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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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明日は氷川きよしコンサートツアー2015 ~渋谷公会堂 FINAL~! そして「ごきげん歌謡笑劇団」in 東近江のこと。

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皆さま、こんばんは。
いよいよ、氷川きよし 第28弾シングル 「愛しのテキーロ」×「男花(シングルバージョン)」の発売日が、あさって9月29日と迫ってきました。
明日はきよしさんがゲスト出演された「徹子の部屋」が放送されますし、渋谷公会堂で昼夜コンサートを開催されますね。
またあらためて振り返りたいと思いますが、きよしさんとのたくさんの思い出のある渋谷公会堂は、建替えに伴い、間もなく10月4日をもって一時閉館するのだそうです。

渋谷公会堂のHPには、
明日の演目として、
”氷川きよし コンサートツアー2015~渋谷公会堂 FINAL~”
と書かれています。
ホールとのお別れ、そしてリニューアル後の再会を期して、夜の部に参加させていただきます。

八日市からもどってきて、怒涛の忙しさになってしまい、ブログの更新がなかなかできずにおりましたが、26日に放送された「朝だ! 生です旅サラダ」や、録画で「木曜8時のコンサート」(9月24日放送)を見ることができ、そちらも大いにたのしませていただきました。「木曜8時のコンサート」では「男花」を、ライダース調の衣裳をお召しになって歌唱してくださっていて、上越でのコンサートを思いだして、またもドキドキしたのです。
ちなみに、シングル発売前日となる明日から、「男花」の表記をこのブログのなかでは、シングルのほうをそのまま「男花」とし、アルバムのほうを(アルバムバージョン)と表記することにします。
先日アップした曲目リストも書きかえておきました。


イメージ 1


さて、ではこのあとは、9月24日に東近江市立八日市文化芸術会館で開催された「コロッケぱらだいす ごきげん歌謡笑劇団」(ラジオ「ごきげん歌に乾杯!」も併せて収録)の公開収録のこと、書いてみたいと思います。

当日、お昼頃、東京駅から新幹線に乗り、米原駅で下車し、米原駅から近江八幡駅へ。
そこで近江鉄道に乗り換えて八日市駅へと向かいました。
雨がしとしとと降っていて、駅前はタクシーも出払っていたので、徒歩15分くらいなら、”へのかっぱ”と、堺のお友だちがすでに座席引換をして、ホールで待っていてくださるので、足どりも軽く歩きだしたのですが、傘をさしていてそれなりの荷物もあったため(そうでなくても方向オンチなわたしですが)、地図の向きを誤り、少々、道に迷ってしまい...。
途中で信号待ちしている車の方に道を聞こうとして、逆に道を聞かれて(笑)。
でも、そのおかげで自分が会場のすぐ近くまで来ていることがわかったのです。

会場の前まで来ると、雨のなか、傘をさした方たちの列ができていました。


イメージ 3


ああ~、やっと着きました~。
ホールはワンフロアで、座席数は約800ということでしたが、収録の機材を置いた都合で観覧者数は700名ということでした。
今回はありがたいことに、お友だちが座席の引換もすませてくださっていたので、わたしは午後4時頃到着。
エントランスで、久々の再会を喜びあい、他のお友だちもまじえて、皆でお茶をしながら開場を楽しく待ったのです。


イメージ 2


いよいよ開演。
担当ディレクターさんが登場し、前説スタート。
続いて東近江市長の小椋さん、NHK大津放送局長の赤木さんのご挨拶が続きました。
今回は観覧応募ハガキの総数が約1万800通。
うち観覧座席数は700席なので当選は350枚(1枚で2名観覧なので)とのこと。
小椋市長は、そのことをうけて、
”ホールが小さいので、観覧されるために、ご苦労されたと思います”とねぎらわれていました。
座席引換のために1番に並ばれた方は3日前からで、当選者の内訳は東近江市内の方が3分の1、滋賀県内の方が3分の1、県外からの方が3分の1だったそうです。

★★★以下は番組の内容に思いっきりふれるものになりますので、よろしくお願いします。★★★
ラジオ番組の「ごきげん歌に乾杯!」(11月4日放送予定)の収録を織り交ぜておこなうそうで、まずはラジオ番組の歌のコーナーの収録からとなりました。

舞台には、「ごきげん歌謡笑劇団」でおなじみのカメレオンをモチーフにしたセットが組まれていて、オープニングはきよしさんが登場。
衣裳は衣裳白のタキシードで、シャツも白、ジャケットの襟でした。
歌ってくださったのは、
「きよしのズンドコ節」、「虹色のバイヨン」。
ステージセンターだけでなく、下手、上手と移動されての熱唱に、胸がきゅ~ん。

”♪バイバイ バイヨン あの日のことを バイバイ バイヨン 忘れはしない…”
このブログにも書いたことのある、忘れられないある夜の思い出を共有している堺のお友だちと、この日初めて隣あってすわってきよしさんの歌を聴かせていただいていたこともあり、まさかこの日「虹色のバイヨン」を歌ってくださるなんて…。
と、わたしは胸がいっぱいになっていました。

天童よしみさんが「とんぼり人情」、「人生しみじみ」を、
里見浩太朗さんが「口笛の彼方に」、「さよなら京都」を歌われました。

コロッケさん、NHK大津放送局の高木優吾アナウンサーもまじえて 里見さん、天童さん、きよしさんがステージに横一列に並ばれてのトークコーナーとなり、こちらもラジオ番組の収録でしたが、きよしさんは「新・演歌名曲コレクション-さすらい慕情-」のCDジャケットでお召しになっているブルーの衣裳にお召し替え。
琵琶湖や近江地方とのかかわりを順番に聞かれると、きよしさんは、コンサートで何度もお邪魔させていただいていることや、「近江の鯉太郎」というオリジナル曲があることをお答えになり、
”(「近江の鯉太郎」のなかには)滋賀の景勝地が出ているので、親しみを感じています”
というようなことをおっしゃられたかと思います。

また、近江商人が天秤棒を肩にかついで行商をしたことから、”旅先にもっていくもの”を問われたのですが、その問いを聴いた瞬間、思わず天秤棒をかつぐ仕草をされたお茶目なきよしさんでした。
そんなきよしさんのリアクションに、このあと上演されるお芝居で、きよしさんは近江商人の役を演じるのかしら?
なんて思ったりもしたのです(笑)。

ちなみに里見さんは海外旅行のときに限ってのことですが、少しでも身軽にということで、紙パンツをお持ちになるそうです。
洗濯して着まわすことなく、使い捨てることで荷物を減らせるのでおススメということでした。

天童さんはファンのかたがつくってくださった”小枕”。
移動中にちょっと眠っておきたいときなどに、その”小枕”があると、眠りにつきやすいのだそうです。

そして、きよしさんはといえば、”ジョギングウェアー”とのお答え。
ツアーなどで全国各地を訪れるきよしさん、その土地を朝、走るのが生きがいなのだとおっしゃっていました。
”ファンの方にみつかったらタイヘンでしょう?”とのコロッケさんの問いには、
「”氷川きよしさんですか?”って聞かれることはあります。
”なんで来てるの?”って。
(そういうときは)コンサートで来てるんですって、ちゃんと宣伝しながら走っています(笑)」
と答えておられました。

ただツアーが続いて、帰宅して翌日またすぐ出かけるようなときも多く、そんなときはウェアの洗濯が間に合わなかったり、持参するのを忘れたりして、結局その土地で購入することも多いのだそうです。
”じゃあウェアもたまっちゃうでしょう?”
と、聞かれると、
「はい。だからなるべく半額のを」
ときよしさんが答えたところ、
”意外とケチだね~”と里見さんがおっしゃって(笑)、
「無駄使いしないようにと思って。お金ってすぐなくなりますから」
と大真面目にお答えになったきよしさんでした。
ちなみにコロッケさんは”ものまねグッズ”とおっしゃっていましたが、どんなものなんでしょうね?

そして”秋に必ず食べるものは?”という問いに、
里見さんは柿や栗、天童さんはサンマ、きよしさんは銀杏との回答でした。
落ちている銀杏を食べたいけれども、ニオイがキツイのでとおっしゃる、きよしさんに、
”銀杏を川原にもっていって、砂の中に入れて上から踏むと皮がむけて、それを干して...”と里見さんが銀杏の下ごしらえを伝授してくださいました(詳しくはぜひ放送でお聞きくださいね)。

イメージ 4


ここで「コロッケぱらいだいす ごきげん歌謡笑劇団」で放送される歌のコーナー(”コロッケ歌に乾杯”というコーナータイトルです)の収録となりました。

まずはきよしさんの登場です。
お召しになっている衣裳から期待させていただいていたとおり、「男花」のイントロが流れてきました。
そう、それもシングルバージョンのもの。
ステージセンター後方にきよしさんの姿があらわれ、「男花」のイントロにあわせて、からだをしなやかに揺らめかせます。
熱い~、熱い、熱いっ!
きよしさんの熱く激しい歌唱に身も心もローストされてしまったわたしでした。
わきあがった炎のような情熱を、スッと身に納めて舞台袖へときよしさんが戻られると、その余韻で、まだ客席の空気がゆらめいているようだったのですが、
そこで、何やらディレクターさんとコロッケさんがお話しされていて。
”逆にいいんじゃないですか?”というコロッケさんの声がはっきりと聞こえたのです。

そう、きよしさんにしては珍しいことなのですが(わたしが参加したことのある公開収録では初めてのことでした)、ちょっとしたアクシデントがあったそうで、再度収録することになったのです。
渾身の歌唱を聴かせてくださったきよしさんには申し訳なかったのですが、もう一度「男花」を聴かせていただけることになった場内は、さらに盛り上がったことはいうまでもありません。
身も心もローストされてしまっていたわたしは、もうこうなったら”2度焼きだも~ん!”とひとりで思って、うれしさを抑えきれずにいたのです。
さあ、再びコロッケさんのナレーションが始まって、そして「男花」のイントロが流れて、きよしさんはさっそうと登場されたのですが、ですが!
もう、いやん、お顔が笑っていました(汗!)。
えっ、きよしさん、このまま歌えるのかしら?
とドキドキして見ていたら、歌いだす前に、両手を頭上に掲げて、”だめだ~”というふうに振られたのです。
イントロが止み、ディレクターさんが駆け寄ろうとしましたが、きよしさんの”しまった~”というような笑顔に安心され、足をその場でとめられました。
”すみません”ときよしさんはおっしゃり、頭をさげられ、そして、舞台袖に控えている里見さんと天童さんに、
「先輩方、すみませ~ん」とおわびされたのです。
そして再々トライということになったのですが、
コロッケさんが、わざと(ですよね?)大きな声で、
「わたしからですか? えっ、もうわたしの声はいらない?」
といって、客席を笑わせてくださいました。

そこで「男花」のイントロが流れてきて、夢の続きのように鮮やかにきよしさんが登場されて...。
あとは放送をご覧いただきたいのですが、この日最高に盛り上がった客席の声援と歓声に包まれたきよしさんは、めくるめく歌唱と振りで、これ以上ない感動で魅せてくださったのでした。

コロッケさんが、”こういうポリデント、えっ? ああ、アクシデント(笑)が、またいいですね~”とおっしゃってくださり(笑)、
天童さんが「いのちの人」、
里見さんが「流星~いにしへの夜空(そら)へ~」を歌唱されました。

このあと、ラジオ番組の方の「ごきげん寄席」(若手講談師・一龍斎定鏡さん)、「ごきげんイチオシ!歌手名鑑」(この日は松原健之さん)の収録が入りました。
松原さんは、あるテレビ番組で優勝し、歌手デビューの第1歩を踏み出したものの、”声に個性がない”といわれつづけ、浪曲にトライしたり、海で大声をだし声をつぶして変えようとするなど、ご苦労があったそうです。
それでもその声(今のあの美しいお声です)は変わることがなかったのだそうです。
その後、作家の五木寛之さんにお会いする機会があり、その際、”なにものにも染まらないその声が、それがあなたの個性。そんな声をくださったご両親に感謝しなさい”といっていただいて、大きな自信になったということでした。
デビュー曲の「金沢望郷歌」も五木寛之さんが詩を書いてくださっていますが、出逢いの素晴らしさを感じるエピソードでした。

詳しくは放送をお聴きいただきたいと思いますが、
松原さんは将来の夢として、
「(ステージに)出てきただけで、お客様にわーっと喜んでいただけて、歌で笑顔になっていただける歌手になりたいです」
とおっしゃっていました。
これは”氷川きよしファン”であるわたしの欲目をさしひいても、この日のきよしさんのステージを間近でご覧になっていらした、松原さんが、きよしさんのことを思い描いておっしゃってくださったのではないかしら? と、わたしには思えたのです。

イメージ 5
※これだけのスペースのなかで全館あげて
今回の収録をおこなっていたのですね。

準備のため、10分ほどの休憩となり、いよいよ”コロコロ劇場”の収録となりました。
タイトルは、”東近江 悲恋の桂浩太朗”というものだったでしょうか?
オープニングから登場した、きよしさんのあまりに素敵なお侍さんぶりに、記憶がとんでしまいました(汗!)。

時は幕末という激動の時代。
倒幕派として、日本のために奔走する脱藩浪人・桂浩太朗を里見浩太朗さんが演じ、その弟子、氷川きよ馬(ヒカワキヨマ)をきよしさんが演じます。

ストーリーは見てのお楽しみなので、ここではふれませんが、
番組HPには、
”滋賀県東近江市。
お芝居は、里見浩太朗と多岐川裕美が悲恋? 氷川きよしと天童よしみが熱愛?”
と書かれております。
天童さんは人気ナンバー1芸子のよし乃を演じて大活躍。
”その美貌”に、きよ馬は一目惚れしてしまいまうのです。
初めて出逢ったそのとき、じっとよし乃をみつめるきよ馬は、はっとわれに返って、
「すまぬ、あまりの美しさに...」
と、ぶしつけさをわび、
立ち去ったよし乃を思って、
「なんだ、この胸の高鳴りは...。
よし乃殿~」
と、彼女を追うのでした。
きよ馬は自分のことを”拙者”というのですが、
「拙者も先生(桂浩太朗)のような生涯一度の恋がしたい...」
なんてモノローグもあって、うっとり。

そしてそんなきよ馬が恋した・よし乃を演じる天童さんは、
”今日は、ほんとうに良い役で、最高!”
と、おっしゃるシーンもありました(笑)。

「ここは拙者に」
なんておっしゃって、殺陣を披露してくださるシーンもあって、超カッコイイ氷川きよ馬さま。
一緒に参加したお友だちが、終演後に、
”氷川きよ馬だなんて、きよし君への愛情がないと考えつかない名前やと思うわ~”
といっていたのですが、なるほど~とわたしも思ったのです。
”氷川きよ馬”は、作り手さんたちのきよしさんへの愛がこもった、最高にチャーミングな名前ですね。

”氷川きよ馬”に扮したきよしさんは、立っているただそれだけで、もうその立ち姿が美しかったのです。
紺地の絣の着物に縞の袴、刀は長刀と脇差し二刀をさし、紺足袋に草履を履き、髷をキリリと結っていますが、前髪は自然に左右に流していて、とてもお似合いでした。
わたし、今までにきよしさんが時代劇で演じた役柄の扮装のなかで、一番好きかもしれません。

というわけで(もなにもく、いつものことと笑われそうですが・汗!)、またまたきよしさんに惚れ直してしまったわたしだったのです。


イメージ 6
※ホールの扉です。思えば半日ほどの滞在でしたが、
なんだかとても懐かしく思えるのです。


※駆け足での更新で失礼します。
東近江から帰ってきてから、あまりに仕事が集中してしまい、書くのが遅いこともあって、ブログの更新がずっとできずにいました。
ごめんなさい。
お時間いただきましたが、当初から書きたいと思っていたことはなんとか書けたかなと思います。

っそひて、いよいよ今週は個人的に”HK黄金週間”になる予定。
渋谷、習志野、池袋、前橋...。
あさって9月29日にリリースされる新曲をひっさげて大活躍されるきよしさんに、各地でお逢いしてまいります。

仕事もまだまだ続いているのですが、前向きにとにかくがんばるのみ。
また明日の夜、コンサートの楽しいご報告をさせていただければと思っています。


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