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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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“ジュテーム! ハァァ~”と、すっかりその気の(?)きよしさんだったのです。

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「もう、みんな、”アレ”ですよ。
心がつながっていると、目をみれば、”アレ”でわかるんです」
話題沸騰の「男花」への思いをお話しされていたきよしさん、熱い熱い思いに、言葉がどんどん追いつかなくなって”アレ”がどんどん飛びして...。
客席から、クスクス笑いが聞こえてくると、ドーンと胸をはってそうおっしゃったのです。
1日に市原市市民会館で開催されたコンサート・昼の部でのことでした。

皆さま、コンサートのご報告が遅くなってごめんなさい。
今日の午前中締切の仕事があって時間ギリギリ間に合わせることができ(なんと時代劇のこと書いていました)、ホッとしたところです。
午後から別件の仕事で出かけるので、時間的き途中までになりそうですがギリギリまで記事を書いてみますね。
ここのところ、こんな調子でごめんなさい。


今週はいよいよ九州ツアー、明日の福岡での”ファンクラブふれあい会”から、佐世保、大分とコンサートが続いて、「さすらい慕情」&「九州恋慕情」もますます盛り上がりそうですね。
ご参加される皆さま、きよしさんと最高に素敵な夏をおすごしくださいね。

さて、市原市市民会館で昨年は8月2日にコンサートを開催されているので、ほぼ1年ぶり。
うだるような暑さでしたが、そういうときは、愛しい人に逢えるその瞬間を心に描いて、あとはただひたすらにマイペースのわたし。
そして、ポップスコンサートの余韻さめやらぬままにその日を迎えたので、なんだかいろいろな感情がうずまいて、まるで”氷川きよしコンサート”に初めて参加したときのようなドキドキ感までわいていたのです。

きよしさんの歌唱はオープニングの「一陣の風」から絶好調!
あまりの”熱さ”に、”暑さ”を忘れてしまいました。
ヒット曲を披露するコーナーの曲での、この日の1曲は「おやすみ夕子」でした。
ということは、わたしが前回参加させていただいた7月16日の越谷サンシティホールでのセットリスト同様ということになります。

この日も”昭和の名曲コーナー”の最初に、16歳のきよしさんが「兄弟船」を歌った音源を流してくださいました。
幼さのなかに16歳の少年の声とは思えない凄味を感じさせる瞬間もあって...。
でも何より魅力的なのはその一途さなのではないかと、そして、それは今現在も、少し変わっていないなあと、今回あらためて思ったのです。
その”麗し”の16歳のきよしさんの歌声の音源がスーッとフェイドアウトすると、「兄弟船」のイントロが流れてきて、登場したきよしさんが歌ってくださった「兄弟船」に、この日もやっぱり涙がこぼれそうになりました。

”ふれあいコーナー”でのトークのときに、
「(あのとき)こぶしまわっていないんですよ。演歌って聴いたことがなかったから、よく”わからんけん”。
でも、入ったクラブのおじいちゃんの先生に、“演歌を歌ってくれ”っていわれて、先生がかわいそうだなって思ってい、歌ってみることにしたんですよ。
井上歌謡教室というところにいって、50人くらいの人が歌ったんですけど、皆さん30歳くらい年上の方たちばかりだったんです。僕のような高校生が歌うのが珍しかったんでしょうね~。
1000円をティッシュに包んで、テープのように投げてくださった方がいて、僕、なんのことかわからなくて、こうしてよけているんですよ(笑)。
あとで1000円もらいました」
と、懐かしそうにお話しされていたのです。

そして、この記事の冒頭に書かせていただいた「男花」の話題になったときのこと。
司会の西寄ひがしさんが、ニューアルバム「新・演歌名曲コレクション-さすらい慕情-」が絶好調であること、そしてそのニューアルバムに収録されている「男花」が7月21日に放送された「歌謡コンサート」で歌唱されたことをインフォメーションされ、全国放送でアルバム収録曲を歌うということがどんなにすごいことなのかをあらためて讃えてくださると、
「皆さんに”アレ”していただいて。
ありがとうございました。
NHKの偉い方から、ファンの皆さんがハガキやお手紙や電話でたくさんリクエストしてくださったことを聞きました。僕、ほんとうに嬉しかったんですよ~。
アルバムの中の曲って、世には出ますが、静かに”アレ”して...。
目だたないんですよ。
だからほんとうは、シングルで、”アレ”したほうが。ええと、”アレ”するんですよね」
ね、皆さま、きよしさんの”アレ”、すごいでしょ?
わたし、”アレ”を連発しようとも、思いに言葉が追いつないほどに熱弁をふるうきよしさんに、微笑ましい思いになったのです。
客席にも同じ思いのかたもおられたかと思います。
きよしさんは、そんな客席の空気と、”アレ”の連発にこぼれてきた笑いの両方をうけとめて、
「もう、みんな”アレ”ですよ。
心がつながっていると、目をみれば、”アレ”でわかるんです」
と、力をこめて自信満々におっしゃったのでした。

ニューアルバムに収録されている曲の紹介をされていて、
「ナツユキソウ」では、
”娘さんがお嫁さんにいかれるご主人いらっしゃいますか?”
と客席にお聞きになろうとして、”娘さんが”を省略してしまったので、おかしな意味に(笑)。
きよしさんはご自身で、その様子を想像してしまったようで、西寄さんが一生懸命フォローされているうしろで、
”ハハハハー”と大声で笑いだしたので(笑)、その様子にまたまた大爆笑となったのです。

「石割り桜」では、どうしてそんなに口を開けることができるのかしら? というくらい口をたてに大きく開けて、流れているご自身のアルバムの歌唱にあわせて歌っていらしたのですが、
「あんなに口を開けられるのは、氷川きよしと錦鯉くらいなものですね」
と西寄さんがおっしゃって、そういわれれば”錦鯉”みたいと愉快な気持ちになりました(笑)。

そして「遠めがね」の話題になると、詩を書いてくださった松井由利夫先生への思いを語られて、
「ステージでまだ歌っていないので、フォーラムで歌いたいですね」
とおっしゃってくださいました。
きよしさんは病床で、命を削るようにして松井先生が詩を書いてくださったであろうことを思うと、自分のようなもののためにと、もったいないような思いになるのだそうです。
「指をまるめて、西の空をこうしてみてね」
きよしさんはまるめた指を目の前にかざして、そこではないどこかをみつめているようでした。
「ふるさとに帰りたいなあと思われたんでしょうね~。
ふるさとにはおかあさんがいて、おかあさんにあいたいなあって。
僕、おかあさんのね、膝に顔をうずめて、おかあさんの匂いをかいで...。
ね、そういうことしてましたでしょう?
でも、大人になるとそんなこと、もうできないですから...」
思えば、昨年の「きよしこの夜 Vol.14」で、詩が紹介されたのでしたね。
今年はぜひ、同じその空間できよしさんの歌唱で「遠めがね」聴かせてほしいものです。
「そういえば、母も、この間、歩いていて(暑さで)ふらっとしたっていっていたので、水分をとって気をつけるように
といいましたけど、皆さんも気をつけてくださいね」

そんな楽しくも優しいトークで盛り上がったところで質問コーナーになりました。
おひとりめは、フランス在住で、夏のバカンスで一時帰国されていらっしゃる方が当選されました。
板前さんとしてフランスで活躍されているご主人とともに渡仏されて30年になるそうです。
フランス語の話題になって、
”ボンジュール”とおっしゃるきよしさんに、”ほかに話せるフランス語は?”との西寄さんのツッコミに、
「フランスパ~ン!」
と軽やかに即答されたきよしさん。
わたし、”ツボ”にはまって笑いがとまらなくなってしまいました(笑)。
質問された方はパリの郊外のヴァンセーヌに住んでおられるそうです。
フランスにも、きよしさんのファンはたくさんいるので、ぜひフランスでも歌ってほしいという話題になり、
「いつか演歌とシャンソン半々のコンサートをフランスでもしてくださいね」
と、素敵な提案をしてくださいました。
Mさん、ありがとうございます。

そして、”フランス語できよしさんに一言”との西寄さんの言葉をうけて、おっしゃったのは、
「ジュテーム (je t'aime)」
日本語で、”愛しています”でした。
そのかたの熱い響きに、
きよしさんは、
「”ジュテーム”って、ちょっと色っぽいですよね」
とおっしゃって、
「ジュテーム!」
と色っぽくおっしゃり、さらに、
”はああっ!”
と吐息をもらされ、すっかりその気に(?)なっておられたのです(笑)。

”もうひとこと、フランス語できよしさんになにか言葉”とのリクエストに
”スペール(super)”と。
素晴らしいという意味の言葉。
その方の愛がこもっていることもありますが、それにしてもフランス語の響きって甘やかで官能的だなあと感じたのです。

※ごめんなさい。
ここまででいったんアップします。
今夜、続きを書きますね。


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