こんばんは。
今日の宮崎県西都市からの「NHKのど自慢」、ご覧になりましたか?
きよしさんにひとめ逢いたいという思いで、出場され、「玄海船歌」を歌唱された91歳の方の歌唱、素晴らしかったですね。
のびやかな美しいお声で、音程もぴたりとあって、その方のお人柄まで感じられる歌唱でした。
鐘はふたつでしたが、憧れのきよしさんと対面され、きよしさんに歌声と美貌をほめらると、もうなにも言葉が出てこないということを、宮崎の言葉でおっしゃられると、”人生の金メダルをいただきました”とおっしゃったのです。
その言葉にじんときて、嬉しくなって涙がでそうになりました。
その方は”特別賞”を受賞され、きよしさんからトロフィーを手渡されましたが、きよしさんもまた、”人生の金メダル”という言葉に感激されたとおっしゃっていましたね。
その方は、きよしさんの思いをうけて、”人生最高の金メダル”と、さらに喜んでおられました。
きよしさんの、「勝負の花道」の歌唱も颯爽としていて、力強くて、テレビでみていることをすっかり忘れさり、思わず、”ヨイショ!”、”ハッ!”と、こぶしをにぎったり、手のひらをかざしたり...。
えへっ!
(きよしさんのマネです・笑)。
もう、すっかりしみついているのですねっ(嬉)。
個人的には、わたしが長年にわたってお世話になっている俳優さんが、恩ある演出家のつかこうへいさんが亡くなられたとき、”つか先生はわたしに人生のプラチナチケットをくださいました”とコメントされて...。
つかこうへいさんはわたしが10代のときに、わたしの人生を大きく変えるほどの影響をあたえてくださり、以来、ずっと人生の師でしたので、その言葉に胸がいっぱいになったのでした。
わたしは、今も大活躍されているその俳優さんをみるたびそのことを思いだし、その方のなかに、今もつかさんとの出会い、受け継いだものが生きていることを感じて幸せな思いになります。
文末に。
今日は樹木希林さんの訃報がとどきました。
今日は樹木希林さんの訃報がとどきました。
わたしが大好きな「花へんろ」のダイジェスト版が今年アーカイブスで放送されたので、全作をみたのですが、お遍路さんで登場された樹木さんの演技は時を経て、十分すぎるほどに大人になったわたしがあらためてみても、とてもみごとで、こころにしみるものでした。
もう10年ほど前のことですが、映画関連の出版社で、ある俳優さんの特集したムック本をつくるときに、樹木さんに担当の編集者の方が取材をお願いしたことがありました。
そうしたら、樹木さんから、編集部に直接電話があり、ぜひお話ししたいのだけど、”今、このまま話したい”とおっしゃったそうです。
企画をご覧になって、なにを話そうかと考えたら、いろいろなことがうかんだので、日をおかず、このまま電話でつたえたいという思いであることをお話しされて。
優秀な編集者の方ですので、樹木さんのお気持ちに応えて、そのまま電話取材をされ、そのあと、わたしに連絡がありました。
わたしは、そのことをうかがって、自然体の樹木さんらしいなあと感じたのです。
わたしは、そのことをうかがって、自然体の樹木さんらしいなあと感じたのです。
樹木さんには、その作品はもちろんのこと、その生き方にこれからもたくさん学ぶものがありますね。
さびしく悲しい思いは増すばかりですが、今はこころからありがとうを申しあげたいです。
※三連休、仕事が集中して、ブログの更新ができなくてごめんなさい。
元気で、笑顔でお仕事がんばってます!