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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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”歌で対話できましたでしょうか? お約束でしたから” 客席の反応に嬉しそうなきよしさんでした。於・鎌倉芸術館 夜の部

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みなさま、こんばんは。
昨日は終日外出していたので、その後の更新が遅くなってしまいました。
ごめんなさい。

明日(あっ、もう今日ですね・笑)は「新・BS日本のうた」に出演されますね。
富山県砺波市で収録されたこの回のスペシャルステージは、鳥羽一郎さんと山川豊さん。
きよしさんの歌唱曲は「白雲の城」とのことですので、どんな歌唱を聴かせていただけるのかとても楽しみです。
☆番組HP


そして7月4日からは「えんか侍」(ラジオ日本)で1か月間、月曜日のパーソナリティをつとめられるとのこと。
楽しみですねっ!
☆番組HP


来週は自分ではどちらも当選できなかったのですが、お誘いくださったお友だちのおかげで、「うたコン」と「きらめき歌謡ライブ」の観覧に参加できることになりましたので、月曜日までバリバリ仕事がんばって、その2日間にのぞみたいと思っています。



さてさて、それではご報告が遅くなっていました、鎌倉芸術館でのコンサートの夜の部のこと、記憶のままに書いてみようと思います。

幕があがる前の司会の西寄ひがしさんの”開演前トーク”で、”準備はよろしいですか?”の一連の呼びかけのながれで、
”それではきよし君のお名前を呼んでみましょう!”
との声が、”きよし君!!!”という大きな声が客席から聞こえたところで、男性のお声もたくさんまじっていることに気づかれた西寄さん、すかさず、
「それでは男性ファンのみなさんで」
とおっしゃったのです。
”きよし~~!!”
と、低音のコールがおこったことはいうまでもありません(笑)。
「朝の市場みたいですね」
との西寄さんのコメントにくすくす笑いがおこって、もりあがって、さらになごんだ状態で、きよしさんの登場を待ったのです。

2000年2月2日にデビューする前に、1年間デビュー前キャンペーンをされたきよしさん。
鎌倉にもなんどもうかがったのだそうです。
「1999年のことでした。
あのころは鎌倉にもたくさんのレコード店があって、僕、ビール箱のうえにのって、歌わせていただきました。
以前、ビールビンのうえっていってしまいましたが、箱です(笑)。
ビンのうえだと雑技団になってしまいますもんね。
氷川きよしという芸名をいただいて、『箱根八里の半次郎』をぶるさげて。
え? 違う? ええと...。
そう、ひっさげて(笑)。
『箱根八里の半次郎』をひっさげて全国をまわらせていただきました。
あれから17年。
みなさんは17年前、なにをされていましたでしょうか」
きよしさんはそうおっしゃってから、「箱根八里の半次郎」を歌ってくださいました。
 
鎌倉はきよしさんにとって、思い出深く、大好きな地なのですね。
そんな鎌倉で歌ってくださった「ひばりの佐渡情話」。
夜の部でのいつにもましての素晴らしい歌唱に、わたしはわれを忘れそうになりました。
だって、だって、サビの部分を朗々と歌唱される一方で、抑えて歌う部分を、突然まるで耳元でささやくように歌われたんですもの。
ドキッとして吸いこまれそうな思いがしたのです。
それは「みれん心」でもあって...。
とてもとても個人的な、主観的な思いではありますが、そんなきよしさんの歌唱に、からだの力がぬけてとろけてしまいそうだったのです。

きよしさんの魅力を西寄さんが、”スルメのよう”と評されると、
「えっ、クサい?」
とききかえされたきよしさんに、
「かめばかむほど味がでるんです。
ぶらさげようが、ひっさげようが、どっちでもいいんですよ~」
と、西寄さんがフォロー&いじわる発言(笑)。
西寄さん、しっかりときよしさんの”言いまちがい”お聞きになっていらしたんですね。
この日はなんどか、この”言いまちがい”を引用されておりました(笑)。
もう、西寄さん、そんなにきよしさんのこと、いじめないでくださいねっ。

きよしさんは夜の部でも、
「手のひらを返すのが芸能界だから。
あっちがいい、こっちがいい。どっちなの~? って思うこともあります。
でも、人生の最後で、”この人生、勝てたな”って自分で思えることが人生の目標だと思っています」
と、頼もしい思いをきかせてくださいました。

と、そこで、前列でおやすみになられていたご主人が、目を覚まされたようで、きよしさんがお声をおかけになり、
「いいんですよ。どうぞ、くつろいでいただいて。
僕、子守唄、歌いましょうか? ね」
そうおっしゃって、
「♪ね~んね~ん ころ~りよ おこ~ろりよ~」
とひと節歌ってくださったのですが、その歌声のなんてやさしくて素敵だったことでしょう。
今回のニューアルバムで山川豊さんの「流氷子守歌」をカバーされていますが、”子守唄”、ぜひぜひアルバムに収録すか、”子守唄”をあつめたアルバムつくっていただきたいなって思ってしまいました。

ここで、7月5日の「うたコン」に生出演されることを、西寄さんがインフォメーションしてくださると、
「今回、ポップスみたいな歌を歌います。
ええと、」
と、きよしさんが曲目をおっしゃろうとすると、
「おっしゃってよろしいんですか?」
と西寄さんがひとこと。
きよしさんが、
「えっ? だってもう発表されてるんでしょ?」
と客席におたずねになると、正直な前列のみなさまが、シークレットになっていることを、きよしさんにつたえられたようで、
「そうなんですか。じゃあ、いうのやめときます(笑)」
と。
もう、わたしだったら、素知らぬ顔で、”はい、もちろん”とこたえて、きよしさんに曲目いわせちゃったのに~!
なんて、失礼、妄想とお許しくださいませ(笑)。

「うたコン」の話題から、
「TMさん(T.M.Revolutionの西川さん)と一緒なんですよ。
TMさんは、僕と会うと、僕の乳首、つまむんですよ~。
だから、僕もTMさんの乳首つまむんですけどね」
とドッキリ発言(笑)。
きよしさんは、”なんでそんなことするのかなあ、もう”と、いぶかしげにおっしゃっておりましたが、わたし、今後、おふたりが共演されるところをみたら、そのこと想像しちゃいしそうです(汗)。
もう、男の人って、そんなことしちゃうの?
そして、そんなこと、話しちゃうなんて、もう、エッチなんだから!

きよしさんはT.M.Revolution(ティー・エム・レボリューション)にデビュー前から憧れていて、たくさんの影響をうけたそうですが、今もそんなふうにかわいがっていただけて。
やっぱりおふたりのお人柄なのでしょうね。
「影響をうけて、いろいろなものをとりいれさせていただきました。
自分らしく?
あっ、でもそれもまねてるってこと?
でもまねることは学ぶことですもんね」
と、“きよし先生”の講義はつづいたのでした。
すべては学んで、まねて、そこから自分らしさをみつけ、オリジナリルなものをつくっていくのですよね。
きよしさんのヒストリーを思いおこさせる言葉と感慨深くうけとめたのです。

さて、夜の部の”ふれあいコーナー”でのおひとりめの当選者は2階席の方。
戸塚からお越しのカラオケの先生で、生徒さんは100人。
81歳ということでしたが、お若く美しい声にみな感激したのです。
最近はきよしさんの「みれん心」を課題曲にしてくださり、さらにきよしさんの歌う「東京音頭」が生徒さんに大人気であることもお話しくださいました。
”ぜひ歌ってください”
とのきよしさんのリクエストに、
”恥ずかしいです”と遠慮されていたので、
「じゃあ、僕がまず歌います。女性のキーだとこんな感じですか?」
と前置きされ、きよしさんが”超裏声”で、「みれん心」をオペラのように歌唱されたので、大爆笑。
さらにつづけて歌われたきよしさんに、
”ありがとうございました。おつかれさまです”と(笑)。
そしてそこまでされての”熱烈リクエスト”にこたえて、ちょっぴり、歌ってくださいました。
その素敵な歌声に、もう少しきかせていただきたいなって思ったのです。

おふたりめの当選者は1階席の方。八王子からおこしで、92歳のおばあちゃんと娘さん、お孫さん、3代できよしさんの応援をしてくださっているということでした。
この日はお越しになれなかった娘さんのご主人もきよしさんの大ファン。
ご自身のお誕生日だというのに、サプライズできよしさんのニューアルバムを購入し、黙ってアルバムがはいった包みをおいてくださっていたそうで、優しく奥ゆかしい方。
素敵なご家族でした。

きよしさんは「酒は涙か溜め息か」を歌唱されるまえに、
「『酒は涙か溜め息か』を、作者(古賀先生)は悲しい恋をされたんだろうなあと感じています。
人生は嬉しいことや楽しいことばかりじゃないんですね。
苦しいこと、つらいこと、悲しいこと。
いろんな思いがあって。
でも、そんななかから、素晴らしい詩やメロディーが生まれるんだなあと。
感動しながらこの歌を歌っています」
と、この曲への思いを言葉にしてくださったのです。
きよしさんの歌ってくださる「酒は涙か溜め息か」で、初めてこの曲の魂に触れさせてさいただいた思いがした、わたしには、なにより嬉しく忘れられない言葉でした。

ラストトークでのこと。
「今日は歌で皆さんと対話ができたでしょうか?」
と客席に問いかけられると大きな拍手がおこりました。
きよしさんは大きくうなづくと、
「よかった。
お約束でしたから」
とホッとしたようにおっしゃいました。
そんなきよしさんに、
”きよし コール”がまきおこると、
”おっ!”という様子で上半身を 仰ぐようにされ、
「今日はみなさんに”生声”でお礼をいわせて ください」
と、あらためて来場のお礼を述べられました。
そして、
”今日は、ほんとうに”
までをマイクを使って おっしゃると、 大きくひと呼吸されてから、
「ありがとうございます!!!」
とマイクをとおさずにお礼の言葉をつたえてく ださったのです。

めくるめく素晴らしい歌唱、真心いっぱいのトークや楽しい演出に感動で胸がいっぱいになっていたところに、さらなる贈り物をいただいて。
こんなに素敵な人のファンになることができ、こうしてコンサートに参加させていただけたことが、ありがたく思えてなりませんでした。

きよしさん、ありがとう。
わたし、今、心から笑っています。
幸せいっぱいです。



※いつも以上に駆け足での更新で失礼します。
月曜日まで仕事がんばっています。
読み直しができていないので、変換の誤りなどおみぐるしい点、お許しくださいませ。

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