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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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公演2001回目の夜は”テキーラの夜”。 きよしさん、”今宵、おまえとテキーラ!”だなんて、わたし、どうすればいいの?

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”♪たったひとりのおふくろさんに~”
と歌いだしたきよしさんは、
”楽な、暮らしを (させたくて)...」
と、ひと節、ひと節、思いを吐露するように、そして自分自身を鼓舞するように上半身を揺り動かし歌いつづけようとされたのですが、涙で歌えなくなってしまいました。
「兄弟船」をステージ下手で1コーラス目を歌い、2コーラス目を上手に移動して歌いだしたところでのこと。
客席の皆がきよしさんにかわって歌いだすと、涙をこらえて、きよしさんも歌おうとされたのですが、それでも声にならず...。
でも不思議ですね。
声にならなくても、きよしさんが心で歌っていることを、まるでその心の歌声が聴こえているかのように、感じたのです。
きよしさんの心と皆の心がピタッとシンクロしたような思いがして、胸がいっぱいになりました。
そして、さすがですね。
きよしさんは、後半からは惚れ惚れする歌声を聴かせてくださったのです。

この曲に出逢ったから、そしてこの2コーラス目(フルコーラスのときは3コーラス目)の出だしの歌詩が心にしみたから、演歌を志し、歌の道を歩みだすことになった、「兄弟船」は運命の1曲。
2001回目公演となった、五反田ゆうぽうとホールでのコンサート・夜の部でも、”昭和の名曲コーナー”のスタートで、「兄弟船」を歌う16歳のきよしさんの歌声が流れ、その無垢でひたむきな歌声をうけとめながら、今現在の”氷川きよし”が歌う、最高の「兄弟船」を聴かせていただきました。


氷川きよし様、
2000公演目達成、そして2001回目公演、おめでとうございます!
取材での、”1万回をめざす”との発言を頼もしく、そして嬉しく思いました。
ずっと一緒に歩ませてくださいね。

新曲「愛しのテキーロ」を披露し、衣裳チェンジされて「男花(シングルバージョンン)」を歌唱されたきよしさんが、舞台袖に戻られると、司会の西寄ひがしさんが登場し、
「2000回。
いろいろなことがあったと思います。
人間ですから調子のよいときもあれば、体調のすぐれないときもあったでしょう。
でも、どんなときも笑顔で歌ってきました。
わたしは、2000回、ずっと見てきましたから...。
”どんなときも、ファンの皆さんに支えていただいて、
ほんとうにがんばりましたね”
と申し上げたいです」
2000回をともに歩んできた西寄さんからの真心いっぱいの、きよしさんへの労いの言葉でした。

西寄さん、
いつもきよしさんに寄り添い、見守ってきてくださって、ありがとうございます。
きよしさんのためとあれば、きよしさんとケンカになることも辞さない西寄さんには、どれほど感謝しても感謝しきれません。
心から、お礼を申し上げたいです。
ありがとうございます。

ちなみに、9月29日発売の第28弾シングル「愛しのテキーロ」×「男花(シングルバージョン」(両A面)のCDジャケットの撮影はなんと8月31日に某所(千葉のスペイン風のスタジオ)でおこなわれたそうで、カップリング曲が3タイプあるため、A、B、Cの3種を撮りおろし。
今回のコンサートで「愛しのテキーロ」を披露されたあと、
きよしさんが”Aタイプは横になっていてこんな感じで...」と3タイプそれぞれを再現してくださいました(笑)。
楽しみですね。

イメージ 1
※五反田ゆうぽうとは9月30日にその歴史に幕を降ろします。


すでにワイドショーなどでご覧になられたかと思いますが、新曲「愛しのテキーロ」の披露など、ご報告したいことが満載なので、書く順番を迷ったのですが、以下はコンサートの流れに沿って書いてみることにします。


「一陣の風」で始まり、「白雲の城」、「ちょいときまぐれ渡り鳥」を歌唱されると、オープニングトークとなりました。
2階席から順番にご挨拶とかけ声を交わすと、
「最後の最後まで”完全燃焼”でまいります!」
と、おっしゃったきよしさんの頬がブルブルブルッとふるえて、お辞儀をされた前髪が逆立っているかのように見えたのです。
皆がそんなきよしさんの様子に圧倒されながらもクスクス笑うと、
「いやあ、気合が入りすぎちゃって。
僕、気合が入ると、ほっぺがブルブルブルブルってなるんですよ~(笑)」
と、頬がふるえる様子を強調して再現してくださり、”気合マックス”状態のきよしさんだったのです。

「潮来笠」
「沓掛時次郎」
と股旅ものを歌唱されると、ステージは暗転。

かわって西寄さんが登場し、
「本日、昼の部で公演2000回目を迎え、この夜の部で2001回目となりました。
今日まで皆さまに支えていただいて、歌手・氷川きよしは、間違いなく世界一幸せな歌手です」
とご挨拶されたのですが、
そうなんです。
だから、わたしたちファンは、いうまでもなく(ここでは一応いいますが・笑)、世界一幸せなファンなのですよね。

続いて、この記事の冒頭に書いた、”昭和の名曲コーナー”。
ゴールドのスパンコールのジャケットにシャツは白、黒のサテンのパンツに靴は黒のエナメルという出で立ちでのきよしさんが、ご自身の16歳のときの「兄弟船」の歌唱をうけて、登場されたのです。
「兄弟船」
「嫁に来ないか」
「さざんかの宿」
「愛の讃歌」
と熱唱が続きました。

衣裳チェンジ(赤、青、黄色の変形ストライプの衣裳です)されての、”オリジナル曲コーナー”では、
「さすらい慕情」
「星空の秋子」
「面影の都」
「石割り桜」
と歌唱され、
とりわけ「石割り桜」でののびやかで清新な歌声には心洗われる思いがして、きよしさんの”一緒にがんばろうね!”という大きな励ましの思いが伝わってきたのです。

HKピュアリバーの皆さんが「ときめきのルンバ」をインストロメンタル演奏されると、ステージの照明が落ち、しばしの間が...。
あれ、次は?
と思った瞬間、ライトがパッとつくと、そこには「愛しのテキーロ」の衣裳に身をつつんだきよしさんが立っていたのです。
からだにフィットした真っ赤な(シグナルレッド?)スーツ(とりわけパンツ!)が、きよしさんのスレンダーなボディラインを際立たせ、ジャケット丈はベルトがかくれるくらいのショートなもの。左胸にはスパンコールを散りばめた真っ赤な花のコサージュが飾られています。
襟は黒ですが下襟がとがっていて、ジャケットのあわせには黒いボタンがひとつ、両ポケットのふちは黒、両袖にも黒い小さなボタンが4つずつ(あるいは5つ)。
ジャケットの下は黒いシャツを着用されているのですが、シャツのエリは胸筋が見えるほどV字に深くあいていて、セクシーさにドッキドキ!
靴は鮮やかな赤のエナメルです。

曲のタイトルの”テキーロ”や、歌詩の”テキーラ”がスペイン語なので、振付もフラメンコテイスト。
イントロから、セクシーで悩ましいきよしさんの仕草にドッキリ。
きよしさんが腰を揺らしてくねらせるたびに、客席にどよめきがおこりました。
「♪今宵 おまえとテキーラ」
繰りだされる振りは、官能的ですがきよしさんらしいキュートさもあり、その歌声は甘く、せつなく響いたのです。
が、歌い終えたとたん、
「歌い終わったら、恥ずかしくなっちゃって...」
と、歌っていたときとは別人のようにはにかんでおっしゃったのです(笑)。
「でも、歌っていて気持ちいいんですよ。
皆さんと歌でアレしてるような感じで」
と、そこまでいってきよしさんが言葉をきったので、このシチュエーションで、”皆さんと歌でアレしてる”といえば?
えっ?
わたしの脳裏にどんな想像がうかんだのか、ここにはとても書けませんが(と書けばわかっていただけます?)、
一瞬、皆が固まったようにシンとしたので、その空気を察した西寄さんが、
「皆さんは何を想像してるんでしょうかあ?」
と、語尾を思いきりあげて聞いてくださったのです(笑)。
ひとり、その空気に気づかず涼しいお顔のきよしさんが、そこでようやく、ご自身が発した言葉の波紋にハッとされ(笑)、”いやだな~、わかってるでしょ?”という感じで、
「あの、抱きしめられているような、ね」
と、”アレ”について解説してくださったのでした。

今回の振付は、きよしさんがいつもお世話になっている三浦先生(三浦亨さん 別名:カーニバル三浦)にお願いしたそうですが、大反響の”腰の動き”を実演してくださりながら、
「この動きはおなかのなかの筋肉(インナーマッスル)が鍛えられるので、とてもいいんですよ。皆さんも一緒にどうぞ。
手はこうして髪をかきあげるようにしてからこうしておろして」
とからだに手を這わせるような仕草をされて、お隣で見ている西寄さんに、
「こうですよ」
と、西寄さんのからだに手を這わせたのです(きゃあっ!)。

このとき、CDジャケットの撮影を、おととい(8月31日)に千葉のスペイン風のスタジオで撮影されたことをお話しされ、3タイプ、”こんな感じです”と、実際にポーズをとってみせてくださったのです。
「上品でいながらも、自分でいうのもおこがましいんですが、色っぽく? できていると思います」
きよしさんがそうおっしゃると、西寄さんが、
「いい具合に、胸もはだけていて」
とフォローされたのです。

前日(9月1日)の「NHk歌謡コンサート」の話題になると、
「父から電話の着信があったんですよ。生放送なんだから電話に出られないじゃないですか(笑)。
なんだろうって思って、あとで折り返したら、”おまえ、よかったよ~”って(笑)。
僕が、”(今日)どげんやった?”って聞いたら、”よかった!”って」
と、きよしさんが嬉しそうにお話しされたので、
「その優しさが嬉しいじゃないですか」
と西寄さんがおっしゃったのですが、きよしさんは、
「誰の?」と真顔でお聞きになったのです(笑)。
「誰のって、お父さんがに決まってるじゃないですか」
との西寄さんの言葉に、”ああ、そうか~”と苦笑するきよしさんでした。

そこから西寄さんの実家の屋根瓦を葺き替えされたことや、西寄さんがお母さまに立替えていただいたお金を返す際さりげなく金額を上乗せして返されていたことをきよしさんが話題にされたので、西寄さんがお母さまのお話しをしてくださって、ますます心あたたかくなったのです。

先日の「NHK歌謡コンサート」に、西寄さんもNHKホールで観覧されていて、とても前の列の座席があたったのだそうです。
「西寄さん、すごく前のほうにすわってたでしょう。
すぐわかりましたよ。かおりさん(水森かおりさん)も気づいて、”ふいちゃったらどうしよう”って(笑)」
とのきよしさんの言葉に、絵日記の際、”西寄ひがしさんという方と”と、きよしさんが西寄さんのお名前をだしてくださったことに、
「私の名前をだしてくださって、ありがとうございました」
と西寄さんがお礼をおっしゃると、きよしさんは”とんでもないです”というようなことをおっしゃってから、
「西寄さんの”ご出世”を願っていますから」
と言葉を継がれたのでした。

ここで質問コーナーとなり、きよしさんは「愛しのテキーロ」のセクシー衣裳のまま、ステージに西寄さんと正座されてお話しされたのです。
おひとりめの当選者は2階席の方。
8月27日に90歳になられたそうで、
「HAPPY  BIRTHDAY TO YOU きょうはあなたのたいせつな日~」
と、きよしさんがお祝いにバースデーソングを歌われました。
「好きな食べ物は?」とのきよしさんの質問に、”ラーメン”とお答えになったので、さらに、「何味がお好きですか?」ときよしさんがおたずねになると、かえってきた答えは、”お寿司”でした。
きよしさんと西寄さんは、そのまま舞台の上にころんと転がって横になったまま笑っておられたのです。

おふたりめの当選者は1階席の方。
きよしさんのファンになって3年。“はじける応援をしたいけれども勇気がなくて”と質問用紙に書いておられたそうです。
「そのお気持ちが嬉しいです」
ときよしさんはおっしゃって、あとは、一緒に応援する”きよ友さん”をつくれば大丈夫ということになり、
「○○さんとお友だちになってもいい人?」
と西寄さんが客席にお声をかけると、たくさんの手が挙がりました。

きよしさんが衣裳替えのため舞台袖に戻られると、その間、”ニューシングルのカップリング曲を紹介しましょう”と西寄さんがおっしゃり、音源が流れると、きよしさん風に西寄さんが即興の振付で、ステージを縦横無尽に動いてわかせてくださいました。
要所、要所できよしさんのクセや、得意の仕草、キメのポーズをデフォルメして体現されたので、そのたび、客席はもちろんHKピュアリバーの皆さんも大爆笑でした。

Aタイプは、「あの娘の船はいつ帰る」
Bタイプは、「波止場のおんな」
Cタイプは、「北国夜行」
と、どの曲も魅力的。
そして「愛しのテキーロ」を聴いたばかりということもあり、演歌の雰囲気をググッと感じたのです。

熱演の西寄さん、さすがにCタイプになると、
「これをやらせるために、なかなか着替えないんじゃないんですか?」
と上手袖を見やったのでした(笑)。

さあ、ここで、熱演に少々息切れされた西寄さんが、ふたたびエネルギッシュに、
「皆さんの思いが結集した1曲です。『男花』!」
とタイトルコールされると、ステージにあらわれたきよしさんは、「男花」のDVDでお召しになっていた、あのライダーススーツと、マント風にアレンジされた布をまとって登場されたのです。
熱い、熱い、あまりにも熱い「男花」の歌唱。
この記念すべき日に、今現在の氷川きよしの灼けつくように熱い歌声をフルコーラス、聴かせていただいて、感動に胸焦がす思いがしていました。

このあとの西寄さんのトークで、この記事の冒頭に書かせていただいた”労い”の言葉をおっしゃり、これからの氷川きよしが、ますますどんなふうに進化していくのか、期待し楽しみにせずのはいられないのだと、ファンの思いを代弁して言葉にしてくださったのです。

さらに、五反田ゆうぽうとホールが9月30日で閉館することにふれ、そこここに氷川きよしの思い出が刻まれているこのホールでの、最後のコンサートになること。
だからこそ、これからの一瞬一瞬を心に刻んでいきましょうとおっしゃったかと思います。

紋を染めぬいた白地の着物にブルー地に紋様が施された袴姿、そしてヘアスタイルを、水もしたたる”オールバック”にされたきよしさんが登場。
「箱根八里の半次郎」、「大利根ながれ月」、「三味線旅がらす」、「大井追っかけ音次郎」と4曲歌唱され、ラストトークになりました。
「皆さま、本日は、平日のお忙しいなか、むし暑いなか、氷川きよしの2001回目のコンサートにお越しくださいまして、ありがとうございます。
思い起こせば2001年の“チャレンジステージ”から始まりました。
西寄さんとはそのときから一緒ですが、リハーサルのときに、パッとみると、すごく個性的な方がいらして。それが西寄さんでした。
今日まで歌ってきて、なによりも僕がいちばんよかったなーと、氷川きよしになってよかったと思うことは、今日お越しの皆さん(そしていつも応援してくださるファンの皆さん)に、お会いできたことです。
コンサートにお越しいただいて、皆さんのたいせつなお時間をいただくということは、皆さんの命をお預かりしているような気持ちでいつも歌っています」
きよしさんは、そこまでお話しされると、
「これからも応援をよろしくお願いいたします」
と、おっしゃり深々と会釈されました。
すると、きよしさんのこの日の熱唱への感謝の思いもこめられた大きな“きよしコール”がおこりました。

きよしさんは、眩しそうに客席を見渡すと、“皆さんコール”を重ねてくださったのです。
”オリジナル股旅演歌コーナー”の最後は、「番場の忠太郎」でした。


幕が降り、アンコールを待ちました。
拍手と歓声が鳴り響くなか、大宮さんの和太鼓の音が聞こえてきて...。
ふたたび幕が開くと、ステージに色鮮やかな宝船に乗り、仮面(マスク)でお顔を半分隠したミステリアスなきよしさんが登場し「一緒節」を歌われました。
最高潮にヒートアップしたところで、衣裳を早変わりして、「きよしのソーラン節」、「きよしのズンドコ節」と、最後の最後まで、熱い熱い”完全燃焼”の、ステージで魅せてくださいました。

きよしさん、あなたの歌はあなたの命そのもの。
どんなときも命がけで歌ってきてくださったことを、あなたを愛するすべての人が知っています。

2000公演達成は、あなたの命の軌跡であり、あなたの命がおこした奇跡でもあると思っています。

どんなときも夢と感動をありがとうございます。
そして、2000公演達成、おめでとうございます。

心からの感謝を贈ります。


※駆け足での更新になり、ごめんなさい。
読み直しができていないので、誤変換や読みにくい点など、今夜、手なおししますね。
それから長文になりましたので、もし後半が切れてしまう方がいましたら、お手数ですがコメント欄から、その旨のみの簡単な文面ででけっこうですので、お知らせください。

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