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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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”ごめんちゃい”と、きよしさんにいわれて、心とろけたわたしでした。

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「ごめんちゃい」
と、おっしゃったのはきよしさん。
「ちょいときまぐれ渡り鳥」の、客席とのかけあいで、”急ぎ旅でござんすか”とおっしゃろうとして、ちょこっとセリフをかまれてしまったのです。
でも、そのままながされても大丈夫なくらいだったのに、律儀なきよしさんは、いい直そうとしてまた...と、再々トライされると(笑)、
「ごめんちゃい」とおっしゃり、歌いおえたところで、
「失礼しました」とていねいに一礼されたのでした。

わたし、このときのきよしさんの”ごめんちゃい”に、なんだか胸がきゅんとしてしまいました。
きよしさんのあたたかで飾らない心にふれて、そのチャーミングさに心とろけたのです。


昨日、奈良県文化会館で開催されたコンサート・夜の部に参加しました。
ちなみにこの会館でのコンサートは初めてとのことでしたが、奈良公園に隣接し豊かな自然と古都ならではの清々しい空気のなんて心地よかったことでしょう。
そしてなによりも、きよしさんの歌唱に、笑顔に、そしてライブならではの心のふれあいに、今、このとき、その瞬間、瞬間をたいせつに、愛おしんで生きていくことの尊さを、感じさせていただいて、どんな一瞬も尊い奇跡なのだということに気づかせていただいたのです。

立ちどまっていてはいけない。
ふりかえることや、思い出はたいせつだけど、でも、そこに心をとどめ、歩みをとめていたら、奇跡のようなその一瞬を生きていないことになってしまうのだときよしさんがわたしにおしえてくださったのでした。
どんなときも、なにがあっても、”氷川きよし”に出逢わせていただけて、よかった。
と、心のそこから思わせていただきました。


奈良は快晴。
ひざしが強く、帽子も日傘も用意していなかったわたしは、相当に日焼けしたのではないかと思います。


イメージ 1
※ボードのきよしさんの文字、素敵!
ひざしが強く反射してしまってごめんなさい。
”奈良最高!!”の文字をみていると、心躍りますね。

きよしさんは5月2日に福岡国際センターで開催された”博多どんたく港まつり”(福岡市民の祭り振興会主催)の前夜祭に出演されましたが、そのため九州入りされた折(前日でしょうか)、熊本の被災地を訪れたことも、お話しされました。
「僕、熊本にいかせていただいたんです。被災の状況をみて、涙がでました。
怖かっただろうなと思って...。
(うかがったその日は)僕にできることをさせていただいてきました」
きよしさんは、そうおっしゃると、熊本からおこしくださっていたかたに励まされ、あらためて、がんばっている被災地のみなさんへむけて、専門家のみなさんのいうことをきいて健康に気をつけてほしいとおっしゃり、いつも思っていること、これから微力でも応援をさせていただきたうという思いをことばにされたのでした。


コンサートのセットリストは、前回、わたしが参加させていただいた4月26日の茨城県立県民文化センターでのものを基準にしますと、”古賀メロディー”を歌唱されるコーナーがリニューアルされていました。
”昭和の名曲コーナー”ということで、歌ってくださったのは、
「憧れのハワイ航路」
「ひばりの佐渡情話」
「人生峠」
の3曲でした。
「憧れのハワイ航路」は2コーラめの最後をあげて歌ってくださったので、その思いがけない新鮮な響きにドキッとしたのです。

また、“ふれあいコーナー”のあと、「みれん心」を歌ってくださるコーナーでは、下手、上手、センターとワンコーラスごとに立ち位置をかえてフルコーラス、カップリング曲からは、「瀬戸内ブルース」と「東京音頭」を歌唱されたのです。

イメージ 2
※この日の催しの案内が掲示版に貼られていました。
”国際ホール”以外にもたくさんの施設があるのですね。

この日は、6月14日にリリースされるニューアルバム「新・演歌名曲コレクション3-みれん心―」を、きよしさんご自身が生歌唱付きで紹介してくださいました。
ほんとうになんてぜいたくなインフォメーションなのでしょう(喜)。
そして、さきに「ちょいときまぐれ渡り鳥」のときでの台詞のことをあらためて話題にされ、
「すみませ~ん。
夜公演はやっぱり昼公演のときよりは少し疲れているんですよね。
でも、今日は関西4公演の最後ですから、もっている力をすべて出し尽くします!」
きよしさんは力強く、頼もしくそうおっしゃると、
「今日は、帰ったら、あとは寝るだけだから」
と。
そんなきよしさんにたまらなく愛しさがつのったのでした。
きよしさん、以前、”女性は男性のどんなところに惚れるんですか?”と客席にといかけられたことがあったでしょう?
こんなときなんですよ。
でもそのことにきづきもしないんですもの。
だから、ますます惚れちゃうんです。
ね、みなさま。

イメージ 3
※掲示板の”国際ホール”の案内をクローズアップ!
”歌の渡り鳥!”って素敵なことばだなあとしみじみ。

さあ、話題はふたたび6月14日にリリースされるニューアルバム「新・演歌名曲コレクション3-みれん心―」にもどります(喜)。

司会の西寄ひがしさんが曲目をあげてくださると、きよしさんご自身が曲の舞台や主人公について解説してくださり、そのながれで、サビの部分を歌唱してくださったのです。
オリジナル曲の1曲めの
「黒潮海流」
は四国の海が舞台で主人公はカツオ船にのっているのだそうです。迫力いっぱいの男っぽい歌という印象でした。

「奥入瀬旅情」
は、”どちらかというと歌謡曲”のテイスト。

「おとこの街道」
は北海道が舞台で、歌ってくださった部分には、”釧路”、”サロベツ”という地名がはいっていたかと思います。
男性が愛する女性を捨ててわびる気持ちをかかえているのだそうです。

「きよしのへっちゃらマンボ」
は、もう最高っ!!
きよしさんは以前から”へっちゃら”ということばが大好きで、さらに”マンボ”を歌ってみたいという思いもあったので、作家の先生にお願いしていたら、できあがったのがこの曲なのだそうです。
”すごく元気のでる曲”とおっしゃっていましたが、きよしさんの歌唱がもう最高でした。
この曲、フルコーラス聴いたら、ますますますます(うわ~んとまらないっ!)熱烈ファンになりそうで、怖いくらいです(喜)。
きよしさんの歌唱に司会の西寄ひがしさんがマンボを踊られたので、場内大爆笑。
すっかりごきげんなきよしさん、一緒にマンボを踊られて、西寄さんと背中あわせになって、おしりとおしりをポンッとぶつけあわれて、またも大うけになりました。

「二度泣き橋」
は、岩手県の盛岡が舞台。恋にやぶれて傷心した女性が主人公。
きよしさんが一生懸命説明されていて、みなが、ふんふんと聞いていると、
「今から歌いますよ」
と、きよしさんはもどかしそうにおっしゃって(笑)、アカペラで歌ってくださいました。

この5曲にくわえて、アルバムタイトルになっている「みれん心」も収録されます。

そしてカバー曲も6曲収録されます。
「酒は涙か溜息か」
は、以前から歌ってみたかった歌なのだそうですが、今日、放送される「新・BS日本のうた」でも歌ってくださっているでしょうか。
この日もサビの部分を歌ってくださり、思わず拍手がおこったところで、きよしさんは歌をストップされたのですが、拍手をもう少しこらえていたら、もっと歌ってくださる心づもりだった様子でした。
ちょっと残念ですが、でも拍手せずにはいられない素敵な歌唱だったのです。

「新妻鏡」
は、映画にもなっているので、いろいろと研究されたそうです。

「次男坊鴉」
は、ワンコーラス歌ってくださったでしょうか?
はじめて聴く曲ですが、股旅の爽快さに心地よくなりました。

「スーダラ節」
は、もちろん振り付きで楽しく歌ってくださいましたが、西寄さんのおっしゃるように、歌によってひとりのひとの声とは思えないほどに表情を変えるきよしさんの声に驚かされてしまいます。

「望郷酒場」
は千昌夫さんの曲。

「流氷子守歌」
は事務所の山川豊さんの曲。
今年35周年を迎える山川さんに、
「おこがましいかもしれませんが、お祝いの気持ちをこめてカバーさせていただきました」
とおっしゃっていました。
Aタイプの限定盤とBタイプの2種があり、Aタイプには「東京音頭」の映像DVDがつくそうです。
そのDVDでは花柳糸雪先生に振りつけていただいたそうで、とても上品なきよしさんが登場されるとのことなので、これはもう、必見ですね。(嬉)

と、今夜はここまででいったんアップします。
今日は帰宅したのが0時15分でした。
お風呂にはいってひと休みしてからブログを書きだしましたが、明日(でなくて、もう今日ですね)は午後イチから仕事なので、そろそろ眠ることにします。
”ふれあいコーナー”のご報告は夜、”奈良旅”のご報告とともに今夜、書かせてくださいね。

駆け足で失礼します。
熊本の方の声を伝えてくださったかりんさま、わたしのことを心配してくださった秋子さま、コメントくださったみなさま、
ありがとうございました。
あらためてお返事書かせてくださいね。




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