おはようございます。
昨夜、シンデレラのごとく24時少し前に帰宅しました。
終演後、新幹線の時間に少し余裕があったので出待ちの列に並んだのですが、まだ辺りは明るかったのです。
お友達のHさんと、様子をみて時間が厳しくなりそうなら出待ちをあきらめて移動するつもりだったのですが、列に並んで5分も経たないうちにきよしさんを乗せた車が出てこられたのでした。
きよしさんは、沿道で手を振る皆に、うなずきながら優しく視線をかえしてくださっので(嬉)、もう夢のよう...。
いえ、コンサートですごさせていただいた夢の時間がさらにさらにつづいたのでした。
先に帰宅されていたOさんから、「第50回 思い出のメロディー」の応募はがきの結果が届いている旨のメールがとどいて、なんだか別な意味でドキドキ...。
帰宅したら、輪ゴムでとめられたハガキの束(20枚ほど応募していました!)がありました。
1枚、1枚めくっていって。落選のハガキには、応募総数43573通と印刷されていて...。
そうなると1枚で2名入場で、クレーンカメラの撮影など、演出上、使わない座席もあるとすると、当選枚数は1200通前後でしょうか。
1枚めくってまた落選、2枚めくってまた落選...。
そこで覚悟して一気に広げてみたら、1枚だけ色味の違うハガキがありました!
※今年は8月4日に公開収録がおこなわれ、放送は8月18日です。
これで観覧にいくことができる...。
そう思ったらホッとして、睡魔がおしよせてきたのです。
それで、この記事を今、書いています。
今日は、午後、2本取材があって、、締切もひとつあるのですが、前倒しで準備してきましたので、駆け足ですが、ブログを書くこころと時間の余裕をつくることができました。
※17日は前日より昼夜とも1時間早い開演でした。
先の記事に曲目を書きましたが、
あらためて、
~オープニング~
「じょんがら挽歌」
「一剣」
「箱根八里の半次郎」
「白雲の城」
※衣裳は白地の着物の紫の袴
~リズム歌謡の世界~
「男花」
「咲いてロマンティカ」
「酔わせてオルホ」
※衣裳はグリーンのマント。「男花」を唄いおえてマントを脱ぎ去ると赤を基調に、黒のスパンコールとゴールドのフリンジ&スパンコールがあしらわれれたマタドール風スーツに。
~ 新歌舞伎座スペシャル・アニソンコーナー~
「ゲゲゲの鬼太郎」
「限界突破×サバイバー」
※衣裳は先のコーナーのままです。
~氷川きよしが歌う”第49回思い出のメロディー”~
「狙いうち」
「達者でナ」
「月がとっても青いから」
「北の螢」
「一本の鉛筆」
※衣裳は白の三つ揃いのスーツ。ラウンド状のエリはスパンコールがあしらわれていて、シャツは黒、前立てに同色のスパンコールがあしらわれていたでしょうか。靴は白のエナメルでした。
~最新作コーナー~
「勝負の花道」
「柔道」
「わたしのふるさと」
※衣裳はゴールドスパンコールのスーツ、シャツは黒、靴も黒のエナメルでした。
~氷川演歌の名曲コーナー~
「きよしの人生太鼓」
「大井追っかけ音次郎」
「ちょいときまぐれ渡り鳥」
「男の絶唱」
※衣裳は優しい黄色系(レモンイエロー)に、同色で格子柄が織り込まれた着物に銀糸の帯という着流し姿
~アンコール~
「勝負の花道~音頭」
「きよしのソーラン節」
「きよしのズンドコ節」
※衣裳はレインボー柄の燕尾タキシードに、同じくレインボー柄のシルクハット
以上、まさにめくるめく珠玉の24曲でした。
※この日も昼夜とも”全席売切 完売御礼”
立見席も完売になりました。
17日昼の部でのオープニングでのこと。
来場のお礼、地震で被災された皆様へのお見舞いをていねいにおっしゃると、
「ほんとうにありがとうございます」
とおっしゃってお辞儀をされたのですが、お辞儀をされながらも、”ありがとうございます”ときよしさんがおっしゃているのが、わたしの座席からちょうどみえて...。
きよしさんはほんとうにそんなところもファーストコンサートツアーの頃から少しもかわらないことを目の当たりにして、じんときたのです。
そうだとはわかっていても、やっぱりその様子を目の当たりにすると、慢心のカケラもなく、誠実なきよしさんに胸がいっぱいになったわたしでした。
昨年、はじめて「限界突破×サバイバー」でアニソンに挑戦されたことをお話しされ、
「昨年、ツアーで全国をまわらせていただいて、(激しいロックを聴いたことのない)ご高齢の方がポカンとされていらしたので、コンサートで唄わせていただくことに複雑な気持ちになることもありましたけど。
僕にとってたいせつな1曲なので。
一アーティストとしていろんな”氷川きよし”をみていただきたいという思いで、今日は『ゲゲゲの鬼太郎』と、2曲プレゼントさせていただきたいと思います」
と前置きされてから、「ゲゲゲの鬼太郎」を歌唱され、一転、激しく熱く、「限界突破×サバイバー」を唄ってくださったのです。
自分のなかのなにかがグラグラと沸騰したような思いになって、、きよしさんと一体化して一緒にシャウト! シャウト! シャウト!
ふ~っ、ロックコンサートさならがの熱気とこころの高鳴りに、感激したのです。
「勝負の花道」を唄いおえて夏の話題になると、
「夏が大好きです。冬は寒いから嫌いんですよ。
からだってあったかい方がいいんでしょう?
でも、熱中症には気をつけてくださいね。
皆さん、水、飲んでいますか?
きちんと自己管理して、元気でいてくださいね。
ほんとうは皆さんを守ってさしあげたいけど、でも常日頃一緒にはいられないから...。
今日は一緒にすごしていますけど、(そうでない日は)皆さんご自身で気をつけてくださいね~」
きよしさんの飾らない言葉から、その思いがつたわって、わたし、ここでもじんときてしまいました。
そして、大阪でお芝居と歌の二本立ての1か月公演を、以前なんばにあった新歌舞伎座さんでおこなったように(前回は13年前)、いずれはこの上本町の新歌舞伎座さんでもという話題になると、前列の方が、”わたしが生きているうちにおねがいします~”とおっしゃったそうで。
西寄さんと共に、苦笑されるきよしさんでした。ちなみに、そうおっしゃた方は、”まだまだお若いじゃないですか”と西寄さんにいわれていました。
そのながれで10月の明治座さんでの1か月座長公演の話題に。
「1か月の長丁場なので、僕もくたばらないようにしたいです。
そのためにはストレスをためこまずに発散して...。
言いたいことをがまんしないで言わせてもらうことも大事ですよね」
と。
きよしさんは周囲を気遣われて、自分のこころにしまわれて...。
自分に厳しいからこそ、そういうことができるのだと思いますが、たまには”ワガママきよし”になってもいいんじゃないかしら?
きよしさんのお話をききながら、そんなふうに思っていたのです。
そして全身ゴールドの衣裳を西寄さんが絶賛されると、
「僕、金色って好きなんです。HAPPYになれる気がして。
昨年の紅白歌合戦もで金の衣裳でしたけど。
地方コンサートにいったときに、手をあわせてくださっている方がいて。
はっきりいって何のご利益もありませんっ!」
そんなふうにおっしゃったきよしさんでしたが、
西寄さんが、
「全員で合掌!」
と音頭をとってくださり、きよしさんを拝ませていただく一幕がありました(笑)。
きよしさんは、気をよくされたのか、夜の部でも、この衣裳の話題になると、
「ゴールドは色の中でも最高潮。
見て、皆さんに幸せになっていただいて、お金持ちになってほしいです」
とおっしゃったのです(笑)。
うわあ、きよしさんがそういってくださるのなら、ご利益ありそうな気がしてきますねっ!
そして、この夏のNHKさんの組「第50回 思い出のメロディー」で2年連続、3度目の司会をつとめられることについて、
「自分の歌の時はほんとうに気が抜けなくて、直前にはほんとうはあんまりしゃべりたくないんですよね。
でも司会ですからね。
昨年はスタートから僕のアップでしたから、緊張しました~」
と、おっしゃると、
「公開リハーサルをいたしましょう」
と西寄さんが、おっしゃって、昼夜とも昨年のオープニングトークを踏襲したリハーサルをしたのです(喜)。
昼の部では、番組タイトルを、”紅白歌合戦”といいまちがえて、再トライ!
そんなきよしさんに、
「もちろん、紅白の司会もしていただきたいですが」
と西寄さんがいってくださったのですが、皆様、これって予兆かもしれませんねっ!
なぜだかそんな、そんな、そんな気がしてきたのです~(嬉)。
”♪そういう日がいずれ来る~、きっと来る~”
と唄いだしたい気持ちになったわたしだったのです。
夜の部では、打ち合わせ&撮影で木村佳乃さんにお会いしたところ、とても気が合ってお話がはずんだそうで、
「僕、人見知りが激しいでしょう。
でも、撮影の間もずっと話していて。
だから、きっといい司会ができそうだなって思ったんです」
と昼夜ともおっしゃったきよしさんでした。
そして、夜の部では、”公開リハーサルを”とうながされる西寄さんに、
「でも、木村佳乃さんがいないから...」
ときよしさんがおっしゃり、
「横にいるじゃないですか」
と西寄さんが切りかえされると、
「どこがぁ?」
ときよしさん。
おたがいそっぽを向かれたのでした(笑)。
皆の大爆笑におふたりも笑顔になられ、
「第50回思い出のメロディーの司会をつとめさせていただきます。氷川きよしでございます」
ときよしさんが颯爽とおっしゃると、
「ちょっと太めの木村佳乃でございます」
と西寄さん。
またまた大爆笑!
木村佳乃さんがロンドンで生まれて、セレブな方であるとおっしゃってきよしさん。
「でも僕もフランスですからねっ、行ったことないけど」
対抗意識をあらわにされ、
「ポンズ~(ポンジュール)!
ゴマダレ~(コマンタレブー)!」
と、即席フランス語を披露されたのでした(笑)。
この調子ですと、大好評だった昨年以上にさらにあたたかくて素敵な司会になることでしょうね。
楽しみです。
「番組は収録で、その日(放送日)は、僕、コンサートなんですよ。
だからご存じない方は、”氷川きよし”がふたりいるって思われるかもしれないですね(笑)」
とおっしゃり、その前に今月25日の「FNS 歌の夏まつり」への5年ぶりの出演を西寄さんがインフォメーションされ、この夏の過ごし方をおたずねになると、
「始球式もあるんですよ~」
とおっしゃり、公開投球練習をしてくださる大サービスでした(喜)。
※1階のチケットブースのサイドに貼られているポスターです。
すでに夜の部の内容にふれていますが、夜の部のオープニングでの熱烈歓迎に、
「もりあげてくださってありがとうございます。
さすが、大阪はちゃいまんなあ~」
と関西弁が飛び出して、大うけになりました。
そして、いつも何種類かのミニ横断幕をつくられて、シチュエーションに合わせて掲げておられるご主人に、きよしさんが気づかれると、
「いつもありがとうございます」
とお礼をおっしゃったのですが、そのとき、掲げていた横断幕が”氷川きよし 演歌界の大御所”だったものですから、
「でも、僕は大御所になりたいとは少しも思っていないんですよ~。
常に新人のつもりでやらせていただきたいんです」
と正直な思いを言葉にされたので、ご主人も、”そうかあ”と納得され、その後は違うメッセージの横断幕を掲げていらしたのです。
「ゲゲゲの鬼太郎」のオープニング曲を歌唱されていることについて、
「妖怪を代表してお礼を申しあげます。えっ? 私? はい。”妖怪皮下脂肪”でございます」
とおっしゃったので大爆笑。
ちなみにきよしさんは好きな妖怪をたずねられると、
「僕は、砂かけばばあかな」
と即答されておりました。
そして初期の座長公演のときの話題になると、
「あの時は台詞を覚える時間がなかったですからね~。
ひどかったですからね、スケジュールが!
ストレスで食いまくっていましたよ。食べることで気分転換していたというか」
と本音発言がとびだしたきよしさんに、現在とマックスの体重を西寄さんがおたずねになると、
「今は64キロと65キロの間をいったりきたりですね。
いちばん太っていたときは、105キロありました」
とさらりとお答えになったものですから、西寄さんが一瞬きょとんとされ、
「それは私の体重じゃないですかっ!」
と(笑)。
きよしさんは、
「一度100キロくらいになってみたいですね。どうやったらなれるんですか?」
と西寄さんにたずねかえされたのでした(笑)。
前後しますが、昼のラストトークで、来年20周年めを迎えることをお話しされると、
「氷川きよしとして、やっと二十歳(はたち)になる感覚です。これからも演歌を唄いつづけて。
そして、いろんな曲にも挑戦していきたいと思います」
そう、きっぱりとおっしゃって印象にのこりました。
夜の部はいよいよ4公演の千秋楽。
「今日はとっても暑いなか、猛暑のなか、お越しくださり、ありがとうございました。
皆さんがめちゃくちゃもりあげてくださって。
これまで3000公演近くコンサートをやらせていただていますが、今日の公演がいちばんいいっ!」
と嬉しそうにおっしゃると、
「皆さん、おからだに気をつけてくださいね。
僕も気をつけて、この夏、”氷川きよし業”をつとめたいと思います」
と、結ばれました。
16日の夜、そして、ここでもとびだした”氷川きよし業”という言葉に、きよしさんのアーティストとしての自負と覚悟と同時に、この夏、”全身・全霊氷川きよし”として、大きなイベントの数々に、きよしさん自身が、”氷川きよし”の活躍を期待され、楽しみにされていることを感じて、期待でわくわくドキドキしてきたのでした。
以上、駆け足での更新で失礼しました。
今日終日、仕事をがんばって、明日は、みどり市で開催される「新・BS日本のうた」の公開収録に、午前中の仕事を終えてから参加させていただきます。