こんばんは。
カルッツかわさきでのコンサートでの、゛ニューアルバム紹介コーナー゛のことを書けずにいてごめんなさい。
結局、仕事三昧の三連休になっておりました。
今朝、どうにかこうにか納得のいくものをしあげることができて、以後は少しのんびりしていて、夜になってからこのブログを書きはじめています。
最近、この仕事をしてきて、ほんとうによかったと思う出来事がありました。
ひとつは、ずっと応援させていただいている方の節目の時期に、応援になるような記事を書かせていただくことができたことです。
それは、きよしさんに出逢って、言葉が悪いですが、くさっていたわたしが、きよしさんの歌に励まされて夢を持ちつづけることができたから叶ったことでした。
そしてもうひとつは、
ひとりの俳優さんが、”ある記事の一行が自分の人生を変えた。生まれて初めて演技のことで褒めてもらった”と、あるインタビューで話されていたのですが、”あれはあなたが書いたあの記事のことよ”と、事情をしる知人がメールをくれたのです。
それは、20年ほど前、編集の仕事をしながら、少しずつ原稿を書くお仕事をいただくようになった新人ライターだったわたしが書かせていただいた、手のひらにのるくらいの小さなモノクロの記事でした。
名前をだすことができなくて申し訳ないのですが、このブログを読んでくださっているどなたもがご存じのその俳優さんが、今でも、あの小さな記事、それもあの一行をずっと覚えてくださっていることに、驚きと、そして、なんともいえない感慨がわいたのです。
その”一行”がどんなものなのか、わたしにはすぐわかりました。
それはわたしが高校生のことから観つづけてきたある作品の歴代の主演俳優につらなるものとして書かせていただいたもので、ある意味その一行が書きたいために、編集会議で提案したものだったからです。
あらためて言葉の重み、自分が発した言葉が活字になることの重みを感じ、自分が書く文章の向こう側にいてくださる読み手の皆さんの存在を思っています。
じつは8月後半、だいじな方を亡くして、やるせない悲しみに苛まれていたのですが、サンシティ越谷でのきよしさんの歌声の励ましに癒やされ、コンサートが終わったとき、こころにかかっていた暗雲が晴れる思いになったということがありました。
そして、9月にはいってからは、あの素晴らしいびわ湖できよしさんのバースデーをお祝いさせていただけて、さらにお仕事のうえでの思いがけない嬉しい出来事もあって...。
人生は日々、宝箱を開けるようなもので、嬉しいことも、悲しいことも、苦しいことも、生きているからこその宝物なのでしょうか。
今、そんなふうに感じて日々を笑顔ですごしています。
先日の宮崎県西都市からの「NHKのど自慢」でのきよしさんの歌声にもたくさんのパワーをいただきました。
きよしさんは東京にもどられ、いよいよ明治座さんでの座長公演のお稽古の真っ最中でしょうか。
最近、髪を伸ばしていらっしゃるのも、恋之介の扮装のため?
そして、FCで当選していた前半のチケットが週末にとどいて、ドキドキしながら封をあけました。
FCではKさんともども千秋楽に賭けて初日は申し込むことができませんでしたが、明治座さんの先行抽選で当選できたので、初日にもうかがえることになりました。
※早く”きよし恋之介さま”逢いたいですね。
今日はテレビは「ヒルナンデス!」(日本テレビ)に出演され、ラジオは垣花正さんの「あなたとハッピー!」(ニッポン放送)の”そうだ明治座に行こう!”のコーナーに4週連続出演ということで、自宅にいましたので、しっかりチェックさせていただきました(喜)。
「ヒルナンデス!」では、かっぱ橋でキッチングッズめぐりをされていましたが、そのなかで、きよしさんのニューファミリーが紹介されましたね(嬉)。
オキナインコの美行(みい)ちゃん!
羽根の色がブルーと白で、そのコントラストがとてもきれいでした。
きよしさん、現在お召しになっている白と黒のツートンカラーの衣裳、すでに黄色と黒バージョンはお持ちですが、白とブルーバージョンもつくってくださらないかしら?
なんて思っておりました。
そして、この記事のタイトルに書かせていただきましたが、今日の「氷川きよし節」(文化放送)では、聞き手の寺島尚正さんとのやりとりのなかで、昭和の歌を聴くと、たいせつな人とすごした思い出がよみがえることを詠まれた句が紹介されていましたね。
そのときの寺島さんの、名曲は、その歌を聴いていたときのことや、一緒に聴いていた人の思い出がよみがえる”というような言葉に、
きよしさんは、
「歌って素敵ですね。歌のない世のなかなんか考えられないですね。歌こそ愛だなと思います」
とおっしゃっていました。
”歌こそ愛”...。
きよしさんらしい、とてもとても素敵な言葉と、感じいりました。
寺島さんは、”宝石のような言葉を音にのせますからね”と共感されていて、そんなおふたりのやりとりがこころにのこったのです。
では、以下は、9月12日のカルッツかわさきでのコンサートでのことを。
すでに昼夜のコンサートでこころにのこったことは先の記事に2回にわけて書かせていただきました。
きよしさんは、昼夜とも10月2日に発売される「新・演歌名曲コレクション8−冬のペガサス−~勝負の花道オーケストラ」のCDの音源がとどいて、解禁になったこともあいまって、アルバムの思いを熱く熱く語りながら紹介してくださったのです。
※2タイプあるCDのジャケットも、ふたたびアップしますので、ぜひ拡大してご覧くださいませ~。
※Aタイプ(初回完全限定スペシャル盤)
以下は、昼夜おりまぜて書いてまいります~(嬉)。
「新しいアルバムが10月2日に発売になります。ジャケットも解禁になっていますね~。
アルバムの表題になっている『冬のペガサス』の詩を書いてくださったのはかず翼先生なんですけど。
ヒューマニズム(ヒューマニスト)の詩で。きよしくんしか歌えないっていってくださって。
さっきも電話で先生とお話ししてたんですけどね」
と、ニューアルバムの表題曲のことを話題にされると、
「この身をつかってメッセージをとどけるために歌いたいと思うようになりました。
プロの歌手として上手に歌うこともたいせつなことだと思っていますが(そのうえでそう思っています)。
今日は(ニューアルバムの)CDがとどきました。
川崎限定で、ぜひご試食していただきたいと思います(喜)。
正確には”ご試聴”なんですけどね(笑)。
デパートの食料品売り場でも、試食していただきますでしょ」
と楽しそうにきよしさんはおっしゃったのです。
夜の部では、
「アルバムもバラエティーに富んだものになっていますので、タイトルから”演歌”をはずしたほうがいいのかなと思うこともあるんですけど(笑)。
こぶしを目が回りそうになるほどまわす曲も歌ってますし歌謡ポップスのような曲も歌っています。
(タイトルにこだわらず自由に)これからもいろんなものを吸収して、伝えていきたいですね。
かつては、演歌もポップスも、”流行歌”として一緒だったんですよね」
とお話しされていました。
わたしは、そんなきよしさんの思いをきかせていただきながら、きよしさんが、歌う目的や使命を見据えて、ますます自由な思いで歌っておられることを感じて、幸せな思いになったのです。
と、話題は”ご試食”にもどります(笑)。
司会の西寄ひがしさんが、試食をあれこれしていてそれだけでおなかがいっぱいになってしまったことをお話しされると、
「僕は(試食させていただいたものは)買いますよ。
顔がわれてますから、がめついって思われちゃう(笑)」
きよしさんはそんなふうにおっしゃいましたが、きっとそうじゃなくて、お店の方がきよしさんに”進呈”されようとするので、それを申し訳なく思ってのことじゃないかしら?
わたしはそんなふうに感じておりました。
※Bタイプです。
「新・演歌名曲コレクション8~−冬のペガサス−〜勝負の花道オーケストラ」には全14曲が収録されています。
7曲目までは、オリジナル曲。
きよしさんの言葉をお借りすれば、”オリジナル曲は、僕の、世界にひとつだけの曲”ですね。
1曲目の「愛の翼」について、
「今年の『思い出のメロディー』で僕が歌わせていただいた、西城秀樹さんの『傷だらけのローラ』の詩を書かれたたいとう大三先生が詩を書いてくださいました」
きよしさんがそうおっしゃってからCDの音源を皆で聴き、
「掛け合いになるところもあるんですよ」
とおっしゃって、
「♪君だけは」
ときよしさんが歌われると、一糸乱れず”きよし!”とコールが(喜)。
そこで、西寄さんが、
「一部、上部がもれていたようでございます」
とおっしゃったので大爆笑でした。
2曲目は、「お江戸のさのさ」です。
「ぬるい燗でも、ファンの皆さんがついでくださると、あったかくなるという...。
ちょっとエッチな歌ですよね~。
色っぽくて、エッチ!
小唄風で、僕、好きなんですよ~。
皆さんにも聴いていただいて、同じ気持ちになっていただけたらって。
ねっ、以心伝心!」
と。
もう~、どんなドキドキすることばっかりおっしゃるなんて、きよしさんの確信犯(汗)。
コンサートでどんなふうに歌ってくださるのかしら?
3曲目は「恋之介旅日記」で、昼夜とも、西寄さんとの”即興劇”が大うけでした(喜)。
9月30日から明治座さんで1か月、座長公演をおこなうことを西寄さんがインフォメーションされると、夜の部では、
「西さんもすごい役柄なんですよね~」
と、この間からいいたくてたまらない様子のきよしさんに、
「わたくしのことなんてどうでもいいんですけど」
ときっぱり前置きされた西寄さん。
突然、
「はいっ! わたしは恋之介の初恋の人!」
とおっしゃったのですが(笑)、そこは即座にきよしさんが、
「えーっ、やだよ~」
とおっしゃり(笑)、客席からも大ブーイング(笑)。
西寄さんは、
「思いのほかのブーイングにこころ折れております」
とおっしゃったものの、切り替え早く(笑)、昼の部同様お母さんに扮した台詞を諳んじたのです。
きよしさんもすっかりノリノリで恋之介になりきって台詞をおっしゃり、おふたりでしばしやりとりされての即興劇に大きな拍手がおこりましたが、
「今のはいっさいございませんっ!」
と西寄さんが仕切り直されると、
「まったくちゃいます~」
と関西弁が飛び出したきよしさん、
「扇で舞ったり、槍をつかったりします」
とちょっぴり情報をくださったのでした(嬉)。
4曲目は「若松みなとのあばれん坊」。
音源のこぶしにあわせて、昼夜ともぐるぐると頭を回されて、目の回りそうなきよしさん。
でも、”ザ・演歌”という曲調と、きよしさんの歌唱は最高でした。
5曲目は「千秋万歳」。
ご自身より年上の方への思いをこめてつくっていただいた曲とのこと。
コンサートで歌ってくださったら、涙されるファンの方がたくさんいらっしゃるのではないかと思う、感謝と愛に満ちた曲と感じました。
6曲目は、アルバムの表題の「冬のペガサス」です。
「人は孤独な旅人なんだけど、孤独のなかに希望があるということを歌っています」
きよしさんは皆と一緒にCDの音源に聴き入り音源がやむと、
「もう好き! この歌。
僕、大好き!
最初に聴いたとき、自分のこの命かけて伝えたいって思いました。
そして、絶対にアルバムにいれたいって思ったんです」
きよしさんは、熱い熱い思いをお話しされたのです。
そして、7曲目の「勝負の花道〜オーケストラ」では、昼夜とも、コンダクターのようにタクトを振る仕草でもりあげてくださっていました。
8曲目からはカバー曲で、
「おてもやん」
「襟裳岬」
「風雪ながれ旅」
「ラヴ・イズ・オーヴァー」
「恋人よ」
「ヨイトマケの唄」
の6曲がはいっています。
それぞれの、いわゆる゛さわり゛を数フレーズながしてくださったのですが、どの曲も素晴らしい歌唱でした。
きよしさんは、ステージのうえで笑顔で一緒に聴いておられました。
昼の部では「風雪ながれ旅」で、オリジナルの北島三郎さんの真似をされるひと幕もありましたが、多くを語らず音源に耳を傾けておられたきよしさんに゛1曲1曲がご自身で満足のいくものになっていることを感じたのです。
そういえば、夜の部では、「ヨイトマケの唄」を、マイクを使って音源にあわせて一緒に歌ってくださるスペシャルな展開になりましたが、無情にも音源がストップして、”あああ~、もっと聴いていたかった~”と思ったのです。
きよしさんは、ステージのうえで笑顔で一緒に聴いておられました。
昼の部では「風雪ながれ旅」で、オリジナルの北島三郎さんの真似をされるひと幕もありましたが、多くを語らず音源に耳を傾けておられたきよしさんに゛1曲1曲がご自身で満足のいくものになっていることを感じたのです。
「この曲は自分の気持ちと重なる部分があるんですよね」
とおっしゃっていました。
大阪でのディナーショーで歌われたそうですが、今は早くアルバムで聴きたいですし、いつかコンサートでも聴かせていただきたいです。
14曲目はボーナストラックの「銀座ロマンス」。
曲中で鐘の音が鳴り響いてロマンチックな曲。クリスマスの銀座で聴いたら最高の気分になれそうですね。
そして、ニューアルバムのジャケットの話題になると、きよしさんと一緒に写っているのは15周年記念コンサートできよしさんが天から降りてくるときに乗られたペガサスであることをお話しされました。
「あれから4年経ちました。
僕、日本武道館の天井から降りてきますでしょう。
普通で考えたら怖いんですけど、スイッチはいると、緊張はしましたけど大丈夫になったんです。
やる前は、オムツつけようかなって思って」
との言葉に皆が笑うと、
「いや、冗談じゃなくて。それくらい怖かったですよね~」
と。
まさかきよしさんが天から降りてくるなんて思っていませんでしたが、あの忘れ得ぬ素晴らしい感動は、そんな決死の覚悟があってのことだったのですね。
ほんとうに命懸けのオープニングだったのだなあと、思いかえして感動で胸がいっぱいになりました。
以上、記憶のままに書かせていただきました。
今は、ニューアルバムがこれまでこんなにも楽しみで待ち遠しいことがあったかしら?と、思うほどに、
楽しみで!
待ち遠しくて!
9月30日の初日とあわせて、指折りかぞえています(喜)。
今は、ニューアルバムがこれまでこんなにも楽しみで待ち遠しいことがあったかしら?と、思うほどに、
楽しみで!
待ち遠しくて!
9月30日の初日とあわせて、指折りかぞえています(喜)。
そして、余談ですが、カルッツかわさきからの帰り道、お友だちのKさんと、”川崎に来るのはまた1年後かしらね~”と話していたのですが、あさって川崎にいくことになりました。
この記事の冒頭に書かせていただいた、わたしにインタビューのことをおしえてくださった方は、友人であると同時に恩人でもあるのですが、この機会に、お礼かたがたお会いしたいと思い、連絡をとったところ、午前中、川崎で用事をしているので、そのあとでよかったらということになり、川崎に。
わたし、川崎とも、ご縁があるようです(嬉)。