歌唱された曲数はアンコールの3曲をふくめて全24曲。
ステージのセットは、昨年、東京国際フォーラムでおこなわれた「きよしこの夜 Vol.18」をそのまま持ちこんでくださったということでした。
では以下はながれにそって、トークの部分は昼の部に、夜の部でのトークをおりまぜながら書いてみたいと思います。

オープニングはどの曲だったでしょう?
そう、
「冬のペガサス」でした。

オープニングのメロディーが奏でられ、幕があがると、白く光る円柱の上に真っ白な衣裳に身を包んだきよしさんの姿がありました。
両肩の大きな翼はまるで今にもはばたきそうで、天使のようにもみえたのです。
髪にはホワイトのメッシュ、耳には白の羽根の耳飾り、足元は素足に白の編込サンダルでした。

ステージのセンターに階段があり、中段に踊り場。そして、後方にはペガサスの翼の羽でふちどられた巨大なリースをモチーフにしたフレームがあり、そのフレームの両サイドに、フレームを仰ぎみるように真っ白なペガサスの姿が。
マイクにはテーマにあわて様々な色のバラの花があしらわれていたのですが、ここでは白バラでした。
男性ダンサーさんがおふたり参加しくださるそうで、ここでも素敵なダンスパフォーマンスでステージをロマンチックにもりあげてくださいました

円柱がスーッと下にさがると、きよしさんは翼をはずしてまさに純白に包まれました。
聴こえてきたイントロに、きよしさんの熱い、そしてあまりにもひたむきな思いを感じて胸がいっぱいになったのです。
なぜなら、その歌が、
「碧し」
だったから。
透明感あふれる歌声の奥に、あまりにも繊細で純粋な魂がひそやかに燃えながら、誰もを惹きつけずにはいられない美しい輝きを放っていることを感じていました。

ステージは暗転。
聴こえてきたのは「Jewel(ジュエル)」のメロディー。チームHKによるインストロメンタル演奏でしたが、そのむこうからきよしさんの歌声が聴こえくるような、あたたかな音色だったのです。

と、ここでひときわ激しいドラムの音が鳴り響いて、耳をつんざくエレキギターの音!
ステージは異世界に一変。
黒と紫に身を包み、”男とも女としれない者”に豹変したきよしさんが登場されました。
その出で立ちで、歌ってくださったのは、
も・ち・ろ・ん!
「限界突破×サバイバー」
でした(喜)。
深いアイシャドウ―メイクをほどこし、耳には大きな赤系の三角の耳飾り(ピアス)をつけておられ、その衣裳は超絶セクシーでロマンチックなもの!
パープルのスパンコールの上下ですが、胸もと、袖、そしてパンツの両サイドがシースルーになっていて、まとっていたマントは黒のオーガンジーが裏地になっていて、ミリタリー調の肩飾りがほどこされていました。
ちなみにこのときのマイクのバラの色は黒。
すっかりヒートアップしたところで、
「見えんけれどもおるんだよ」
を、おどろおどろしく”妖怪チック”に歌ってくださいました。
ダンサーさんがこの日発売されたばかりの赤いハートのペンライを両手にコミカルなダンスでもりあげてくださり、その動きをマネする人続出です(嬉)。

ふたたび、インストロメンタル演奏となり、
「ゲゲゲの鬼太郎」から「櫻」へと転じて、暗転。

つづいて、木枯らしの音にまじってひたひたと足音が聴こえてくるようなイントロが奏でられると、ステージ上手上段に、中世の貴婦人と見紛うよう出で立ちのきよしさんが登場されました。
華やかな飾りが施された背の高い帽子に、紫色のタイトなドレス。
それそれに何色も寒色系のプリーツフリルが施されていて、シルエットはドレスですが、きよしさんが歩き出すと、ドレスの裾がパンタロンになっていることがわかるのです。
手にされていたマイクには紫色のバラ。
「恋人よ」
をフルコーラスで歌われました。

そして、
「愛の讃歌」
でした。
きよしさんはきよしさんの思いがあって選曲しておられるわけですが、わたしはわたしで個人的な思い入れがこの曲にあるものですから、この曲を聴くために、今日まで生きてこられてよかったと、至上の幸せを感じるのです。
きよしさんの熱い思いあふれる歌声に、”ブラボー!”の歓声が客席から聴こえてきて、舞台の上手袖へと戻らるきよしさんを見送ると、その余韻にひたるように、「愛の讃歌」のインストロメンタル演奏となりました。

暗い舞台に姿をあらわされたきよしさんは、ラメが織り込まれ、ほのかな光沢を放つ黒地のスーツに衣裳チェンジ。
パンツと蝶タイ、カマーバンドはスーツととも布です。スーツのエリは白の大きなラウンドカラーで、両サイドと左胸のポケットの縁、袖のカフスも白で、前ボタンは大きな白、袖には小さめな白いボタンが4つついていて、シャツは光沢のない黒地で、黒いボタンが光っていました。
この衣裳で歌ってくださったのは、
「ヨイトマケの唄」
でした。

ここでオープニングトークになりました。
深々とお辞儀をされ、一度暗転した舞台に照明があがると、笑顔のきよしさんが、
「どうもありがとうございました~」
と、うってかわって軽やかモードでおっしゃったので、場内大爆笑となりました。
夜の部では号泣されていた方の姿が目にはいったそうで、
「もらい泣きします」
とおっしゃると、きよしさんも涙されていました。
きよしさんにとってお母さまはまだお若いですし、兄弟のような関係ということもあって、「ヨイトマケの唄」では、お母さまの方のおばあちゃんがうかんでくるのだとお話しされたのです。

きよしさんは昼の部では、歌とご挨拶の第一声の落差に爆笑する客席に、
「ずっと歌がつづいて、やっとご挨拶の時間となりました~」
とおっしゃると、来場のお礼を言葉にされました。
そして、
「今年は全国を走りまくってさまざまな歌をお届けしたいです。
年末に向けてがんばります。
20周年ですから~っ!」
と勢いよくお話しされ、
「いやね~、お元気でした? 久しぶりの人前でのコンサートですからね。
こうしてコンサートをやっていると、氷川きよしでよかったと思います。(以下は小声で)やってないときは、氷川きよしでなくてもよかったと思うこともありますけど」
と。
新曲については、
「新曲もまだいつ出るかおしらせできないですけど、お待ちいただいた分、でたときにはバーッと? お買い求めいただけたらと。ねっ、ひとり10枚とか」
とおしゃっていましたが、夜の部では、
「新曲のこと、いいたくて...。
もう、ここまででかかっているんですけどね。でもまだいえないんです。
楽しみに待っていてくださいね」
とおっしゃっていました。

ここで、男ごころの歌のコーナーということで、
「主人公は愛する人を探し求めて。でも会えないんですね~。
”いつまで探してんですか?”って(笑)
事務所の先輩の水森かおりさんなんて、いつまで一人旅してるんですかって(笑)。でも結ばれないところにドラマがあって、結ばれたら歌にはならないんですよね」
と前置きされ、
「さすらい慕情」
「しぐれの港」
「最後と決めた女だから」
「みれん心」
そして、
「星空の秋子」
でした。

ステージが暗転し、きよしさんが舞台右手袖へともどられると、ここで司会の西寄ひがしさんが登場され、おなじみのご挨拶をされました。

西寄さんの曲紹介をうけて、着流し姿のきよしさんが登場。
若竹色(エメラルドグリーン)の地に、大きな白い菊が描かれ、帯はゴールドでした。
「大利根ながれ月」
を歌唱されると、西寄さんが加わってトークコーナーとなりました。
西寄さんの、
「デビュー20周年、おめでとうございます」
とお祝いの言葉に、
「ありがとうございます。
皆さんとともに歩んできた20周年。0歳の子が二十歳になるんですよね。
支えてくださるスタッフとファンの皆さんのおかげです。
ただただ感謝です。
これからもいろいろな歌をおとどけしていきたいです」
と返礼をされたのですが、デビュー当時の衣裳の話題になると、「箱根八里の半次郎」のときは出来合いの衣裳だったそうで、
「買ったスーツのサイズがあってなくて、ガバガバしていましたね(笑)」
と。
夜の部では、
「長かった20年でした。コンサートをコンスタントにさせていただけることが奇跡的なことだと思っていますが、それを18年つづけさせていただけて。ありがたいです」

そして、昼夜とも年末の「第69回 紅白歌合戦」の話題になりました。
「もう、必死でしたね。
袖が抜けなくなって、あのまま、抜けなかったら、抜けないまま、なんとか格好をつけてなんとしてでも歌うって思っていました。
引っ張る子も引き抜こうと必死に引っ張って、自分もなんとか抜こうと引っ張って、綱引き状態でしたがバーン!て抜けて。
”ここはもう笑うしかないでしょう”って思ってああしたんですけどね」
と。
さらに夜の部では
「”すいませんでした”って(衣裳を)ひっぱってくれた子がいうから、”あれがいいのよ~゛って。
゛見ている人の印象に残るから~”っていいました。
”なんでも成功するだけがいいわけじゃないよ”って」
と、シュンとしてお詫びされたた係の方を励まされたのだそうです。
そうですね。でもそれもまた、きよしさんがアクシデントを見せ場に変えてくださったからこそですよね。
舞台裏の様子がうかんでくるようでした。

ここでチームHKのメンバー紹介を、きよしさんがされ、新加入のダンサーのおふたりのことも紹介されました。ダンサーさんは20歳のTAKUMIくん、と27歳のYUDAIさんのフレッシュコンビ。
かわいくて一生懸命で、なんだか人気沸騰の予感がします。
サックスの田口さんは、川越でサックス教室をされているそうで、きよしさんが朝、地元の商店街で川越さんの干し芋などを購入された際、お店の方が”田口さんにサックスを習っています”とおっしゃっていたことも紹介のなかでお話しされていました。
きよしさんは夜の部ではドラムの松本さんの音色が、魂に響くのだとご自身のハートをおさえながらおっしゃり、絶賛されていました。
きよしさん、わたしも! これまでもドラムの方も素晴らしいですが、フォーラムでの「限界突破×サバイバー」での最初のひとふりからずっともう、しびれてるのです。
もちろん、きよしさんの歌声の次にですけどねっ(エヘッ!)。

次は”代表作のコーナー”となり、着流し姿のままで、
「浪曲一代」
「番場の忠太郎」
「ちょいときまぐれ渡り鳥」
「大井追っかけ音次郎」
「箱根八里の半次郎」
を歌われました。

久々に聴かせていただいた先の「大利根ながれ月」と、このコーナーでの「浪曲一代」では、きよしさんの高音の美しい響きに新鮮さと清新さを感じたのです。
ここで西寄さんによる出演番組のインフォメーションがあり(諸々は次の記事でかきますね)、

コンサートも大詰め!
黒紋付の着物に黒字に金の文様(七宝柄を紗綾型のように組んだもの)が描かれた袴をお召しになっていました。
「きよしの人生太鼓」
「男の絶唱」
を歌唱されると、ラストトークになりました。
「1月も、あと少し、早いですなー。
お正月は皆さんどうされていました?
ひとりですごされていた方?」
との問いにちらほら手が挙がると、
「あら、さびしい~。
でも、自分もひとりですごしていました。
親に”自分が(福岡に)いこうか?”っていったら、”いい!”っていわれて。
じゃあ、なにかほしいものあるかきいたら、”お年玉”って(笑)。
皆さんのおかげで親にお年玉を送ることができました。
3千円くらい送って(笑)。
すごく喜んでくれました。自分がいくよりお年玉のほうがいいんだなって(笑)。
それで4日くらいから海外のいとこ一家に会いに、ミャンマーに初めていきました。
海外赴任しているんですけど、以前は台湾にいたんです。
(ミャンマーにいって)3泊4日でしたけど、すごく勉強になりました。
甥っ子のTAKUMIは8歳、姪っ子のYUKAが4歳。会うのは2年ぶりで、スーパーに買い物にいったり、もう、ずっと一緒にすごしていました。
だから帰るときはせつなくなって、僕は泣いちゃって...。
でもTAKUMIは泣かなかったんですよ。
そうしたら、あとで、”きよしが帰ったあと泣いてた”ってきいて。
TAKUMIにとって、僕は誇りみたいなんですよ。テレビに出ていたりするから、誇りに思ってくれてるみたいで。
誇り、えっ、タンスのホコリとかじゃありませんよ(笑)」
とそう照れくさそうにおっしゃったきよしさんは、嬉しそうで誇らし気なお顔になっていました。

ちなみに元旦は西寄さんもまじえてご友人で集まってのお食事会をされたそうです。

夜の部では、
「歌ではいろんな自分になれます。
言葉ではいえないことも歌にこめて伝えられるんですよね。
歌は古代からありましたでしょう」
とおっしゃると、
「ねっ、ウッホッホッ、ウッホッホッ、ウッホッホッ」
と、原始人のごとく、”ウッホッホ”を大連発されて(嬉)、きよしさんらしいですね。
かと思ったら、この記事の冒頭での言葉でした。
「歌があったから、皆さんに出逢ったんだと思います。
歌、ありがとう...。
皆さん、ありがとう...」
と。

前後しますが昼の部の結びに、
「そんないろんな人とのつながりを感じた1月でしたが、でも今日がいちばんいい日ですね。
歌あっての”氷川きよし”なんだとあらためてかんじさせていただきました」
とおっしゃるといよいよ最後の曲に。
「白雲の城」でした。
朗々としたその歌唱がこころの奥にしみわたっていくのを感じていました。


さあ、さあ、さあ、さあっ!
そしてむかえたアンコールでございます。
そうなのです。
なんと昨年の「第69回紅白歌合戦」でお召しになった衣裳で登場!
ホール中にどよめきがおこりました。
わたしはといえばその鮮やかさに目がくらみそうになって、きよしさんをみつめておりました。
もちろん、歌ってくださったのは
「勝負の花道」です。
間奏で、ダンサーさんおふたりが左右から、パッときよしさんの赤い衣裳を引き抜かれると、”まさに紅組から白組へと早変わり”
夜の部では、わざわざ”ジャンプしてニコッ!”と、放送時を再現されたので大うけでした。

輝く白地にシルバーのスパンコールがあしらわれた衣装は、キラキラと輝いて、いよいよ眩しさマックス!
「きよしのソーラン節」
「きよしのズンドコ節」
でフィナーレとなりました。
昼の部では、最後の最後、下手側で大きな投げキッスをくださったのです。

歌、歌、歌。
そしてまた、歌。
その歌声に、゛氷川きよし゛の20周年へのあふれる思いを感じて、かつて、わたしのこころの奥に、きよしさんが灯してくださったあかりが、ぽうっと明るさをましたように感じたのです。
今、幸せいっぱいです。


※以上、駆け足でのご報告で失礼します。
”今日がうまくいけば、この1年はずっとうまくいく”と西寄さんがおっしゃっていましたが、ほんとうにそうですね。
今年は北海道にいらっしゃることも決定したそうです!
コンサートはこれから回を重ねるごとにいっそうもりあがっていくことでしょうね。

インフォメーションや、西寄さんトークは次の記事に書きますね。





Viewing all articles
Browse latest Browse all 770

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>