昨日、めぐろパーシモンオールでおこなわれた「男の絶唱」発売記念企画”プレミアムふれあいイベントにいってまいりました。
きよしさんは、26日にさいたまスーパーアリーナで開催された”アニサマ”2日目にシークレットゲスト出演されましたが、3万人のお客様に熱烈歓迎していただいての大熱唱に、その夜、眠れなかったそうで、その熱気をまとり、感度ををそのまま抱いて、この日のイベントにのぞんでくださったように、わたしには感じられたのです。
以下はながれに沿って書いてみますね。
※会場はめぐろパーシモンホールでした。
11時30分から座席引換がスタートしました。
東京のイベントには2万通を超える応募があったそうで、当選者は1000人。いつもながらすごい競争率ですね!
1階にあるレストランも超満員、次々にメニューが売り切れになったのです。
開演の14時少し前になるとステージに司会の西寄ひがしさんが登場され前説スタート。
入場すると、場内撮影&録音禁止のプラカードをもった係の方がいらしたのですが、
「まもなくきよしくんが登場します。きよしさんが登場したら撮影はご遠慮くださいね。今? どうぞどうぞ、私でよろしければ」
とおっしゃったので、多くの方があわてて、携帯を取り出して写メしたのです。
もちろん、わたしも!
しばしの撮影タイムとなりました(喜)。
※ステージの後方の幕は肉眼では光沢のある紫色にみえました。
この日の最年少は1列めにいらした1歳の女の子。
西寄さんが客席とコンタクトをかわしていた際、「赤ちゃんがいますね」とお声をかけたのです。
まさに”氷川きよし”のファンは老若男女ですね(嬉)。
14時6分ころ、
「きよしさんと最高の思い出をつくりましょう!」
と西寄さんがいきよいよくおっしゃると、紫の三つ揃いのスーツをまとったきよしさんが登場され、
「きよしのズンドコ節」
を唄ってくださいました。
シャツは白、エリは黒のサテンのラウンドカラー、蝶タイは紫の共布、靴は黒のエナメルで、握手会もこのお召し物でのぞまれたのです。
「この度は『男の絶唱』をお買い求めくださり、(イベントに)応募してくださりありがとうございました。
歌い手にとって、作品を買っていただく、”あれして(笑)”いただくことはいちばん嬉しいことなんですよ。
中古屋があって、まさか(僕のCDは)ないだろうって思って店内をみたら、”氷川きよし”って札があったんです。
でもそんなに(枚数は)ないだろうって思ったら、けっこうあたんですよ。
それでかわいそうになってごっそり買っちゃって...。
たくさんプレスしていますし、プラスチックでできてはいますが、CDは僕の命なんですよ。
僕の思いもこもっています。
だから、CDを買っていただけると、これ以上幸せなことはないって思っています。
皆さんが毎日一生懸命働いた結晶のお金で買っていただいていることを思うと、ありがたくて...。
今回も、時代のながれによって、D、E、Fタイプをお届けさせていただくことになりました。
皆さんに(お金を使わせることになって)申し訳ないなって思っているんですが、そういう時代のながれ(バージョン違いをリリースする)になっているので、その分、こっちもいろいろやrせていただいています。
カップリング曲も、意味がわからなかったりしっくりこないところは、生意気ながら、作家の先生ともディスカッションさせていただいています。
僕、皆さんにいいものを、自分自身が好きだって思えるものをおとどけしたいと思っているから。
きよしさんがそこまで一気にお話しされると、
「ずっと残るものですからね」
と西寄さんがひとこと。
すると、
「そうなんですよ。
だから作家の先生には失礼ですが、正直、掻き消したいものもあるんです。
(西さんと)ふたりでいったとき、ごっそりありましたね。軽井沢で。
ごっそり『あばよ』? ショックですよね」
と。
西寄さんが、幅広い世代の方が来場されていることを話題にされると、
「デビュー当時の目標が、”ロウニャクニャンニョ(注・老若男女)”、幅広い世代の方に名前をおぼえて、歌を聴いていただくというののでしたから、前会長から”笑われてもバカにされてもいいんだ。その分、顔と名前をおぼえてもらる”といわれました」
皆さま、きよしさん、すごい饒舌でしょ(喜)。
メモをとっていて、きよしさんの勢いを感じて、できるだけその言葉をうけとめたいという思いになって、いつもより、がんばってメモをとったのです。
先日の新歌舞伎座で立ったままメモをとったことを思うと、はるかに楽々でしたが、それでもとてもとても追いつかなくって...。
その理由はこのあとわかったのですが、それにしても、もうっ! なんて自分のこころに正直で熱い方なんでしょ。
※ステージ後方のスクリーンに映し出されたタイトルバックです。
きよしさんは、そこまでお話しされると、
「皆さんにおこしいただいて、ありがたいですね。
今まで生きてきた日のなかで今日がいちばんいい」
とおっしゃったのです。
「皆さん、きよしさんにそんなふうにいっていただけたら、暑い中、来てよかったですね」
西寄さんがそんなふうにフォローされると、
「そうですね。暑いですから、皆さん、水分とってくださいね。水分とると、おしっこでますけど(笑)。
暑いと、くたばりますよね?」
きよしさんの”くたばる”のひとことに、西寄さんも皆も思わず笑ってしまったのですが、きよしさんは、”真剣にいってるのになんで笑うんだよ~”という様子だったのです(笑)。
そして、
「アドレナリンてでるんですよ」
突然の”アドレナリン”発言に、皆がきょとんとしていると、
「アドレナリンじゃなくて、アルファ波?」
と客席におたずねになったのです(笑)。
西寄さんが、”アドレナリン”でOKというようなことをきよしさんにおつたえすると、
「アドレナリンが出て...。
アニソンのイベントがあって、僕、3万人のお客様の前で(26日に)唄ったんんですよ。
みんなが、”ウェルカム”してくれて、すっごい(僕を)迎えてくれたので、”みんな愛してるよ”って”言葉が自然に出て。
僕は緊張していたんですよ。
でも、皆がウェルカムしてくれたから、その力で唄えたんです。
少しも緊張しなかった。
2曲唄わせていただいたんですが、もう、気持ちよくて、そのまま30曲くらい唄いたい思いになりました。
もう、3万人の方の声ってすごいんですよ。
皆さんも経験したらいいですよ。
僕の横に並んでいただいて」
ときよしさんは、26日に開催された「アニサマ」の2日目にシークレットゲスト出演された感動をお話しくださったのでした。
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つづいて、「限界突破×サバイバー」と「碧し」を唄ってくださることになりました。
きよしさんは、”つつしまやかにまいります”とあえて曲調と逆行した様子でおっしゃったので、”慎まやかじゃない?”と客席からリアクション(笑)。
きよしさん、お気持ちはつたわっておりますから。
ここで、”アニサマ”の感動を今一度ということで、ロック調のかけ声をきよしさんがかけてくださることになり、以下のどの言葉がよいかの三択になりました(笑)。
1.おめえら、やるぜ
2.ライブは最高! これからだぜ
3.おい、脱げ
結果は?
おわかりですね、3でした(笑)。
きよしさんはもちろん西寄さんが大爆笑!
「皆さん、なんで3なんですか(笑)。
まあ、ここで脱ぐわけにはいきませんから、1と2を合わせてということでまいりましょう」
とまとめてくださいました。
きよしさんは、思いっきり小声で、
「それでは大変に失礼します
とおっしゃって、ちょこんとお辞儀をされたのです(笑)。
そこで「限界突破×サバイバー」のイントロがながれてくると、一気にスイッチオン!
左足が激しくリズムを刻みはじめ、全身が音と化したかのように、しなり、小刻みに揺れだしたのです。
”おめえら、やるぜ~!”
と闇をつんざくようなきよしさんのかけ声に、”おおお~っ!”ときよしさんの期待どおり、ホールの屋根が吹き飛ぶかのような巨大な歓声が起こったのです。
”ライブは最高、これかれだぜ!”
とまたまたきよしさんが客席を挑発するようにおっしゃると、いっそう大きな歓声がこだましたのでした。
2コーラス目を唄いおえて、あのスキャット(といってよいでしょうか)を唄われる前、きよしさんはその場で左回りに半円まわったところで歩をとめると、"Aha~~~”と高音を響かせ、さらに皆をヒートアップさせたのです。
3コーラス目は、さらにちからみなぎり、頭をガクガクガクッと激しく上下させてリズムをとるきよしさんに、”キャーーーッ!”と大音量の悲鳴のような歓声がおこって(喜)。
「アニサマ」もロックフェスをしのぐような”氷川きよし”ワールドが展開されたのでした。
”突破!”と唄われたときには、足で何かを蹴破るような仕草まで飛び出して!
ジェットコースターかなにかに乗って、そのまま宇宙の果てまでつれていかれそうな思いがしたのです。
そして、「碧し」でした。
静かなイントロがながれて、きよしさんはこころの内をつぶやき、皆に語りかけるようにして歌い出されて、その思いがあふれだすかのように、歌声が広がっていきました。
声を発し終えたあと、歌声にのせた思いが広がるのを感じながら、わきあがっている自分の思いを反芻するかのようにそのまなざしは切なさをましたのです。
そして、”La~la la la la"と高音で唄われるところでは、音とリズムにその身が一体化したかのように全身を大きくしならせて天を仰いだかと思うと、一転してうつむき、その手を高く掲げたかと思うと、前方にさしだし、また地を押し...。
その歌唱に魅せられたのでした。
唄い終わると、
「大変に失礼いたしました」
と、内気な青年に様変わりして(笑)、またまた小声でおわびされたきよしさんでしたが、素晴らしい曲と、その反響の大きさを西寄さんが紹介されると、
「いよいよ世界にいきますか!
”限界×突破”をぶらさげて」
ときよしさんはおっしゃってくださったのです。
その頼もしいお言葉に嬉しくなったのですが、
西寄さんは、皆につたわっているのはわかっているけど、司会者としてスルーできなかったのでしょう。
申し訳なさそうに”ひっさげて”と小声でフォローされたのでした(笑)。
きよしさんは目を丸くされて苦笑されていたので、もしかしたら確信犯だったでしょうか。
きよしさんが様々な歌の世界をくりひろげてくださったことを西寄さんがあらためて称賛されると、
「とにかく歌が好きなだけです」
と。
そして、9月3日の深夜(日付は4日に変わったところになります)、NHKラジオの「ラジオ深夜便」に出演されますが、すでに収録をされ、聞き手は「きよしとこの夜」でお世話になった徳田章さんなのだそうです。
「この間、徳田さんと収録して、僕、ずいぶん、しゃべりましたよ。
生い立ちとか、演歌歌手になろうとしたきかけとか、話しやすくて、べらべらべらべらしゃべっていますから(笑)。
よかったらきいてくださいね」
とインフォメーションされていました。
カップリング曲は「酒場のひとりごと」
ここで9月5日(きよしさんの40歳のお誕生日の前日)にリリースされる「男の絶唱」のニューバージョン3タイプの紹介となりました。
きよしさんは、
舞台後方に、3タイプのジャケット写真が映しだされて、曲の紹介がありました。
Dタイプが「酒場のひとりごと」
Eタイプが「芝浜恋女房」
Fタイプが「片恋のサルサ」
です。
※Eタイプは少々引いたショット。
カップリング曲は「芝浜恋女房」
そんなにアップで顔を見たくない人におススメ(笑)。
きよしさんはジャケットの解説もコンパクトにされて(笑)、
「Dは珍しい正面になっています。
私はそんなにアップで顔を見たくないという人は少しひいたEタイプ。
顔自体そんなに見たくないという人はFタイプ」
と(笑)。
きよしさんはそんなふうにおっしゃっていましたが、どれも素敵ですよね。
それぞれのジャケット写真が大きく映しだされると、D、E、Fの順で1コーラスずつ。
Eの「芝浜恋女房」は口上付きで、Fタイプの「片恋のサルサ」ではダンサブルな振り付きで唄ってくださいました。
「3タイプださせていただきますので、お好きなものをチョイスしていただいて」
ときよしさんが言いかけると、
”全部買います!”との声、声、声。
きよしさんは恐縮した面持ちでお辞儀をされたのです。
※Eタイプは袴まで映ったほぼ正面のショット。
カップリング曲は「片恋のサルサ」
顔自体そんなに見たくないという人におススメ(笑)。
「アニサマ」の興奮さめやらずのきよしさん。
あらためて、その時の衣裳を西寄さんが話題にされたのです。
「全身真っ赤だと思ったら、ジャケットの中は黒。そしてシースルーになっていたんでしょうか。シューッとしてかっこよかったですね~。
きよしさん、だいぶおやせになったんですよね」
と西寄さんがおっしゃると、
「しぼりましたから。
しぼりたかったんです。太るのがイヤなんですよ」
とのきよしさんの言葉に、西寄さんが居心地悪そうにされているのをみてとられたきよしさん、
「自分がですよ。
皆さん、個性があられますからね。
ただ僕の場合は、自分自身の体調が太るときつくなっちゃうから。
しぼった方が調子がいいし、自分に自信がもてるんですよ」
とフォローされたのです。
※さいたまスーパーアリーナで開催された「アニサマ」でのきよしさん。
ここで、「男の絶唱」をフルコーラス唄ってくださり、いよいよ握手会ということになったのです。
なったのですが!
「えっ、もう終わり?
もう40曲くらい唄いたい~っ!
ね、もう1曲なにか唄いたいですよ。
なにがいいですが?」
と、きよしさんは客席におたずねになったのです。
「白雲の城」、「男花」といった曲目がきこえてきたのですが、西寄さんから、
「今日唄った曲しかカラオケの準備がないそうです」
とおしらせがあり、一瞬”アカペラ”という言葉が頭にうかんだのですが(もしかしてきよしさんも?)、それをうちけすように、
「じゃあ、拍手していただきましょう」
と西寄さんがおっしゃり、
「限界×突破サバイバー」、「碧し」、「男の絶唱」の曲名をそれぞれおっしゃり、最後は「限界×突破サバイバー」と「碧し」の決選投票となりました。
そして、どちらになったと思います?
なんと、「限界×突破サバイバー」に決定したのです(嬉)。
もちろんフルバージョンです。
きよしさんが、嬉しそうに歌唱される体制になると、イントロがながれだし、きよしさんはまたもその身を音に同化させ、熱く激しいビートを、その歌声がうみだしていくのをわたしは感じていました。
ああ、なんて素敵な歌声、なんて幸せな響き!
こころが軽くなって、力がわいてきて...。
”ああ、わたしたち、今、生きてるんだね”と、自分自身のみならず、そこにいるすべての人たちの命を感じていたのです。
きよしさんの歌声は加速して...。
生演奏ではないので、テンポが変わるはずはないのですが、見えない力に勢いよくグーッとひっぱられて、きよしさんの歌声に抱き取られて一緒にうねっていくようなそんな体験をさせていただいたのでした。
はあーっ。
思わずためいきをついたわたしですが、ずいぶん大きくあたりにそのためいきが響いだと思ったら、それはきよしさんでした。
「はーっ!」
と大きく息を吐かれると、
「いい歌になったっ!」
と。
わたしはきよしさんのそんな言葉をはじめて聴かせていただいたので、さらに嬉しく幸せな思いが胸にひろがっていったのです。
「ほんとうに今日は嬉しかった!
気持ちよかった!」
きよしさんは、まだ大きく息をしながらそうおっしゃったのです。
そして、このあとはいよいよ握手会ということで、
「薬用石鹸ミューズで手をよく洗って、皆さまのきれいなお手をさわらせていただきます。あちらでお待ちしています。
またねーっ!」
とおっしゃり、ステージ袖に戻りかけられたのですが、また踵を返され、ステージ中央に。
「皆さま『男の絶唱』をお買い求めくださりありがとうございました。
また、本日はお暑いなか、お越しくださってありがとうございます」
と居ずまいを正してご挨拶されたのです。
「人類は皆、兄弟、家族だと思っています。
3年後の東京オリンピックにむけて、日本の素晴らしい文化を世界の方にしってほしいですよね。
親が子を思い、子が親を思い、親が子を思い...。
なんかぐちゃぐちゃになっちゃいましたけど(笑)。
そういう日本人のこころや、日本人のプライド。
それが演歌なんですよ。
それを海外とつなぐ橋が僕にとっては「限界x突破~」なんですよ」
きよしさんはそこまで一気にお話しされると、
「それだけ伝えられたらよかったです」
とおっしゃって、握手会のために舞台袖へと戻っていかれたのです。
その時に、
「ご近所の皆さんによろしく!」
とおっしゃったものですから、
西寄さんが、
「”おめえら、いくぜ”から”ご近所の皆さんによろしく”まで(笑)。”氷川きよし”ならではございます」
としめくくってくださったのです。
※ホールの入り口を入ると、大きなパネルにきよしさんのスクリーンが!
握手会のときはこのパネルが仕切り板の一部になっていたのでした。
そのあとはステージで西寄さんが事前に集めたリクエスト用紙をもとに、DVDをスクリーンに映し出すなか、前列から握手会会場へと誘導されていったのです。
握手会の時は、この上の画像のパネルは壁側に移動して、その向こうにきよしさんがいらしたかと思います。
スタッフに荷物をお預けして、金属探知機でボディチェックを終えて数歩進むと、そこにはきよしさんの笑顔があったのです。
まだ4,5人ほどいらしたので、少しずつ進んで、いよいよわたしの番に!
きよしさんにギュッと手を包んでいただいて、瞳をみつめたら、もう夢心地。
でもひとり3秒といわれていて、あわてて考えていた言葉をつたえさせていただいたのですが、実際にどんなふうにいったのか、今となっては思い出せないのです(汗)。
先日、新歌舞伎座で、”歌で訴える”ことが唄う意味とおっしゃっていた言葉をうけて、そんなきよしさんの”歌”をうけとめられる人でありたいと思ったことをつたえたかったのですが、3秒ですし、なにより舞いあがってしまいました(汗)。
でも、きよしさんは大きくうなずいてくださったので、きっとなにかをつたえたかったんだろうという思いはくみとっていただけたでしょうか。
※案内板がありました。右に進んだところに入口がありました。
※わたしはいつも一緒に申し込むKさんともども当選できなかったのですが、お友達のHさんがお誘いくださって参加せていただけることになったのです。
前後しますが、Kさんは”マルルさんだけでも参加できてよかった。いってらっしゃい”と送りだしてくださいましたが、事前にブログに書く思いになんとなくなれず、参加後の報告になりました。
明日は習志野文化でのコンサートにKさんと参加します。