明日は、いよいよ平成最後の日ですね。
10連休、3日めの今日は、午後からお仕事で、編集部の資料室で、とある雑誌のバックナンバーから資料になる記事のピックアップをしていたら、あっという間に時間が経ってしまいました(汗)。
帰宅したら、「総決算! 平成紅白歌合戦」の第1部の後半になっていたので、先にライブ放送をみて、それからじっくりと録画をみて、さらに10時からの第2部をみたのです。
きよしさんは、1部2部のなかで、大トリ、初出場と2回目の出場、そして、熊本城の前で歌唱されたシーンがながれましたね。
折々の思い出がよみがえって、「NHK紅白歌合戦」という日本最大の歌の祭典に、”氷川きよし”が大きな足跡を残してきていることを感じて、胸がいっぱいになりました。
そして、わたしはといえば、きよしさんが大トリをつとめられた2008年12月31日にNHKホールでの観覧が叶い、きよしさんの勇姿を魂に焼きつけたあの思い出が鮮やかによみがえってきたのです。
沖縄の記事の更新がなかなかできなくて、心苦しいのですが、今夜は観覧の記事をプレイバック掲載したいと思います。
わたし自身が読みかえしてそのときの感動が蘇ってきて...。
ああ、そうだった、きよしさんは終演後に投げキッスをしてくださったなあと、ブログに書きとめていたからこそ、そのときの眩しすぎる光景やとろけるような感動がわきあがるように思い出されて。
ああ、そうだった、きよしさんは終演後に投げキッスをしてくださったなあと、ブログに書きとめていたからこそ、そのときの眩しすぎる光景やとろけるような感動がわきあがるように思い出されて。
ブログを始めて2か月めのことでしたが、それからブログを書きつづけてきて、よかったなあとなんだかしみじみ...。
10連休中は、フリーマーケットに出店したり、仙台の叔父といとこに会いにいくなど、楽しい予定もあります(嬉)。
そして、仕事も少しずつ、進めていかないとならないものがありますが、締切で追いつめられていた日々から解放されて、今、こころおだやかです(嬉)。
♪紅白歌合戦 観覧してきました (2009年1月1日)皆さん、あけましておめでとうございます。昨年10月8日からブログを書き始めましたが、たくさんの方にご覧いただけて心から感謝しています。氷川きよしさんのこれまでの軌跡を振り返る「天晴れ!HK伝説」なるものを書くつもりで準備したのですが、日々、きよしさんが与えて下さる感動を書きとめておきたくなって、自分が観たこと、感じたことを、心のままに書かせていただくようになりました。本来の目的はデビュー10周年のその日までに果たせるようにと思っています(あと1ヶ月ですね)。2009年もどうぞよろしくお願い申し上げます。2008年12月31日、私はこの日を忘れることはないでしょう。大好きな大好きな歌手、氷川きよしさんの紅白歌合戦での初の大トリ。その勇姿、間近で見ることができ、魂に焼き付けてきました。私は観覧後、午前1時半前には帰宅したのですが、まだ夢の中にいるようで、ぼうっとしながら、父が見ていたさだまさしさんの番組を一緒に見つつ、軽くお酒を飲みながら夜食を食べ、お風呂に入って眠りました。前の日、何だか緊張してよく眠れなかったのです。今朝は7時頃にすっきり目覚め、先ほど昨夜の紅白歌合戦の録画を見てきよしさんのどのシーンがテレビ放送されたのかチェックしたところです。きよしさんの熱唱、素晴らしかったですね。輝くばかりで堂々としていて立派でした。最後は号泣されましたが、昨年末に、ご自身でおっしゃっていた「来年はいい涙をたくさん流したい」の言葉どおりの美しい涙でした。新聞の見出しにあった「母に捧ぐ悲願の大トリ」ですでに泣かされてしまった私ですが、本番は気がはっていたのか涙は出ず、帰宅して、一人になってからしみじみ泣いてしまいました。今回の紅白歌合戦は、歌中心の構成で、きよしさんはオープニングで登場してからは、ラストまで一切舞台に現れませんでしたね。さて、ではそのラストどのあたりできよしさんが舞台に登場していたかといいますと、和田アキ子さんが歌い始めて間もなくでした。放送で和田さんと紅組歌手の方々を映していたその時には上手側にすでに白組歌手の方々が勢ぞろいしていたのです。私はあんなにまで緊張したきよしさんを初めてみました。緊張でどうにかなってしまいそうな様子で...。目をつむったり、少し上を向いたり、逆に少し下を向いて口を動かしたり、胸元をさわったり、肩を動かしたりされて...。
もちろんひとつひとつはそんなに大きな動作ではありませんが、私には普段の落ち着いたきよしさんとはまったく別人に見えたのです。その様子を見ていたら、もうドキドキしてしまって、心の中で叫ばすにはいられませんでした。「きよしさん、きよしさん、大丈夫だよ。会場のみんなもテレビの向こうのみんなもそれこそ何万人、何百万人の人が、次はきよしさんだって、心をひとつにして応援しているんだから」と...。私の座っていた席がレフト席で正面に向かって斜めになっている席だったので、熱唱する和田さんを見ながらも、そうやってきよしさんの様子をつぶさに見ることができたのです(そうでなければ和田さんを見ずに横を向いてきよしさんを見るなんて、いくら何でも失礼でできなかったと思います)。そんな時、五木ひろしさんが一言二言きよしさんに声をかけ、衣裳を汚してはいけないと配慮されたのでしょう。きよしさんの右肩に控えめに右手をふれて、後は言葉でなく満面の笑みで頷きながら、きよしさんの顔を見つめました。きよしさん泣きそうになりながら頷いていました。そして北島さんもきよしさんと視線を合わせ、きよしさん頷いて、その激励を受け止めていました。あの瞬間、あの場では、もう言葉ではなく、目と目でかわす激励が展開していたのです。さらにオープニングでもSMAPの草なぎ()さんが激励してくださっている様子でしたが、ここでも草なぎ()さんがまた声をかけ、さらに司会の中居さんが何かきよしさんに言って励ましていました。そんなふうにして皆さんからの激励を一身に浴び、「よしっ!」と思ったところで和田さんの歌が終わり、きよしさんがテレビに映し出されたわけです。中居さんの素晴らしい紹介があり、すでにきよしさんは泣き出さんばかりでしたが、歌い終わるまで涙をこらえ、感動の熱唱となりましたね。衣裳も眩いばかりで素晴らしくて...。もう私も夢の中状態でした。演歌界をここまで底上げしてきた”氷川きよし”への最大のご褒美。そして、あらためて゛氷川きよし゛はこんな暗い世の中を明るくしてくれるスターとして、そういう役目を担わされた方なんだなあとつくづく思ったのです。放送終了後もまだエンディングはしばらく続いていました。きよしさんは、「ありがとう、ありがとう」と何度も言い、手を大きく振り、その後、会場中に届くような大きな投げキッスをしてくださって...。そして、舞台袖に出演者が戻り始めると、きよしさんは会場に散り散りにすわっているファンの姿をところどころ認めては(ファンの皆はオリジナルペンライトを持っているので、それを目印にわかるのだと思います)軽い会釈や目配せをしてくださり、また大きく大きく、何度も何度も手を振って「ありがとう、ありがとう」と言って、最後はジェロさんと腕をとりあって笑顔で戻られました。2004年以来、今回は2度目の紅白観覧でしたが、私にはすでに座席引き換えで奇跡と呼ぶにふさわしいことが起こりました。前回が1階C2列だったのですが、今回は1階L3列だったのです。ちなみにCのセンターブロックもLのレフトブロックも1列目は取り外しているので2列が実質1列になります。審査員席はC2列分がテーブルになりC3列に座られているのです。ですので前回は1列目、今回は2列目ということになるのですが、今回の私の席はレフトブロックのセンター寄り通路側でしたので、ちょうど前に椅子がない席!ですので結局は1列目と同じで、何ものにも遮られず舞台を観ることができたのでした(嬉)。入場時の座席引き換えの時には、前回があり得ない良い席だったから、そんな幸運はさすがに二度は続かないはずと思っていました。
”たかだか自分一人が良い席で観たいというのはしょせんは我欲。
そんな我欲より、きよしさんが立派に歌い上げることが私にとって一番大事なはず”と、自分に言い聞かせて。
たとえ3階席のいちばん後ろの席になっても、きよしさんが初の大トリをつとめるそのときに同じ空間にいられるそのことが最高に幸せでラッキーなことですから。先に引き換えた方がどんどん階段を昇っていくのが見えてきて(1階席は実際半地下なのでエントランスを入ったら正面階段を降り、2階席前方席にはそのまま前進。上に昇っていく場合は2階席後方か3階席なのです)。
ですので私もその流れから2階か3階席なんだろうなという気持ちでいたのです。
ですから、座席券を受け取っても怖くてなかなか券面を見られなかった前回と違って、わりとあっさりと引き換えた座席券の券面を見たのでした。
ですので、逆に券面の1階という文字にまず「えっ?」と驚いて。そして列と席番を見てさらに「ええっ!」と信じられない気持ちになったのです。さっそく、出かけるときに心配してくれていた母に座席報告の電話をしてたのですが、これで、きよしさんの姿を間近で観られるんだと思ったら、もう涙があふれてきてしまい(結局、えらそうなことを言って我欲の話になってごめんなさい)、あわてて人目をはばかって壁際に移動しました。電話口で母に「何でこんな幸運が起こったのかな、信じられない。引き換えの時、神様、きよしさんてお願いはしたけど、私ね、今電話してて泣いているんだよ」というと、母が笑いながら「いつも本当に損得抜きできよし君の応援しているし、最近ブログを始めて、たくさんの人が読んでくれてるって言ってたでしょ、きっとその両方への、ご褒美なんじゃないの」と言ってくれました。昨日、会場には12時50分頃に着きました。前回より30分ほど早めでしたが、昨日は天候が良かったこともあり、すでに400人以上の方が並んでいました。それから入場時間の6時まで5時間。さすがに屋外なので、寒かったですが、前回の大雪を思えば苦にはなりませんでした。私の近くにはきよしさんファンがいなかったので、「どなたの応援に?」と言う会話の中で、「氷川きよしさん」と言うと、SMAPファンの方、石川さゆりさんファンの方、平井堅さんファンの方など、皆さんにきよしさんのことを褒めていただき、「今日は大トリで、すばらしい活躍ですね」なんて言われて、その度に「ありがとうございます」と答える私。これって、まるで身内だよねと思いながら、きよしさんのおかげで誇らしい気分でした。
この年から1枚の入場整理券で2名入場できるようになったのですが、私はケータイ審査員の枠での当選分だったのでひとり参加だったのです。少し昨日の場内の説明をしますと、今回はRブロックをすべてつぶし、そこにクレーンカメラを設置し、さらに後方席7列分くらいは音響装置などでつぶしてありました。そして、木山裕策さんのご家族やジェロさんのお母様のすわられていた席近くのレフトブロックの4~5列分は関係者席でIDカードを着けたスーツ姿の方が固まってすわっていました。今回、舞台は左右対称に作られてはいますが、ほとんどのやりとりは下手側でしたので、綺羅星のようなステキな出演者の皆さんを間近で観、熱唱を聴いて、感動する度に、きよしさんが大トリだから観覧できた紅白ですから、これはきよしさんからの贈り物だなって思っていました。そして番組が盛り上がれば上がるほど、この素晴らしい番組を締めくくるのはわれらが氷川きよしなんだと、ドキドキしつつもいっそう誇らしい気持ちになっていました。NHKホールを出たところで年明けになり、NHKホールの壁面に”A HAPPY NEW YEAR”のグリーンの電飾がきらめきました。その場にいる人どうし口々に「あけましておめでとう」と挨拶し合いました。2009年、きっと平和でいい年になるに違いありません。だってこんなに皆で幸せを、平和を願ったのですから。紅白歌合戦での皆さんの魂のこもった歌声を聴きながら、そう確信しました。@第59回紅白歌合戦観覧記(氷川きよしさん以外のことも書きます) 2009年1月2日先に、このブログで氷川きよしさん中心の観覧記を書きましたが、全体的な印象、感想もぜひ書きとめておきたいと思って、別途書くことにしました。氷川きよしさんの記事同様、放送をご覧になったことを前提として書かせていただいているので、ご覧になっていないと細かな説明がなくわかりにくい部分もあるかもしれませんがお許し下さい。さて、全52組の熱唱。素晴らしい限りでしたが、私としては、久石譲氏によるフルオーケストラでの宮崎駿作品のテーマ曲のメドレーに感動しました。吉岡聖恵さん、平原綾香さん、青山テルマさんの「君をのせて」が素晴らしかったですね。1階席、2階席の通路に所狭しと楽隊の方が並んでの演奏のサプライズにも感動しました。私のすぐ横に楽隊の指揮者(女性です)がいらしたのですが、その凛々しかったこと。そしてあの迫力、高揚感は、かつて故ジュゼッペ・シノーポリによるマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」を初めて聴いた時に似ているなあと、かつての記憶までよみがえってきました。私は氷川きよしさんのファンでブログのタイトルも氷川さんを掲げていますし、何しろ氷川さんは精力的な活動をされているので、氷川さんの記事を書くことだけで精一杯になり、氷川さんの話題で終始してしまい、それ以外の話題を書く時間がなかなかないのですが、クラシックファンでもあるのです。ジュゼッペ・シノーポリはとても好きな指揮者の一人でした。話が少しわき道に逸れましたが、そんな素晴らしい演奏が続いてフィナーレで一気に「崖の上のポニョ」。大橋のぞみさんが愛らしくて堂々としていて、最高でした。9歳にして日本中の人を幸福にしてしまうなんて、まるで妖精のようですね。そして木村拓哉さんのナレーションも素晴らしく、そのたたずまいの美しさに、ほうっとため息が出たほどでした。かつて映画「武士の一分」の時に合同取材があって、お話をうかがったことはあるのですが、その時も、その美貌よりもその聡明さに清々しさを感じたことを記憶しています。今回は舞台間近の席で観ていたので、カメラに映っていない時はもちろんスポットライトもあたっていない時の様子も逐次見えていたのですが、何気ない立ち居振る舞いの美しさ、そしてスタッフとやりとりしている時の真剣さ、飾らなさ、温かさ、タイミングを待つ時の集中力などなど、その人間的な魅力に感動してしまいました。そう、木村さんの関連でもうひとつ。北島三郎さんの「北の漁場」も素晴らしかったですね。私は父と一緒に新宿コマ劇場での公演を観たことがありますが、まさかあの船にSMAPのメンバーが乗船するとは! 本当にスペシャルバージョンだったと思います。北島さん、本当に嬉しそうでした。木村さん、何か感動していたようで、目が潤んでいませんでしたでしょうか? 私の想像ですが北島さんの熱唱を間近で聴き、さらに船上からNHKホールを見渡して感動されていたのではないでしょうか。そんな筋書きのない木村さんの様子に、観ていて感動がさらに増しました。歌唱では天童よしみさんが圧倒的だと思いましたが、森進一さんの魂の叫びのような熱唱も心揺さぶられました。この人はちょっと、なんていう人はまったくいず、熱唱につぐ熱唱でしたが、個人的な主観でいえば、宮沢和史さんの音楽は大好きなので、今回の宮沢和史inガンガ・ズンバ&ザ・ブームの「島歌 紅白スペシャルバージョン」はまさにスペシャル。宮沢さんの歌声、音楽に熱く酔わされました!ちなみに大トリの氷川きよしさんの「きよしのズンドコ節」の間奏、ラテンバージョンの編曲入っていましたよね。それにアンジェラ・アキさん、平井堅さん、秋川雅史さん、秋元順子さん、いきものがかりが秀逸だと思いました。そして実際にナマで聴いてみたら、かなりイイと思ったのはキマグレンでした。ファンの方にはいうまでもないことなんでしょうけど、あの迫力には引き込まれました。そして魅せるということではあゆ(浜崎あゆみさん)と倖田來未さんがサイコーでした。あゆのあの両手を広げた時の美しさ、ゾクゾクッと鳥肌たちました。ケガをされていたのにあれほどの舞台ができるなんて信じられませんね。の素晴らしさは言うまでもないですけど。そして倖田來未さんのダンス、ウットリしました。あの足さばき、なんてかっこいいんでしょうね。ドレスも倖田さんのスタイルの美しさを際立たせ、かつダンスに花を添える素晴らしいものでした。どんな方がデザインされたのでしょう。お見事でした。五木ひろしさんの「凍て鶴」、三木たかしさんからの手紙が胸に響きました。「凍て鶴」という名曲が生まれた背景にはそんなことがあったのですね。歌を聴く人だけでなく、作る側にも希望やパワーを与える五木ひろしさん、そしてその熱唱ぶり、本当に立派だと思いました。ベテランの迫力ということでもう一人挙げれば石川さゆりさん。「天城越え」のあの迫力に、誰にも真似のできない、あの曲への執念、そして歌手としての底力を感じました。そして、水谷豊さんのあのアガリぶり、「何で出演引き受けちゃったのかなあ」って思っているだろうなって想像してほほえましく思えました。そんな水谷さんの「カリフォルニア・コネクション」、心に響きました。水谷さんが歌う直前の本木雅弘さんのコメントも素晴らしかった。それと声を聴いていて、歌手になるべくして生まれた方なんだなってあらためて思わされた方は平井堅さん、平原綾香さん、徳永英明さん。どうしてこの世にこんな声の方がいるんだろう、やっぱり皆のために歌う使命をおびた方なんだなってつくづく感動しました。ジェロさんの歌唱も素晴らしかった。お母様が客席にいらして、カメラに映る前から涙されていて、その涙の美しさ、そしてからだを震わせて泣かれていらしたその様子にまたまた感動してしまいました。そしてそのお母様を間近に見ながら、涙をこらえて歌った歌唱とその姿に場内は愛一色に包まれたように感じられました。私があえて言うまでもないかもしれませんが、司会もよかったですね。私は中居さんてとても好きなんです。テレビで中居さんの姿を見ると、それだけでほっとするのです。中居さんの人を安心させる力って天賦の才能だと思いますし、普段どんなふうに生きているのか、その人間性がそのまま現れているのだと感じました。俳優さんとしても「模倣犯」や「私は貝になりたい」など、良い作品を生み出されていますし、これからもますますその活動の範囲を広げていらっしゃることでしょう。そして仲間由紀恵さんのナレーションの確かさ、その存在の潔い美しさにうっとりさせられました。そんな二人のキメるところは決め、リラックスさせるところはさせるという緩急自在のコンビネーション、本当にいい感じだったと思います。そしてNHKのスタッフの働きぶりにも心打たれました。始まる前に松本和也アナウンサーが、「どうぞ歌手の皆さんの熱唱と舞台裏のスタッフの奮闘ぶりをお楽しみ下さい」とおっしゃっていましたが、本当に素晴らしかったです。本番直前にスタッフの方から「1列目、2列目の皆さん、途中、撮影や進行の都合上、カメラが目の前に来たり、私たちが前に立ったり、舞台が見えにくくなることもあるかと思いますが、どうか撮影のためとご理解下さい」と口頭で挨拶がありました。平井堅さんと中島美嘉さんの時に配布されたLEDライトを点灯するように言われ、リハーサルもしていたのですが、本番でもちゃんとLEDを点灯させて左右に振り、その様子は瞬く星のように見えました。その時(二度ともです)、担当ディレクターさんが客席を振り返っては眺め、それはそれは嬉しそうに、うんうんと頷いている姿が目に入り、見ていた私もその様子に胸が熱くなりました。以前、劇作家の三谷幸喜さんが、審査員として観覧した後、エッセイで「もう一度見てみたいと」書かれていました。神技のようなスタッフの奮闘ぶりと、その年を代表する歌手の方々の熱唱に真底感動されたのだそうです。本当にそう思います。審査員の一人、松本幸四郎さんは、人を感動させることの難しさとそしてその素晴らしさについて今回も語られていましたが、心からそう思います。今回は出演者の皆さんが、番組のテーマになっていた「歌の力、ひとの絆」を意識されて、心をこめて歌って下さったと感じます。幸福を平和を願って歌ったのです。2009年はそんな思いが世の中を明るく変えていってくれるはず。そんな気がしました。紅白歌合戦は5千人以上のスタッフが結集して作られているとうかがいました。本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。@紅白歌合戦 瞬間視聴率(きよしさん2位) そしてブラックライト導入 2009年1月6日年明けてあっという間に6日です。紅白歌合戦の記事を書いた後、たくさんの方にお越しいただいて、嬉しく楽しい新年を迎えさせていただきました。この場をかりてお礼を申し上げます、ありがとうございました。ところで、皆さんはブラックライトをご存知ですか?私は恥ずかしながら今まで知りませんでした。昨日、友人と食事をしていて、友人に紅白歌合戦に行った感想などを聞かれている時に、そういえば入場整理券を座席券に引き換える時に、入場整理券に係の方がライトを当てたら、NHKの文字がうかびあがったことを思い出して、その友人に「それって何なのかしら?」と聞くと、「ブラックライトじゃない?」とのこと。ディズニーランドやUSJなどで再入場する際に特殊インクのスタンプを手の甲に押してくれ、目には見えないのですが、ブラックライトを当てるとスタンプがうかびあがるのだそうです。今やパスポートや有価証券などの偽造防止にも採用されているそうです。昨年の「思い出のメロディ」の時は入場整理券に”NHK”とエンボスが押されていたのですが、紅白歌合戦の整理券にはそういったエンボスもなく、「紅白歌合戦なのにこれでいいのかしら?」と意外に思ったのです。でも私が知らなかっただけで、その入場整理券には特殊インクでNHKと印刷がされていたというわけです(まったく肉眼では見えないものです)。ここまでするということは、やはり例年入場整理券の偽造なんていうことがあるのですかね?そして開場の2時間前くらいには係の方15名くらいが高感度金属探知機を持って、NHKホール周囲の植え込みをくまなくチェックしていたことも思い出しました。ブラックライトに高感度金属探知機、かなりなハイテク導入ですね。こういった面を見ても、費用も労力も破格の紅白歌合戦なのですね。でも視聴率が40%を越えたと発表になってからは、そういったすべてが報われたと、関係者の皆さんは喜ばれていることと思います。さて、今日、紅白歌合戦の瞬間視聴率が発表されていましたが、瞬間最高視聴率はは午後11時40分で50.0%(関東地区、以下同)。紅白初の試みで投票直前に全歌手の出演シーンをダイジェストで振り返る場面だったそうですが、その直前の大トリを務めたきよしさんの歌唱シーンが46.5%。歌手別の最高は、午後10時29分の羞恥心で47.8%、きよしさんは2位だったそうです(ヤッタ!)午後7時20分から始まった紅白歌合戦の視聴率は尻上がりに上昇し、同37分、美川憲一さんの場面で35.1%。55分、藤岡藤巻さんと大橋のぞみさんが「崖の上のポニョ」を歌った場面で38.5%に達したそうです。後半、ジェロさんが登場した午後9時35分に41.0%と40%を超え、同52分、水谷豊さんが「カリフォルニア・コネクション」を歌った場面で43.1%。午後11時28分、森進一さんが「おふくろさん」を歌った場面で42.3%ということでした。紅白歌合戦後半の平均視聴率は42.1%、北京オリンピック開会式の37.3%を抜いて2008年の年間視聴率1位になったそうです。数字がすべてではないかもしれませんが、50%に迫るきよしさんの熱唱シーン、本当に本当に多くの方に届いたのだと嬉しくなります。そして大トリの期待に十二分に応え、こうして目に見える結果(数字)も出されたのですから、素晴らしいです。きよしさんに、”天晴れ!”と惜しみなく賞賛を贈りたいと思います。まだ文体がきまりきらないときの記事、自分では新鮮に感じます。次回は、令和になってから、お逢いしましょう!