皆様、こんばんは。
今日は、「NHKのど自慢」の予選会の観覧にいってきました。
じつは、清水の舞台から飛び降りる覚悟で出場にも応募したのですが、1500名以上の方の応募があり、250組には選ばれませんでした。
エントリー曲は「櫻」だったのですが...。
会場は新宿文化センターで、本選の放送は、明日の午後0時15分からです。
日本全国のみならず、世界130か国に生放送されるそうで、司会の小田切千さんが、”新宿から世界へ!”とおっしゃった言葉に、わくわくしておりました。
以下は写メした画像をまじえながら、予選会で印象にのこったことを書きたいと思います。
先に、明日の楽しみのため、決定した出場者20組についてはふれることを控えますので、よろしくお願いします。
そして、予選会の観覧に参加したのは、鹿児島県日置市での「NHKのど自慢」以来なのですが、今回は、”舞台裏見学ツアー”に参加し、さらに、本番さながらのセットが組まれたステージに立って歌ってしまったのです。
そんなこんなも、書いてみようと思います。
※新宿文化センターの正面に掲示されていました。
予選会は11時45分からスタートしました。
歌唱する曲のタイトルの五十音順に歌唱します。胸に歌唱順番の数字が書かれた名札を出場者の皆さんはつけておられます。
そして、上手側に20名ずつ招集され、順番にステージにあがって、上手側のイスに歌唱順にすわって移動するのです。
歌唱されている方の右後方に次に歌唱される方は立って待機されていてう、歌い終えた前の方からマイクを受けとったら、歌唱順と曲目だけおっしゃって、そこで生バンド演奏がスタートします。
ちなみにトップバッターの方は、「ああ上野駅」を歌われました。
”ありがとうございます”
という女性の声が”はいそこまで”の合図です。
※ステージです。
舞台監督のKさんとディレクターさんが、とても楽しい方で、出場される皆さんの緊張をほぐしてくださいます。
”右をみて、左をみて、二コツ。これでもう親戚です。ここは身内の集まり。巨大なカラオケボックスですが、いるのは身内ばかりですよ~”というようなことをおっしゃって、笑わせながら、安心させてくださるのです。
さて、きよしさんの曲を歌唱されたのは、全部で、
歌唱順に書きだしますと、
「愛しのテキーロ」
「大井追っかけ音次郎」
「男の絶唱」
「きよしのズンドコ節」
「きよしのドドンパ」
「勝負の花道」
「白雲の城」
「虹色のバイヨン」
「箱根八里の半次郎」
の9曲、15名でした。
※舞台裏見学ツアーの案内です。
ここで、わたしにとっては最高のサプライズがありました(嬉)。
「愛しのテキーロ」は軽やかなワンピースをまとった女性が歌われましたが、キーが高くて大変そうでした。
「大井追っかけ音次郎」は帽子がお似合いの男性が歌唱。
「男の絶唱」には4名が挑戦。男性2名、女性2名でした。
「きよしのズンドコ節」は3名の方が歌われました。
おひとり目はスーツをお召しになった青年で、素晴らしい美声。2人目は赤いコットンパンツがオシャレな男性。3人目は白衣を羽織った女性でした。
「きよしのドドンパ」、「勝負の花道」にはそれぞれご年配の男性が歌唱。
「白雲の城」はおふたりの方が歌われて。
おひとりは視覚障害をもつ青年で杖をついて登場されましたが、皆を圧倒するような素晴らしい声量。もうおひとりは高田純次さんのような素敵な方でした。
「虹色のバイヨン」と「箱根八里の半次郎」には共に女性の方がチャレンジされました。
以上15名。
明日はこのなかからどなたが出場されるでしょう?
放送をお楽しみに!
※記念撮影コーナーです。
わたしが印象に残ったのは、黒衣を身にまとったジェンダーレスな方の歌唱。
その歌声をもっと聴いてみたいなあと思ったのです。
そして、ルイ・アームストロングばりの「素晴らしき人生(What a wonderful world)」もこころにしみました。
また、純烈の「プロポーズ」をグリーンの半被を羽織って歌唱された方からは、純烈の皆さんを応援したいという熱い思いがつたわってきて、じんときました。
オリジナル曲を公の場で歌唱することも応援する大きな力になるのだなあと感じたのです。
※舞台裏見学ツアー参加チケット
今日ははじめて舞台裏見学ツアーに参加したのです。
1回30分、6~8名での開催でしたが、スタッフの方が4名ほどついてくださり、皆さん、NHKさんの人気番組の現場でバリバリ活躍されている方でした。
まずはスタッフが実際に仕事をしている中継車の中にいれていただき、見学させていただいたのですが、5台カメラのどの画像をチョイスするか瞬時に判断して切り替えていくのだそうです。
中継車は億単位の高価なものだそうですが、海外中継のときは、船に載せて何カ月もかけて運ぶということでした。
つづいては建物のなかにもどって、ステージを右手にみながら、楽屋へ。
音声ミキシングを体験することになりました。
案内されたのは、第〇楽屋(番号は伏せます)で入り口横の表示板には、”音声ミキシング体験コーナー”というようなことが書かれた用紙が仮りどめされていたのです。
と、その部屋に入る際、なぜか、スタッフのおひとりが、
「こちらです。この部屋は明日は氷川きよしさんの楽屋になります」
と、わたしに(嬉)。
皆さんにそうおっしゃっているのでしょうか? それともわたしの顔に”きよしファン”と書かれていたのでしょうか(笑)。
わたしが、”ええっ~”っと思いきり驚くと、スタッフの方は、仮りどめされていた”音声ミキシング体験コーナー”と書かれた用紙をぺらっとめくられて...。
するとその下には、”氷川きよし様”と書かれた用紙がきれいに貼られていたのです(嬉)。
もう~、嬉しい~、嬉しすぎます~。
なかに並べられているイスにすわって、ひとりずつ実際にレバーを上下させてて音声ミキシングを体験させていただくのですが、先に終わったわたしは、お友だちのHさんと、室内をキョロキョロ。
全身を映す大きな鏡が壁にあり、その周囲はカーテンで仕切れるようになっていました。そのときは、カーテンは全開状態で、見学ツアーの参加者が出入りするのでドアは開け放たれて、テーブルなど諸々の備品は壁際に寄せられていたのです。
入って左側の壁にドレッサーがしつらえられているのですが、さらにそちら側の壁には何枚もの鏡がセットされていて、左右にはいくつものライトがついていました。
Hさんに、
「明日は、この鏡の前にきよしさんが立たれるんですよね?」
というと、
Hさんは、”きゃあっ”とひとこと(笑)。
ふたりでドキドキしていたのです。
そんなわたしたちを笑顔でみつめてくださっていたスタッフさんに、
「音声ミキシング体験も楽しかったのですが、わたしたち氷川きよしさんの大ファンなので、明日、ここに氷川さんがと想像したら、それだけでドキドキしてしまって」
と正直に申しあげると、
「喜んでいただけてよかったです」
とのお返事が(喜)。
※なかには、中継車の前で撮ってくださったスナップが。
素敵な記念になりました。
”第〇楽屋”をでて、ステージ下手へと移動しました。
おなじみのセットの裏側は、木肌をみせていて、下手側のテーブルには歌唱された楽譜が山積みになっていました。
楽譜の上には歌唱曲順の数字が書き込まれていて、スタッフの方によりますと、合格者が決定したら、その方たちが歌唱される楽曲の楽譜をピックアップして、楽団の方に渡されるのだそうです。
かなり後半の時間の見学ツアーだったので、そんな光景もみることができたのかもしれません。
そこをとおって、上手へと移動し、上手側からステージと客席をながめたのです。
そして、まさか、そのときは自分がそのステージにたつとは思っていませんでした。
※新宿追分付近にある案内板です。
ツアーを終えて、客席にもどったところで、250組の歌唱が終了となりました。
4時半頃だったかと思います。
ここから1時間ほどをかけて明日の本選に出場する20組の審査が始まったのです。
ここでホールでは、希望者がその曲を歌唱するという”カラオケ大会”がはじまりました。
スタッフの方が、曲目をおっしゃって、”歌いたい方?”と客席におたずねになり、希望者はステージにあがっていくというもので、出場者も観覧者も一緒になってのステージはとても楽しいものでした。
※カップヌードルで有名な日清食品のビル付近の案内板。
客席にふたたびすわったわたしは、”カラオケ大会”は関係ないものと思っていたのですが、皆さんの楽しい歌唱を聴いているうちになんだか自分も歌いたくなって...。
とある曲のときに、わたしはスタスタとステージへと歩きだしていたのです。
※また案内板が!
その曲は「川の流れのように」でした。
集まったのは15名ほどだったでしょうか。
2本のマイクをバトンのように手渡しながら、数フレーズずつ歌っていくのですが、マイクを使っていないときも、その場で大きな声で皆で歌っています。
手をふって、ステージにたっている皆さんと視線をかわして...。
はじめて会った方たちばかりなのに、こころが通じあっているようで、こころ満たされたのです。
そして、ステージにたって客席をみると、なんて見晴らしがよいのでしょう。
1階席の隅々、それこそ最後列までくっきりとうかびあがるようにしてみえ、2階席にも、どんな方がすわっておられるのか、みてとれたのでした。
きよしさんから、こんなふうに客席がみえているのかしら?
と想像して...。
ドキドキとしたのです(嬉)。
※いよいよあと150メートル!
わたしは、マイクをとおしてはどのフレーズを歌ったのでしょう?
じつはずっと一緒に歌っていたので、どのくだりかをよく思い出せないのです。
でも、たしか2番になってから6、7フレーズほど?
そう、初めてだったので、どこかくぎってマイクをわたしてよいのかわからなくて、だいぶ歌わせていただいたのです(汗)。
そのステージには、わたしが素敵だと思っていた黒衣の方も一緒で、その方が歌唱されたときには、とりわけ大きな拍手が起こっていました。
その方とも視線をかわして...。
やっぱりこころは一緒になっていたのです。
ああ、なんて幸せな瞬間だったことでしょう。
250組の皆さんの熱唱を聴かせていただけただけでも幸せなことでしたが、さらにサプライズが起こって...。
わたしにとっては夢のような素敵な体験させていただきました。
さあ、明日は本選ですね。
今からわくわくドキドキ!
そして、自分もたたせていただいたあのステージで、われらが氷川きよしさんの歌唱されるなんて!
どう説明してよいかわからないくらい、楽しみで心躍っているのです。
そして、あの第〇楽屋や、その楽屋からステージ裏、そしてステージへの道のりを想像して、またわくわくドキドキ!
また明日の夜、公開放送の観覧のご報告させてくださいね。