「おかげさまで、今月、41歳になりました。
僕、母のおなかのなかにいるときから、音楽が鳴ると反応して。母のおなかをけっていたそうなんです(笑)。
踊っていたんでしょうね。
今日、ここで歌わせていただいて、音楽って素晴らしいなってあらためて思わせていただきました。
音楽って、ひとつになれるんですよね、人が。
僕、音楽で世界がつながるといいなって思います。
これから自分のこころと身体をとおして、のどをとおして、自分が経験した悲しみ、苦しみを全部歌にいかして、喜びに変えていきたいです。
歌は喜びです。
僕はそう思っています」
昨日、カルッツかわさきで開催されたコンサートの夜の部で、きよしさんはそんなふうにおっしゃいました。
そして、昼の部の”ふれあいコーナー”で当選されたご夫妻のことをお話しされたのです。
「ほんとうにこの仕事をしていてよかったと思いました。
○○さんの命のなかに、自分の歌がしみこんでいるんだなって感じて...。
皆さん、おひとりおひとりにドラマがあるんですね~。
僕の人生なんかたいしたことないですけど、皆さん、すごい人生を歩まれておられるんだなって、(個々に)お話しできなくても、僕、そう思いました」
と。
○○さんというのは、当選されたご夫妻のお母さまで、きよしさんの大ファンのおばあちゃま。
きよしさんのコンサートにいって、生のきよしさんに逢いたいという夢を、晩年になってかなえられたのです。
きよしさんは、昼の部のあと、あらためて、○○さんとそのご夫妻のことを思われたのでしょう。
客席に夜の部にもいらっしゃっているかおたずねになりましたが、昼の部のみの参加だったようです。
先に、
この日のセットリストは、9月6日のバースデーコンサートのときを基準にしますと、”SPコーナー”での2曲はあの日1日のみでしたが、それ以外はかわるものはありませんでした。
10月2日にリリースされる、「新・演歌名曲コレクション8-冬のペガサス-勝負の花道~オーケストラ」の音源がとどいたので、きよしさんが”ご試食を!”とおっしゃり、14曲すべてを少しずつお味見させてくださったので、もう~、これまでこんなにアルバムを楽しみに思ったことがあったかしら? というほどに待ち遠しくなっています。
社交辞令でなく、わたし、今度のアルバムが、過去最高に楽しみなんですよっ!
もう、待てないけど、でも待つしかないんでしょ。
そうよね~。
と、思わずこころの声がでてしまいます(汗)。
※2018年9月12日 カルッツかわさき
と、ここで、”ふれあいコーナー”でのエピソードにもどりますね。
〇〇さんは一度きよしさんのコンサートに行きたいので、そのためにファンクラブにはいりたいと考えたもののインターネットができないと無理なのではと思われたそうです。
そこでこの日お越しになっていた息子さんが調べて、郵送で大丈夫ということがわかり、おばあちゃまはファンクラブに入会され、何回かコンサートにいらしたということでした。
おばあちゃまは、コンサートで生のきよしさんに逢えたら、もう死んでもいい思いなのだとおっしゃっていて、コンサートにお越しになられたときはとても感激されていたのですが、何回かお越しになったのち、亡くなられたのだそうです。
でもおばあちゃまは大好きなきよしさんのコンサートにいって、きよしさんにお逢いするという夢をかなえられ、とても幸せな思いで生涯を終えられたそうですが、娘さんが、おばあちゃまといくはずだったコンサートに、ご主人を誘って参加されたところ、ご主人もすっかりきよしさんのファンになられたということでした。
「ご主人もひとこと」
と司会の西寄ひがしさんがおっしゃると、
”こんなに歌の上手い人、世界にひとりしかいません!”
とおっしゃってくださいました。
きよしさんは、天井を仰ぎみて、
「〇〇さんのまごころを忘れません。
お生まれ変わりなられたら、お会いできるのを楽しみにしています」
とおっしゃると、
ご夫妻に、
「お母さまのこと、こころに刻んで、ずっと忘れません。
僕、そういう男ですから」
とおっしゃり、一礼されました。
ちなみに質問用紙に書かれていたのは、”元気のもとになっている食べ物は?”という内容だったそうですが、思いがけない展開に、きよしさんが誰よりも感動されていて...。
わたしも、〇〇さんのまごころがずっと生き続けていて、時空を超えてこの日きよしさんにちゃんと届けられたのだということを感じて、胸が熱くなったのです。
感動されているきよしさんでしたので、すぐには質問の答えがうかばず、西寄さんが助け船をだされて、
「かねふくの明太子!」
というお答えになりました(嬉)。
ベスト回答ですね!
皆様、こんにちは。
昨日、カルッツかわさきで開催されたきよしさんのコンサートに昼夜参加させていただきました。
熱い熱い歌唱、そしてノリノリトークに、昼の部は2時間30分、夜の部にいたっては2時間40分を超えていたでしょうか。
帰宅してからも、きよしさんの熱唱とまごころトークを思いかえしては、感動で胸がいっぱいになって...。
どこからどう書かせていただこうかと思案して、わたし自身のこころのままに、書かせていただいてみようと考えました。
昼夜、いきつ戻りつかいていきますね。
先に、この日のコンサートは、FC限定で、DVDになりますが、申込締切は9月28日なので、まだまだ受付中です。
※こちらは申込用紙です。
そんなこころのうちをお話しされたきよしさん、歌うほどにヒートアップする歌唱に、圧倒され、気づいたら、足がリズムを刻んで、全身をきよしさんの歌声に委ねていたのです。
身もこころも、きよしさんに...。
あっ、これはけっして邪まな意味ではありません。
ほんとうに、きよしさんと、そして会場の皆さんと一緒になっていることを感じたのです。
だから、ラストトークでのきよしさんの言葉に、ああ、きよしさんも同じことを感じてくださっていたことをしって、嬉しさに涙がにじんできたのです。
歌でひとつになれる...。
きよしさんの言葉をきいていたら、世界の皆が歌でつながるイメージがうかんできたのです。
歌は喜び!
苦しみも悲しみも歌が喜びに変えてくれるのですね。
それは、”氷川きよし”だからできること、そして”氷川きよし”にしかできないことだと、わたしは思うのです。
そんな思いを抱いていると、きよしさんはふたたび話しだされ、
「ねーっ、僕も帰りたくないんですよね~」
とおっしゃると、しばしの間が...。
「あと、2、30曲はいけるかなって思っているんですけど。
でも会場の時間がありますからね~」
と。
その残念そうな様子に、リップサービスや社交辞令でなくおっしゃってくださったことを感じて、胸熱くなりました。
※入口にはこんな案内がありました。
さて、それでは昼の部のことを。
「勝負の花道」を歌われるときは、やっぱり3段めからジャンプされ、着地されると、フィニッシュポーズをきめられ、下手へと(喜)。
もう、ジャンプ&フィニッシュポーズが定番になっていますね。
そして、西寄さんをまじえてのトークで、前日(11日)の「うたコン」での素晴らしい歌唱とパフォーマンスを西寄さんが絶賛されると、大きな拍手がおこりました。
「皆さんご覧くださったんですか?
ありがとうございます~。
西さんもNHKホールに来てくださったそうなんです。
ファンの皆さんとも会われるんですよね。
皆さんとお話しされるんですか?」
とのきよしさんのおたずねに、西寄さんが、うなずかれると、
「どんな話を?」
と興味深そうなきよしさんでした(嬉)。
もう~、きよしさん、そんなに興味をお持ちなら、きよしさんがロビーに来てくださらないかしら?
なんて。
この日は撮影のため、客席が部分部分空席になっていたのですが、きよしさんはその空席を目にされたとき、まだ事情をご存じなかったようで、
「ものすごい空席があるんだなあって思って。もう黙って故郷に帰ろうと思ったら、カメラ席だってきいて」
と(笑)。
きよしさん、心配性も、いくつになられても変わらないんですね。
でもそこがまた素敵なところだなあと思うのです。
ニューアルバムの話題になり、、表題になっている「冬のペガサス」への思いを言葉にされたタイミングで、、ついさっき、作詩してくださったかず翼先生と電話でお話しされたこともおしえてくださいました。
そして、
「ただ歌ってるんじゃなくて。
この身をつかってメッセージをとどけるために歌いたいと思うようになりました。
もちろんプロ歌手として、上手に歌うこともだいじなことですけれども」
と真剣トーク。
かと思ったら、
「今日はCDがとどきましたので、川崎限定でご試食をしていただこうと思って。
食料品売り場でもそうでしょ。
ね、いろいろいただいてみて...」
との話題(笑)。
西寄さんが、結局、試食だけでおなかいっぱいになったりすることをお話しされると、
「僕は(試食させていただいたものは)買いますよ。
顔がわれてますからね。
がめついって思われちゃう」
と、ある意味、こちらも真剣トークをされたのです(笑)。
きよしさんはそんなふうにおっしゃいましたけど、きっと、”さしあげたい、ご馳走させてください”という展開になって、申し訳ないので、購入されることにしているのではないかしら?
ここでのニューアルバムの紹介は後半、昼夜、おりまぜて書くことにしますね。
昼の部の”ふれあいコーナー”のおひとりめの当選者は3階席の方。
きよしさんは3階席に手をふりながら、
「3階席は僕のなかでは”天空席”、”VIP席”です。
全部が見わたせてながめがいいでしょう」
とおっしゃいました。
当選者は生まれも育ちも川崎の方で今、76歳。
”「勝負の花道」で紅白の大トリを!”
と書いてくださっていました。
きよしさんが、
「そのおこここここ(笑)、そのお言葉で十分です。
僕は、細々とやっていきます。
控えめに。
地味に...」
とおっしゃると、
「とても控えめとはいえない衣裳をお召しになって、どこが地味なんですかっ」
と西寄さんが一喝(笑)。
「そうですね。白黒はっきり」
と、「勝負の花道」(D・E・F)タイプの白と黒のツートンカラーのスーツを着用されたきよしさんはおっしゃったのです(笑)。
当選された方に、西寄さんが、きよしさんのどこがお好きなのかをおたずねになると、
”そんなこと、きかないでください。きくだけ野暮です!”
と、今度は西寄さんが一喝されました(笑)。
場内大爆笑です。
きよしさんはそんな様子を楽しそうにご覧になっていたのですが、突然、
「♪きくだけ野暮よ~ 歌の文句にあるじゃない~」
と、小唄風に歌ってくださって、最高でした(喜)。
そして、ここで先に書かせていただいたご夫妻が当選されました。
1階22列におすわりでした。
昼の部は熱く熱くもりあがって、いよいよフィナーレに。
きよしさんは来場のお礼をおっしゃると、
「今日は皆さんに素晴らしい時間をつくっていただきました。
ありがとうございます。
21歳になりました(笑)。
21歳はデビューする前の年ですね。
それから20年が経ちました。
それから20年が経ちました。
でも、そのときのようにフレッシュな気持ちで歌ていきたいと思っています。
生涯歌いつづけていきます。
でも、皆さんがいてくださらないと、僕が歌う場所がありません。
皆さんに健康で幸せてあってほしいと願っています」
そうおっしゃると、「男の絶唱」を歌われました。
深い愛と、強い励ましにみちみちた歌唱に、胸がいっぱいになりました。
※と、ここでいったんアップします。
次の記事で夜の部のこと、そして昼夜おりまぜてのニューアルバムの紹介や座長公演のこと、「徹子の部屋」や「ひるソン!SP」のことでお話しくださったこともありましたので、すべてを(大げさ・笑)書きますね。
昨夜は帰宅してからも感動でぼうっとしおりました(喜)。
今朝は先に今日の仕事の準備をしてからブログを書きだしたのですが、そろそろ出かける支度をしなければならず。
じつは夜の部の半ばまでかいてみたのですご、途中になってもと思い、昼の部までで、アップすることにしました。
ごめんなさい。
また、今夜、お逢いできますように。
そうおっしゃると、「男の絶唱」を歌われました。
深い愛と、強い励ましにみちみちた歌唱に、胸がいっぱいになりました。
次の記事で夜の部のこと、そして昼夜おりまぜてのニューアルバムの紹介や座長公演のこと、「徹子の部屋」や「ひるソン!SP」のことでお話しくださったこともありましたので、すべてを(大げさ・笑)書きますね。
昨夜は帰宅してからも感動でぼうっとしおりました(喜)。
今朝は先に今日の仕事の準備をしてからブログを書きだしたのですが、そろそろ出かける支度をしなければならず。
じつは夜の部の半ばまでかいてみたのですご、途中になってもと思い、昼の部までで、アップすることにしました。
ごめんなさい。
また、今夜、お逢いできますように。