おはようございます。
昨日放送された「NHKのど自慢」、ご覧になりましたか?
トップバッターで「きよしのズンドコ節」を歌われた26歳の男性がチャンピオンになられて、最高でしたね!
予選会につづいて、観覧にも参加させていただきました(嬉)。
入場券の画像のあとから、
テレビに映らなかった放送中のドッキリシーン(もう、すべてはきよしさんのせいです・汗!)、楽しかった終演後のアトラクションでのこと、わたしとKさんにはサプライズとなった出待ちのこと、書いてみたいと思います。
前日の予選会での感動覚めやらず...。
昨日の朝は、わたしにしては珍しいことなのですが、目覚しが鳴るかなり前(ちなみにわたしの目覚ましはきよしさんの「碧し」です)に、目がぱっちり!
まだ暗いなか、出かける支度をして、ようやく外が明るくなったころに家をでて、会場の新宿文化センターに向かいました。
到着したのは7時を少しすぎたところだったと思いますが、会場の前にはかなりの方(150名くらい?)が並んでおられ、わたしはお友だちのHさんと合流させていただいて、引き換え開始を待ったのです。
晴れているとはいえ、気温は低く、手袋をもってきてよかったと思える肌寒さでした。
8時になった頃だったでしょうか、係の方の誘導で会場の中にいれてくださり、予定を10分早めて8時20分から座席指定券の引き換えをおこなう旨の説明がありました。
引き換え窓口は2か所あり、次々と引き換えが進んでいったのです。
新宿文化センターは2階席もありますので、どなたもできれば1階席にと思っていたかと思うのですが、かなりランダムだったようで、わたしの前後ですでに2階席になられた方がいらしたようでした。
わたしはといえば...。
幸運にも1階席にすわれることになりました(喜)。
前日の予選会ですわっていた座席からもとてもよくステージがみえたので、できればそのくらいのところで明日の予選会もみられないかしら?
と、ひそかに念じていたのですが、それよりも前の列になれて、嬉しい思いで、9時頃に到着予定で会場に向かっているKさんにメールしたのでした。
※引き換えたチケットです。
今回、”新宿文化センター”開館40周年記念”ということでしたが、放送開始前の新宿区長さんのお話のなかで、
開館したその年に「NHKのど自慢」が開催され、今回はそれ以来で、40年ぶりの開催になったという説明があり、感慨深い思いになったのです。
ということは、きよしさんと同世代ということになりますものね。
終演後は、ゲストの平原綾香さんときよしさんは”歌のプレゼントコーナー”の準備でいったん舞台そでにもどられ、司会の小田切千さんが皆さんの健闘をねぎらわれました。
チャンピオンになられた方と優秀賞を受賞された方をステージにのこして、皆さんはステージ下手のイスに着席されると、小田切さんがまず優秀賞を受賞された方に、あらためてお話をうかがいました。
優秀賞に受賞された93歳の方は大正15年1月生まれだそうですが、3人のご兄弟も皆様お元気で、4人の年齢をあわせると355歳になるとおっしゃっていました。
そしてとてもチャーミングな方なので、小田切さんが
「年上の方に失礼かもしれませんが、かわいらしくていらっしゃる」
といいようなことをおっしゃると、
「93歳でかわいいっていわれて嬉しいです」
と、素敵な笑顔でおこたえになり、退出されたのです。
そして、チャンピオンの方おひとりになると、小田切さんが、
「今日いちばんの拍手をお願いします」
とおっしゃり、あらためてお話をうかがいました。
チャンピオンになられた方は、1コーラス歌唱されることになっていることを説明されると、
「トップバッターで、氷川さんがあちらにいらして、たくさんの氷川さんのファンの皆さんを前に歌うというのは、緊張されたでしょう?」
と小田切さんがおっしゃると、
「はい」
と大きくうなずかれたのですが
、でもそのあとに、
「(氷川さんと)ハグできてよかった~!」
と(喜)。
さらに、
「氷川さんのどんなところを見習っているのですか?」
との小田切さんからの質問に、
「こぶしまわしや声量であったり...。もう、見習うところばっかりです」
といおこたえになると、客席から拍手がおこりました。
そして、音楽教室の先生になるには試験があるのだそうですが、今年受験して合格したいとおっしゃったので、
「先生になってくださいっ!」
と小田切さんが力強く激励されると、
「なります!」
と小田切さん以上に力強くおっしゃってから、
「きよしのズンドコ節」
を歌唱されたのです。
力みなぎる素晴らしい歌声でした。
きっと素敵な先生になられるでしょうね。
そして、ここでこそっと裏話なのですが...。
この方がトップバッターで歌唱され、合格の鐘が鳴ったとき、きよしさんは嬉しさのあまり、マイクをもたずに駆け寄られて、あわててとりにもどらる様子が放送されていたと思います。
それほどに嬉しかったのだと、皆様、きよしさんの思いにじんときたことでしょう。
じつは、放送で映っていなかったので、ここで安心して書かせていたきますが、鐘が鳴った瞬間、きよしさんはたちあがられ、そのまま駆け寄ろうとされ、その場で、”やったー!”とばかりにピョーン!と勢いよく飛びあがられたのです(喜)。
なので、着流しの裾がバッと勢いよくはだけて、花のおみ足の太ももが(汗)。
Kさんと、きゃっ!と思わず声をそろえていってしまいました(笑)。
きよしさん、着流しをお召しになっているときは気をつけてくださいねっ。
きよしさん、着流しをお召しになっているときは気をつけてくださいねっ。
わたし、上手側のカメラさんはきよしさんの様子をずっとおって、撮っておられたので、その様子が放送されてしまったのかしら? とヒヤッっとしたのです(笑)。
前日、中継車のなかを見学させていただいたのですが、そこで映しだされている5台のカメラの映像のどれを放送するか瞬時に判断してスイッチングされているスタッフの方のお顔がうかんだことはいうまでもありません(喜)。
※昨日は東新宿駅から会場に向かいったのですが、そこにこんな案内がありました。
チャンピオンの方が「きよしのズンドコ節」を歌唱され、割れるような拍手のなか、退出されました。
「生放送は終わりましたが、まだまだつづきます!」
と小田切さんがおっしゃると、平原綾香さんが登場。
「おひさま~大切なあなたへ」
を歌ってくださいました。
歌い終えると小田切さんとのトークになり、客席から、”アヤ~!”とお声がかかると、
「今、”アヤ”ってきこえたっ。今日はきよしくんファンしか来ていないのかなって思ってました」
と平原さんがおっしゃったものですから、たくさんの”アヤコール”がおこったのです(喜)。
この日、平原さんの「ジュピター」をグレーのドレス(ネットで1980円だったそうですね)をお召しになって、おふたりで歌唱された方がいらっしゃいましたが、「ジュピター」を選曲される方はとても多いのですが、なかなか本選に出場できる方はいないのだそうです。
それは難易度がとても高いからだそうですが、そのことを小田切さんがお話しされると、
平原さんは、
「皆さんが(のど自慢で)たくさん歌ってくださる歌の歌い手さんは、やっぱりたくさん(番組に)たくさん出られるんでしょうか? あと、自分の曲を歌ってくださる方のうしろで歌うというようなのはだめなんでしょうか?」
というような質問をされたかと思うのですが、小田切さんはひとつめの質問には、そのようなことはもちろんあるとお答えになり、さらに、
「うしろで歌うということはないですけれども、ゲストの方の歌を歌っている方が歌詩を忘れてしまったようなときに、ゲストの方が横で一緒に歌うといようなことはありますね~」
と説明されたのです。
すると、平原さんは、
「忘れるっていうのもいいもんですね。ピンチがすごいチャンスになって」
とおっしゃっていました。
そして、チャンピオンになられた方について、
「トップバッターできよしくんが横にいて、前はきよしくんのファンの皆さんがいて、すごいプレッシャーだったと思います。
でもきよしくんのファンの皆さんはあったかいですから。
きよしくんて全然かわらないですよね。ファンの皆さんが応援したくなる気持ちがわかります」
と、ここまでおっしゃったタイミングでだったでしょうか?
ステージ上手から、幕でお身体を隠すようにして、きよしさんがお顔だけだされて、”うん、うん”と(笑)。
もう~大爆笑でした(笑)。
きよしさんのお顔だけのサプライズ登場に、
「今日、来たときに、きよしくんが、”僕たち、髪型かぶってるよね。アーヤは(本番で)髪型どうするの?”ってきかれたので、アップにするっていったら、”僕もアップにしようかな”っていって(笑)。
でも、こうやって」
と、平原さんが
「大丈夫」の出だしのフリをマネされて、
「こんなフリができるの、きよしくんだけだと思います」
このあたりで、再度、きよしさんが上手袖にお顔だけだされて会釈されたのです。
もう、お茶目すぎますねっ!
そして、平原さんからもう1曲プレゼントということで、
「ジュピター」を歌ってくださることに。
そのとき、舞台上手袖で、きよしさんが見守っておられたのでしょうか。
平原さんは上手袖にむかって目礼されました。
そこでイントロがなりだすと、深々とお辞儀をされ、歌いだされたその瞬間、厳かな空気がただよって、こころ洗われる思いになったのです。
※あらためて3月24日に写メした画像です。
平原さんが、大きな拍手に包まれるなか、
「ありがとうございました。またお会いしましょう!」
とおっしゃって退出されると、
客席がざわざわ(喜)。
小田切さんはその空気を瞬時によみとられ、
「それでは、お呼びしましょう!」
とおっしゃいました。
きよしさんは、紫の着流し姿で登場され、
「最上の船頭」
を2コーラス歌ってくださいました。
小田切さんは、ステージに登場されるやいなや、
「20周年、おめでとうございます!」
と、お祝いの言葉をくださったのです。
きよしさんは、
「新宿のこの地でプロとして歌わせていただけることは、とても感慨深いんです。
18歳から22歳まで西新宿で暮らしていて、アルバイトをしながら修業していましたから」
としみじみとした面持ちでおっしゃいました。
前日の予選会に、きよしさんが足繁く通っていらしたラーメン屋さんのご家族の方が出場されていたことを小田切さんがお話しされました。
出場された250組の方のインタビューをされたそのなかでのことなので、とっさに店名がでてはこなかったのですが、きよしさんはすぐどのお店かおわかりになられたようでした。
「お母さんとその息子さんでラーメン屋さんをやっていて、その方は息子さんの奥さんそうでうすけど、お店はもうやっていないんだそうです」
と小田切さんがおっしゃると、
「いや~、泣いちゃう」
ときよしさんはひとこと。
そして、
「思い出深い場所がなくなると、泣いちゃう」
と、小さなお声で言葉を継がれたのです。
そして、その方にもお会いしたかったことをおっしゃると、
「みんな出させていただきたいですよね」
とのきよしさんの思いには、
「それは、時間の制約がありますからね~」
と、小田切さん。
その言葉に、小田切さんご自身がいつも予選会をご覧になって誰よりもそう思っておられるのだろうなあと感じたのです。
この日、風邪をひいてしまわれた方がおられたと思います。
ちあきなおみさんの「冬隣」を歌唱されましたが、予選会ではそれはそれは素敵な歌声でした。
だからこそ本選に出場となったわけですが、きよしさんのお知り合いの方の息子さんのお嫁さんだそうで、そのお知り合いの方から、”出場できることになったのに、風邪をひいて声がでない”とメールをいただいて。
きよしさんは、放送前に、その方にビタミンCをお渡ししたそうです。
そして、平原さんの話題になると、
「アーヤとは久しぶりの共演だったので楽しかったです。
以前、『きよしとこの夜』にでていただいて、UFOキャッチャーをやったりしたんですよ。
それからメールのやりとりをさせていただいていて。
性格がいいっ! 歌が(あんなに)上手なのに」
と、そんな人は他にはいないというくらいに力をこめてきよしさんがおっしゃると、
小田切さんが、
「氷川さんもそうじゃないですか」
と。
皆様、ほんとうに、そう~ですよねっ(笑)。
当のきよしさんはといえば、小田切さんにむかって照れ臭そうに会釈されたのです。
小田切さんがきよしさんの素敵な着流しを、
「紫一色ではなくて、グラデーションになっているんですね」
とほめてくださると、
紫と紺のグラデーションになっていること、帯と半襟がビーズになっていることを説明されました。
そして、20周年について小田切さんがおたずねになると、
「あっという間でしたね~」
きよしさんはそうおっしゃると、
「小田切さんはこの仕事につかれて何年ですか?
と質問されたのです。
小田切さんは平成6年に入局されたそうで、
「今年25年くらいにになると思います」
とお答えになりました。
小田切さんは「歌謡コンサート」(2006年~2013年)の司会をされていましたが、担当した当初は、番組においては先輩であるきよしさんにお世話になったことをお話しされ、きよしさんが、”とんでもありません”というようなやりとりをされていて、全力投球の小田切さんの司会に、一曲入魂の氷川きよしの歌唱...。
おふたりのその当時のことが思い出されてほっこりとした思いになったのです。
ここで、7月11日・12日(2日間3公演)の日本武道館でのコンサートと、9月6日(1日2公演)のおしらせを、きよしさんがされると、
「20周年、ますますもり上がりますね~」
と小田切さんがおっしゃいました。
きよしさんは、
「それこそね~。ずいぶん長く歌ってきました。
まだまだ駆け出し者です。
でも、自分でいうのもなんですけど、
がんばったなあって思うんです。
だからこれからは自然体で歌っていきたいなって思うんです」
と先に、”早かった”とおっしゃった思いと同時にそのような思いを抱いておられることをお話しされたのです。
小田切さんが、20周年以降にやりたいことをうかがうと、きよしさんはしばし熟考された様子で、
「今年は今年で精一杯」
ときよしさんはひとこと。
そして、
「1日1日、精一杯生きていますからね」
と、自分自身に確認するかのように、ひとことひとことをかみしめるようにおっしゃっていました。
そして、
「ちゃんと食べていますか?」
ときかれると、
「しっかり食べています。
でも、年齢的にダイエットもしています」
とのお答えでした。
小田切さんはきよしさんのお答えをきいて、ご自身は少し体重がふえて、ジャケットのボタンがきつくなっているのだとおっしゃっていたのです。
楽しいトークに皆が和気あいあいとなりました。
小田切さんは、きよしさんのファンのために、時間をいっぱいいっぱに使っていろいろなことをうかがってくださったことを感じて、じんときてしまったのです。
さあ、皆様、いよいよ最後にきよしさんが歌ってくださった曲は?
そう!
「きよしのズンドコ節」
でした(喜)。
2コーラス、下手、上手と移動してくださっての歌唱に、客席はわきにわきあがりました。
歌い終えると、
「今日は応援にきてくださって、ありがとうございました」
とていねいにお礼をおっしると、いよいよのお別れに、
「じゃあ、バイバイ!」
と軽やかに手をふられて舞台袖にもどられたのです。
※会場付近の地図です。
終演後は、Kさんとランチをすることにしていました。
会場の建物に沿って出待ちをする方の長い列ができていて、すでに入る余地がみつからなくて。
それで、ランチをするお店のあるビル側に渡って、道路を挟んで反対側になる出待ちの列をながめていたのです。
そうしたらガードレールの前に立っている分にはかまわないとのことでしたので、そのままきよしさんの車を待ってみることにしたのです。
でも、当然ながらきよしさんは出待ちの列の方を向かれるであろうことを覚悟して。
せめて後ろ姿、それが無理でも車だけでもお見送りさせていただきたいという思いでいたのです。
そうしたら、こちら側にも、同じ思いの方がちらほら並ばれていました。
そうしたら、こちら側にも、同じ思いの方がちらほら並ばれていました。
いよいよきよしさんを乗せた車が楽屋口からでてきました。
すごい声援がおこって...。
そして、やっぱりきよしさんは進行方向にかって左側の窓をあけて声援に応えているのが目にはいったのです。
車がもう少しちかづいてきたときに、こちら側(進行方向右側)のシールドを施された窓がしまっているのがみえました。
でも、お見送りできればそれでいいもの!
と思って、そのまま車をみつめていたのですが、たまたまわたしたちの反対側にトラックがとまっていて、そこだけ出待ちの列が途切れていたためでしょうか。
きよしさんは、こちら側にもファンがいることに気づかれて、わたしたちの目の前を通過されるときには右側の窓もあけてくださっていて、こちらにも手(うちわもだったと思います)をふってくださったのです(嬉)。
明かるかったので、くっきりはっきりその笑顔がみえたのですが、どうもきよしさんはお着換えはされていましたが、メイクを落とされていなかったのでは? と思うくらいとても艶やかで美しいお顔でした。
Kさんとわたしは、そのままきよしさんの車が見えなくなるまで見送らせていただいてから、ランチをするために移動したのでした。
※以上、書いてみたら長いものになりました。
アトラクションではいつもきよしさんのことだけ書かせていただきますが、今回は平原さんのお話されているときのにきよしさんが2度もお顔だけ登場されたので、そのこともおつたえしたいと思って、記憶を頼りに書いてみました。
最後に、記念にいただいた写真です。
※舞台裏見学ツアーで撮っていただいた写真です。
それでは皆様、またお逢いできますように!
昨夜は「第1回 日本演歌歌謡大賞」の放送をみました。
公開収録に参加させていただいていましたが、放送でみると客観的にみることができて、みいってしまいました。
きよしさんが初代大賞を受賞されましたが、そのときの先輩や後輩の皆さんとのあたたかなやりとりにも、あらためてじんときました。