「大阪から僕のために東京に引っ越しされたんですか?
そのう...、そんなふうにしていただく僕の魅力ってなんですか?」
単刀直入におたずねになったきよしさんに、客席がどよめくと、
「自分ではわからないから...」
とひとこと。
昨日ティアラこうとうで開催されたコンサートの夜の部、”ふれあいコーナー”でのことでした。
4年ほど前に、大阪より東京の方がよりコンサートや公開放送などきよしさんに会える機会が多いと考えられ、大東市から都内に引っ越しされたという方が”ふれあいコーナー”に当選され、そんな会話でもりあがったのです。
定年を迎えて身軽になられたご主人を伴って引っ越しされたそうですが、そのことをうかがって司会の西寄ひがしさんはわたしたち同様、とても驚かれたのです。
でもきよしさんはこれまでにもそのようなファンの方がほかにもおられることをおききになられたことがあったそうで、
でもきよしさんはこれまでにもそのようなファンの方がほかにもおられることをおききになられたことがあったそうで、
「皆さん、僕に命を預けてくれてるんですね~」
と感慨深げにおっしゃいました。
そして、自問自答のように、「『人形の家』じゃないけど」
と。
当選されたその方は、きよしさんの質問に、ひと呼吸ほど間をおいて、
”全部です”
とお答えになりました。
すると、西寄さんが、
「全部なんでしょうけど、そのなかでも?」
とたたみこむように問われると、きよしさんが、
「やっぱり歌ですか?」
と助け船をだされたのですが(笑)、
その方はきっぱりと、”全部です”とおっしゃったのです。
そして、歌についていえば「白雲の城」が大好きで、きよしさんがステージの奈落へとおりていくときの横顔が好きでDVDで繰り返し再生されていることをお話しくださいました。
それで、当選された方のためにそのシーンをやってみてあげませんか? というながれになったのですが、急なモードチェンジが難しそうなきよしさんにかわって西寄さんがトライされ、
皆が大爆笑すると、
「これは、”いいかげんにしろ(城)でございます(笑)」
とおっしゃいました。
そんな西寄さんをお隣でご覧になっていたきよしさんは、
「いいじゃないですか」
とそこでまとめようとされたので、
「いや、これじゃだめですよ~。きよしさん、やってください~」
と西寄さん。
きよしさんは、困った様子で、
「いやあ、僕、難しいです~。スイッチが入らないと」
とおっしゃったのですが、皆の熱い視線をうけて、倒れ込んで、奈落にしずんで客席からみえなくなってからまでをも再現してくださり、大うけになると、プレイバック!
そう、それはバレエで瀕死の白鳥が息絶えるときのようなポーズに近いものではないかなあとわたしは思ったのです。
そして、ご主人とではなくお友達と来場されていることがわかると、
”どうやって知り合われたのですか?”とうかがおうとして、
「どうやって、しりあらわれ? えっ? しりあわ? しりあらわれ? しり(尻)? 尻、洗う?」
とおっしゃり、すかさず西寄さんが、
「尻を洗うのはトイレでしてくださいっ!」
と(笑)。
「あっ、”しりあわれた”ですね」
と正解をみつけて満足そうなきよしさん、さらに、
「僕、ウオッシュレットのコマーシャルをやりたいですね~」
と自らがおまとめになりました(笑)。
※1日目の記事にもアップしましたが、
19年目の感謝の思いが書き込まれていますね。
こんばんは。
記事を更新していたら日付がかわって6月27日になりましたが、昨日、ティアラこうとうでおこなわれたコンサートの
夜の部のに参加させていただきました。
6月25日・26日の両日、ティアラこうとうでコンサートを3公演を開催されましたが、ここでのコンサートは16年ぶり。
2002年にコンサートツアーがスタートしたその年以来ということで、きよしさんは、嬉しい思いを抱くと同時に、歩んできた道のりを思いおこされたそうです。
そんな思いからでしょうか、きよしさんはいつも以上に初心にたちかえられているようで、人前で唄って喜んでもらえて感激したその日のように、はじける笑顔で楽しそうに唄っておられました。
この日、座長公演の話題になると、
「腹八分目というのもありますが、僕のところはおなかいっぱいになっていただきたいんです。
だから、おなかが空いたときは、僕のところに来てくださいね」
と、ご自身のコンサートをレストランにたとえておっしゃっていた言葉がこころにのこりました。
和・洋・中! できたての世界中のおいしいお料理が愛情いっぱいの味付けで供される世界一のレストランだなあなんて思って幸せな思いになったのです。
以下、この記事では26日夜の部のトークを中心に書いてみますね。
きよしさんは、5月29日にリリースされたニューアルバム「新・演歌名曲コレクション7-勝負の花道-」から、「真赤な太陽」と「霧の摩周湖」とカバー曲を歌唱されると、
「名曲をカバーして勉強させていただいています。
名曲っていうのは時代背景がみえてきて、なぜその曲がヒットしたのかわかります。
詩も素晴らしいですし、メロディーも覚えてしまう。
そして、なによりオリジナルの歌い手さんが”いい歌手”で、ほんとうに素晴らしいなあって、いつも思います。
僕も、”いい歌手”っていっていただけるようにがんばりたいと思います」
と、そんなきよしさんの言葉に、
”わたしたち、誰よりもきよしさんが”いい歌手”だって思ってるんだよ、だから今日もここに来てるんだよ~!”
という思いをこめた大きな拍手がおこったことはいうまでもありません。
きよしさんは皆の熱い反応に、嬉しそうに微笑まれると、
「僕は歌が好きなので。
これからもいろんな感情を歌で表現させていただきたいです」
とおっしゃったのです。
そして”ふれあいコーナー”の最初に「勝負の花道」を歌唱されると、あらためて来場のお礼をていねいにおっしゃり、
「怒涛のように歌がつづきましたので、やっとゆっくり話す時間ができました」
とリラックスされた面持ちのきよしさんでした。
この日のコンサートの時間が昼の部が12時、夜の部が16時から早めの設定であることについて、
「きよしさんのバイオリズム的にはいかがですか?」
と西寄さんが質問されると、
「正直、早いとちょっとバイオリズムが乱れますね~」
とお答えになったのですが、そこから、明治座さんでの公演のときは1回目が11時であることに西寄りさんが着目され、
「朝から時代劇してるってすごいことですね~」
とおっしゃると、
「なんてことだ!」
と、きよしさん。
そして、
「こころと身体のことを考えると、1週間ぐらいがいいですね~」
と。
そこで西寄さんが、
「やっぱり真ん中ぐらいの時期が大変ですか?」
とおたずねになると、
「そうですね。
自分に対してイライラするよようなこともあります。
声がちゃんと出るかなあとか。
10月の公演の台本はまだいただいていないんですが、涙あり、笑いありの内容になるそうですので、僕も楽しみながら演らせてもらいたいです。
家族みんなで観られるわかりやすいものがいいなって思います。
それにずっと2枚目だとくたびれますから(笑)」
と本音をぽろん。
西寄さんが、3枚目的な面もだしながらも、やっぱり素敵な2枚目で魅せてくださるきよしさんを称賛されると、
「びしっとかっこよく台詞をきめようとしているのに、疲れ果てていてかんだりすると落ち込むんです。
それで、そんな自分にイライラして...」
きよしさんは後半はつぶやくようにそうおっしゃると、
「でも、人間ですから!
ね。
今ある力を全部だして、皆さんにおなかいっぱいになっていただだきたいですね。
腹八分目というのもありますが、僕のところではおなかいっぱいになっていただきたいです。
だからおなかが空いたときは僕のところに来てくださいね」
と。
こころにしみる言葉でした。
ここできよしさんが、突然、「ねずみ小僧」の長いキメ台詞を朗々と諳じてくださったので、どよめきが起こり、拍手喝采となったのです。
かっこいい~!
皆の反応に微笑まれると、今度は恥ずかしそうに、噛んでしまったバージョンを再現され、
「キメルつもりがこんなふうになると、落ち込んでしまうんですよ~」
と。
完璧を目指すゆえにそのような葛藤もうまれるのでしょうね。
きよしさんの正直で誠実なこころのうちをきかせていただいて、いっそう大きな拍手と、声援が起こりました。
きよしさん、
皆がついてます!
応援してます!
そんな思いでいっぱいになりました。
かっこいい~!
皆の反応に微笑まれると、今度は恥ずかしそうに、噛んでしまったバージョンを再現され、
「キメルつもりがこんなふうになると、落ち込んでしまうんですよ~」
と。
完璧を目指すゆえにそのような葛藤もうまれるのでしょうね。
きよしさんの正直で誠実なこころのうちをきかせていただいて、いっそう大きな拍手と、声援が起こりました。
きよしさん、
皆がついてます!
応援してます!
そんな思いでいっぱいになりました。
そして順序が前後しますが、”ふれあいコーナー”でのおふたりめの当選者は1階席におすわりのさいたま市からお越しの方でした。
7月22日にサンシティ越谷で開催される「NHKのど自慢」の予選に出場されることになり、きよしさんの「勝負の花道」を歌唱されるので合格するためのアドバイスをいただければと書き添えておられたのです。
きよしさんもかつて出場を夢みて、地元で開催される折、往復はがきで5枚応募したそうですが、最初はほぼ抽選なので、落選してしまったそうです。
応募はがきはお母様が書いてくださったのですが、”のどじまん”が、”のどじん”と書かれていたそうです(笑)。
きよしさんは、
「どのキーで唄うんですか?
女性のキーだと」
とおっしゃると、突然オペラのソプラノ歌手のように、「勝負の花道」を数フレーズ唄ってくださり大爆笑でした。
開催日の前日が予選会ですが、そのときは250組の方が出場され本番のときのバンドさんが生演奏してくださるのでオリジナルのキーで唄うということでした。
西寄さんが、
「せっかくだから一緒に唄いましょう」
とおっしゃり、キーボードの生演奏で唄いだされたのですが、きよしさんの出る幕はなく(笑)、その方は1コーラスすべてを堂々と唄われたのです。
きよしさんは、その方の堂々とした歌い方をほめられると、
「できればキーをひとつあげられると(持っている)声のあたりがもっといいかなって思います」
とプロフェッショナルなアドバイスもされたのです。
そう、”キー”ってほんとうにだいじなのですものね。
と、そこで合格の鐘の音が鳴り響きました(喜)。
ぜひとも出場してほしいですね!
勝手ながら応援させてくださいませ~。
コーナーのラストに「わたしのふるさと」を唄ってくださいますが、
「このコンサートが”氷川きよし”のふるさとだと思うようになりました。
皆さんと一緒にすごす時間が僕のふるさとなんですね。
皆さんのふるさとが、”氷川きよしコンサート”になったらいいなと思います」
とおっしゃってから、唄ってくださり、その歌唱にじんときたのです。
※正面からみたティアラこうとうです。
ラストトークでは、20周年への思いを言葉にされ、
「オリジナル曲のベストアルバムをだしたいなって思っているんです。
まだだしたことがないから20周年のときの夢なんです。
2000年から皆さんと一緒に歩んできたオリジナル作品ですから」
とおっしゃたので大きな拍手がおこりました。
そう、きよしさんおベストアルバム、待っています!
これまで楽しみに楽しみに待っているんです。
きよしさん、どうかよろしくお願いします。
あらためて来場のお礼を言葉にされると、
「僕もいろいろと楽器にもチャレンジしたんです。
皆さんのおかげで楽器を買わせていただいて。
ギター、ピアノみたいなの(キーボードのことでしょうか?)、ボンゴ、あとはエレキギターも。
でもつづかなくて。
モノオキ? ええと置き物になっています(笑)。
やっぱり歌が好きだから。
僕はこれからも歌ひとすじに」
と。
そして次が最後の曲であることをおっしゃったきよしさんに、”えーっ”と大ブーイングがおこると、
「まだつづくってしってるくせに」
と甘えるようにささやかれたのです。
もう、こころとろかす甘い声でそんなことおっしゃるなんて!
そんなとこされたらどうしていいかわからなくなっちゃうって、しってるくせに。
なんて(笑)。
ひとり、あたふたしたのです。
こんな思いをさせるなんて、ほんとうに罪な人!
そんな(σ*´∀`)の葛藤をよそに(まあ、そうですよね・笑)きよしさんは明るく微笑まれたのです。
そして「男の絶唱」のイントロが奏でられ、西寄さんの曲紹介がきこえてくるなか、上手、下手、そしてセンターへ、深々とお辞儀をされ、朗々と鮮やかに唄われました。
そして「男の絶唱」のイントロが奏でられ、西寄さんの曲紹介がきこえてくるなか、上手、下手、そしてセンターへ、深々とお辞儀をされ、朗々と鮮やかに唄われました。
※以上、駆け足での更新で失礼します。
29日の「ごごナマ ごごウタ」は落選で、仕事が前後にはいっているので、スッパリあきらめていたのですが、昨日、お友達のTさんから緊急のお誘いをいただきました。
仕事の予定を編集の方に確認して、”こんにちは、さようなら”状態で申し訳ないのですが、夢のようなお誘いをうけさせていただけることになりました。
※明日から週末までひたすら仕事がんばりますね。
7月1日は、先のことだと思っていましたが、今度の日曜なのですね。
きよしさんが大月みやこさんと一緒にゲスト出演される長崎県壱岐市からの「NHKのど自慢」、楽しみです。