プレイバック習志野!
と、まずはこの記事のタイトルに書きましたが、習志野文化ホールでのコンサートが開催されたのは先月9月30日のこと。
昼夜参加させていただきましたが、その後の詳しいご報告ができないままおりました。
あの日がツアー36日めということでしたが、その後、今月に入って京都、奈良でコンサートを開催され、わたしは23日の伊勢崎市文化会館でのコンサートに昼夜参加させていただくことになっているので、その前にはレポートをと思っていたのですが、時間の流れは早いですね。
気づいたら、もうしあさってのことに(汗!)
そして、その前にあさって22日はNHKホールで開催される「第15回 虹の架け橋まごころ募金コンサート」の観覧にまいりますので、楽しいご報告とともに、皆さまにお会いできればと(翌日はコンサート!)思っています。
さて10月も後半。
「NHK紅白歌合戦」の観覧受付はいよいよ明日21日で締め切られますし、「日本有線大賞」の観覧は受付が始まって...。
すでに来年のきよしさんのコンサートの申込をしたり、12月のきよしさんのコンサートやディナーショーの予約をしているものの、ここにきて、年末をリアルに感じるようになってきています。
※何度も訪れているホールですが、
今回はじめて出入口のうえにあるプレートにきづきました。
習志野文化ホールの愛称は”♪ara-bun"だったのですね。
「明日もいくぜ~!」
と夜の部のアンコールで、ラストの「きよしのズンドコ節」を歌いおえると、きよしさんは、右手を高く掲げて、そうおっしゃいました。
エンディングで、ステージ上段に設われている宝船に乗りこまれると、
「皆さん、今日はありがとうございました。どうぞ、お元気で。
またお逢いできる日を楽しみにしています」
と手をふりながらお別れのご挨拶をされていると、幕がスルスルとおりてきました。
ああ、いよいよお別れなんだなあと思ったそのとき、
「愛してるよ」
とひとこと。
つぶやくようにおっしゃったきよしさんのその言葉が、まるで耳元でささやくように優しく響いて...。
ほほがカッと熱くなり、心まで火照るような思いがしたのです。
習志野文化ホールでのコンサート、夜の部でのことでした。
そのときのこと、当日夜に少しだけ書かせていただいていますので、よろしければ下記アドレスからお読みいただけます。
☆9月30日にアップした記事 http://blogs.yahoo.co.jp/maruru39/33757600.html
セットリストは、先日の渋谷公会堂でのコンサートとかわりませんでしたが、
夜の部では9月6日に38歳のお誕生日に開催された大阪でのディナーショーで披露されたという、氷川きよしのバースデーソング”としてつくっていただいた「(きよしの)HAPPY BIRTHDY」(というタイトルでよいでしょうか? 違っていたらごめんなさい)を歌ってくださいました。
「いつも自分ばかりお祝いしていただいているので、感謝の思いをこめて、つくっていただきました。すべての皆さんのお誕生日を祝して」
と。そんなきよしさんの優しい思いと、リアルタイムでその心の広がりを感じて幸せな思いになりました。
かと思えば、
「簡単、ワンタッチ!」
昼の部でのこと。
きよしさんが「愛しのテキーロ」を歌いおえると、振付のレクチャーをスタートされました(喜)。
「髪をこうしてかきあげてですね、そう、(髪が)ない方もねっ、こうして」
と、”髪がそれらしき”ご主人と目があったきよしさんがおっしゃったので場内大爆笑となりました(笑)。
「髪をかきあげたら、その手をこうしておろしてきて、右上でくるくる~と。
そう、ハエをはらうような感じですね」
レクチャーに集中しておられるのか(?)、あの「愛しのテキーロ」の赤と黒のバイカラーのセクシーな衣裳をお召しになったきよしさんは、涼しいお顔でそうおっしゃったのです(笑)。
もちろんまたまた場内大爆笑でした。
「きよしくんの手が下におりると、急に皆さんのまなざしが真剣になって。後方では双眼鏡の数がふえるんですよ~」
とおっしゃっていましたが、きよしさんがイントロをその場で口ずさまれると、西寄さんがソロで振付にトライしてくださいました。
きよしさんによる生イントロにあわせての西寄さんのセクシーモードな動きにますます笑いがこぼれたのです。
そんな楽しい”振付レクチャー”のあとは、きよしさんも西寄さんも、思いきり真剣モードにチェンジされ、両A面のもう1曲の「男花」についての思いを言葉にされました。
「ほんとうに、自分の思いを歌わせていただいているんですよ」
「愛しのテキーロ」の衣裳をお召しになったままのトークだったので、
「『愛しのテキーロ』ではなくて、『男花』のことですよ。『愛しのテキーロ』は歌の世界だから」
ときよしさんらしく律儀に説明されてから、「『愛しのテキーロ』ではなくて、『男花』のことですよ。『愛しのテキーロ』は歌の世界だから」
「皆さんとともに”エンヤコラ”と船を漕いで、氷川きよし号、氷川丸に乗って海を航海して...」
と結んでくださいましたが、じつはこのときにも、”海を航海して”とおっしゃったあと、”人生を後悔するんじゃなくてね”と、得意の(?)ダジャレをいれてくださいました。
デビュー時のことをお話しされていて、”かけだし”を、”だしがら?”とおっしゃったので、西寄さんがすかさず”かけだし”と同時通訳してくださると(笑)、きよしさんは苦笑されていました。
前日、生出演されたテレビ番組で披露された新幹線の車内でご覧になった風景(西寄さんやマネージャーさんたちが描かれていましたね)を色鉛筆で描いたイラストのことや、
”絵画をみにいきたいですね”とおっしゃたときに、”ゴッホとか、バッハとか”とおっしゃって、番組をご覧になられたバンドの皆さんにも好評だったことをお話しされていました。
”ゴッホとバッハ、(音が)似てるなあと思って”と(笑)。
それにしても新曲発売日の前後は怒涛の忙しさでしたから。
きよしさん、ほんとうに八面六臂の大活躍をされ、がんばられていましたね。
きよしさん、ほんとうに八面六臂の大活躍をされ、がんばられていましたね。
昼の部で当選されたおひとりめは千葉の佐倉市からお越しになられた82歳のおばあちゃまで、ファン歴16年。
「男花」の振付が肩こりや腰痛、ダイエットにきいているということでした。
”きよしさんには(この振付で)、どんなことがプラスになっていますか?”という質問が書き添えられていたのですが、
きよしさんは、
「難しい質問ですね~」
とおっしゃって、少し考えてから、
「マイナスになったことはないんですが、そうですね、血行がよくなりますね」
とお答えになり、
たしかに朝から元気になると同感された西寄さんが、「男花」のイントロを口ずさみながら、朝のゴミだしをするシーンを再現してくださいました(笑)。
「僕、音で覚えてるから...」
と小さな声で言い訳されたきよしさんに、
「芸術家ですから」と、ここでは優しく西寄さんがきよしさんをフォローしてくださいました。
おふたりめの当選者はファン歴10年。
「男花」をカラオケで歌っておられるそうで、きよしさんと一緒に歌われました。
「もう、こまかいことはいいんです。気持ちで楽しんでください。
じゃあ、ちょっと着替えてきます。
変身してきます(笑)」」
と舞台袖に戻られました。
きよしさんが「愛しのテキーロ」の衣裳から「男花」の衣裳にお着替えされている間、新曲のカップリング曲(3曲)が流れるのですが、司会の西寄ひがしさんが、きよしさんの歌唱にあわせて、まるでご自身が歌っているかのようにオリジナルの振付をしてくださり、最後には照明さんにスポットライトを消されてしまうのですが(笑)、大うけ。
この日、夜の部で、お着替えのために舞台袖に戻られる際、
「次は西寄さんのワンマンショーです!」
ときよしさんがおっしゃったのです(笑)。「次は西寄さんのワンマンショーです!」
きよしさん、お着替え中でも、ご存じだったのですね。
西寄さんは、
「(そんなこといって)ハードル高くしないでくださいよ~」
とおっしゃいましたが、もちろん高くなった(?)ハードルを軽々と越えられたことはいうまでもありません。
そして翌日の池袋サンシャインシティで開催された”新曲発売イベント”でも、皆にこわれて、披露してくださり、おおうけでした(嬉)。
そして、迎えた夜の部。
「愛しのテキーロ」を熱くセクシーに歌いあげると、セクシーな振付を絶賛し、その世界に”吸いこまれそうになる”とおっしゃってくださった西寄さんに、
きよしさんは照れてしまったのでしょうか?
あのイントロでのセクシーな振りを、
”軽い尿モレ?”なんておっしゃて、西寄さんにいさめられたのです(笑)。
いさめられながらも、たまらなく嬉しそうなきよしさんでしたけれども。
夜の部では「徹子の部屋」の話題でもりあがり、徹子さんの真似を大盤振る舞い、さらに、小指をたてて(笑)、ひばりさんも真似まで披露してくださいました(嬉)。
きよしさん、”僕も永遠の新人ですから”ともおっしゃっていました。
とおっしゃいましたが、きよしさんの“芸術家トーク”も、いつもとっても魅力的。
あんなに飾らず正直でまっすぐな人だからこその素晴らしい歌唱と、いつでもうけとめているのですもの。
新曲の「愛しのテキーロ」と「男花」があらためて西寄さんに紹介されると、
「2曲続けて歌って、それぞれ別人になれるんです。
3タイプありますので、ぜひ、一家に3枚。
よろしくお願いします」
と、お辞儀をされたあと、
「懐の具合もあると思いますけど」と言い添えておられました。
夜の部でも“ゴッホとバッハ”のテレビでのトークの話題になると、“うけ”を狙っての発言だったことをお話しされたのです。
それなら大成功ですね(喜)。
そして、“ふれあいコーナー”に。
当選されたおひとりめは、30列の方。
このとき、きよしさんが膝を抱えてしゃがんでいらしたので、
“迷子の子みたいですね”と西寄さんにいわれたりして(笑)。
きよしさんには楽な体勢のようでしたが、西寄さんには、不可能な(ごめんなさい)体勢のようでした。
92歳のおばあちゃまがデビュー当時からのファンで、高校生のひ孫さんまでの4世代でのファン。
「4世代って秘伝のタレみたいですね」と嬉しそうでした(笑)。
新曲の購入特典のステッカーを七種類すべてゲットされたそうで、
“年末までファイト!”と書き添えてくださってきました。
このあと、(先に書きましたが)バースデーソングを歌ってくださったのです。
当選されたおふたりめは83歳の方。
きよしさんは最初、
「おいくらですか?」
と、おたずねになり、その方の緊張をほぐされていました。
そして、
「離れていても、心はつながっていると思わせていただいているから」
と、応援に応えてそうおっしゃったのです。
ところでバンドメンバーの方のブログを、後日読んで知りましたが、この日、お昼の部が終わると、きよしさんはバンドの皆さんの楽屋をたずねて、
「よろしくお願いします」
と、おひとりおひとりに新曲のステッカーを手渡しで配られたそうですね。
そんな、きよしさんにまたも胸キュンなわたしです。
以上、駆け足での更新で失礼します。