皆さま、「男の絶唱」がオリコン週間シングルランキング総合で第3位をいただくことができましたね。
バンザイ! バンザイ!! バンザイ!!!
氷川きよし様、
スタッフの皆さま、
そしてそして、応援されている皆さま、
おめでとうございます!
大輪の花への素晴らしい第1歩ですね。
゛きよメール゛も今しがたとどきました(嬉)。
発売前日の3月6日から、東京、名古屋、大阪、奈良、神奈川と駆けめぐって日々熱唱&熱演をくりひろげてこられたきよしさんのがんばりには、頭が下がります。
ありったけの感謝をこめた拍手を贈らせてくださいね。
さあ、そして今夜は「うたコン」に生出演されますね。
番組HPには、”今夜届けたい!大切な人に贈る愛の名曲”とだけ書かれていたので、きよしさんはどの曲を唄ってくださるのかしら? と期待でわくわくしていたのですが、”きよメール”で歌唱曲をおしらせくださっていました(喜)。
その曲とは、「満天の瞳」。
どんな歌声を聴かせてくださるのでしょう?
そして、「男の絶唱」も唄ってくださるとのこと。
お友だちのOさんがお誘いくださったので観覧できることになりました。
午後、1件、仕事をすませたらその足でNHKホールにむかいます。
出待ちのことをおたずねくださった方に、お返事ができないままでこの日をむかえてごめんなさい。
今日、参加されるのでしたら、終演後、ホールからスタジオパークの方にすみやかに移動していただくと、あとは列ができているので、空いているところにいれていただいて、左右の方に詳しいことをおたずねになれば大丈夫かと思います。
今夜は一度仮眠して、西寄さんのラジオ番組を聴きながら記事を書く予定ですので、そのときにご質問のお答えになるようなことも書けたらと思っています。
※相模女子大学グリーンホールのロビーで。
さて、以下は昨日、参加させていただいた相模女子大学グリーンホールでのコンサート・夜の部でのこと、こころのままに書いていきますね。
先にセットリストですが、わたしが前回参加した2月14日の静岡市清水文化会館 マリナートでのコンサートを基準にしてのことになりますが、”ふれあいコーナー”のあと、”氷川きよしワールド”ということで、モノローグ(ひとり語り)につづいて
「逢えてよかった」
「デカンショ港」。
「かあさん日和」
「Jewel(ジュエル)」
を唄われていたものが、「男の絶唱」のカップリング曲にリニューアル。
それぞれモノローグ入りで、
「片惚れとんび」
「そこまで春が・・・」
「美(ちゅ)ら旅」
を唄ってくださいました。
「男の絶唱」とともに、また素敵な曲が生まれたのだなあと、聴き入ったのです。
そして、”ふれあいコーナー”のラストで、新企画として、”きよしの愛の劇場”がスタートしました。
そのことも書かせていただきたいと思いますが、先に記憶が少しでも鮮明なうちに書きとめておきたい、きよしさのラストトークから書いていきますね。
さて、コンサートの終盤でのこと。
「おとこの詩」、「箱根八里の半次郎」、「ちょいときまぐれ渡り鳥」を颯爽と唄われると、ラストトークとなりました。
あらためて来場のお礼をおっしゃっていたきよしさんに、最前列の方が、”お辞儀がキマッている!”というようなことをおっしゃった声がとどいたようで、
「そうですか? ありがとうございます。僕、飲食店で働いていたことがあるので、そのときから(お辞儀には)こだわりがあるんです。こうして、つむじがみえるように、つむじ、みえます?」
とおっしゃり、深々と会釈をされ、つむじがみえにくいヘアスタイルだったのですが、ご自身でつむじが見えやすいように、髪をなおされたのです。
そして、
「やっぱりこうして、ね」ともう一度深々とあたまをさげると、今度は、
「オス!」と正面を向いたままおっしゃってから、
「じゃないですよね」
と(笑)。
そして、
「ええと、実るほどなんでしたっけ? そう、”実るほど頭を垂れる稲穂かな゛っていいますでしょう。やっぱり、いつでも尊敬、敬愛という気持ちをもって歌をおとどけさせていただきたいと思っていますから」
とそこまでお話しされると、飲食店でアルバイトをしながらデビューを夢みて日々がんばっておられた修業時代のことが思いだされたようで、きよしさんのお話が加速していったのです。
「18歳で上京して、3年半レッスンをしていました。
皆さん、水森英夫先生ってご存知ですか?
あっ、ご存じの方多いですね。水森先生は僕の師匠なんです。水森先生にスカウトしていただいて東京に来たんです。
アルバイトしながらレッスンをうけました。アルバイトはコンビニ、喫茶店、ファミレス、うどん屋、印刷会社...。
うどん屋は1日でやめたし、印刷会社は面接でやめてしまったんですけど、飲食店は楽しかったですよね」
そこまでおっしゃると、
「いらっしゃいませ、デニーズへようこそ!
メニューの方はよろしいでしょうか?」
と、その当時の立ち居振る舞いをイキイキと再現してくださいました。
そして、
「(ファミレスでは)厨房の仕事もしたんですが、楽しかったですね~。バイト先の人に、演歌歌手をめざして上京したことをいったら、演歌っていったら苦節10年の世界でしょう。大変だねっていわれました(笑)。
(そんな僕が)デビューして右も左もわからない芸能界にはいらせていただいたのですが、もともと芸能界にはいりたいとかそういう意識がなかったですよね。
お年寄の方の前で演歌を唄ったら喜んでいただけたので、そんなふうに歌で皆さんに喜んでいただきたいという思いしかなかったから...。
おかげさまで22歳で『箱根八里の半次郎』でデビューさせていただいて、大ヒットしました。
今思ったら、僕って好青年だったんだろうなって思うんです。自分でいうのもなんですけど。でも好青年だったから皆さんが手をさしのべてくださったんだと思うんです。
自分でいうのもなんですけど、いいます(笑)。誰もいってくれないから」
と、きよしさんのお話はつづいたのです。
「皆さんに支えていただいて、10周年を迎えることができて...。
でも、どこまでがんばればいいんだろうなって思ったこともあったんです」
と、そこまでおっしゃると、すぐに、
「今は命あるかぎり唄っていきたいと思っています」
といい添えてくださったのですが、それでも、きよしさんが(わたしにとっては初めて)きかせていただいた感慨に、こころがチクンと痛んだのです。
なぜ、こんなにまで惹かれつづけるのか、その理由(わけ)がまたひとつわかったようにも思えて...。
胸が熱くなったのです。
きよしさんは、さらに、
「そうはいっても、しんどいこともあります。
それは(皆さんと)一緒ですよね。
悲しいこともあります。
大切な人が亡くなったり...。
みんな一緒ですね~。
だからこそ、(僕のそして)皆さんのおこころを、歌でおとどけしたいんです」
そうですね。
きよしさん。
今までだって喜びも悲しみも、すべて歌にのせて唄ってくださってきたことを感じてきました。
わたし、そんなあなたに出逢えて、人生が何倍にも豊かなものになっていますし、苦しいことがあっても、つらいことがあっても乗りこえ、ときにはやりすごして、前を向いていられるのです。
あらためてここで、”ありがとう”といわせてくださいね。
きよしさんは、
「これから『男の絶唱』を唄います。
この曲は30代最後のシングル作品です。
そして氷川きよしの30枚目のシングルです。
30代の10年間、いろいろな経験をさせていただいて...。
ステージに立って、おおーっと思ったこともありましたが、応援してくださる皆さんのおかげで、今日まで唄ってくることができました」
とおっしゃると、「男の絶唱」を大きくタイトルコールされ、フルコーラス唄ってくださったのです。
熱い、熱い思いがほとばしる熱唱に、われを忘れて聴きいっておりました。
「白雲の城」を朗々と唄われ、わたしはさらに惹きこまれて...。
それにしても、休みなくステージや公開収録が連日つづいて、昼夜コンサートを開催されていることを思うと、ぶれることなく熱い歌声をとどけてくださる”氷川きよし”に、プロフェッショナルであることのすごさを思わずにはいられませんでした。
アンコールでの「イヨマンテの夜」でのきよしさんの歌唱は”神技”を、みるような思いになったのです。
下手寄りの席だったこともあり、きよしさんが階段をおり、ステージセンターで歌唱されているときの、天を仰ぐきよしさんの目の動きにゾッとするような衝撃と感動を味わったのです。
あの圧巻の歌声を全身全霊で発するきよしさんは、その両眼をグルグルとまわらせながらロングトーンの高音部を唄われたのでした。
なんて、なんて素晴らしい歌声...。
押し寄せる感動のなか、「きよしのソーラン節」、そして、「きよしのズンドコ節」を唄われたのです。
「きよしのズンドコ節」では、それとなく周囲のかたと声をかけあって、スタンディング状態になったのですが、きよしさんは、間奏で
「”よろしかったらお立ちください”っていおうと思っていたんですけど、その前に皆さん、お立ちくださってありがとうございます」
とお礼をおしゃっていました。
そして、ラストの”♪西の空見て 呼んでみる”の”西”を”相模原”といいかえて唄ってくださったので、場内は嬉しさにさらにわいたのです。
と、ごめんなさい。
皆さま、ここでいったんアップしますね。
”ふれあいコーナー”や西寄さんとのコントのこと、”きよしの愛の劇場”のことは、「うたコン」のご報告の次の記事で書かせていただければと思います。
先延ばししていた確定申告も、今朝、地元の税務署に書類を提出して、無事終わり、ホッとしています。
もう、明日までですものね。
今日はこのあと「ヒルナンデス!」をみつつ、お昼を食べたら六本木に行き、夕方、渋谷のNHKホールへと移動します。
きよしさんはかっぱ橋を探訪されたそうで、楽しみですね。