こんばんは。
2008年9月3日にこのブログを開設し、はじめての記事をアップしたのはその翌月の10月8日のことでした。
ですので、昨年でまる9年が経ち、10年目に突入しています。
”氷川きよし”の存在をしったのはきよしさんがデビュー前のキャンペーンをされていた1999年の秋頃でしたから今年の秋でまる19年になるのですが、ますます魅せられつづけています。
きよしさんにとって、また皆様にとってもそうだと思いますが、昨年のファンクラブ限定の”リクエストコンサート”は、わたしにとっても特別なもので、”氷川きよし”というアーティストに魅せられて生きてきた日々が鮮やかによみがえって...。
そして、その感動が今も現在進行形であることが奇跡のように思え、3公演めの最後で、わたしはただただ大いなる存在に感謝の思いを込めて祈ったのでした。
そのときの感動もまたこのブログに書きとめていて、読み返せば、わたしのなかにあの日のあふれほとばしる感動がよみがえってきます。
そんなとき、ああ、このブログを書いてきてよかったと思い、それもすべてはお読みくださる皆様がいてくださったからだと感謝の思いがわいてくるのです。
皆様、いつもほんとうにありがとうございます。
そして、じつは昨年からずっと考えてきたことがいろいろあり、今夜はそのことを書きたいと思います。
このヤフーブログがこの春から秋にかけて大きく変わるということで、β版のテスト版を利用させていただけることになったのですが、どうもしっくりこず、β版に完全移行したらこのブログをつづけられるのだろうか? と考えるようになりました。
他の会社のブログであらたにスタートさせることや、当初、心づもりしていたホームページをつくることも考えてみて...。
そしてもちろん、β版はまだあくまでテスト版なので、スタートしたら、今より使いやすいということもあるかもしれませんね。
また、今年は仕事のほうで、まだ1冊の本として出版されるかはわからないのですが3月末までにまとまった演劇関連の原稿を書きあげることにしているので、きよしさんのデビュー記念コンサートが終わったら1か月ほどブログをお休みをさせていただいて、そのなかでブログのことも自分自身でも納得のいく方向を探ってみたいと考えておりました。
いまだ結論がだせないままでいますが、もちろん、さびしい展開にならない、前向きな思案とうけとめていただければと思います。
スタートしたときから、ブログを失速してやめるようなことはしたくないと思ってきたので、来訪者数100万人、200万人突破を迎える直前では、この気持ちよい区切りのところでいったんページをとじさせていただこうかと正直迷い、ブログにも胸中を書かせていただきました。
書けるときにだけ書くといことも考えてみましたが、わたしの場合、”書けるときに書く”ことにしたら、書くテンションが保てず、”そのうちね~”といっているうちに書かないままになりそうで(汗)。
その点を自覚して、書くのなら、こころにのこったすべてを書きとめるような思いで、そして、恥ずかしくても正直な気持ちをギリギリのところまで書いてみるという姿勢で書いてきたのです。
今はおかげさまでもう少しゆったりした気持ちになっていて。
先日の中野サンプラザでのデビュー記念コンサートで、きよしさんがおっしゃったように、目標を定めずに矢を放ってもどこにも届かないという言葉に深く共感させていただいたので、、目標を、このブログのまる10年、来訪者数300万人、きよしさんの20周年といった時期を、それぞれゴールと考えて、もしそこまで書きつづけることができたら、そのときにまた次を考えてみればいいですよね。
今週末の18日は「長良グループ演歌まつり」の2部に参加しますので、そのご報告を書かせていただいたら2週間ほどブログをお休みさせていただこうと思っています。
以下は、わたしのブログへの思いを書きます。
少し、赤裸々すぎることもあるかもしれず、
書いてみて気になる部分は消させていただきたくなるかもしれないと考えて、そのため、2月15日には一度チェックしてくださるよう、前の記事に書かせていただきました。
すみません。
さて、こちらは2004年6月2日に狭山市市民会館でおこなわれたきよしさんのコンサートのチケットです。
って、みればおわかりですね(笑)。
2004年6月2日の夜。
このブログの原点になった体験は、きよしさんがツアー3年目の狭山市市民会館で開催されたコンサートからの帰り道でのこと。
狭山市駅のホームで目にした光景への感動でした。
あの日、きよしさんは「ダイアナ」を熱唱され、わたしは魂を奪われるような経験をして、感動でぼうっとして帰途についたのです。
駅で電車を待っていたときのこと。
駅で電車を待っていたときのこと。
反対ホームで乗換え電車を待っている人がたくさんいたのですが、仕事帰りと思われるサラリーマンやOLの方は皆、一様に疲れ切って見え、ため息まできこえてきそうでした。
でも、そこに、ひとり、またひとりと、輝くような笑顔の人たちがやってきて...。
大げさでなく、ホームの反対側のわたしから見て、その方たちは皆笑顔でキラキラと輝いていたのです。
キラキラ、ニコニコ。
キラキラ、ニコニコ...。
見ているだけで幸せな気持ちにさせられたのですが、それはきよしさんのコンサート帰りの方たちであることに気づきました。
大げさでなく、ホームの反対側のわたしから見て、その方たちは皆笑顔でキラキラと輝いていたのです。
キラキラ、ニコニコ。
キラキラ、ニコニコ...。
見ているだけで幸せな気持ちにさせられたのですが、それはきよしさんのコンサート帰りの方たちであることに気づきました。
ああ、そうなんだ。そうしたら、もしかしたら、わたしも、あちら側からそんなふうに見えているかしら?
そう思った瞬間、わたしが目にしたこの光景を、わたしが映写機になって、スクリーンに投影してきよしさんにおみせしたい!
そう思った瞬間、わたしが目にしたこの光景を、わたしが映写機になって、スクリーンに投影してきよしさんにおみせしたい!
と、おこがましくも、そんな気持ちになったのです。
当時、ファンが知り得ているだけでも驚くほどのハードスケジュールの日々を送っていたきよしさん。
生身の人間ですから疲労されていて当然の状況だったと思いますが、その日のコンサートでもありったけのパワーで唄ってくださって、疲れなど微塵も感じさせませんでした。
そんなきよしさんに、わたしたちをこんなにまで幸せにしてくださっていることを、なんとかお伝えしたい!
こころからそう思ったのでした。
その感動が、このブログを書きたい、そして、書きつづけたいというわたしの原動力になってきたのです。
そういえば”氷川きよし”の生み出す感動を書きとめたいという思いは、それ以前からすでに抱いていて。
その年の新歌舞伎座での座長公演の千秋楽で、”いつか「天晴れHK伝説」というタイトルでホームページをつくって、きよしさんからいただいた感動をつづっていきたいです”なんて、お手紙を書かせていただいていたのでした。
と、ここまで書いてみて、いざブログをはじめたら、その報告をきよしさんに今日までしていなかったことに気づきました(汗)。
でも、今となってはこんなに好き勝手なことばかり書いているので、恥ずかしすぎて報告できませんね~。
まあ、それはそれでいいかなと、皆様に出逢えたおかげで思っています。
あらためて考えると、このブログの原点はあの狭山市駅のホームの暗がり...。
あの夜の思いが数年を経て、きよしさんの10周年を目前にしたとき、これまできよしさんがくださった感動をこまかに、自分の心の動きまで書きとめてみたい、そしてそれらを共有してくださる、”どなたか”に伝えたいという思いへとふくらんで...。
そのころには誕生していた”ブログ”というシステムを使って書きだしたのでした。
書きだして1年が経った頃でしたでしょうか。
Pさんとおっしゃる方が何度かコメントをくださいました。
きよしさんの大ファンの奥様が闘病されていて、コンサートにいくことはかなわないことが書かれていたのです。
そんな奥様が、Pさんがわたしのブログをみつけてくださり、プリントアウトしたものをお読みになったら笑顔になってくださったということでした。
”妻はあなたのブログを読んでコンサートに行った気になっているようです”
との文面に、わたしは涙がとまりませんでした。
もしブログをつづけられなくなっても、連絡先をおききしてPさんと奥様に向けてコンサートのレポートを書かせていただこうとこころにきめたのです。
でも、つづけていくうちに、さまざまなご事情で、きよしさんの大ファンで、きよしさんに切ないほど逢いたいけれど、それがかなわない方もたくさんおられることをしりました。
Pさんと奥様はお元気かしら?
Pさんの連絡先もわからず、どちらにお住まいの方かも存じでいないのですが、それでも思っています。
そして、いつもコメントをくださる皆様にはなかなかお返事ができずに心苦しいのですが、勝手ながらこころの友と思わせていただいています。
今年、お友だちを中心にDVD上映会を開催した試みも、いずれブログはもちろん、いろいろなご縁を繋ぐ場に育てていかれないらしら? という思いからでした。
また、これまでコメントくださった皆様のこともいつも身近に感じて、思っています。
前回、ブログのページをいったん閉じることを考えていることを書いたとき、”頭のなかが真っ白になった”と書いてくださった方は、今日も遅くまでお仕事がんばっていらっしゃるのだろうなと想像して、わたしもがんばらなくちゃと励まされています。
ブラジルのYさん、フランスのIさん、台湾のRさん、お元気でしょうか。
そして、ご夫婦できよしさんのファンで、一緒にブログをお読みくださっていたyamaさんの奥様であるヨッコさんが旅立たれたときは、わたしも悲しさとさびしさでいっぱいでしたが、いつものようにブログを書くことがおふたりへのご恩返しになると考えて、書きつづけています。
yamaさん、いつもヨッコさんと一緒に見守ってくださり、ありがとうございます。
とても個人的な体験ですが、昨年の6月7日、駅で転倒して、最寄駅から銀座に移動し、映画会社にまわって六本木に移動したところで腰の激痛で動けなくなり、駅から広尾の日赤医療センターに運ばれました。
検査の結果、骨には異常はなかったのですが、転倒したときの衝撃でかなり重症のぎっくり腰と足の筋を激しく痛めていたのです。
先生は検査の結果がでると、”少し休んで時間をかけてもいいのですが、立てますか?”とおききになりました。
骨には異常はないとはいえ、自分で立てない人を帰せないという説明に、ああ、そうなんだ立てないと入院なんだと合点したわたしは、なんとか立ってタクシーに乗って帰ることを選んだのです。
というのも、わたしは、その翌日、明治座さんでのきよしさんの公演に行く予定でしたから。
いただいた痛みどめを飲んで30分ほど休んでから、立とうとしたのですが、しばらく味わったことのない強い痛みに、何度も気弱になったのです。
でもなんとか立ち上がって、救急コーナーの看護師さんにご挨拶して、会計へと移動したのですが、まだコルセットも杖もなかったので、もう、この時点で2,3メートル歩くのにも大変な状況になっていました。
でも、今、看護師さんを呼んだら、入院になってしまう!
と、その一念で会計をすませ、さらにお薬をいただいて、半日とどこおっていた仕事先の方からのメールや留守電に折り返してからタクシーに乗って帰宅したのでした。
帰宅してからは、コルセットや杖を使うことでだいぶ楽になりましたが、それでも数メートル歩くのもつらい状態は変わらなかったのです。
翌日は自宅からタクシーで明治座さんに行くことにしたのですが、それにしても洗顔や歯磨きもイスにすわりながらするのですが、痛くて痛くて...。
6月ですから身軽な服装ですが何をするにも痛みがあって手がとまり、支度にずいぶん時間がかかりました。
明治座さんではエレベーターを使わせてくださり、客席へと向かったのですが、スタンプラリーがあったので、結局、エスカレーターで降りて...。
そして、わたしはこの日、はじめてしったのです。
ケガをして腰や足を痛めているために力の入りにくい筋肉があることを。
それはお手洗いに影響することで、正直、家では困った状況になり、気持が落ち込んだこともありました。
いざというとき、力が入りにくいということは、もしかしたら? という粗相の心配もしなければならないのですね。
早め早めに、それこそ行きたくなくてもお手洗いに行くようにして...。
座席も真ん中だと、すでに皆さんがおすわりになっているところに入るのは大変ですが、それでもなるべく直前にお手洗いにいくようにしておりました。
そのときに、コンサートに行きたくても行かれないという方のお気持ちをほんとうに少しもわかっていなかったことに気づいたのです。
がんばってお越しになることはできたとしても長時間すわっていることが難しいさまざまな状況があることをはじめてしって、愕然としたのでした。
わたしはありがたいことにケガの治癒にともないそういった心配は解消されましたが、さまざまな心配を抱えながて、つきあいながらがんばっておられる方、わたしの想像も及ばない困難を抱えておられる方がいらっしゃることをあらためて思って。
わたしは、それまでとちがった思いでブログを書いていこうという思いにさせていただきました。
わたしは6月8日以降、千秋楽まで、”きよしさんに逢いに明治座さんに行く!”という一念でしたので、くよくよしている間もなく(笑)、かといって、タクシー代もかかりますので、そうそう明治さんまでタクシーで行くわけにもいかず、地下鉄とタクシーを乗り継いでいかしにて明治座さんに行くかを考え、となると仕事もがんばらなければという気持ちになったのです。
もし、きよしさんに逢いたいというあれほどの強い思いがなければ、まちがいなくわたしは痛みに負けて入院することになったでしょうし、その後もしばらくは外出できなかったのではないかと思います。
そして、”なんでこんなことに”とうつうつと後悔にさいなまれる日々をすごすことになっていたことでしょう。
スタンプラリーのことは、遠方の方や、スタンプ分のチケットの出費もそれなりにあり、大手をふって画像をのせて喜べない思いもあって、当時の記事には書きませんでしたが、わたしは30スタンプをためることができて、ポスターをいただいたのです。
最初の1公演参加したあとの2公演目が6月8日でしたから、以後千秋楽まで予定していた公演をみさせていただきました~。
ポスターはパネル仕様の額に入れて飾っているのですが、みるたびにあの6月のできごとを思い出して、あのときを思えばどんなこともマイペースでがんばれると、励まされます。
ブログのこれまでに書いた記事を読み返してみると、きよしさんに出逢って以後、いただいた感動に多くのさらなる感動が上書きされていることに感無量になります。
そして、それはつたなくても、みっともなくても、自分自身の恥ずかしさと葛藤しながら、できるかぎり正直な思いを書きとめてきたからこそ感じることができるのかなあと手前味噌ながら思わせていただいています。
もちろんまだまだまだまだ未熟です。
でも、それでも書かずにはいられません。
氷川きよしさんは、わたしの心に灯をともしてくださった人。
きっとわたしと同じように、きよしさんを愛する多くのかたの心にも、きよしさんは灯をともしてくださっていますね。
きっとわたしと同じように、きよしさんを愛する多くのかたの心にも、きよしさんは灯をともしてくださっていますね。
これまでブログをお読みくださってきた皆さまに、そして書きたい、書かずにはいられないとずっとずっと思わせてくださってきた、氷川きよしさんに、あらためて感謝いたします。
今日は名古屋センチュリーホールで「長良グループ演歌まつり」が開催されますね。
参加される皆様、楽しくて素敵な時間をおすごしくださいませ。