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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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メモ

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こんばんは。
昨夜放送された「新BS日本のうた」、ご覧になりましたか?
福田こうへいさんとのスペシャルステージ、とてもとても楽しみにしていたのですが、もうっ(と力こもってしまいます・喜)最高です!
水戸でのコンサートで、
「昨日は青森で、今日、水戸へ来ました。
『新BS日本のうた』の収録で、福田こうへいさんとふたりでスペシャルステージだったんですが、すごく楽しかったんです。
福田さんは歌が素晴らしいんですよね。民謡で”あれ”して(鍛えて)いますから、歌手としても客観的にみさせていただいてとても勉強になりました。
出逢いはたいせつだなあと思います。
だって人は人によって成長するんですよね」
とおっしゃっていたきよしさんの言葉が思いだされて、感動ひとしおでした。


イメージ 1
※チャンネル銀河の番宣でのきよしさん。
ノーブルな素敵さにうっとりします。

ゴールデンウィークにチャンネル銀河で”氷川きよしウィーク”と題した特集放送がありましたが、きよしさんご自身がその”ナビゲーション”をされた15分ほどのインタビューもこころにのこって。
そのなかで「新BS日本のうた」の前身である「BS日本のうた」の魅力についてもお話しされていて、なるほどなあと感じ入ったのです。
いずれ、この番組のこともふり返ることができたらという思いにさせていただきました。

そのことにはふれていませんが、インタビューの概略を下記HPでご覧いただけます。
まだのかたはよろしければどうぞ。
☆J:COM HP

☆サンケイリビング新聞社(リビングくらしナビ)



イメージ 2



さあ、そして、6月2日からの明治座さんでの座長公演が近づいてきましたね。
きよしさんに、
”日々こんなにも楽しみにしています。 だからがんばってくださいね”
という思いがとどいたらという気持ちで、きよしさんのこれまでの座長公演およびお芝居への出演&劇場コンサートを振り返っていこうと思います。
これまでに、このブログに「明治座への道」と「明治座で逢いましょう」という題で何回かにわけてアップさせていただいた記事のダイジェストになっています。
 

きよしさんの初座長公演は2003年7月1日から25日まで、名古屋の中日劇場で行われた「草笛の音次郎」でしたが、その時から今年で14年。
明治座さんでの公演は2年ぶり4回目ときいて、あらためて”氷川きよし”の生みだしてくださった感動の数々が絵巻物のように脳裏にうかびます。
ここであらためて、お芝居、そして座長公演を開催してきた劇場でのコンサートも含めて、その足跡を振り返ってみますと、
 
【2000年】
12月10日 浅草公会堂 沢竜二さんが「箱根八里の半次郎」を舞台化。 半次郎を慕う清太郎を演じる。
 
【2001年】 
12月16日 新歌舞伎座 田川寿美さんの座長公演にゲスト出演
 
【2002年】
12月24日~12月25日 新歌舞伎座 「きよしこの夜 in 新歌舞伎座」 
 
【2003年】
 7月 1日~ 7月25日 中日劇場 「草笛の音次郎」
10月 2日~10月28日 新宿コマ劇場 「草笛の音次郎」
 
【2004年】
 1月31日~ 2月26日 新歌舞伎座 「草笛の音次郎」
10月26日 御園座 「氷川きよしコンサート2004」
 
【2005年】
 3月 2日~ 3月28日 新宿コマ劇場 「きよしの石松売り出す 初恋道中」 
 5月 4日  明治座 「氷川きよしコンサート in★明治座」
 7月30日~ 8月25日 中日劇場 「きよしの石松売り出す 初恋道中」 
 
【2006年】
 2月 1日~ 2月27日 新歌舞伎座 「きよしの石松売り出す 初恋道中」 
 4月20日 明治座 「氷川きよしコンサート in★明治座」
 
【2007年】
 6月 1日~ 6月27日 新宿コマ劇場 「きよしの一心太助」
 
【2011年】 
 6月  2日~   6月30日 明治座 「銭形平次 ~きよしの平次 青春編~」
 
【2013年】 
 6月  2日~   6月30日 明治座 「銭形平次 ~きよしの平次 立志編~」

【2015年】
3月 1日~ 3月29日 明治座 「め組の辰五郎 ~きよしの大江戸千両纏~」


以上が、私が知る限りの、きよしさんのこれまでの劇場コンサート&舞台と座長公演のリストです。
もし、これ以外の公演をご存知の方がおられましたら、教えていただけると幸いです。
1ヶ月座長公演「草笛の音次郎」、「きよしの石松売り出す 初恋道中」、「きよしの一心太助」、「きよしの銭形平次~青春編~」、「きよしの銭形平次~立志編~」、「め組の辰五郎~きよしの大江戸千両纏~」は太字で色文字(PCの方しかご覧いただけませんが)にしてみました。
 
きよしさんが、”氷川きよし”として、お芝居をされたということでの初舞台は2000年末にまでさかのぼることになるかと思います。
残念なことにその舞台をわたしはみていないのですが、沢竜二さんが脚本を描かれ浅草公会堂で「箱根八里の半次郎」が上演され、ご覧になった方からうかがったのですが、沢さんが半次郎を演じ、きよしさんは半次郎を慕う清太郎を股旅姿で演じたということでした。
 
  
 
不鮮明な画像で申し訳ないのですが、その時の画像です。
初々しいきよしさんの様子がお伝えできればと思い、掲載します。
これが”氷川きよし”にとっての役者としての初舞台になるかと思います。
 
そして劇場コンサートでは翌2001年末に新歌舞伎座で開催されていた田川寿美さんの座長公演にゲスト出演したのが初ということになりそうです。
2002年に初の全国コンサートツアーを行ったきよしさんは80箇所160公演、縦横無尽にステージを動きながら、1曲、1曲真心こめて歌い上げ、2002年12月24、25日と大阪の新歌舞伎座で「きよしこの夜 in 新歌舞伎座」を開催し、ファーストコンサートツアーを感動に包まれて完走したのでした。

 
さて時は2003年に遡ります。
その年も休む間もなく始動したきよしさん。1月22日には「BS日本のうた」で初のワンマンショーにチャレンジされ、コンサートツアーもスタートしたのです。
3月24日にはTBS系の時代劇「水戸黄門」にゲスト出演され、きよしさんが演じたのは渡世人風の若者「音次郎」。実は幕府から派遣された目付で、黄門さま一行とともに悪事を暴くというストーリー。
きよしさんは3月5日まで京都・太秦の東映京都撮影所などで収録をしたそうで、東京で立ち回りの稽古を2日間積み、写真撮影の折は黄門さまを演じる里見浩太朗さんに目線や表情の作り方、刀の構え方を指導していただたということでした。
座長公演よりも先にお目見えした音次郎、とても爽やかで魅力的でした。ちなみにこの時は鬘をつけています。
 
その後もコンサートツアーで全国をまわり、いよいよ7月1日から名古屋の中日劇場で初座長公演に挑戦することになりました。
中日劇場の方が、いち早く、きよしさんに注目されて、2000年のうちに出演交渉をされたと、うかがいました。
こういうことを”先見の明があった”というのでしょうね。
チケットの発売日には、中日劇場に大変な列ができ、そのなかにはご高齢の方も多数いらっしゃったので、中日劇場の方は体調をくずされる方がいては大変と、とてもハラハラされたそうです。
 
こちらは「中日スポーツ」で紹介された、きよしさんの楽屋です。
 
きよしさんが演じた「草笛の音次郎」は、オール読物に連載された山本一力さんの「草笛の音次郎」を中島丈博さんが脚色されました。
江戸・今戸の賭場の若い衆が佐原の香取神社の祭りに招かれた親分の名代として旅をするという股旅ものに、きよしさんならではということで、”瞼のおばあちゃん”のエピソードを盛り込んでくださっています。
駆け出しの音次郎が親分の名代に大抜擢されて佐原に旅立ちますが、その道中で様々な出来事に遭遇しながら成長していく姿が、コメディタッチで描かれていました。もちろん泣かせどころもあり、きよしさんらしい爽やかで感動的な舞台になったのです。
 
2003年7月1日~7月25日 中日劇場 
氷川きよし 納涼特別公演 「草笛の音次郎」
 
21世紀歌謡界のプリンス
全国の先駆け
初の座長公演を
中日劇場で挑みます!
 
 
わたし、きよしさんが座長公演をされると知った時、正直、興味が持てなかったのです。
きよしさんの歌声が好きだったので、なんでコンサートだけではダメなの? なんて思ったのです。
今、わたしと同じお気持ちの方、いらっしゃいますか? 
でも、きよしさんが一生懸命挑まれると思うと、やはり観ずにはいられず、千秋楽一公演だけの申し込みをしたのでした。
 
 
 
きよしさんは初座長公演を目前にしても超過密スケジュールが続いて、お芝居のお稽古の時間もなかなか取れなかったようです。そして夏風邪がなかなか治らないまま、ゆっくり静養もできず、きよしさんのこの時の座長公演を追ったドキュメンタリー番組があるのですが、お稽古の時も傍らにロッテののど飴の袋(あの強力なタイプのものです)が置かれていました。
時どき空咳をするきよしさん、とても痛々しかったです。もちろんドキュメンタリー番組は後になって見ましたので、きよしさんがそんなに大変な思いをされているなんて、舞台を観たた時には微塵も感じませんでした。
当日の取材で、「昨夜はよく眠れましたか?」という記者の方の質問に、笑顔で答えることができなかった、きよしさんでした。
そんなきよしさんを後にも先にもわたしは見たことがありません。
まさにこの時の25歳のきよしさんにとって、この座長公演は一世一代の大舞台。わたしたちには想像もつかない大きな大きな重圧を感じておられたのでしょう。
コンディションもベストではなく、準備の時間も十分とれず、肉体的にも精神的にも相当に追い込まれたこともあったかのではないかと想像し、胸が痛みました。
けれどもひとたび幕が開くと、公演は大盛況。きよしさんは持てるすべてをその舞台で披露し、観客を魅惑の世界へと誘(いざな)ってくださったのです。
 
 
 
わたしは千秋楽のみの観覧でしたが、さらなる氷川きよしの魅力に邂逅したのでした。
お隣の席に座られた方は名古屋在住で、公演を2日おきくらいで観たそうですが、きよしさんは千秋楽まで完全には鼻声が治らなかったとおっしゃっていました。でも、毎回、毎回、熱演、熱唱で、”どうしてあんなにがんばれるんだろう? はじけるような笑顔をみせてくれるんだろう”と思い、”夢中になった”とおっしゃっていました。
わたしはその日の一公演を観て、その方の気持ちがよくわかりました。
きよしさんの存在そのものが光であり、わたしを幸せにしてくださるのだということを知ったのです。
 
 
この番組の時だったでしょうか? あるいは別の取材の時でしょうか?
「現実からは逃れられませんから」と、おっしゃったきよしさんを思い出します。わたしより年下なのに、どれほど苦労をされてきたのか、ほんの少しうかがい知る思いがしました。
 
 
 
以下は中日劇場の公演パンフレットに掲載されている、きよしさんのメッセージです。
 
いつも温かい応援をありがとうございます。
デビュー四年目の今年、皆さまのお陰でまた一つ大きな夢を叶えることができました。
はじめてのショーとお芝居の劇場公演――まだまだ未熟ですが、大先輩方の胸をお借りして、精一杯つとめさせていただきます。
「草笛の音次郎」は、僕が等身大で演じられる愛すべき人物です。決して背伸びせず、伸び伸びと自分らしく演じ、皆さまの心にあったか~いものをちょっぴり残せたらと思っています。
一生懸命の音次郎をどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
氷川きよし
 
 
 

こちらはその時の人気グッズで、千秋楽のみ参加した私には完売していて手に入らなかったものですが、そののち譲ってくださる方がいらして、2つ手元にあります。
かわいいでしょう? 
 
 
 
 
  
 
きよしさんは中日劇場での座長公演を終えると、すぐに仕事で全国(いえ、この時は世界をでした)を飛びまわりました。
8月9日には「思い出のメロディ-」に出演され、9月13日には第57回アロハ・フェスティバルにメインオフィシャルゲストとして招かれ、フローラルパレードに参加されました。 その夜、シェラトン・ワイキキでディナーショー。翌14日にはカクテル・ショーがありました。
 
さてこの後は「草笛の音次郎」の新宿コマ劇場と新歌舞伎座での公演を振り返っていきますね。




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