「♪あかりをつけましょ ぼんぼりに
おはなをあげましょ もものはな
ごにんばやしの ふえたいこ
きょうはたのしい ひなまつり~」
わたし、まさか、きよしさんと、「うれしいひなまつり」の歌をフルコーラス歌う日があるとは思ってもみませんでした(嬉)。
もちろん出演者の皆さん、そして客席の皆さん一緒での大コーラスですけれども(笑)。
さて、スペシャルステージの幕があくと、そこには大きなひな壇と松が描かれた金屏風があり、上段下手側にお内裏様(男雛)であるきよしさん、そしてそのお隣には”お雛様”が4人(笑)。
その下の段には、ひとりが席をはずしているという設定で(ちなみに吉幾三さんのお名前が出てました・笑)、4人の五人囃子(笑)。
3段目は下手側に右大臣役のグッチ裕三さん、上手側に左大臣役の細川たかしさん。
と、もう、こう書いているだけで笑いがこみあげてきます~。
ちなみに、小松宏司アナウンサーは従者の仕丁(じちょう)の扮装をしておられ、白い狩衣がとてもお似合いでした(嬉)。
2月7日に東松山市民文化センターでおこなわれた「新・BS日本のうた」の公開収録での後半のスペシャルステージでのこと。
ご報告が遅くなってごめんなさい。
そして、今回の収録分は、3月3日(日)のひなまつりの日で、午後7時30分から、NHK BSプレミアムで放送されます。
以下は内容にふれるものなので、放送時のサプライズを楽しまれたい方はお読みになりませぬよう、よろしくお願い致します。
さて、それではスペシャルステージの配役を先に。
上段下手に”きよしお内裏様”。烏帽子をかぶって、黒地に金糸で模様が織り込まれた狩衣をお召しになり、笏をもっておられ、立派な刀をさしておられました。
そのお隣の4人の”お雛様”は、きよしさん側から、冬美姫(坂本冬美さん)、亜紀姫(八代亜紀さん)、美幸姫(川中美幸さん)、寿美姫(田川寿美さん)で、皆様、素敵な打掛姿でしたので、ひな壇の昇り降りが大変そうなひと幕もありました(笑)。
2段目は五人囃子ならぬ4人囃子で、下手から、走裕介さん、真田ナオキさん、中澤卓也さん、村木弾さんでした。
3段目の下手側に右大臣のグッチさん、上手側に左大臣の細川たかしさん。
と、豪華な雛飾りとなったのです。
最初から最後まで、細川さんが、”氷川くんは、頭にちゃんとしたものをかぶって、刀までさしてるのに、自分の衣裳は省略されているよ~”、”なんで氷川くんだけ”と、何度もとおっしゃっていて(笑)。
きよしさんも笑っておられましたが、細川さんてカワイイ方ですね~。
細川さんは、尺八とのコラボでの素晴らしい歌唱に加えて、今、話題のNTTdocomoのCMでの”いっきゅうぱっ!”を披露されたり、大活躍。
終演後、”あれはディレクターさんからいわれたことだから、必ず放送されますよ~”と、ご自身のアドリブではないことをおっしゃっていたのです(笑)。
※ホールの入口です。
「ちぐはぐな設定ではありますが、歌は真面目です」
と小松さんがおっしゃって開幕となりました。
皆で「うれしいひなまつり」をフルコーラス歌唱されたあとに、役柄をふまえた自己紹介。
きよしさんは、開口一番、
「氷川きよしでおじゃる」
と公家コトバデ仰々しくおっしゃったので、場内大爆笑。
昨年、明治座さんで演じた恋之介を彷彿とさせる、雅やかで煌びやかなお内裏さまだったのです。
そして歌のトップバッターはきよしさんでした。
歌ってくださったのは、
「おんなの宿」
でした。
もう~、嬉しすぎますねっ!
お内裏様のお姿で「おんなの宿」だなんて、今、思い出してもドキドキしちゃいます(喜)。
お雛様の4人がそれぞれ歌唱されると、
「さすがは永遠の乙女たち。惚れ惚れするでおじゃる」
と、公家言葉を連発。
きよしさんもとても楽しんでおられる様子でした。
グッチさんが、「オンリー・ユー」を歌唱されるときは、イントロで、まずは、きよしさんが、ハックション!
思いきりズッコケたグッチさんが、再トライされようとすると、全員で、ハックション!
おきまりのフェイントですが、毎回、アレンジが楽しいですね。
※ホールの座席表です。
グッチさんはそのながれで細川さんと、細川さんのデビューー曲である「心のこり」をコラボされて、もりあがりました。
と、ここで、冬美姫がきよしお内裏様をみつめて、
「ドキドキしちゃう、いや、みつめないで~」
と(嬉)。
そして、今度は、亜紀姫の提案で、4人のお雛様がそれぞれ4人囃子を指名して石原裕次郎さんの名曲をデュエットすることになりました。
組み合わせと曲目は放送をご覧になっていただければと思いますが、皆さんのデュエットを、楽しそうにお聴きになっておられたきよしさんでした。
でも、演出上は、
”麻呂だけなぜひとりなのじゃ~”
というようなことをおっしゃって、スタスタとひな壇を降りてこられるという展開に(笑)。
そこで、右大臣のグッチさんが、
「しょうがないから僕達と歌おう」
とおっしゃり、細川さんも加わって、3人でシャ乱Qの「ズルい女」を歌唱されました。
お内裏様のお姿でのきよしさんの「ズルい女」、素敵でしたし、素晴らしい歌の先輩のおふたりとのコラボということで、もりあがりました(喜)。
※引き換えた入場券です。
終演後、アフタートークがありましたが、八代さんは、”おじゃる”とおっしゃったのは初めてだったそうです。
お着物はかなり暑かったそうで、お綺麗なお姿で川中さんが、”くそ暑い”とおっしゃったので大爆笑になりました。
細川さんは最後まで、”なんで氷川くんだけ、そんなのかぶって。刀までさしてるのに、こっちは”と、もりあげてくださいました(笑)。
きよしさんはといえば、
「用意されたものを着ただけで...」
と苦笑されていました(笑)。
いよいよのお別れで、思いきりお辞儀をされたら烏帽子がおちてきて(笑)。
どこまでもお茶目にきよしさん。
手をふられたのですが、客席のあちこちに”大丈夫サイン”が揺らめいているのに気づかれると、きよしさんも親指と人差し指をくっつけて、大丈夫サインをしてくださっていました(嬉)。
楽しかった~。
もうっ、最高の夜になりました。
スタッフの皆様、素晴らしい番組をありがとうございます。
放送が楽しみでなりません。
いずれはぜひ、”氷川きよし劇団”的な、きよしさんが座長になる”歌番組”をつくってほしいという思いをいっそう強くしたのです。
※以上、メモがあまりとれない状況でしたので、記憶のままに書いてみました。
東京も、今日は雪が降るようですが、仕事で出かける予定なので、足元に気をつけて慌てずにいってまいります。
10日は大阪フェスティバルホールで「長良グループ 新春豪華 歌の祭典」が開催されますね。
参加される皆様、素敵な時間をおすごしくださいませ。
わたしは次回は12日の「うたコン」の観覧にまいります。
3連休は仕事中心になりそうですが、がんばれます!