「第47回 思い出のメロディー」、皆さま、いかがでしたか?
時は流れていき、人生は後戻りできないけれども、”思い出のメロディー”の力で振り返ることができるのだということを体感させていただきました。
”思い出のメロディー”は、一瞬にしてその時代の空気や、自分がすごしたその時間に舞い戻らせてくれるのですね。
出演者の皆さまの熱唱、司会者の皆さま、ゲストの皆さまの真心いっぱいのトークに心温かくなりながらの2時間半をすごさせていただくなかで、わたしは、あらためて、”氷川きよし”の歌声の魅力を感じていました。
”氷川きよし”の歌には、懐かしさだけでなく、去りゆく時間を惜しむだけでなく、今このとき、そしてこれからの人生をまた前を向いて歩いていこうという思いにさせるエネルギーが満ちあふれているのですもの。
なって、素敵な、素晴らしい歌手なのでしょう。
皆さま、きよしさんの「上を向いて歩こう」、素晴らしかったですね。
坂本九さんがこの曲に込められた思いを、そのあたたかなハートと最高の”氷川節”で、鮮やかによみがえらせてくださって、深い感動に包まれ、間奏で坂本九さんの写真を見つめるきよしさんの優しいまなざしが心にしみこみました。
聴く人の心をなぐさめ、励ますその歌唱に、心の底から生きるエネルギーがわいてきて...。
幸せな思いでいっぱいになったのです。
※番組のパンフレット(表紙)です。
放送開始時間の15分前に着席し、ディレクターさんによる”前説”がスタートしたのですが、そこに突然、総合司会の北島三郎さんが登場されたのです(驚!)。
予想外の展開にディレクターさんは大慌ての様子でした(喜)。
これから始まる公会放送ではお客様と歌い手とのキャッチボールをしたいとおっしゃり、
「まず、われわれ歌い手が”歌”をお客様に投げるので、それを返してください。
お客様が返してくださると、われわれ歌い手というのは、ますます力が入るんです。
さっき稽古(ハーサル)を見ていたんだけど、みんな、すごいんだ~。
歌もいいからさぁ。
絶対、この雰囲気でいきましょう」
北島さんがそうおっしゃって、”エーッ!”とかけ声をかけると、大きなかけ声が客席から返ってきたのです。
※番組のパンフレット(曲目)です。
”いやあ、まったく想像もしていなかった北島さんが登場されたので”
と、ディレクターさんがおっしゃって、再び”前説に(笑)。
すっかりうちとけた雰囲気にになっていたのですが、そこに、
「仲良くやろう!」
と再び北島さんが登場されて、ディレクターさんが大事な連絡事項を伝え終えると、
「皆さん、NHKさんの全国放送だと思うと、緊張してお行儀よくなってしまうと思いますが、どうぞ楽~にしていてください。その雰囲気が世界に伝わると思うんです。
今日、いらしている皆さまはほんとうに幸運な皆さまですから」
とおっしゃり、和やかな雰囲気のなか、放送開始を待ったのでした。
皆さま、その雰囲気、伝わったでしょうか?
※手前は客席に置かれていた旗です。
開演前、客席に着くと、座席に色とりどりの旗が置かれていて、わたしは緑、一緒に参加した母は白でした。
赤、ブルー、オレンジ…。
色とりどりの旗が舞う様子に、心が晴れやかになり、なぜだか祖父母の笑顔がうかんだのです。
色とりどりといえば、きよしさんの衣装もオレンジ、白、グレーとバラエティーに富んでいて、素敵でしたね。
とりわけ「上を向いて歩こう」を歌唱されたときにお召しになっていたクリアスパンコールが施され、ラメも織り込まれているような真っ白なスーツは、輝きと優しさを感じさせるもので、きよしさんに最高にお似合いでした。
放送終了後は、上に、下に、左に右にと、視線ビームの大サービス。
大きく大きく、高く高く、手を振ってくださり、いよいよお別れとなると、楽団の皆さまにご挨拶され、最後にもう一度、客席の方に振り返って一礼されて、ステージ下手袖に戻っていかれたのです。
きよしさん、素晴らしい歌唱をありがとうございました。
駆け足での更新で失礼します。
「男花」を歌ってくださるという嬉しいニュースに心躍らせながら、あさっては神宮球場にまいります。
赤、ブルー、オレンジ…。
色とりどりの旗が舞う様子に、心が晴れやかになり、なぜだか祖父母の笑顔がうかんだのです。
とりわけ「上を向いて歩こう」を歌唱されたときにお召しになっていたクリアスパンコールが施され、ラメも織り込まれているような真っ白なスーツは、輝きと優しさを感じさせるもので、きよしさんに最高にお似合いでした。
大きく大きく、高く高く、手を振ってくださり、いよいよお別れとなると、楽団の皆さまにご挨拶され、最後にもう一度、客席の方に振り返って一礼されて、ステージ下手袖に戻っていかれたのです。
「男花」を歌ってくださるという嬉しいニュースに心躍らせながら、あさっては神宮球場にまいります。