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Channel: 天晴れ! HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝!~
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きよしさん、お茶目すぎますっ! でもそんなあなただから惚れちゃうの...。16年ぶりのティアラこうとうでのコンサートは楽しくて楽しくて。

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「勝負の花道」を下手で1コーラス目、上手で2コーラス目を唄われると、きよしさんは、ステージセンターに唄いながら軽やかに舞い戻ってこられたのですが、そのとき、きよしさんの全身からわくわく感がつたわってきて、わたしもまたこころ躍ったのです。
なんて幸せで、嬉しそうに唄うきよしさん!
゛嬉しいなあ、楽しいなあ゛とこころの声がきこえてくるようだったのです。

わたしはきよしさんの歌声を聴くほどに幸せが広がっていくのを感じていました。

皆様、こんばんは。
昨夜ティアラこうとうで開催されたコンサートにいってまいりました。
この日は午後4時からの1回公演でしたので、Kさんとゆっくりめのバースデーのお祝いをかねてとある駅で待ち合わせてランチ&お茶してから住吉駅へと向かったのです。

お天気に恵まれすぎて、暑くて暑くて!
もうすぐ夏なんだなあとあらためて思いながら駅から会場へと向かいました。

イメージ 1
※”デビュー時から19年 ありがとうございます”
と感謝のメッセージが書かれていました。


この会場でコンサートを開催するのはツアー初年度以来16年ぶり。
きよしさんは24歳。司会の西寄ひがしさんは28歳。緊張してマイクがふるえていた様子を、きよしさんが再現され、大爆笑!
思いかえしてもとてもそんなふうには見えていませんでしたが、きよしさんのこころのなかは不安と緊張でいっぱいだったのですね。
きよしさんはいつでも真っ向勝負の歌声と、まごころのトークで愛と元気をくださり、また逢いたい、またコンサートに行きたいと思わせつづけてくださったのだなあと、わたしはしみじみ思っておりました。

きよしさんが「勝負の花道」を唄いおえると、あらためて来場のお礼を言葉にされ、
「幅広い世代の方にお越しいただいていますが、今日は僕より年下の方が多いんじゃないですか?」
というようなことをおっしゃると、西寄さんが、
「先ほど皆さんにうかがったのですが、ほとんどの方が16年前には生まれてなかったそうですよ」
と(笑)。
たしかに16年ぶりであることを西寄さんがインフォメーションされ、”その時はまだ生まれてなかった方?”とおたずねになるとたくさんの手が挙がっていたのです(笑)。

きよしさんは、
「そんなわけないだろう~!」
と一刀両断(笑)。
そして、ツアー初年度での24歳のご自身を思いかえされ、
「24歳でした。
マイクがこんなに(とマイクを大きくふるわせて)なってましたよ。
年間160公演させていただいて...。
もうね、自分、えらい、えらい~。よくやったっ! きよしくん、よくやった」
とご自身でご自身をねぎらわれ、
「自分で自分をほめてあげなくちゃ」
と。
そんなきよしさんの言葉をうけて、西寄さんは、「それはだいじですよね~」としみじみおっしゃったのです。

きよしさんは大きくうなずかれると、
「恵まれて、すごく嬉しい気持ちとわざわざチケットを買っていただいてお越しいただくことへのプレッシャーを感じていました。
曲がヒットしているのも(実感がなくて)、周りの人から、”なんか売れてますよ~っ”ていわれて、なんのこっちゃと思っていましたから」
とそのとこの思いを話されたのです。
自分の歌だけを聴きにチケットを買ってお越しくださるお客さんに喜んでいただきたい一心だったのでしょう。

「僕は精一杯唄うことしかできなかったから。
しゃべるのが苦手でしょう。
今もテレビの番組で他の方がいるような時は端っこにる(静かにしている)方が好きなんです。
でも、コンサートは”氷川きよし”のコンサートだとわかってお越しくださっているから、(安心して)僕もベラベラしゃべっているんです」
と、そんなふうに心情を言葉にされたかと思います。


イメージ 2
※デビュー時の3ショットポスター


5月29日にリリースされた「新・演歌名曲コレクション7-勝負の花道-」の収録曲を歌うコーナーではゴールドスパンコールのスーツで登場され、
「真赤な太陽」
「霧の摩周湖」
を唄われると、ニューアルバムを紹介され、
「もう聴いてくださった方?」
と、客席におたずねになったのです。
即座にたくさんの手が挙がると、
「わあ、嬉しいっ!
ありがとうございます。お金、つかわせてすみません」
と嬉しそうなきよしさんに、皆がいっそうの笑顔をかえすと、
「次も喜んでいただけるものをつくるためにがんばります。
常に新鮮な”氷川きよし”をおとどけしたいです」
とおっしゃったのです。

そして、つづいて歌唱される「郷愁月夜」について、
「次に唄う『郷愁月夜』は”母もの”です。
僕、”母もの”好きなんです。
誰にでもおかあちゃんがいて...」
思わず、”おかあちゃん”といったきよしさん。”お母さん”といいかえて、
「みんなお母さんのおなかから産まれてきたんでしょう。
お母さんのおなかからブリっと?
えっ、ポーンと?
まあ、父もいないと産まれませんけどね」
と迷走(笑)。
笑いに包まれたのです。

そして、「郷愁月夜」を”新曲”と形容しようとして”名曲”とおっしゃったきよしさん。
ご自身で、
「名曲、いや、新曲です(汗)。
自分でいうことじゃありませんね」
とフォロー。
きよしさん、大丈夫、わたしたちが”名曲”と声を大にしていわせていただきます(喜)。
コーナーの最後は、
「君に逢いたい」
でした。

イメージ 3
※ティアラこうとうのエントランスがコンパクトなので、
グッズ売り場が外と2階の踊り場の2か所にわかれていました。


冒頭に書かせていただきましたが、「勝負の花道」を唄いおえての西寄さんをまじえてのトークで、前日、公開収録で訪れた宮城県名取市でのできごとを話題にされました。
「昨日、ある番組の収録で宮城県の名取市にいってきました。
以前の町の写真と、今現在の町の写真をみたら、(あまりの変わりように)胸が苦しくなって...。
たくさんの方が亡くなられて、その方たちのご家族はどんな気持ちでこの7年すごされてきたのかなって思ったら胸が痛くなりました。
歌で応援させていただきたいですし、ぼくがやれることはなんでもさせていただきたいです」
とおっしゃり、さらに、そちらでのエピソードもお話しくださったのです。
「道を歩いていたら、お母さんが運転する車に乗っていた子どもが、”あっ、氷川きよし~!”っていったので、”はい、氷川きよしだよ~”って。
どうみても氷川きよしですもんね(笑)。
でもそうしたら、”『ゲゲゲの鬼太郎』みてるよ~”って。
嬉しかったですね~」
と。
思いがけず素敵なふれあいがあったのですね。

ここで西寄さんからテレビ番組出演のインフォメーションがあり、なかでも7月25日の「FNSうたの夏まつり」への出演が大きな話題になりました。
”アニソン特集”のコーナーがあるそうで、楽しみですね。

ここで「ゲゲゲの鬼太郎」を唄ってくださいました。

☆「FNS うたの夏まつり」番組公式HP


イメージ 4
※石塚英彦さんから素敵なお花が贈られていました。


”ふれあいコーナー”のおひとりめの当選者は2階席の方。
ファン歴15年で2歳半と6カ月のお孫さんと一緒にきよしさんのコンサートにお越しになるのが夢ということでした。
西寄さんがファンになったきよしさんのファンになられたきっかけをおききになると、テレビで、「たけしの誰でもピカソ」で真っ赤な衣裳で「きよしのズンドコ節」を唄っているきよしさんをご覧になったこととのお返事。
”そのときは他の人のファンだったのですが、この子、なんて楽しそうに演歌を唄うんだろうって思って。それで気になっていろいろと調べているうちに、この子、めっちゃいい子だなって思って、ファンになったんです”
と。
6カ月のお孫さんの名前は”コヨミくん”。西寄さんにそっくりなのだそうです。
きよしさんは、
「大人も子どもも楽しめるテーマパークのような氷川きよしコンサートにしたいですね」
と楽しそうにおっしゃったのです。

おふたりめは1階席の方。
栃木市内から電車で2時間。息子さんが休暇をとってつれてきてくださったそうで、”わが家の睡蓮はまだ咲きませんが、”きよし君の家の睡蓮は咲いていますか?”という質問を書き添えておられました。
「ひとつだけ咲いています。
水だけたっぷり入れてますがほったらかしなんです」
ときよしさんはお答えになりました。
「あとは大きな鉢に植えた桃の木に5つほど実がなりました。鳥にたべられてしまうので、カラスの模型をぶらさげていたんですが、それでも食べられてしまいました」
ときよしさんはおっしゃると、当選された方が、”袋をかぶせておけば大丈夫”とアドバイスしてくださったのです。

園芸談義はさらにつづいて、
「あとはブラックベリー、月桂樹、それにもみじ!
そう、もみじはね、撮影をしていたとき、塀と塀の隙間にちょこっと伸びていたんですよ。
それで、なんとか、普通のもみじにしてあげたいなって思って、こんなちっさかったんですが、それを抜いて家に持って帰って植えてあげたんです。
そうしたらこんなに大きくなって、(秋には)紅葉して」
と、もみじを仰ぎ見る様子を再現してくださったのです。
手のなかにおさまる小さなもみじが、きよしさんが見上げるほどに大きなもみじになったなんて、素敵なエピソードですね。

きよしさんは、
「恋次郎旅姿」
「柔道」
を唄われると、
「コンサートは僕の居場所です。僕の居場所に皆さん、わざわざチケットを買ってきてくださってありがとうございます。
何百倍にしておかえししたいです!」
とおっしゃり、
「そんな思いをこめて唄います」
というような前置きをされると、その間にステージ上手寄りにセッティングされた真っ白なソファにこしかけ、
「わたしのふるさと」
を唄ってくださいました。


イメージ 5
※ポスターをクローズアップ!
ス・テ・キ!

「ちょいときまぐれ渡り鳥」を唄われるとラストトークに。
あらためて来場のお礼をおっしゃると、
「この会場でのコンサートは16年ぶり。
16年という月日は永井ですよ~。
16年経ってまたここにコンサートで来られたことはほんとうに嬉しいですね~。
ありがとうございます。
これからもさまざまなタイプの歌を皆さんにおとどけできるよう、精進していきたいと思います。
今後とも氷川きよしをよろしくお願いします」
とおっしゃると深々とお辞儀をされました。

「男の絶唱」を西寄さんの勇壮な曲紹介をうけていっそう、勇壮に唄いあげたきよしさん。
幕がおりるなか、お辞儀をされていて、まだ幕が頭上くらいだったのに、お顔をあげられたのです(笑)。
きよしさんは確信犯だったでしょうか?
”てへっ!”という様子で客席にむかって微笑まれるとまたあわててお辞儀をされたのでした。

もう、お茶目すぎますっ!
でも、そんなあなただからますます惚れちゃうんですけどねっ!


以上、駆け足での更新で失礼しました。
今日は昼夜、ティアラこうとうでコンサートが開催されますね。
わたしは夜の部に参加させていただきます。


以下はあらためて昨夜のセットリストです。
◆オープニング(白地の着物に紫色の袴姿)
「じょんがら挽歌」
「一剣」
「箱根八里の半次郎」
「白雲の城」

◆リズム歌謡コーナー(グリーンのマタドール(闘牛士)風の衣裳)
「男花」
「咲いてロマンティカ」
「酔わせてオルホ」
~西城秀樹さんを偲んで~
「情熱の嵐」

◆ニューアルバムから昭和の名曲コーナー(ゴールドスパンコールの三つ揃いのスーツ)
「真赤な太陽」
「霧の摩周湖」
「郷愁月夜」
「君に逢いたい」

◆新曲&ふれあいコーナー(光沢のあるグレーのロングジャケットの三つ揃い。全身パネルでも着用)
「勝負の花道」
「ゲゲゲの鬼太郎」(テレビサイズ)
「恋次郎旅姿」
「柔道(やわらみち」
 「わたしのふるさと」
 
◆フィナーレ(黄色系の着物に銀糸の帯)
「きよしの人生太鼓」
「大井追っかけ音次郎」
「ちょいときまぐれ渡り鳥」
「男の絶唱」

◆アンコール(レインボー柄の燕尾服スーツ)
「きよしの日本全国 歌の渡り鳥」
「きよしのソーラン節」
「きよしのズンドコ節」



「男花」ではじまり、「咲いてロマンティカ」、「酔わせてオルホ」と唄ってくださったところで、「愛しのテキーロ」を(喜)。
こころとろけたところで、センター中央で亡くなられた西城秀樹さんへの思いを言葉にされ、なんと、なんと、なんと!!
この日も「情熱の嵐」を唄ってくださったのです。
場内はノリノリの大コーフン!
きよしさんの嵐のように吹き荒れる情熱に巻き込まれて...。
われを忘れ去っておりました。

あとは、ゴールドスパンコールの衣裳でアルバムから歌唱されるコーナーが、゛ニューアルバムのコーナーになり
「真っ赤な太陽」でスタートすると、「霧の摩周湖」を。
そして、オリジナル曲から「郷愁月夜」、「君に逢いたい」を唄ってくださいました。
ですので、「おまえに惚れた」と「人形の家」はおやすみになりました。

きよしさんは夜の部で「わたしのふるさと」を唄ってくださる前に、
「僕のふるさとは福岡・博多ですが、デビューしてコンサートツアーで全国各地をまわらせていただいて。
皆さんと同じ時間を過ごすこのコンサートの場が自分のふるさとだと思うようになりました。
この空間がいつまでも続くことを願って、『わたしのふるさと』を唄います」
とおっしゃったので、わたしは胸がいっぱいになったのです。
だって、それはわたしの、そして、゛氷川きよし゛を愛するすべての方の願いですものね。
きよしさんの歌唱を聴いていて、涙があふれてきたのです。
きよしさんとこころが深いところで通じあったように勝手ながら感じて...。
幸せであたたかな涙でした。





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