5月12日に演出家の蜷川幸雄さんが他界され、心のお師匠さまと慕い尊敬していた方の訃報をうけとめきれずに今もすごしています。
今年2月に、「蜷の綿-Nina’s Cotton-」を蜷川幸雄演出版と、藤田貴大演出版の両方を同じ日に観る予定にして、蜷川さんが芸術監督をつとめるさいたま劇場で1日をすごすことを楽しみにしていました。
ですが、1月に蜷川さんの体調が思わしくなく、稽古ができないため、公演が延期になり、チケットも払い戻しになったので、蜷川さんの体調を案じておりましたが、”延期”という言葉と蜷川さんのコメントに希望を託していたのです。
残念でなりません。
そして、さびしくてなりません。
11日には、ブログに書きたいと思い、画像も用意していたことがあったのですが、午後、訃報をしってからは気持ちが萎えて、なにも書けないまま、今日、奈良へいくことになりました。
秘蔵っ子の藤原竜也さんが発表されたコメントでの、”沢山の演劇人生をありがとうございました”という言葉が、一ファンであるわたしの心をも掬いとってくださるように感じられてなりませんでした。
当初、無理な日程かしら?と考えた、今回の奈良行きでしたが、この時期に、奈良ですごし、きよしさんの歌声を聴かせていただく予定になっていたことが心の支えになっています。
今夜帰宅しますが遅くなりますので、明日になりますが、また楽しいコンサートの様子をご報告させてくださいね。
それでは、いってまいります。