昨日の「氷川きよし節」(文化放送)で、「愛しのテキーロ」の歌唱のポイントのレクチャー、みなさま、お聞きになりましたか?
”走らないように、でももたつかないように”と、歌いかたについて説明されているのを耳にして、なるほどなあと思いました。
そして、寺島さんが、”こぶし”というのは歌っていて、意図していれるものであって、歌っていて偶然はいってしまうものではないということを聞きこんでくださり、またも納得。
以前から、ここぞという箇所で、かるがるとこぶしをまわされているので、そうなのかなあとは思ってはいましたが、あらためてすごいなあと感心したのです。
そして、「愛しのテキーロ」に、たとえば”奄美のこぶし”をいれたら、まったく趣がことなるものになるのだとおっしゃり
、出だしを歌ってくださいました。
素敵なこぶし! 聴いていると自分の心が共鳴してふるふるとふるえだしそう。
そして、”奄美のこぶし”にかぎらず、つねにさまざまな歌や歌唱法の研究をされているのですね。
そういえば、26日に開催された茨城県県民文化センターでのコンサートのなかでも、ふとしたやりとりのなかで、きよしさんが、笑いながら、”一応、僕も歌手なんで~”と、ちょっぴり胸はっておっしゃっていたことが思いだされました(笑)。
みなさま、更新にお時間いただきまして、ごめんなさい。
茨城県立県民文化センターでのコンサートの夜の部で印象にのこったこと、記憶のままに書いてまいります。
それにしても、昼夜とも歌唱が絶好調。
とりわけ昼の部で歌ってくださった「白雲の城」では、最後の消え入るようなビブラートに、心がもっていかれそうになり、きよしさんの姿が奈落へとみえなくなると、ああ、わたし、まだここにいるんだなあとどこかホッとし、そして感動のため息がこぼれました。
また、とても個人的な思いですが、、この日、この歌は、きよしさんはこんなふうに歌ってくださるというように、なんとなく聴く側のわたしのなかにできあがっている思いこみのようなものを、軽々と、あざやかにこえて楽しませてくださったのです。
あらためて具体的に書こうとしても、
”えっ? ここで一呼吸? ためて? あるいは、きって? 語尾の一音をこんなに力強く発声するの? のばすの?”
というふうに、支離滅裂になってしまうのですが(笑)、なにが素敵だったかといえば、きよしさん自身がご自身の歌声の響きを存分に楽しんでおられるように感じられたことでした。
とても個人的な思いですが、とりわけ「三味線旅がらす」、「大利根ながれ月」での歌唱を聴くのが次回、楽しみでなりません。
そして、「みれん心」のカップリング曲からこの日は昼夜とも「瀬戸内ブルース」を歌ってくださいましたが、夜の部で、きよしさんがムーディーに歌いあげ、”♪ブルース~よ~”と歌われた瞬間、堰をきったように涙がこぼれたのでした。
感動したとか、感激したとか、嬉しいとか、せつないとか、ことばで説明できる感情はどこにもなく、わたしの心には、きよしさんの歌声だけが響いていました。
そのときは歌詩のひとつひとつも、”音”として聴こえていて、意味を思い描くという脳の機能もとまっていたように思います。
こんな感動もあるんだなあと、歌いおえたきよしさんをみつめて感じていました。
夜の部の”ふれあいコーナー”で、茨城への熱い思いを西寄さんと語られたきよしさん、昼の部でも、話題にでた”コウモン料理”(黄門さまゆかりの料理)の話題でもりあがったのです。
昼の部ではさらりとながされたのですが(笑)、夜の部では、”コウモン”、”コウモン”と強調されて、”なんのコウモンかと最初おもいました”と(笑)。
客席にいらしたご主人が、黄門さまが日本ではじめてラーメンを食されたということで、”黄門ラーメン”や”光圀ラーメン”などがつくられていることをおしえてくださいました。
気になってしらべてみました。
興味のあるかたは下記をご覧くださいね。
☆キリンHP
この日、きよしさんは車でホールにお越しになったのですが渋滞にまきこまれてしまい、到着までに3時間以上かかり、さすがに長く感じられたそうです。
ちなみに西寄さんは9時に都内の駅でバンドマンのみなさんと集合して(バスで?)おこしになったということでした。
ホールのある一帯はとても自然にめぐまれているのですが、近くに偕楽園があることから、”日本三大庭園”の話題になったのです。
きよしさんは自身満々で、
「偕楽園でしょう。
あとはケンショウエン」
とおっしゃったので、どっと笑いが(笑)。
前列のかたが、”兼六園”と助け舟をだしてくださったのですが、きよしさん、天然ですよ、ね?
笑いをとるつもりでおっしゃったとしても、絶妙のタイミングとナイスセンスな言い違いと感心しますし、天然だったとしたら、もう天才の域。
もちろん後者ですよね。
最近のグループのイベントで山川豊さんや、グッチ裕三さんが、きよしさんに”天然?”と確認されたお気持ちがようやく理解できたわたしでした(笑)。
そして、茨城には大洗にかねふくさんのめんたいパークがあり、この日も贈られたお花が飾られていました。
きよしさんは、テーマソングをアカペラで、振り付きで歌ってくださり、客席はますますもりあがりました。
「うたコン」については、ステージにたったとき、”みなさん、ごきげんいかがかなあ”と、客席の様子をじっくりと観察されたそうです。
「ジャンルの壁をなくしていくというのはすばらしいことだと思います」
とおっしゃっていました。
夜の部でもあらためて、熊本・大分のみなさんへの義捐金をあつめる募金箱について説明され、お見舞いの言葉とともに、責任をもって熊本・大分のみなさんにおとどけすることを固く約束されたのです。
きよしさんは少しでも九州jのみなさんを励ますことができたらという思いで、博多どんたくの前夜祭に急きょ出演されるそうですね。
きよしさんのお心を想像すると、じんときて...。
できることならその雄姿をみさせていただきいものです。
さて”ふれあいコーナー”はきよしさんの熱烈ファンのかたがたとの熱い熱いひとときとなりました。
おひとりめの当選者は、”おふたり”といいかえたほうがいいかもしれません。
小学校2年生、7歳の男の子と女の子の双子さんからでした。
女の子のほうがお姉さんなのだそうです。
男の子からの質問は、”きよし君みたいにかっこよくなりたいです。どうすればなれますか?”というものでした。
きよしさんが話しかけると、照れ屋さんのようで、恥ずかしくなってしまったようですが、かわってお話しされたのはお姉さんのほう。
質問は、”どうすればきよし君と結婚できますか?”
とのことでした。
「ええー、僕のこと、そんなふうにみてくれているんだ~」
と、きよしさんは驚きながらも嬉しそう。
「じゃあ、大きくなったら僕のところにたずねてきてください。
ええと~、結婚できる年齢までにはあと何年くらい?
ああ、でも、やっぱり社会経験もして、恋愛もして、24歳くらい?
あっ、でもそうしたら僕は何歳?
50代か。じゃあまだまだイケますね」
と、かなり真剣モードでお答えになっていたのです。
そこで、司会の西寄ひがしさんが、可愛らしい質問者に、
「結婚式の司会は、おじさんにまかせてください」
と、おっしゃいました。
さあ、そしておふたりめは台湾からお越しの男性が当選。
席が離れていましたが奥様とご夫婦での参加で、大宮でのコンサートにもお越しになられていたそうです。
2000年の「NHK紅白歌合戦」で「箱根八里の半次郎」を歌うきよしさんをみて、大ファンになられたということで、それから学ばれた日本語でお話しくださいました。
”ヒカワサン、ニシヨリサン、コンバンハ!”
とご挨拶されると、さらに、
”ニッポンノヒカワサンのファンのミナサマ、コンバンハ”
と客席のみなにもご挨拶してくださいました(喜)。
こういうところで、このかたのお人柄がつたわりますね。
”タイワンニイラッシャイ!”
と、きよしさんをお誘いくださったのです。
きよしさんは来場くださったことと日ごろからの応援に、ていねいにお礼をおっしゃると、
「僕、事務所の人に、台湾にいきましょうって、いってるんですよ」
と、きよしさんも、”台湾ツアー”を思い描き、事務所のしかるべきかたにはたらきかけておられることをお話しくださったのです。
台湾でも”氷川きよし”は大人気。
”ミンナ、シッテマス!”と、ご主人がおっしゃっていました。
”ミンナ、シッテマス!”と、ご主人がおっしゃっていました。
台湾ツアー、近い将来に実現させてほしいですね。
そして、いずれはワールドツアー!
”氷川きよし”の生の声、その肉体と魂がうみだす響きとバイブレーションを全世界のかたに体感していただきたいと、一ファンとして心のそこから思っているのです。
いろいろな国の方と、きよしさんの歌をきき、たとえ言葉が通じなくても、手をとり、ハグしあい、“氷川きよし”がうみだす感動をわかちあいたいのです。
いろいろな国の方と、きよしさんの歌をきき、たとえ言葉が通じなくても、手をとり、ハグしあい、“氷川きよし”がうみだす感動をわかちあいたいのです。
以上、駆け足でご報告かかせていただきました。
ところで、”ワールドツアー”の話題をしたあとで、こんなことを書くのも? とちょっと思ったのですが(笑)。
夜の部でのこと、やっぱり文末にこそっと書きますね。
夜の部でのこと、やっぱり文末にこそっと書きますね。
きよしさんが「弁天小僧」を歌われる前後に見得をきられますが、歌いおえての、“氷川きよしたぁ、俺のことだぁ~”と、着流しをお召しになった”おみ足”をぶーんと回しあげた際、あまりに勢いよくされたので、わたしとKさんのすわっているお席から、着流しの中味がしっかりみえてしまいました(キャッ!)。
わたしがおもわずKさんのほうに振り向くと、Kさんは、めをまるくしてうなづいたのです(笑)。
もう~、きよしさん、気をつけてくださいね。
わたしたち、目のやり場に困る間もありませんでしたから(汗)。
でも...。
あとは”うふふ”のふたりです。
どんな歌を歌ってくださるのでしょう?
そして、「木曜8時のコンサート~名 曲!にっぽんの歌~特別編」の放送もありますね。
そちらも楽しみです。